瑠璃さんが入室しました
瑠璃 : (夢の世界。
瑠璃 : (あの夢の続き。
瑠璃 : (Dream
Festival
瑠璃 : (フェスティバルと冠する割には盛り上がりまでの準備がだいぶ長い
瑠璃 : (参加者だから仕方ないのか
瑠璃 : (それなら祭りを純粋に楽しみにくる
瑠璃 : (観戦者なんてのもいるのか
瑠璃 : (人の夢で行われる奇妙な祭りに
瑠璃 : (全然関係ない人が観戦に来るなんて
瑠璃 : (それこそよくわからないシチュエーションだが
瑠璃 : (今更だ。
瑠璃 : (この夢の主はとても気まぐれでよくわからない人物
瑠璃 : (考えるだけ無駄だろう。
瑠璃 : (そんなことより。
瑠璃 : (それよりも。
瑠璃 : (重要なのは。
瑠璃 : (この夢は、多くの人が、起きてもまだその記憶を覚えている事
瑠璃 : (夢だからって適当な事は出来ない。
瑠璃 : (ましてや自分よりも圧倒的に実力者で、
瑠璃 : (社会的地位も人気も高い人達が
瑠璃 : (同じく別の本職な人達と団体戦でバトろうって話だ。
瑠璃 : (“夢の祭り”なんて気楽な名前がついているけど
瑠璃 : (手抜き気分で来る人は居ないだろう。
瑠璃 : ・・・
瑠璃 : はぁ。
瑠璃 : (勿論、そんなプロファイターの1人を兄に持つこの妹も勝負事で手を抜くようなタイプじゃない
瑠璃 : (でも、ちょっと。
瑠璃 : (きらきら。わいわい。わくわく。
瑠璃 : (ちょっとそんな
瑠璃 : (“やる気勢”達と一緒にいなきゃいけないのは、少し疲れる。
瑠璃 : (だって夢の世界だし。本来寝てたわけだし。仕方ないよね。
瑠璃 : ・・・
瑠璃 : (兄が主体で決めたオーダーに満足したバス御一行は
瑠璃 : (闘技場をイメージした駐屯地に到着
瑠璃 : (全チームのオーダーが決まるまで暫し待機という事だろう
瑠璃 : (作戦会議なり休憩なり、自由時間…というわけだが…
瑠璃 : ………
瑠璃 : (日陰
瑠璃 : (ベンチに座って静かな時を過ごす
瑠璃 : …
瑠璃 : (別にこうしてじっとしているのが好きなタイプではないけれど、
瑠璃 : (この後色々あるんだから、
瑠璃 : (今ぐらい静かに1人で居たって、バチは当たらないだろう。
透子さんが入室しました
透子 : (…そんな彼女の思惑と裏腹に。
透子 : (静かな日陰に、何処かから足音が聞こえてくる。
瑠璃 : ・・・
透子 : お。(そんなに遮蔽物が多い場所でもない。姿はすぐに見える。
瑠璃 : ・・・
透子 : (現れたのはミニスカのJK。 …嘘。否、姿はそうだが。
透子 : (とにかく、この摩訶不思議な大規模バトルの、彼…女、はチームメイトだ。
透子 : やっほー。 いたいた。(軽く声を掛けてくる
瑠璃 : …はい。
瑠璃 : 探してた口ぶりですけど…何か?
透子 : ぁー、うん。まーさ。
瑠璃 : はい…?
透子 : ちょっと気になる事があってさ。機会あったら話したいなって思ってたんだよ
透子 : はい、熱中症予防~(とか言ってペットボトルのミルクティーを瑠璃に差し出す
瑠璃 : …優しいですね。(受け取って
瑠璃 : …どうしたんですか?急に。
透子 : んー。いやまあ、(よいしょ、と勝手にベンチの隣に座って
瑠璃 : …?
透子 : これから聞く事は場合によっては優しくないかもだしなー。 んー、
透子 : ま、素直に訊くわ。
瑠璃 : なんでしょう?
透子 : ミッキーと喧嘩したん?
