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ケンカしてるかもしれないし。[ロル ミカエル]

ミカエルさんが入室しました
ミカエル : ーーー
ミカエル : ーーー麦わら帽子の少女を…殺した記憶は有りますか?ーーー
ミカエル : ・・・ 殺すわけ…ないだろ…… ・・・
ミカエル : ーーーお別れのご挨拶を。ーーー
ミカエル : ・・・ ……ゴメン。今は、ちょっとそっとしておいてくれないかな。 ・・・
ミカエル : ・・・ …これはアイツじゃないから。 ・・・
ミカエル : ーーー・・・ーーー・・・
ミカエル : この世界に、救済を。
ミカエルさんが退室しました
ロルさんが入室しました
ロル : (一人森の中を歩いている。
ロル : (ラミィが死んで。
ロル : (葬式にも出れなくて。
ロル : (家からも出れなくなって。
ロル : (それから、僕はどうしたんだっけ。
ロル : ………
ミカエルさんが入室しました
ミカエル : (暗い森に
ミカエル : (光が灯る
ミカエル : ・・・
ミカエル : (ロルの目の前に灯る光は、大天使の六枚翼
ロル : ん。
ロル : (立ち止まる。
ロル : ……ミカエル君?
ミカエル : ええ。ええ。
ミカエル : 【大天使】ミカエルですよ。(ロルに微笑む大天使
ミカエル : ロルさん。どうしてこんな暗い森の中を…?
ロル : …どうしてって。
ロル : ちょっと考えごと、かな?
ミカエル : まぁ。
ミカエル : ・・・まぁ。
ミカエル : 何か…悩み事ですか?
ロル : 悩み事…っていうほどじゃないけど。
ロル : …まあ、ちょっとね。
ミカエル : ちょっと、ですか。
ミカエル : ・・・(ロルの前に降り立つ
ロル : ……みんなとちょっとはぐれちゃった感じなのかな。
ロル : のんびりしすぎたか。
ミカエル : えぇ。えぇ。
ロル : (と言いつつ表情は暗い。
ミカエル : 森の中は、予定していた観光ルートにありませんでしたから。
ロル : そうだね。あの人の急な思いつきなんだっけ…。
ロル : 結構振り回されるね。はは。
ミカエル : ふふふ。大丈夫です。
ミカエル : 自分達の街を知り、班で共に行動する。
ミカエル : この上なく学生らしいピクニックです。
ミカエル : ・・・
ミカエル : 、、、(ロルに向かって微笑む
ロル : ……他のみんなはうまくやれてるのかなぁ。
ロル : ……?
ミカエル : ロルさん、
ミカエル : その悩み、私に聞かせては頂けませんか?
ロル : ・・・
ロル : 悩み。悩みか。
ロル : ちょっと、難しいかな…。ゴメン。
ロル : ……ミカエル君がどうっていうより、
ロル : 自分の中でまだ整理ができていないんだ。
ミカエル : ・・・
ミカエル : それは、大変ですね。
ロル : ………
ロル : まあ…。そうかな…? はは。
ミカエル : (表情は穏やか。悲しみも落胆も感じさせない、安寧の表情。
ミカエル : それでは・・・その整理を手伝わせて頂けませんか?
ロル : 手伝う……?
ミカエル : ええ。ええ。
ミカエル : 道にも迷ってはぐれるようでは
ミカエル : 心の整理も大変でしょうから。
ロル : …うーん。
ロル : でもどうやって?
ミカエル : 私とお話し等をして。頂いて。
ロル : …お話し等か。
ミカエル : ええ。
ロル : ……そうだね。
ロル : でも。
ロル : 何を話したらいいんだろう。
ミカエル : なんでも。良いですよ。
ミカエル : まとまっていなくても。
ミカエル : 言葉にするのが難しくても。
ロル : ……そっか。
ロル : ……ありがとう。
ミカエル : 私は【大天使】 教会の一室で主に言葉を伝えるのと変わらぬように。 なんでもお話しください。
ロル : …そうだね。
ロル : 気づいているかもしれないけど。
ロル : さっきのダンジョンで化けられた女の子は僕の幼なじみなんだ。
ミカエル : ・・・はい。
ロル : 「なんだ」っていうより「だった」なのかな。
ロル : ……まあ。
ミカエル : ロルさんの過去の記憶から・・・生まれ出た女の子。ですね。
ロル : そんなにめずらしい話じゃないのかもしれないけど。
ロル : …四年前に事故で死んだんだ。
ミカエル : ・・・まぁ。(両手を重ねて祈りを
ロル : それだけの話と言えば、それだけの話。
ミカエル : 4年前…
ロル : 僕は人付き合いが苦手だから。
ロル : 他にほとんど友達もいなかったし。
ロル : ………(4年前という言葉は聞こえなかったふりをして聞き流す。
ロル : それに……。
ロル : ………
ロル : いや。
ロル : まあ親友だった、ってとこかな。
