キアシス第五区さんが入室しました
キアシス第五区 : (ある日の昼下がり。
キアシス第五区 : (キアシス第五区。即ち北。田園地区。
キアシス第五区 : (天気は良好だ。鬱蒼とした森が陰を作り、天候以上に薄暗さを感じさせるが。
キアシス第五区 : (森の中の広場。開けた場所に建つ建物は、古びた……大きく豪奢な屋敷。
キアシス第五区 : (屋敷は老朽化し、入口にはロープが掛かり、立ち入り禁止の看板が下げられている。廃屋、というものか。
キアシス第五区 : (かつて――4年前、ある老公が街全体を巻き込む大事件を引き起こした。
キアシス第五区 : (ここはその策謀に用いられた、巨大な魔術式の中心となった場所である。
キアシス第五区 : (人呼んで―――ネムロス邸跡地。
キアシス第五区 : (激闘の果てに起きた、奇跡のような魔術の名残により……この周辺では時折、条件が揃った時に虹色の魔力霧が見られるようになったという。
キアシス第五区 : (故に。今、この場所は……
キアシス第五区 : (キアシスカップルのデートスポットと化していた。
キアシス第五区 : (そんな場所に。どういう経緯か。 「彼等」は訪れている―――……
キアシス第五区さんが退室しました
ニカさんが入室しました
ニカ : (そんな……半分肝試し感のある現・デートスポットに。
ニカ : (ちらほらと人影が見える。彼もその一つだ。
ニカ : ……いや。(…いつにも増してうざったるそうな。いつにも増して眉間に皺が寄っているような。
ニカ : 何で観光地化すんの?キアシス民趣味悪すぎんだろ………。
ニカ : (何かに付けて一言多い男、二霞・ロンズディールである。
ニカ : ……(――経緯。
ニカ : (この間の課外授業、ルーインズ探索にて……遭難騒ぎに巻き込まれた、上級生ミカエル率いるαチーム。
ニカ : (その時に助けてくれた人物。別大陸から来たという、放浪の旅人。
ニカ : (恩人である彼の、返礼のリクエストは……旅人らしいというべきか。 観光案内であった。
ニカ : (…いや確かに。歴史的事件の起こった場所ではある。
ニカ : (後の歴史の教科書に必ず載るであろう大事件でもある。
ニカ : だからって……… 普通連れてくか…?
ニカ : (…つーか俺もなんで来てんの。バックレりゃよかった。…はぁ、内申内申…(深々と溜息吐いて
ニカ : ……… はぁ。(片手で頭抱えて、深々と溜息吐く
ニカ : (……何か、思ったより憂鬱かもしれない。気分が悪い。
ニカ : (周りは静かだ。木々のざわめきくらいしか聞こえない筈だ。 なのに…
ニカ : ……(―――聴こえてくる気がする。 あの。あの時の……
ニカ : (……あの、陽気で陰鬱な歌声……!
ニカ : (『愛〜♪ 愛〜♪
みんなで歌おう らぶの歌〜♪』
ニカ : '(『愛があれば怖くないさ〜♪』
ニカ : (『憎しみも愛〜♪
だって全部愛だから〜♪』
ニカ : ……(あーーーーーーーくそ。知らねぇ知らねぇ知らねーーー……
ニカ : (何も覚えてねぇよ。「覚えてない」んだよ俺は。こんな場所も。あんな歌も。
ニカ : ………(何にも、知らない、筈なのに………
ニカ : ………(…腹立たしい。覚えていない、聴いた事の無い筈の歌を、確かに自分は知っている。
ニカ : (ここはネムレス邸跡地。キアシス中の民が夜な夜な集い、仲良く歌い踊っていた場所。
ニカ : …(俺は、 も、 此処で………・・・・・・
ニカ : ・・・・・・
ニカ : (……何だか本気で頭痛がしてきた。これ、思ったより駄目かもしれない。
ニカ : …
ニカ : はぁー………………(クソデカ溜息吐いて木々の間を一人うろつく
ニカ : …(敷地からは少し外れて来たかもしれない。…まあ、帰りに合流すればいいかと
???さんが入室しました
??? : ……え〜っと…。こっちであってるんだっけ……。
ニカ : (胡散気に木漏れ日差す森を歩く、如何にも学生風の青年
ニカ : …ん(人の声…?
