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雨降って、霽れ差す [ニカ エレア 保険医 ミヅハ]

ニカさんが入室しました
ニカ : ――――
ニカ : (場所は移り……救護室
ニカ : (否、救護室前の廊下。 戦闘設備がある以上、それなりの救護設備も準備されているが…
ニカ : ……(結構重症だったよな。…大丈夫かな、教授…
ニカ : …。
ニカ : …(傍に居て、っつってもな……
ニカ : (やや逡巡が過ぎるも…救護室の扉に手を掛ける
ニカさんが退室しました

 

エレアさんが入室しました
ニカさんが入室しました
ニカ : …(救護設備…保健室の扉を横に引き、静かに中へと
ニカ : 複数のベッドが並びカーテンで仕切られている中の、人の気配がする所へと歩く
エレア : ………
エレア : (無言でベッドで眠るミヅハの横に座っている
エレア : (守護もあり、回復魔法もあり、ミヅハの傷は大したことはない。直に意識が戻るだろう。
エレア : (そのように保険医は言っていた。
ニカ : ……(カーテンの隙間から印象的な赤毛が見えて
エレア : ……ごめんね、ミヅハ…。
エレア : (一人でぼそっと呟いたところで人の気配を感じて後ろを振り返る。
ニカ : …(沈痛な面持ちでベッドを見下ろす横顔。そして…
ニカ : … …ぁ。
エレア : …………
エレア : …来たんだ。
ニカ : ……(バツの悪い顔。…こんな顔しかしてない気がするが…
ニカ : …そこですか。ミヅハ教授。 …どうスか容態。
エレア : …うん。それほど大きな怪我じゃないって。
エレア : …一安心、かな。しばらくしたら家にも戻れるみたい。
ニカ : …そ、か。 ならひとまず良かったスけど。(静かに歩いて仕切りの中へと
エレア : …座る?(といいつつ、近くの空いている椅子をそっと押す。
ニカ : … (少し考えて)…じゃ、ありがたく。(示された席に腰掛ける
エレア : …………
ニカ : ……。
エレア : …さっきは、ありがと。
エレア : ……倒れてるミヅハをみたら全然動けなかった…。
ニカ : ……、…? …あぁ…
ニカ : …アレはミカエル先輩のお陰ですよ。先輩居なかったら今頃アンタも此処で寝てましたね。
エレア : ……ミカエル先輩。
エレア : …みんなに助けてもらっちゃったなぁ。
ニカ : (あんまりな言い方だが事実だ。彼の魔法は初動に難がある。己の初速では庇い切れなかっただろう。
ニカ : …アンタ本来なら絶対強いと思うんですけどね。(飛び級だし
ニカ : …何だ、…ゼミ生なんでしたっけ。 ミヅハ教授の。
エレア : ……うん、ありがと。
エレア : … そうだね。ミヅハに習ってる。
エレア : ……
エレア : あと、私、親がいないんだ。
エレア : …引き取ってくれたのがミヅハ。
ニカ : ……、ん。
ニカ : ………。
ニカ : そー…、 なんスね。(あんまり重い身の上に、どう相槌打ったらいいのかわからない
エレア : …うん。
ニカ : そりゃまあ… 大事な存在…スよね。(だとすれば、あの時の動揺ぶりにも納得が行く
エレア : …ミヅハの前に引き取ってくれた人もいたけど、病気で死んじゃったんだ。
エレア : リーズベルトに通えなくなるかもしれないってときに助けてくれたのがミヅハだったの。
エレア : ……
ニカ : ………
エレア : … ほんと、私を引き取るとロクなことにならないんだなーって。
エレア : …ちょっと落ち込んでた。
ニカ : ……
エレア : ……
ニカ : …別に因果関係あるとは思えないスけどね。
エレア : …ありがと。
エレア : …そんなこと、わかってるけど……。
ニカ : 病気と襲撃でしょ。アンタが運命操作能力でも持ってんなら話は別ですけど。 …あぁ、まー…そーですよね。
エレア : …飛び級だし。
ニカ : …ぁ?
エレア : …別に。冗談。
ニカ : …飛び級まで身に降りかかった不幸扱いされたらちょっと。 …ぁぃゃまー、いんですけど。…
ニカ : …(気まずげに口元抑える いらん事言いな自覚はあるらしい) …まー、その。
エレア : ……?
ニカ : …ミヅハ教授、いくらなんでも突然発狂した生徒に理由も無く殴られた訳じゃ無いんでしょ。
エレア : どういうこと?
ニカ : …不幸な因果とかじゃなく。何かに巻き込まれたにしても…そっちは原因が調べられるんじゃないスか…ね。
エレア : …そっか。
エレア : 調べる……。
エレア : (何やら考えているようだ。
エレア : …そうだね。考えてみる。
ニカ : …そういや、さっき窓口に報告行ったんスけど。暫くこの事は口外しないように、との事です。
ニカ : 先輩達にもBINEしときましたけど。何か教諭陣もテンパってるみたいでしたね。
エレア : へぇ、そうなんだ。
エレア : …別に口外できる人とかいないけど。
エレア : …友達いないし。
ニカ : …はい。俺も別に態々伝える相手居ないスけどね。
エレア : ふーん。意外。
エレア : みんなから好かれてそうだったし。
ニカ : …俺が友達百人に見えます? …ぇ、マジすか。(心底意外そうに
ニカ : …学祭実行委員での事なら、アレは先輩達の人が好いから丸く収まってるだけですよ。
ニカ : …ま、別に良いんじゃないスか。友達作りに大学通ってる訳じゃ無いでしょ。
エレア : なんだ、そうだったんだね。(にこっと
ニカ : ……何で嬉しそうなんスか。
エレア : …仲間発見。
ニカ : …ぁぁ。そういう…
エレア : あと……
エレア : 私情緒不安定だし、飛び級だけどコンプレックスすごいから。
エレア : ……ヨロシク。
エレア : …この前はゴメン。もう一回だけ謝っとく。
ニカ : ……… 急にぶっちゃけましたね?
ニカ : …ぁ、 いや。 ……別に。
ニカ : …つーかアレは、俺の方こそ…… スイマセン。 ……謝れて無かったんで。
エレア : ・・・・・・
エレア : …ドウモ。
ニカ : …ぅス。
保険医さんが入室しました
ニカ : ……じゃ、まー、……これで。
保険医 : (その時、ガラッとドアを開けて保険医が入ってくる。
ニカ : 水に流す…… 的な……(逸らし気味に 会話が……下手!
保険医 : ……はーーー、最悪…。何あの仮面男……。
保険医 : ほんとムカつくわぁ……
ニカ : …? (ども、と保険医に会釈
保険医 : (と言いながら何やら錠剤を飲んでいる
保険医 : ……。あら。
保険医 : まだいたのね。
保険医 : ………ふむふむ。(エレアとニカをじろじろと見て。
保険医 : 青春ね。
ニカ : ……ぁー、ハイ。教授の様子見に。 大した怪我じゃないとは聞いたんスけど…
エレア : …………
保険医 : あー。私は邪魔しないからー。(錠剤を片付けて
保険医 : ごゆっくりね
保険医 : (と言いつつ、外に出ていく。
保険医さんが退室しました
ニカ : ………。
エレア : ………。
ニカ : 青春の定義を問いてーわ…
ミヅハさんが入室しました
ミヅハ : (実は随分前から意識が戻っていたが、まだ目を開けてはいけない気がしたので、
ミヅハ : (がんばって目を閉じていたミヅハだった。
ミヅハさんが退室しました
エレアさんが退室しました
ニカさんが退室しました
最終更新:2021年12月11日 00:49