報告会議・前半 [大学祭実行委員会]

ニカさんが入室しました
セレンさんが入室しました
エレアさんが入室しました
ロルさんが入室しました
レイヴンさんが入室しました
まりんさんが入室しました
輝空さんが入室しました
エリス30さんが入室しました
ミカエルさんが入室しました
セレン : …うん。 大体皆揃いましたね。
セレン : 数名からは遅れると報告を受けてます。 始めましょうか。
エレア : ………、
輝空 : (大きなホワイトボードに立つセレン、その前に座る理事長代理輝空
エレア : (見るからに沈痛な面持ちで話を聞いている
輝空 : (四角く並べられた机椅子に着席する面々
ニカ : ……。
エリス30 : はーいはいはい。報告会。報告会ですねー。
ミカエル : ええ。ええ。
ミカエル : いくつかの場所と時間で…件の“裏生徒会”と交戦がありましたから…
エリス30 : それじゃ、まずアタシから?
セレン : はい。それぞれ報告をお願いしますっ
エリス30 : 書紀さんお願い!…って言ってもあんまりちゃんとした報告も無いんだけどね。
セレン : (ホワイトボードにスタンバイ
エリス30 : えーっと…いつも通り保健室を抜け出しーーーじゃなかった。
エリス30 : 校門前で帰りの生徒達をえーっと、そう。見送ってたのよね。
エリス30 : 安全安心健康の為に。
エリス30 : そしたら…謎の爆弾魔に襲われた?みたいな?
エリス30 : んで、通りすがった生徒と…私の沢山の【分身】を駆使して、倒した?
エリス30 : みたいな感じよ!(えっへん
ロル : 謎の爆弾魔…?
輝空 : ・・・
セレン : 謎の爆弾魔……
ロル : えっと。
ミカエル : あらあら。悪を滅したのですね。
ニカ : ……ソレも『裏生徒会』の一員……なんスか。
ロル : それは裏生徒会がらみ…なんですかね〜…
ロル : (あ、言われちゃった。
ニカ : (あ。被った。とロルと目が合う
エリス30 : そのはずよ!咄嗟の事だったけど、確かにそう言ってた…わよ!
ロル : 鈍器に爆弾魔に洗脳かぁ〜〜〜…
ロル : いろいろありますねぇ〜
ニカ : …謎の…っつー事は、先生の見覚えある生徒じゃなかったんスね。
輝空 : そうだね。ニカ君の言う通り、そこは気になる所だよ。
輝空 : 狙いが…(言い淀むが)前のように教員関係者を狙ったものなのか、生徒を狙ったものなのか。あたりをつけておきたい。
輝空 : 狙われたのはエリスさん…だったかな?
エリス30 : え。。。えーっと・・・
エリス30 : そ、そーねー・・・(天井見上げながら何やら思案し
エリス30 : 当時の分身、吹き飛んじゃったからよく覚えてないわ!めんごめんご!
セレン : 場所も一応校外ですしね。『裏生徒会』が学外にも存在するって可能性も… え、ええー!
輝空 : 分身が…そうか…(少し残念そうに
レイヴン : フン…。まさかだが、何の手がかりもなしだと言うつもりではないな。
セレン : えーっと…通りすがった生徒さん、と一緒に応戦されたんですよね。
セレン : その人の事も覚えてませんか? 何ならそっちの生徒さんに話を聞いて…
エリス30 : え、えーっと、、、(天井見上げながらうーんうーんと
エリス30 : ニカくんセレンちゃん両方の質問とも。。。残念ながら脳が吹き飛んだので…無念…
セレン : そうですかー…(残念そうに)
セレン : 分裂魔術、大変なんですね…!
エリス30 : そ、そーなのよー!セレンちゃんやさしー!大変なのよー!案外!
輝空 : そうか…追加の情報が得られなかったのは仕方ないが…無事、敵を撃退してくれたようで、
セレン : そうですねっ
輝空 : 流石はリーズベルト学園の教職員と言う所だろうね。
エリス30 : そ、そーよー? アタシ結構本気出すと滅茶苦茶に強いからねー??