??? : 地図読めないな〜〜。どうやって読むんだろ。(とか言いながら、地図をぐるぐる回している明るめの配色の服を着ている女性。
??? : 迷った……?
ニカ : …(リー大の面子とは…違う。 …え、何?地図回してんの?(遠目に様子を窺い
ニカ : (迷子………?
??? : うーん。困ったなあ〜。
??? : (あまり困ってなさそうなテンションで淡々と独り言を言っている。
ニカ : …(困ったっつってるけど…なんか普通に生還しそうな雰囲気あるな…
ニカ : (でも迷ってるっぽいよな…一人みてーだし… いやでも余計なしゃしゃり方しねー方が…
??? : ……(地図とにらめっこしている。
ニカ : …………
ニカ : (あぁーーーーくそ…!
ニカ : ……あの。もしかして迷ってます?(女性?の後ろから声を掛ける
??? : …!
???さんが退室しました
フィウミさんが入室しました
ニカ : ……ぁー、すいません急に。大丈夫ならどっか行くんで…
フィウミ : ひょっとして。
フィウミ : リー大生?
ニカ : 、……え。 …まー、ハイ。
フィウミ : やっぱり〜!
ニカ : ま、いかにもなローブ着てますもんね。 …それが何か。
フィウミ : あ。私もリー大生だったんだ〜。去年卒業したけど。
フィウミ : なつかしいな〜。
ニカ : …あぁ、OGの方だったんスね。(…迷子っぽいのに緊張感無いな…
フィウミ : …こんなところで何してるの〜?
フィウミ : あ。ひょっとして。
フィウミ : デート…?
ニカ : なわけない。(食い気味に
フィウミ : ふーーーん。
ニカ : …、ゃ、スンマセン。…でもまー違うんで。
ニカ : 来賓の観光案内……って感じスかね。
フィウミ : 来賓かあ。ここに来たがるって変わってる人だね。
フィウミ : じゃあお疲れ様なんだね〜〜。
ニカ : …まー、こうして案内サボってんで、お疲れでもないですけどね。
フィウミ : ふうん。
ニカ : …しかしまー、ココが観光地かよ、とは思いますよ。…歴史的なナントカ…にはなるんでしょうけど。
ニカ : (思わず零して
フィウミ : まあ。観光地になるくらい今のキアシスは平和ってことで。
フィウミ : 4年前に守ってくれた人たちのおかげだね。
ニカ : ………。 ま、それもそー……スね。
フィウミ : ……。(じーっとニカを見て
フィウミ : なんか不満そう。
ニカ : ……、(視線にたじ、として。
ニカ : ……別に。不満に思う理由無いでしょ。…4年前に戦った者達の尽力によって、街は無事守られた。
ニカ : それを不満に思うなんて、…よっぽどの僻み根性の持ち主くらいじゃないスかね。
フィウミ : ……。(またじーっとニカを見て
フィウミ : 考えなくてもいいことであれこれ悩んでそう。
ニカ : 、……
フィウミ : ふふ。
フィウミ : 図星だ〜。
ニカ : …、だとしたら何スか。…別に、キアシスの学生にはよくある事でしょ。(気まずげに視線逸らして
ニカ : …(何だ、やり辛いなこの人……
フィウミ : そうだねえ。
フィウミ : (薬指の指輪が日光の反射できらりと光る。
ニカ : ……(なんとなしに指先に視線が行くも
ニカ : …ま、俺の事はもういいでしょ。…アナタこそ、どうして一人でこんな所に。
フィウミ : んー。思い出の土地めぐり?
ニカ : ……思い出。(思わず えぇ、って顔して
ニカ : ………ロクなもんじゃ無くないスか?此処での思い出って。
フィウミ : ふふ。
フィウミ : 結局解決したし、おぼえてないから私には関係ないかな〜?
フィウミ : なんか踊ってたみたいだけど。(盆踊り動作をする。
ニカ : ………
フィウミ : …でもそれじゃなくて。
ニカ : そッスか。…何ていうか前向きスね。 …?
フィウミ : …彼氏くんがんばってたんだなあって。
フィウミ : でも詳しくは教えてあげない〜。
ニカ : …は?彼氏?(突然ワードに素っ頓狂
ニカ : (…そう聞くとなんだか薬指がこれ見よがしな気がしてくる!