瑠璃 : まぁ、、、そんなトコです。(あっさりと認める
瑠璃 : 足繁く通っていた『Carmina』にもパッタリ行かなくなってますからね。
透子 : ぉ。(そんな様子に少し意外そうに
瑠璃 : 透子さんに隠すのは…無理ですものね。
透子 : まーー、そうだよなぁ。(そう、『Carmina』はミッキーこと美倖の職場。そして透子の実家だ。
瑠璃 : …美倖さんから、何か聞いてますか?
透子 : …んーーー。それがなー。(頭に手やって
瑠璃 : それが・・・?
透子 : いやー、明らかになんかあったってのは解るんだけど。
透子 : 頑なに話そうとしない、っつーの? 元々こういう時すげー内向きになる事あんだけど。
瑠璃 : あぁ…、、、
瑠璃 : そう、ですか………なんだか、透子さんにまで、いえ、
瑠璃 : 『Carmina』にまで迷惑かけてそうで、ごめんなさい。
瑠璃 : 全部・・・私が悪かっただけですから。
透子 : あーいや、いーのいーの。(へらっと)まー、そういうわけで、瑠璃ちゃんの方に聞いてみようかなってさ。
透子 : …ん? そうなん?
瑠璃 : ええ。
瑠璃 : ………
瑠璃 : あんまり誰にでも話すような話じゃないですし、ほんっとつまんない話ですけど、、、
瑠璃 : ・・・聞いてくれますか?
瑠璃 : (聞きたいですか、ではなく。聞いてくれますか?
透子 : (少し目丸くして
透子 : むしろ話してくれる事にちょっと吃驚してるけどさ。 あぁ。聞かせてくれる?
瑠璃 : ・・・そんな、楽しい話じゃないですよ。(と前置きして、
瑠璃 : 、、、
瑠璃 : 透子さんって、
瑠璃 : なんで“そんな格好”してるんでしたっけ?
透子 : うん?
透子 : 突然だなあ?? あー、コレね。 ……んー、(少し半目気味になり
透子 : 理由は二つあるよ。 説明用と、ちょっと言い辛いヤツ。
瑠璃 : どちらでも…良いですよ。
透子 : まー…そだな。瑠璃ちゃんにはこれから楽しくない話をしてもらうワケだし、
透子 : 俺も一つ勝手にバラすかな。
瑠璃 : ・・・、、、どうぞ?
透子 : 一つは、雲学の女子高だけでやってる授業受ける為。大体聞かれたらコレ答えるな。嘘じゃないし。
透子 : もう一つは… 「女避け」。
瑠璃 : 「女避け」
瑠璃 : ・・・はい?
透子 : 高校ん時クラスメイトに告白されたんよな。
透子 : そんで、OKして、付き合って2ヶ月でフラれた。
透子 : 「全然私の事好きじゃない気がする」ってさ。
瑠璃 : え・・・?
透子 : まあ実際俺10年清根さんの事好きなんだよ。だから当たってんだけど。
瑠璃 : ん?え?は?…は?
透子 : そん時は、「こうやって吹っ切ってくモンなんだな」とか「10年かわされ続けてる恋心なんてむしろ吹っ切るべきだ」って、
透子 : そー思ってOKしたんだけどさ。 まー、そんな有様で。
瑠璃 : ・・・
透子 : 誤魔化して薄れさせようとしてもダメなんだな、って気付いちまってさ。
透子 : で、今後そーゆー事故が起こらんように、女の子の格好する変なヤツになって自己防衛する事にしましたとさ。
瑠璃 : ・・・
透子 : ロジック。理解。OK?
瑠璃 : はい。
瑠璃 : えぇ、えぇ。。。
透子 : そんな感じ!(軽く
瑠璃 : 最ッ低のゴミ野郎ですね…。。。(呟く
透子 : はっはは!厳しーな!(苦笑して
瑠璃 : 清根さんに振り回される透子さんの事、ずっと、大変そうだなあって思ってましたけど、
瑠璃 : 2ヶ月の過ちとはいえ、それは“ナイ”ですね。
瑠璃 : ほんと…もう、軽蔑しますよ、はぁ。
透子 : …初恋貫き通して、ブレずにいて欲しかった?