レイヴン : ………
ミカエル : では次は…ニカさん達でしょうか?
ニカ : …。 ぁー、…ハイ。
レイヴン : …不審な気配を感じたので、術式で監視していたが、
レイヴン : ヤツは注射がどうこうと、言っていたな。
エリス30 : や、やつ!!?!?
レイヴン : …残念ながら、それ以上の情報は得られなかったが。
セレン : え?ど、どの誰です???
エリス30 : やややややや、奴って誰?!
レイヴン : ……。
レイヴン : 奴だ。
エリス30 : だから誰よ!?
レイヴン : (ファンシーなのでハム六郎とあまり言いたくないようだ。
レイヴン : …まあ、いい。
エリス30 : 良いの!?
レイヴン : …続けろ。
セレン : 意味深さを塗り足して切り上げたーー!?
ニカ : あー…その、謎の爆弾魔とやらの事じゃないスか。多分。(雑に補足して
ミカエル : まぁまぁ。そうなんですね?
レイヴン : …そうだ。もっとも、
レイヴン : 最初の大きな爆発とともに術式も通信できなくなってしまったが、な。
エリス30 : っへー!最初の!最初のね!
エリス30 : はーい。その時ねーあーあー私も脳が吹き飛んだからなー!
レイヴン : …………?
輝空 : ・・・
ニカ : ……………次行っていいスか?(…不機嫌!?
まりん : いいよ!!
まりん : (…誰?!
ニカ : 何かその……要領得ないんで。報告するならさっさとしたいですね。(…口悪!
エレア : ………
ニカ : (明らかにいつも以上にテンション低いが…)…じゃ、コッチの報告しますね。勿体ぶってもしょうがないんで。
ロル : そっちも何かあったのかい?!!
ニカ : ●月✕日、放課後。 …ロル先輩は補習受けてた時間スね。
ロル : …ああ…。”女王”さんの補習か……
ニカ : コロン先輩の発案で、実験棟の化学準備室内の調査をしていた所、『裏生徒会』の襲撃に遭いました。
ロル : (あの人、ガチなんだよなぁ〜…なんて言い出しにくい雰囲気なことに気づく
エレア : ……
ニカ : 襲撃者<レイダー>は、三年の…芥川綺麗先輩です。
ニカ : 自分含め3人の生徒が応戦に回りましたが、敗北。
輝空 : 芥川綺麗君か…
ミカエル : まぁ・・・
ニカ : 2人逃げるのが精一杯で。…コロン先輩は現在も消息不明。敵の手に落ちたものと考えられます。
ロル : ええっ?!!あの子が…
セレン : …え!
ミカエル : ・・・コロンさんが?
エレア : ……ごめんなさい。
セレン : 学内に行方不明者まで出ちゃったって事ですか…?
エレア : 私たちがザコだったから…
エレア : 手も足も出なくて、逃げるのがやっとだった…。
エレア : ホント…、悔しいけど…。
ミカエル : 私が居なくなった後にそんな事が・・・
レイヴン : (やれやれと頭を振る
輝空 : ・・・(額に手を当て、思案する
ニカ : ……。 先程レイヴン先輩は「注射」と言いましたけど、(敗北の件には自ら触れない。…触れたくないくらい悔しいらしい
レイヴン : ……これだから無能愚鈍盆暗暗愚学生と組まされるのは嫌だったんだ。
レイヴン : ……。
ミカエル : 今。なんと?(レイヴンを見て立ち上がる
レイヴン : 何がだ?
ニカ : 芥川先輩もまた「クスリを服用した」、と言っていました。(レイヴンの言う事にも触れない。
ミカエル : 何を口にしたのかと、問うているのです。
ニカ : (言われる事はしょうがない。結果は結果。無惨な敗北。)…ミカエル先輩?