フィウミ : 彼氏。だーりん。婚約者。ふふふ。
ニカ : …… 彼氏が此処で頑張ってた。
フィウミ : あ。盆踊りじゃないからね。
ニカ : ……でしょうね。あれ頑張ってたって煽りスよ。……って事は。
ニカ : 四年前の英雄、………ですか。
フィウミ : さあねえ〜。
フィウミ : 私にとってはただの彼氏くん。
ニカ : ………そっスか。まー…
ニカ : ……幸せそうで何よりです。
フィウミ : ありがと〜。(笑顔で
フィウミ : ……ん。なんか足音が聞こえない?
ニカ : …まー、良い事じゃないスか。立派な恋人。誇らしいですよ。 …ん、
ニカ : 案外此処人来るんスね……?
フィウミ : 誰だろ〜?
ニカ : (足音の方を見遣る
ルウィアさんが入室しました
ルウィア : はあ……はあ……
ニカ : …あれ、……ルウィア准教授?
ルウィア : 何を……している……?(少年の高い声で
ルウィア : …探しただろ。
フィウミ : あ〜〜〜〜!!!!
フィウミ : ルウィア先生だ!
ニカ : ……、……あー………(気まずげに
ニカ : ………すんません。ちょっと道から外れてしまったみたいで。(逸らしがちに言い訳
ルウィア : ……フィウミか。卒業式以来だな。
ルウィア : …気にするな。無事ならいい。
ルウィア : (ニカに
フィウミ : 声出してるのめずらしいですね〜。
ニカ : ……(結構申し訳無い気分になっている
フィウミ : 今日はやんないんですか〜。あの変なの。(空中に指で文字を書きながら。
フィウミ : ぜったい普通に話したほうがいいのに。
ルウィア : ………
ルウィア : (…やりづらい。
ニカ : …(知り合いなんだな。まあOGって言ってたしな…と見てる
ニカ : …まー、戻ります? この人も道に迷ってるらしいんで、良かったら一緒に…(助け舟?的にルウィアに声掛ける
フィウミ : カリーナの事件で魔術をかけられて子どもになっちゃって、子どもの声だと先生としてハクがつかないから、
フィウミ : 変なのしてるって噂ほんとなんですか〜?(指で文字を描きながら
ルウィア : ………。
ニカ : ……え。 それ学内の噂話じゃねえの…?
ルウィア : ………。
ルウィア : ……………。
ルウィア : よし、戻るぞ。
ニカ : ………。(黙った………
ニカ : ………そッスね。
フィウミ : そっか。先生が案内してるのか〜〜〜
フィウミ : 帰りがてらに恋バナ聞きたいな〜〜。
フィウミ : ずっと好きだって言ってた人とはどうなったんですか〜〜??
ニカ : ……新情報どんどん来るな…?(思わず口に出る
ルウィア : ………。(こいつ…、あの飲み会のことを覚えているだと……。
ルウィア : ……話すようなことは何もない。
ルウィア : 戻るぞ。
フィウミ : あ、地雷。
ニカ : ……そっスね。(気の毒になってきた
ルウィア : …………
ルウィア : ………………
フィウミ : ……(じーっとルウィアの表情を見て
フィウミ : …先生なんかすっごい疲れてるね。
フィウミ : なんか…、悪いこととか、してる…?
ルウィア : ………
ルウィア : …何の話だ?
ルウィア : 私は相変わらず、いつもどおりだが。
フィウミ : ……。ふーん…。
ニカ : …(悪い事………?
フィウミ : まあいいや。
ニカ : ……
フィウミ : じゃあ戻ろっか。(るんるんと。
フィウミ : (このまま勝手に合流する気だ。
ニカ : こんなマイペースな迷子いるか…?(背を見遣りつつ
ルウィア : ……。
ルウィア : (無言で皆のいる方に戻っていく。
ニカ : …ま、行きましょ。先生そっちから来ましたよね。(2人と共に歩いていく
ルウィア : (遠くからエレアの声が聞こえる。
ルウィア : (そんなこんなで皆と合流した3人だった。
ルウィア : (なお、その後「思ってたよりギスギスしてるね〜」とフィウミは勝手にどこかにいった。
ルウィアさんが退室しました
ニカさんが退室しました
フィウミさんが退室しました
最終更新:2022年03月30日 22:07