コロンさんが入室しました
コロン : (放課後の廊下を歩く学生
コロン : (大学6年生にして18才
コロン : (リー大に6年飛び級してきた天才でもあり、6年留年している凡才でもある
コロン : (影の名は六才持<ジーニアスシックス>
コロン : なんてことはない。
コロン : 6歳児。つまり小学生並だって揶揄したただの陰口さ。
コロン : (誰もいない事務室に入り、
コロン : 言われても仕方ないけどね。
コロン : (本棚に本を戻しながらぼやく
コロン : ・・・
コロン : (それだけの作業を終えて部屋から出る
コロン : 学祭実行委員か…
ハルマさんが入室しました
コロン : 地味な作業しかないと思ってたけど・・・(何かある日の会議を思い出しながら扉を開ける
ハルマ : おっと!(部屋から出て来たコロンと鉢合わせ
コロン : あっ、
コロン : (142cmの小さな体で鉢合わせたその人を見上げ
ハルマ : 失礼! 少年。(ぴっ と無駄にキレの良い動作で
コロン : げ。(思わず口に出る
ハルマ : ぶつかってはいないか? …ん(142cmの声の主を見下ろし
ハルマ : どうした?そんな顔をして。 お前、まさか…
コロン : いやっ…いえ、何もぶつかって無いですし。大丈夫ですよ。
ハルマ : オレの事を知っているな!?(笑顔で
コロン : ぐっ…(見抜かれた。。。
コロン : え、えぇ、、初めまして。(ぎこちない笑み浮かべ
ハルマ : ハーッハッハッハッハ!(腰に手を当ててバk…高笑いして
ハルマ : なあに!むしろ良い!実に良い事だ!
コロン : もちろん知っていますよ…(知らないわけないだろう…ぼくと同じく“あの7人”の1人なんだから…!
ハルマ : オレのこの美声があらゆる所に届いているという事だからな! うむ、更に認識を深める為に…
ハルマ : 改めて自己紹介をしよう!
ハルマ : オレは――…
ハルマ : 国木田ッ
ハルマ : 晴満ッッッ !!(ビシィ!
ハルマ : 放送委員長! 演劇部部員! 国木田晴満とはオレの事!(大事な事なので二回名乗った
コロン : あ、は、はい。 存じております…。。。はい。(すでにげっそりだ
ハルマ : 覚えておいてくれよ、少年!
ハルマ : して、少年の名は何と言うんだ? 君は一年生か?(キラピカスマイルでうんうんと
コロン : 一年っっ…?!、っ、、
コロン : あーはい。そうですよ…コロンって言います。ぼくは。
ハルマ : ふむ、コロンと言うのか!菓子のようで良い名前だな!(褒めてるらしい
コロン : あ、はい。ありがとうございます(?)
ハルマ : オレは放送委員長!そして演劇部部員であるが…(大事な事なのでry
ハルマ : 君は部活や委員会には所属しているのか?
コロン : …(変に誤魔化すよりは…言っても別に良いか。)
コロン : 今年は学祭実行委員に入りましたよ。
コロン : ほら、今も借りてた書物を返しに来た所です。(背の扉差し
ハルマ : そうかそうか!大学祭実行委員… 大学祭実行委員だと!?
コロン : はい…学祭実行委員…ですけど…?
ハルマ : ンンッ(咳払い)ふむ。そうか。 いやはや、驚いてしまってすまない。
ハルマ : 大学祭実行委員会は…そう、【七つ星】や【大天使】のような…
ハルマ : 有名な祭り好きが所属していると聞いていたからな!
コロン : あー・・・。(先の会議のメンバーを思い出しながら
コロン : (というかこの人も【七つ星】知ってるんだな…じゃあぼくの事も…?名前だけならバレてないか…?
ハルマ : ま、このオレ【五芒星<ファイブスター>】もまた有名な名ではあるがな!(ドヤって
ハルマ : まさか、君も何かの有名人だったりするのか?
コロン : ・・・(知ってた!?なんなら名乗ってきた!!?
コロン : え???!
コロン : え。。。え、、えーっとーーー(目がキョロキョロ
コロン : (た、試しているのか?
コロン : (自分で気付いてないかどうか探って…ぐっ、いや、そんな感じじゃあない…か?
ハルマ : おお!秘密を抱えている反応だな!
ハルマ : 何、決して恥ずべき事ではあるまい!皆に「知られ」「覚えられて」いるという事は!
コロン : うぇ。。。
コロン : (め、めっちゃ言わせに来てる…?
コロン : (いやいや、逆に相手が知らなかったのに今のやりとりでバレてるならそれはそれで恥ずかしい!
コロン : そ、そうですかね?
コロン : ぼくはその…皆に「知られ」「覚えられて」いるのが…
コロン : 必ずしも良い事じゃあない時もあると…思い…ますけど…?
ハルマ : …
ハルマ : (一瞬。 すごく真顔だった。
ハルマ : そうか!?オレはそうは思わんがな!(はっはっは!
コロン : そ、そうですかー…(ぼくだって昔はこんな考えじゃあ無かった…さっ!!
ハルマ : それが優等であれ、劣等であれ、君はここの学徒として確かに存在し、認められている。ソレは素晴らしい事だろう!
コロン : な・・・?
コロン : (な…んなんだよ?! ほ、ほんとにぼくの事知らないのか?!知ってるのか??
コロン : (知ってるとしたら・・・こんなにも・・・
コロン : 素晴らしいと思われる認め方なら良いですよね。
コロン : ほら。認めてもらった人達に何一つ返せないんなら……………
ハルマ : …む?
コロン : あ。いや。。。別になんでも…(不味。言う必要の無い話だった・・___
コロン : ぼく、まだ学祭実行委員の仕事の続き、、あるのでっ!
ハルマ : 、 。 あぁ、うん。そうかそうか!
ハルマ : 業務の最中に引き留めてすまなかったな!存分に働くと良い!
コロン : っじゃあ、!(急いで廊下を駆けていく
コロンさんが退室しました
ハルマ : …(見送り
ハルマ : 何一つ返せないなら……(ボソリ、と この男 小声だとなんだか異様だ
ハルマ : その視線は持続しない。 ああ、そういう事なら……解るぞ。少年。
ハルマさんが退室しました
最終更新:2022年01月02日 04:22