瑠璃 : いーえ、
瑠璃 : 仕方ない、仕方ないんですよ。色々。
瑠璃 : かわされ続ける恋心を持ち続けるのなんて、何よりもシンドイですし。
瑠璃 : 何か“キッカケ”があったら、それに望みを託しちゃうのも仕方ないんです。
瑠璃 : わかりますよ…どうしょうもなく、仕方ないって。
透子 : ………
瑠璃 : ………でも、
瑠璃 : ただ、
瑠璃 : ただ、その子が可哀想って。どうしても贔屓目に見て思っちゃうんですよ。
瑠璃 : 私が…ほら………ね。
透子 : ………あぁ、 ……
瑠璃 : 主観だし贔屓だし感情移入しすぎだし、フェアじゃないなんてわかってるんですけど、
瑠璃 : 良いんです。そんなのは。どうだって。
瑠璃 : ただ、“嫌”だなあって思っちゃったら“ナイ”んですもん。
透子 : まあ―…… そーゆーモンよな。(困り笑いで
瑠璃 : ええ。
瑠璃 : ほんっと。
瑠璃 : 困った事です。
瑠璃 : そして、
瑠璃 : うん。
透子 : うん?
瑠璃 : またもや自己嫌悪ですよ。
透子 : どしたどした?ユーのターン入る?
瑠璃 : 私、透子さんに、ふふっ、おかしっ、(なんか笑って
瑠璃 : 「あぁ、透子さんなら話しても良いかも。わかってくれるかも。」なんて
瑠璃 : ちょっと期待しちゃってたみたいです。ふふっ、思い込み激しいですね。(自嘲気味に笑って
透子 : いやまー…突然脛の傷としてクズエピソード披露してこられたらビビるわな?
瑠璃 : ええ。そうですよ。
瑠璃 : 蓋を開けてみれば最低ゴミ野郎が出てきただけじゃないですか。
瑠璃 : ほんっと、ガッカリです。
瑠璃 : でもコレも私が期待しすぎただけですから。
瑠璃 : 結局美倖さんの時と一緒なんです。
瑠璃 : もしかしたら、私の人生ずっとそうだったのかも。
瑠璃 : 勝手に期待して、勝手に傷ついて、
瑠璃 : キレ散らかして、相手を困らす。
瑠璃 : 甘え慣れしすぎた、厭な妹。
瑠璃 : はぁーーー。。。
瑠璃 : はぁーーーーーーーー、、、、、、(ベンチの手すりにうなだれる
透子 : ……… うーん。割とついてけんが。(逆側の手すりに頬杖突いて
透子 : アイツは、自分が悪いって思ってるみたいだったけど?
瑠璃 : そうでしょうね。私が年甲斐もなくキレたから。
瑠璃 : 罪悪感を負わせた後味の悪いまま解散してしまいました。
瑠璃 : はぁ…
透子 : ……ふーん。(そうかねぇ、と
瑠璃 : 話させたのに話さないのはズルですね。
瑠璃 : 私の、つまんなくてくだらない、自己中心的で自己嫌悪な話。
瑠璃 : 聞いてくれますか?透子さん。
透子 : いやま。勝手に話したんだけど。(はははーと
透子 : 当初の通り聞かせてくれるなら助かるな?
瑠璃 : ええ。良いですよ。
透子 : あんたは一体、あいつに何を期待してたっていうのよ?