ロル : 大学にもまた通えるようになったし。
ロル : 少しは動けるようになったんだけど。
ロル : ……
ロル : たまにまだこういうふうに考え込んでしまう。
ロル : ……みたいな感じかなあ。
ロル : ………
ミカエル : ・・・
ミカエル : その子の事故について…
ミカエル : 何か後悔があるのでしょうか。
ロル : 後悔。後悔か……。
ロル : まあ、あるよ。
ロル : うん。
ロル : 自分が別にどうにかできたわけじゃないと思うけど。
ロル : ……。
ロル : …後悔は、しちゃうね。
ロル : あの時、あの場所にいたら。
ロル : 身代わりくらいには、なれたかな。(力なく、はは、と笑う。
ミカエル : 身代わりになんて、ならないでください。
ロル : ………
ロル : セブンス・ステラ。
ロル : とか言って笑われてる僕よりも。
ロル : 優秀だった彼女が生きていたほうが。
ロル : みんなのためにもなっただろうにな。
ミカエル : …ロルさん。
ロル : ……
ミカエル : 月並みな事を言いますね。
ミカエル : 誰にとっても代わりは居ません。
ロル : ……
ミカエル : 誰かを救いたい気持ちも、誰かを救えなかった後悔さえも…
ミカエル : 忘れずにいるのは、とても。とても大事な事だと思います。
ロル : …そっか。
ミカエル : えぇ。そして。・・・ロルさんが代わりに犠牲になる事はないのです。
ロル : …………
ロル : …そう、なのかな。
ミカエル : えぇ。えぇ。
ロル : ………
ロル : 聞いてくれて、ありがとう。
ロル : ……楽になったのかは、わからないけど。
ミカエル : 
ロル : 初めて人に聞いてもらえたよ。
ミカエル : 良いんです。私【大天使】ですから。
ミカエル : そして…余計なお節介をする班の仲間でもあります。
ロル : 【大天使】か。
ロル : すごいね、ミカエル君は。
ミカエル : はい。
ロル : ……僕ならこんなめんどくさいやつ、絶対に放っておくよ。
ロル : ………
ミカエル : 放っておきませんよ。
ミカエル : そして、答えも放り出しません。
ミカエル : 少し踏み込んで、余計な事…かもしれませんが、また、言わせて頂きます。
ロル : ……オッケー。
ロル : 楽しみにしてるね。
ミカエル : 後悔を忘れないでください。
ロル : ・・・・
ロル : ……。
ロル : …うん。
ミカエル : ”あの子“のことも、身代わりになってでも救いたかった気持ちを忘れないでくださいね。
ミカエル : それはあなたの優しさです。
ロル : ………
ロル : よし。
ロル : ……じゃあ。みんなのところにがんばって戻ろうか。
ミカエル : ふふふ。
ロル : ケンカしてるかもしれないし。
ミカエル : “がんばって”戻る。
ミカエル : “ケンカしてるかもしれない”のを心配する。
ミカエル : そんな所もあなたの優しさですよ。ロルさん。
ロル : ・・・。
ロル : ど、どうも。
ロル : ……じゃあ行こう。
ミカエル : 詳細もわからないのに無責任な事を・・・言ってしまうかもしれませんが。
ミカエル : あなたのそういう優しい所を尊敬しています。
ロル : ……。(照れ隠しに歩くスピードを早める。
ミカエル : また、話たくなったらいつでも話してください。
(4年前の事件がなんだったのか、救えなかったのは何故だったのか、疑問は尽きないが、今は聞かない。)
ロル : ……うん、ありがとう。(早歩きのまま、ぼそっと呟く。
ミカエル : (ロルの隣をふわりと飛ぶ。6枚翼の大天使。
ミカエル : いいえ。礼には及びませんよ。
ミカエル : 私は【大天使】なのですから。
ロル : (そんなこんなで、別グループと合流していった二人だった。
ロルさんが退室しました
ミカエル : ・・・
ミカエル : ・・・
ミカエル : ・・・
ミカエル : (4年もたって救えなかった事を後悔する
ミカエル : (そんな時ですら後輩達のピクニックのケンカを心配する
ミカエル : ・・・
ミカエル : どうしてでしょう。
ミカエル : すごく…強い優しさです。
ミカエル : 強い後悔は強い意志…
ミカエル : どうしてあんなにもヒトはヒトに優しく出来るのでしょうね。
ミカエル : ロルさん、すごく、弱いのに。
ミカエル : ・・・
ミカエル : 不思議な事です。
ミカエル : ・・・
ミカエル : 私は【大天使】だから、優秀だから、強いから、それが天命だから、
ミカエル : 【大天使】だからヒトに優しいのです。
ミカエル : ・・・
ミカエル : だから
ミカエル : 不思議です。
ミカエル : ・・・
ミカエル : 優しい人。
ミカエル : 弱いのに。
ミカエルさんが退室しました
最終更新:2022年03月30日 20:49