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DDF 本戦第一試合-1「はじめましょう。夢のお祭り」 [少女 鳳凰 イチイ]

 : (夢。
 : (強大な夢の世界。
 : (その中に突如現れた大きな街が二つ
 : (片一方は仮想都市セントラル。
 : (此度の戦地。
 : (片一方は夢闘技場ドリームフォーデン
 : (此度の祭り場だ。
少女 : (コロッセオの中央に浮遊するキラキラのステージ
少女 : (ミラーボールを真っ二つに割ったかの如きステージの中心で
少女 : (マイクを手に持つサイバネティックなドレス姿の少女
少女 : ここは
少女 : 夢の世界。
少女 : ああ。
少女 : そうだわ。
少女 : 夢の世界なら楽しい夢をみたい。
少女 : 誰もがそう思うのでは無いでしょうか?
少女 : ええ。
少女 : はじめましょう。
少女 : 夢のお祭り。
少女 : Dream Draft Festival
少女 : 略して…
少女 : DDF!!!
少女 : 開幕ですわ〜〜〜!!!
少女 : (暗かったコロッセオのあらゆる照明がライトアップ
少女 : (観客席に集う民衆を照らし出し、
少女 : (やがて光は中央のミラーボールへと集まり乱反射されていく
少女 : そう!夢のお祭り!ドリームドラフトフェスティバル!
少女 : 栄誉ある皆様による栄誉ある選出メンバーによる栄誉ある夢のバトル!
少女 : そんな夢世界。観戦しないわけには行きませんわ!!
少女 : ねえ皆様!!
少女 : 「わ〜〜〜〜〜」(しもべエキストラ)
少女 : ふふふ。ふふ。ふっふっふふ。
少女 : ええ。ええ。わかっていますわ。わかってますわ。
少女 : 今宵の主催はあくまでドリームマスターのサカイ様、
少女 : そしてなによりメインキャストはファイターの皆様!!
少女 : というわけで,
少女 : 『EE=XVIIII=M.M.=n』のオンステージはほどほどにして、
少女 : さっそく!選手の皆様の紹介ですわ〜〜〜!!!
少女 : ▼ブルーチーム!
少女 : 蒼菖蒲壱葦様! 金鳳花或在様! シロキ=トオル様! エルキス=スィトナム様! ですわ!
少女 : そして、
少女 : ▼レッドチーム!
少女 : 炎舞-鳳凰様! 天星天羽様! 覇王堂巖黒"第二地層の破壊者"喧喧囂囂ノ清根様! 墨岡透子様! ですわ!
少女 : そして、
少女 : ▼イエローチーム!
少女 : EE=XV=★様! EE=XII=F.O.様! 覇王堂巖黒"第一地層の君臨者"獅子奮迅ノ京輝様! かすむ☀ぴゅあらほわいと様! ですわ!
少女 : さらに、
少女 : ▼グリーンチーム!
少女 : アーゼス三世=インテゼット=ドラゴニュート・フルプラント・オーバーロード様! フィルナ=N=オースブルク様! ルフ=スケッルス=ヘルウェティイ様! トロワ=フュイユ・ド・フォン・ヴェルデュール様! ですわ!
少女 : 以上の!
少女 : 16名が!!
少女 : 第一回戦を闘う代表者の皆様ですわ!!!
少女 : さあ。
少女 : 早速!
少女 : 早速ですわ!
少女 : 全選手!
少女 : 初期戦闘位置へ!
少女 : 転送開始!
少女 : DDF 1st Round開幕ですわ!!!!
少女 : (光に包まれた都市の様子を映し出す9個のモニターが空中に浮かび上がる
少女 : (都市に点在する16の光は虹色に弾け
少女 : (それぞれから人々が現れる
少女 : 戦闘都市は仮想都市セントラル!
少女 : 9のエリアに分けられたこの街へランダムに転送された4組16名の戦士達!