瑠璃 : 私、「かわいい」って思われたいんです。(真面目に。
透子 : …(少しキョトンとして隣を見て
瑠璃 : ふふっ、あと透子さんも「かわいい」って思われたくって“そんな格好”してるんだと思ってました。(なんか笑って
瑠璃 : 全然違いましたけど。
透子 : いやー、自分はかなり変なパターンで。…え、そんで何だ。
瑠璃 : まぁ、良いんです。透子さんには透子さんの大変な事情も色恋沙汰もありますから。それはそれで良いんです。
瑠璃 : とにかく
透子 : うん。
瑠璃 : 私、「かわいい」って思われたいんです。(真面目に
瑠璃 : その為に。
透子 : …うん。(少し怪訝そうに
瑠璃 : 本当にその為に、『Carmina』に通ってました。
瑠璃 : だって…美倖さん、可愛くしてくれるって言うから…
透子 : そー、だよなぁ。アイツ瑠璃ちゃんに協力してたよな。
瑠璃 : 告白すら出来ずに、ズルい作戦まで考えて、それでも何も実らず、いつのまにか失恋して、
瑠璃 : そんなダッサイ私でも
瑠璃 : 可愛くしてくれるって
瑠璃 : 言ってたんです。
透子 : …うん。(――「恋の応援する、って協力しといて、勝手に反故にして。」
瑠璃 : 毎回ずっと。
透子 : (――「こんなの、罪滅ぼしにもなんないかもしんないけど、せめて――…」
瑠璃 : だからっ、、、、
瑠璃 : ずっっと、、、。。
透子 : ……あぁ。ソレは俺も聞いてるし、見てたよ。(うん、と
瑠璃 : 信じて、、通ってた、、、のに、。。
瑠璃 : (声が震えて、
瑠璃 : (涙を零し
瑠璃 : (透子とは反対側を向く
瑠璃 : 、、、、
透子 : ………
瑠璃 : すいません。意味わかんないですよね。
透子 : うん。…だってアイツ、「瑠璃ちゃんの事、絶対にとびきりかわいくしてみせる」って。
瑠璃 : うん。
透子 : それに関しては本気だったし、…嘘吐いてるとは思えねー…んだけど。
瑠璃 : ずっと言ってくれてたんです。
瑠璃 : ただ・・・
透子 : …
瑠璃 : …
瑠璃 : あの日
瑠璃 : 言ってくれなかったんです。
瑠璃 : もう。
瑠璃 : ごめんなさい、ほんと。ほんとそれだけなんです。
透子 : ………
瑠璃 : 別に、私、自分が世界一可愛いだなんて思ってないですよ。
瑠璃 : 世界一可愛くなりたいわけでもないんです。
瑠璃 : ただ、でも、ほら。
瑠璃 : 可愛くしてあげるって
瑠璃 : ずっとずっと言ってくれてた人に
瑠璃 : 急に言われなくなっちゃって。
瑠璃 : なんか。すごい。
瑠璃 : 悲しかった。
瑠璃 : 嘘でもいいから言ってほしかったのに。
透子 : ……そりゃ、まあ。……自信無くなるよなぁ。
瑠璃 : ええ。そう。
瑠璃 : そうなんですっっ!(透子に、向いて食いついて
瑠璃 : ずっとずっと時間もお金もかけて、
瑠璃 : よりにもよって「アナタ」といっしょに
瑠璃 : 「アナタ」を信じて可愛くなろうと頑張って来たわけじゃないですかっ、
瑠璃 : それを人と比べるなとか焦ってるとかーーーー!!もうーーーー!!!!!(急に思い出して怒る。
透子 : …瑠璃ちゃんの”かわいさ”にもっとも手を入れて、保証するだろう人間に、アイツが今はなってる訳だもんなぁ。 ぁー……(目に浮かぶと言わんばかりに
透子 : 「そうじゃないんだよ!!!」 って感じな?
瑠璃 : 一番可愛くするって誰よりも言ってたの美倖さんじゃないですかぁ!
瑠璃 : 比べますよー!当然に!!
瑠璃 : 実際にモテカワナルシあかりちゃんとか、アイドルプロファイターほのかちゃんとかより、
瑠璃 : 可愛いわけなくったって、仕方ないですよ?仕方ないですけどっ、
瑠璃 : だからって……………はぁ。
透子 : 滲んでる滲んでる。いやー、そっか。はー……(なるほどねーー…と
瑠璃 : もう。
瑠璃 : ただ、私がダサいだけなんです。
瑠璃 : ほんとムリ。
透子 : …… あのさ。かるーく訊くんだけど。
瑠璃 : かわいいって言ってもらえなくてスネてるだけの子です。
瑠璃 : はい?
透子 : アイツの事好きなん?
