ルウィアさんが入室しました
ルウィア : (昼下がりのリーズベルト魔術学院、渡り廊下。
ルウィア : (次の大がかりな合同魔術訓練の最終調整のために、
ルウィア : (魔術準備室に置いてある擬似アーティファクトなるものを
ルウィア : (触りに歩いている魔術服の少年?
ルウィア : (否。少年ではなく、
ルウィア : (若くして准教授であり、八首に任命された天才魔術師だが、
ルウィア : (如何せんコミュニケーションが苦手であり、授業がヘタである。
イオンさんが入室しました
イオン : (渡り廊下を向かいから歩いてくる姿
イオン : (淡色のロング丈の魔術ローブはさながら聖職者風。アッシュブロンドの長髪が陽に照らされて輝く
イオン : (イオン・ヴェルハリー。通称『司教<ビショップ>』。
イオン : (キアシス一の魔術学園の中でも名のある教授の一人だ。
イオン : …おや。(ルウィアの姿を目に留めて
イオン : ごきげんよう、レイン准教授。(にこやかに、穏やかに微笑み声を掛ける
ルウィア : ………。
ルウィア : (めんどくさい奴にあってしまったという表情。
ルウィア : (魔術本をローブから取り出し、
イオン : (そんな表情を気に留める風でも無く微笑んでいる
ルウィア : (魔術で空中に金色に輝く文字を書く。
ルウィア : 『どうも。』
ルウィア : (そして、そのまま通り過ぎようとするが……、
イオン : こんにちは。(ルウィアの文字に返事。目にする機会は多くないが、彼の話法はある意味有名だ
イオン : ぁぁ、そうだ。聞きましたよ。(振り返り気味に
ルウィア : ……。
ルウィア : 『何を?』
イオン : 今度、阿笠教授との合同授業をやるんですって?(両手合わせて
イオン : とても面白そうな試みですね。(ふふ、と楽しげに
ルウィア : 『この四年間で魔術は大きくアップデートされた。』
ルウィア : 『南大陸の術式の発見だ。』
ルウィア : 『今度の授業は、生徒にはかつてない訓練となり、』
ルウィア : 『リーズベルトにとっては新たな探究の幕開けとなるだろう』
ルウィア : (早口?で文字を宙に並べていく。
イオン : 准教授が南大陸の留学で得た新たな知見を…学徒達に伝える為の授業、という事ですね。
ルウィア : 『そんなところだ。』
イオン : ふふ。とても素敵だと思います。そして興味深い。
ルウィア : 『では、また。』
ルウィア : (そう言ってそそくさと立ち去ろうとしたところ、
ルウィア : (誰かにぶつかってしまう。
イオン : 阿笠教授と合同となると、とても大規模な… ぁぁ、そうですね。引き留めてしまってすみません。
イオン : (ぁ、とそんな様子を見て
キュクロさんが入室しました
キュクロ : ……おっと。
イオン : …?(少し目を丸くして
キュクロ : (体中に刺青の入ったニット帽の男とぶつかる。
キュクロ : おい、テメエ。(ニタニタ笑いながら、
キュクロ : どこに目ェつけてんだ、ボクちゃん。(ニタニタ笑いながら、ルウィアを挑発する。
キュクロ : (キアシスらしからぬ、どこからどう見てもド級のワルだ。
イオン : (ス、と2人の間に割って入り
ルウィア : ………。(声に出さないため息をつく。
イオン : お止めなさい。そのような言動は大学<この場>に沿いません。
キュクロ : ん、なんだテメエ。
キュクロ : 冗談だよ、冗談。
キュクロ : なあ、ルウィア。俺たち”八首”の仲だろ?(ニタニタ笑いながら
キュクロ : それにしてもアンタ匂うねぇ。(イオンをくんくんと嗅ぎながら、
イオン : …レイン教授へのご用事ですか?ならば、 …
キュクロ : 下衆の臭いがするぜぇ? なんでだろうな。
ルウィア : ………。(問題児め、と内心思うルウィアであった。
イオン : ………。それは挑発でしょうか?それとも冗談でしょうか。
キュクロ : 冗談だって言ってるだろ? 頭かてえなあ。
キュクロ : 仲良くやろうぜ、兄弟。(と笑いながら手を差し出す。
ミヌイさんが入室しました
イオン : ………。
イオン : イオン・ヴェルハリー。この大学の指導者の一人です。
ミヌイ : (つかつかとその後ろから歩いてくる白衣の長身女性。
イオン : どうぞお見知り置きを。八首の一頭殿。(両手を重ねて腹部に置いたまま、軽く会釈
ミヌイ : フンッ…!!!(すれ違い様にキュクロにローキックをかます。
ミヌイ : ……!