少女 : まずはこのよつどもえの戦場ーーーーーいな!?!!?!
少女 : こ、、、
少女 : え、。
少女 : え。えーーーー!!?
少女 : こ、これは、、、まさかの・・・!!!
少女 : (中央のモニター
少女 : (フィールド⑤エリア
少女 : (仮想都市セントラル、その中心を映し出すモニターが
少女 : (巨大化し、大きく映し出される
少女 : (そのモニターが映し出す人物…とは………
鳳凰 : (フィールド⑤エリア。仮想都市セントラルシティ・中央部。
鳳凰 : (喫茶EB傍。公園広場。
鳳凰 : ――――炎舞ッッッ
鳳凰 : (映し出された途端――画面を覆い尽くさんばかりの炎光!
鳳凰 : 緋連雀ッ!!!(朱長髪と炎の腕翼、さながら螺旋の様に炎を纏い―――突撃!
イチイ : ――――ッッ!!(克ち合うように白光を放ち、槍を構え迎える――白銀の騎士!
イチイ : ―――!!!(2つの光がぶつかり合い、広場一体に膨大な衝撃波が奔る
鳳凰 : ――――  っ はッ…! (飛び退き、広場で対峙する両者
鳳凰 : …どうやら…、(ズザザ、、
鳳凰 : この大会の主催者は、とんだエンターテイナーみてえだな。
鳳凰 : なァ? ――蒼菖蒲壱葦ッ!
イチイ : ……! ………鳳凰殿。
鳳凰 : はっ、気安く呼ぶんじゃねえよ。
鳳凰 : この第一試合のエントリーにてめえの名前を見た時から。
鳳凰 : 夢だろうが何だろうが関係ねえ!てめえだけは必ず、この俺サマが叩きのめす! そう決めてんだよ!!
イチイ : …………、……
鳳凰 : わざわざ探して飛ぶ手間が省けたぜ。 ……(ギリ、と前を見据えて
鳳凰 : …クソがよ。腑抜けた面しやがって。
鳳凰 : まさか「何も予想してなかった」なんて言わねえよなあ?
鳳凰 : この大会で、この試合で!俺サマの名を目にしておきながら!お気楽に娯楽試合しようなんざ、なぁ!?
イチイ : ……否。……
イチイ : ………(一度、深く深呼吸して、
イチイ : ……そうだね。 この戦地が、どのような場であれど。
イチイ : ぼくは、……君の想いを受け止めなくてはならない。 この、槍で。
鳳凰 : …っは…! 相変わらず忌々しいほどの良い子ちゃん気取りじゃねえか!
鳳凰 : 笑えるぜ。てめえが本当に清廉なら!こんな怨嗟を向けられる事も無いってのにな!
イチイ : ………、……(返せる言葉は無い。 謝罪も、言い訳も、開き直りも。ただ火種を注ぐだけだ。
イチイ : (かと言って。無抵抗に罵られ、惨めに倒される事で、彼の気は少しでも晴れるだろうか。
イチイ : (きっとそうでは無いのだろう。 そもそも正解などある訳がない。何を言い、何をした所で、全てが間違いだ。
イチイ : ………
イチイ : …(す、と大槍を鳳凰に向けて
イチイ : …もう、何も言う事は無いよ。
鳳凰 : ……ッ は! 開き直りかよ!
イチイ : …… ッ いざ!(鎧を纏った全身が銀のオーラに包まれる
鳳凰 : はっ!いいじゃねえか実力行使!貴族当主サマらしいお作法だぜ!(こちらも再び両腕に炎を纏い
鳳凰 : だが……その作法で! 敗ける気ァしねぇんだよっっ!!
イチイ : ――― 参るッッ!!!(白銀纏った槍を突き出し――突撃!!
鳳凰 : (聖なる炎と白銀のオーラが再びぶつかり合い、モニター画面がフラッシュアウトする――
最終更新:2022年10月09日 01:35