瑠璃 : え?全然違いますよ。だって、
瑠璃 : 美倖さん。女性に恋愛感情。抱かないですよね?(真面目に。
透子 : え?
瑠璃 : え?
透子 : …… アイツそんな事一言でも言った事あるっけか?(顎に手当てて
瑠璃 : …え?
透子 : いや、基本的にトンチンカンな事しか言わねーけど。
瑠璃 : え?
透子 : 「好みのタイプ」とか全部女の子で答えてない?
透子 : いや、基本的にトンチンカンな事しか言わねーけど。
瑠璃 : だって、ほら、ずっとずっと恋愛相談?みたいなのしてくれてますけど、ほら。
瑠璃 : なんか、「自分」がそこにいないような。
瑠璃 : あと、ほら。その。えっと。
透子 : まあ。それはすげえあるな?
瑠璃 : 言われたんです。私がキレたあとも。
瑠璃 : なんか女の子だったら良かったとか意味不明な事。
透子 : ……うん?
瑠璃 : ほんと怒るとか呆れるとか以前に意味わかんなくって。
透子 : あいつが?自分が女の子だったら良かったー、って?
瑠璃 : そんな…感じ…だった気がします………
透子 : え??何だそれ???
瑠璃 : もう意味わかんなくって。
透子 : いや……前後関係わかんねーから何とも言えねーけど……(頭抱えて
透子 : それは確かに意味わかんねーわ。
瑠璃 : 私ほんとどうかしてるぐらいダサかったんで、
瑠璃 : かわいいって言ってほしいって、直接何度も言っちゃったんですよ。
瑠璃 : 泣いたり喚いたりしながら。
瑠璃 : はぁ。ほんとヤバいダサさです。
透子 : 壮絶だな?(言っちゃう
瑠璃 : それでも断固言ってくれなくて、
透子 : いや…言えよ。
瑠璃 : 代わりに女の子になりたい?みたいな?こと言い出して?
瑠璃 : もう全然意味分かんなくて
瑠璃 :
透子 : ……?
瑠璃 :
瑠璃 : 帰りました。(真面目に。
透子 : ………… うん
瑠璃 : ………助けてくれません?
瑠璃 : どうすれば良かったんですか私………
透子 : ……聞いてる俺も意味わかんねーわ……
瑠璃 : デスヨネ………
透子 : いやだって……瑠璃ちゃんはまー…色々赤裸々であれど、「してほしい事」を具体的に、明確に伝えたわけじゃん。
透子 : その返しがそれ…???(マジで意味分からんなって顔
瑠璃 : うん。ええ。
透子 : うーん………
瑠璃 : 私、結構真面目にショックだったんですよ?
瑠璃 : 繰り返しになっちゃいますけど、
瑠璃 : どんだけ私が時間とお金をかけて、美倖さんのプロデュースにノセられてたか。
瑠璃 : 透子さんならよくご存知ですよね?
透子 : まー……少なくとも、そのプロデュースはガチでやってたよ。
瑠璃 : そう信じたかったんですけど………
瑠璃 : なにが………どうなってるんでしょう………
透子 : だって俺「瑠璃ちゃんの肌のトーンに合うパウダーファンデのストーンラメ」開発に三週間付き合わされた事ありますよ?
瑠璃 : うん………
瑠璃 : ほんと、感謝してます。今も。
透子 : だから…本気でやってたのは知ってるし。…「かわいい」って、
瑠璃 : なんで急に言ってくれなくなっちゃったの?
透子 : うん。思って無いわけはねーと思うんだけど……
瑠璃 : 「ホンモノ」の人達の前では言えなかった?
透子 : ……
瑠璃 : …
透子 : (………「かわいい」って思ってるけど言えない。
透子 : (―― 好みのタイプ」とか全部女の子で答えてない?
透子 : …… ――
透子 : ん??
瑠璃 : 何か………また、
瑠璃 : 変な思い込みをしてるんでしょうか………
瑠璃 : 勝手に期待?したり?
透子 : (……「あたし、女の子だったら良かったのに。」……
透子 : …いやー…(これは俺が変な思い込みしてるかもしんねーな…
瑠璃 : ………
瑠璃 : どうですか?