ミヌイ : フンッ…!!!(ついでに、ルウィアにもローキックをかます。
イオン : …! ……!?
キュクロ : お〜〜お〜〜〜。
キュクロ : …ばあやのご機嫌が悪くてねえ。
ルウィア : ……。(表情を変えずにすごく痛がっている。
イオン : (目を丸くしてそんな様子を見て
ミヌイ : 誰がばあやよッ!!!
イオン : …これは。なかなか壮観ですね…?
イオン : 【八首】うち三首が一同に揃うなんて。
ミヌイ : …。イオン・ヴェルハリー。
ミヌイ : 貴方が八首の打診を断ったから。
ミヌイ : こんな不良が八首になってしまったのよっ?!
ミヌイ : あー、もうホンット。リーズベルトって度し難いわ……。
ルウィア : 『こんなところで何をしている、ミヌイ』(と空中に文字を書く。
ミヌイ : あんたもしゃきしゃき話しなさいっ?!!
ミヌイ : まだ、そんなまどろっこしいことしてるのっ?!!
イオン : …ふふ。『キアシス最強』など…私には大仰すぎる二つ名ですから。(微笑み
ミヌイ : …はぁ。そんなことはどうでもいいけど。
ミヌイ : ちょっと危機感なさすぎないっ?! 貴方たち。
ミヌイ : 理事長が倒れているんでしょう?
ミヌイ : なぜ、生徒を避難させないのよっ?!
ミヌイ : こんな……
イオン : 、その話は……学園関係者にのみ留めている話の筈ですが。
ミヌイ : こんな普通に授業しちゃって……(ガクンとうなだれる。
キュクロ : オレたちは別件で来たんだが、お宅のお爺ちゃんたちがぺらぺら機嫌良さそうにしゃべってくれたぜ
キュクロ : それからばあやはこのブチギレようってわけよ。
キュクロ : ウケるよな?(からからと笑いながら
イオン : ……。学内の問題は学内で解決する。それが理事方の方針だと伺っております。
キュクロ : いいじゃねえか。自分のケツは自分で拭くってことだろ?
ミヌイ : それを生徒には知らせていないんでしょ。
ミヌイ : はぁ……ずっと前からそう!!
ミヌイ : 私が学生だったときから!!
ルウィア : ………。
イオン : それから、私はこう受け取りました。生徒達の学びの機会が妨げられる事があってはならない、と。
ルウィア : (自分に注意が向いてないことを確認しつつ、
ルウィア : (そのまま通り過ぎようとする。
イオン : …故に、問題を公にし、授業を休講にするのは最後の手段。それは、既に事件が勃発している状態だとしてもです。
ミヌイ : ……ハァ。
イオン : …レイン准教授も、そのようにお考えなのでは?(しれっと引き留めて
ミヌイ : 生徒がかわいそう。
ルウィア : ………。(立ち止まり。
ルウィア : (こくりと頷く
ミヌイ : …みんな無事で済むといいのだけど。
キュクロ : どうかねえ。そんな甘くねえだろうさ。
イオン : 理事長が襲撃され、異常行動を取る学生が現れ。既に事態は悪化しつつありますが…
イオン : 私はね、こうも思うのです。
イオン : これも、またと無い学びの機会なのではないか…と。
キュクロ : ハッハッハ。
キュクロ : いいねえ。全員イカれてやがる。
キュクロ : オレは無関係だからな。せいぜい傍観させてもらうさ。
キュクロ : 特等席でな。
イオン : ………。(静かに微笑み
イオン : ……そうです。此方からもお聞きしたいのですが…
イオン : あなた方の仰る「別件」とは? …大学内に、他にも動きがあるのでしょうか。
キュクロ : おう、あるぜ。
イオン : 差し支えなければ、お教えいただいても?