レイヴン : 無能愚鈍盆暗暗愚学生か? 当初から予測されてしかるべき客観的事実を述べたまでだが。
レイヴン : …実際に行方不明者が出ている。
レイヴン : 愚者の仲良しごっこは他所でやれ。
ミカエル : あなたーーー
輝空 : 落ち着いてくれ。みんな。
セレン : そうですよっ! 反省は後!まずは現状を整理しないと!
まりん : (なんか雰囲気でついてきたけどチョーきまずい…!
輝空 : ・・・ニカ君の証言によると。
まりん : そうだよ!!甘いものでもみんなで食べよ!!
輝空 : 化学準備室内を調査していた時に襲撃にあったとの事だ。
まりん : ……って雰囲気でもないよね〜〜〜 ハハ……
まりん : (さすがに気まずいまりんであった。
ニカ : …… ハイ。「アンプル」に関連する何かが隠されてるかもしれない、って。
輝空 : それなら「化学準備室内」に何かキーとなる大事な証拠があったか、
輝空 : あるいは「君たち<学祭実行委員会>」が狙われた…という事になる。
ニカ : …芥川先輩は、此方を明確に敵と宣言しました。
輝空 : ………そうか。(酷く残念そうに
ニカ : 俺達が彼の「敵」の条件に合致していたのか、「大学祭実行委員会」が彼の「敵」の条件だったのか…はわかりませんけど。
輝空 : それならばボクの計画が悪かった。
ニカ : …理事長代理?
エレア : ………
輝空 : …学内の事だからと言ってまだ学生の君達を巻き込んでしまったのは愚策だった。
輝空 : これからは君達をもう解放し(言いかけてる途中で顎に何者かのアッパーを喰らう
セレン : ……先輩 ――!?
エリス30 : (アッパーを浴びせる小さな体。エリス10
エリス30 : 弱気になってんじゃないわよ!(割り込んで叫ぶエリス30
エリス30 : 今更大人ぶって安全策とは行かせないわ!?
エリス30 : それに(言ってる間にエリス10が体に合体
エリス30さんが退室しました
エリス40さんが入室しました
エリス40 : 彼らの気持ちはどうなるのよ!リーズベルト学園の生徒達よ!?
エリス40 : 自分達でリベンジしたいに決まってるじゃない! ねえ!?そうでしょ!?
エレア : ……
ニカ : …… まあ。
ニカ : 滅茶苦茶っスけど、同意…ですね。
エレア : …次は、
エレア : 次は絶対に勝つ…。
エレア : コロン先輩も…、
エレア : 取り返す。
レイヴン : 落ち着け愚か者ども。
レイヴン : …揃いも揃って情緒不安定か?
レイヴン : 全く度し難い。
ニカ : …まー…、レイヴン先輩の言う事は解りますよ。圧倒的に正しい。
ニカ : もう一学生の領分じゃない。学内外の優秀な魔術師に任せるべき。
二霞 : ………でも。
二霞 : ……そんな、「他の誰か」に丸投げしたままで……居られますか。(じ、とレイヴンを見て
二霞 : …それで良くない結果になったら。 …きっと、後悔する。
二霞 : ………そう思いませんか。
レイヴン : ………。
レイヴン : 貴様。
レイヴン : …何が言いたい?
ニカ : …何スか。俺なんか間違った事言ってます?
レイヴン : フン。
レイヴン : 青臭い青春ごっこで良い結果が出るのなら誰でもそうするだろうよ。
レイヴン : 現に貴様たちは負けた。
レイヴン : 何の策略もなく、何の実力もなく。
レイヴン : なぜ次に勝てるなどと言えるのか。
レイヴン : ーーああ、愚かだったのだな。
レイヴン : 貴様らは。
まりん : ちょっと!!言い過ぎだよ!!
まりん : 相手が強いんだったら、味方は多いほーがいいじゃん!!
まりん : モチベが高いってのは悪いことじゃないし!!
レイヴン : ……
レイヴン : 誰だ貴様は?
まりん : (きゅん! やっぱりイケメン!