透子 : (そもそも。瑠璃ちゃんが「全然違いますよ。」ってカンジなら。
瑠璃 : 私は…聞いてくれて、少し、助かりましたけど、
瑠璃 : 聞かされた立場としては…?
透子 : (このルートには触らん方が良い。…別にこじらせ魔法石を楽しみたい訳じゃないし。
透子 : んー、そうだなぁ…
透子 : 別に相互に悪感情無いと思うんだけど、ミッキーが意味分からんすぎて意味わからんな。
瑠璃 : そう、なっちゃいますか………
瑠璃 : はぁ………
瑠璃 : 美倖さんをワルモノにしたいわけじゃ無いんだけどな………
透子 : んー……瑠璃ちゃんとしてはさ。今後どうしたいのよ?
瑠璃 : 困ってます。
瑠璃 : やっぱり、その。
瑠璃 : 信じたかったものを信じれなくなってしまってて、
瑠璃 : 流石に会いに行く気にはなんないです…
透子 : だよなぁ。そもそも「かわいくなりたい」なら。別に手段なんて他に幾らでもあるし。
瑠璃 : ぅ、、、
瑠璃 : ぅ、ぅ、ぅーーーーーん………
透子 : アイツはジュエリーショップ店員としてはプロだけど、美容コーディネーターじゃないしな。
瑠璃 : でもっ、そのっ、、、
瑠璃 : 出来たら。
瑠璃 : 出来たら、したいです。
瑠璃 : 仲直り。
透子 : うん。
透子 : なら良かったよ。(はは、と
瑠璃 : はい………助けてくれませんか?
透子 : あぁ、そーだなぁ。此処で仲違いしたまんまはコッチとしても寝覚め悪いしな?
瑠璃 : はい………職場もどんよりさせちゃってたら申し訳ないです…
透子 : あぁ。ああいう状態のアイツを引っ張り出すのは骨だけど、やれる事はやってみますよっと。
瑠璃 : え?え???
透子 : ま、ちょっくら協力仰いでみるかー…(思案顔で)ん?
透子 : 会いに行く気になんないって事は、来させるんじゃないの?
瑠璃 : そ、、、、、
瑠璃 : そうです…かね?
透子 : ん。じゃあ文通くらいにする…?
瑠璃 : いえ………
瑠璃 : 私をかわいいって言ってくださいなんて手紙書いたら
瑠璃 : 恥ずかしくて死んでしまいます…
瑠璃 : やっぱり………会う方で、、、大丈夫です。
透子 : オッケー。いやー、御兄弟も多々参戦してるのに観戦に来ないなんて無いッスよね!
瑠璃 : 早速…なタイミングですね…(わかっていたかのような反応
透子 : なーに。善は急げじゃん?(ひょいっと立ち上がって
瑠璃 : はい………そうですね…はぁ……
透子 : そもそも周りの人達が勝手に拗らせるだけで。拗らせてる人間模様が好きな訳じゃないんですよ俺は。
瑠璃 : わ、悪かったですね………こじらせめんどくさ女で………
瑠璃 : 私だって好きでこうなってるわけじゃ………
透子 : なーんて!人の事言えねーけど。 んじゃ、そろそろ行くなー。(振り返り気味に
瑠璃 : あ、は、はい。
透子 : 話してくれてありがとな、瑠璃ちゃん。
瑠璃 : そのっ、、、
瑠璃 : ええ。
瑠璃 : 聞いてくれて、ありがとうございました。
瑠璃 : 少し、気が楽になりました。
透子 : いーって事よ。(笑って
瑠璃 : ………
瑠璃 : (ベンチに佇み透子を見送る
瑠璃さんが退室しました
透子 : さってと。
透子 : (瑠璃から離れて、駐屯地を歩く
透子 : さっそく協力要請と行きますか。 …さーって、どの辺にいるかな。
透子 : そっちも最近色々大変そうですけど。複雑な盤面を捌いて下さいよ。プロの方。
透子さんが退室しました
最終更新:2022年06月20日 01:54