キュクロ : だが、ぺらぺらしゃべるおじいちゃんに言うなって口止めされたからなぁ。
キュクロ : たんまり金を払ってくれたら教えてやってもいいさ。(ニタニタ笑う
ミヌイ : …フンッ!!!(キュクロにローキックをかます。
イオン : ふふ。では、ミヌイ女史にお伺いします。(微笑んで
ミヌイ : …残念ながら内緒よ。まあ…、
ミヌイ : そのうちわかるんじゃない?
イオン : あなた方が理事長襲撃の件を知ったように、ですか。…まあ、そうですね。
イオン : それも導きでしょう。(うん、と
キュクロ : いいねえ、導き。オレもこれから使うわ。
キュクロ : 「導き」。いー感じにイカれてやがる!!(けたけた笑いながら
イオン : ふふ。あなたにも導きがあります事を祈りますよ。(―――まあ。純神<PURE>の導きに則るならば…
イオン : (キュクロはUnfairに晒されそうだが……まあそんな事は口にしないのだ。司教だからね。
ルウィア : (いつのまにか遠くに。
ミヌイ : ルウィア!!
ミヌイ : 今日、夜EM集合よ。
ミヌイ : …飲むわ。
ルウィア : (聞こえなかったフリをしながら、そのまま遠ざかっていく。
ルウィアさんが退室しました
イオン : …会議。…ではないのですね?
ミヌイ : …違うわよ?
ミヌイ : むしゃくしゃした時は、飲むのよ…。
ミヌイ : まあ、こんなヤンキーくらいしか面子が集まらないのだけど…。
ミヌイ : (…ココスが頼みの綱ね。
キュクロ : (ニタニタ笑ってる。
ミヌイ : …というわけで。
ミヌイ : 貴方も来る?
イオン : ?(少し遅れて)…もしかして私、ですか?
イオン : (自分指差して
ミヌイ : ? そうだけど?
イオン : ……。そうですね。魅力的なお誘いですが…(困ったように笑って
イオン : 申し訳ありません。夜は空けられない用事がありまして。(小さく頭を下げて
イオン : どうぞ、気心の知れた皆さんでお楽しみくださいな。
ミヌイ : あら、残念。
キュクロ : 気心なんて知れてねーけど、酒が飲めるならオレは何でもいいんだわ。
ミヌイ : …まあ、またいずれ。
ミヌイ : お目にかかることがあるかもしれないわ。
ミヌイ : よろしくね。
イオン : …。ええ。こちらこそ。
ミヌイ : それじゃあね。(一例して、立ち去る。
キュクロ : へっへっへ導き導きぃ。へっへっへ導きぃ。(若干煽り口調で言いながら、立ち去っていく。
ミヌイさんが退室しました
キュクロさんが退室しました
イオン : ええ。お気を付けて。(丁寧に礼して見送り
イオン : ………。
イオン : ……妙な事が、起こっていなければいいのですけれど。
イオン : …。さて。
イオン : (再び歩き始める 次の授業の準備に向かう所だった。
イオン : (――……申し訳ありません。夜には空けられない用事がありまして。
イオン : (…そう。私の生徒には、常と変わらぬ勉学を続けていただきたいですからね。
イオン : (―――勿論、『彼』にも。
イオン : (渡り廊下を歩き、姿が小さくなっていく
イオンさんが退室しました
最終更新:2022年02月12日 01:26