ミカエル : っふーーー、、(大きく息を吐いてニカを見る
まりん : (仮面被ってるけど、たぶん!
ニカ : ……。失敗したら挽回したいと思うでしょ。ソレは客観的に、合理的に、事実だけを観れば「愚か」かもしれませんけど。
ミカエル : ええ。ええ。ええ。
ニカ : 乗りかかった船、途中で降ろされたく無いってだけですけど。 …まあ、
ニカ : 実際に「人任せ」にした人は言う事が違いますかね。現実的だ。
ミカエル : 勝とうと思う事の何が“悪い”のでしょうか。
レイヴン : フン…、面白い。
レイヴン : 人伝の噂か?
レイヴン : 目一杯自分を大きく見せるがいい。
輝空 : いや。面白くなんて無いよ。
セレン : …、…。先輩…?
輝空 : ボクは平和主義者では無いからね。喧嘩がしたいなら好きなだけすれば良いさ。止めないよ。
輝空 : でも君達の個人的な人格攻撃の前に、この隊をどうするか。それを決めなくちゃいけないね。
サイゼリアさんが入室しました
エレア : ……
サイゼリア : そのとーーーり!(ガチャッ
ロル : いやー、ハハハ……
ロル : ……?!
サイゼリア : 話は途中から
サイゼリア : (ドアの隙間から)聞かせてもらったわ!
エリス40 : なんですとー?!
ミカエル : あら。まぁ。
まりん : 誰ー?!!
サイゼリア : 理事長代理の言う通りよ本当! 個人的な喧嘩は後!まずは報告と、この部隊をどうするか、でしょ。(テーブルに歩いてくる白衣の女性
エリス40 : いきなりしゃしゃり出てきて良い事言うじゃないかー!
サイゼリア : でもよ、レイヴン!あんたはいちいち喧嘩売りすぎ!味方同士で無用な争い生むだけじゃないの!
レイヴン : ……喧嘩? どこがだ?
ミカエル : まぁ。この程度では喧嘩とは見做さないと?
レイヴン : 事実を述べることのどこが喧嘩なんだ?
サイゼリア : 落ち込んでる相手に掛ける言葉じゃないって言ってんの。…みんながアンタの事知ってるわけじゃないんだから。(もう、と腰に手当てて
サイゼリア : ほんとそういう所だからね?? …それに、ニカ君もよ。
サイゼリア : そういう挑発はやめなさいよ。 …不毛だわ。
ニカ : ………。
エリス40 : うんうん。サイゼリア女史はこの会の良心だねぇ…(しみじみ
ニカ : ……(はぁ、と溜息吐いて)……そっすね。すみません。
輝空 : ニカ君の考え…いや、気概は伝わったよ。
ニカ : …………失礼しました。話脱線させて。(ボソ、と
輝空 : もう外すなんて言わないさ。こちらこそ判断の感覚が鈍っていたようだ。
サイゼリア : うんうん。後輩は素直でよろしくてよ。(うんうん、と
輝空 : リーズベルト学園生のプライドにかけてこの会に残留し、力を示してくれたまえ。
サイゼリア : コッチももうちょっと素直になってくれればいいんだけどねぇ…(なんて言って横目に見遣る鳥マスクの人
レイヴン : ……(何知らぬ顔をしている。見えないけど。
ニカ : ……理事長代理。(輝空の方を見て
ニカ : ………ハイ。……宜しくお願いします。(ぺこ、と
輝空 : あぁ・・・(少し考え
輝空 : 活躍に期待しているよ。
ニカ : ……。(こく、と頷いて
セレン : …さて。話も一旦落ち着いた所で…?
エリス40 : うん、じゃーーー。この隊の解散は無し!で決まりね!
セレン : ですね!
ミカエル : それでは…私達で倒した“悪”の話でもしましょうか。
サイゼリア : ええ。まだ報告の途中なんでしょ?
サイゼリア : ちょっと遅れちゃったけど―― あ。(何か思い出したように―――
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最終更新:2022年01月19日 16:56