トオルさんが入室しました
トオル : (駐屯所
トオル : (一室。
トオル : (試合はとうに決着し、
トオル : (観戦や治療を終えた戦士達が
トオル : (各々の反省会や武勇伝を語り合う頃
トオル : ・・・
トオル : zzz・・・
トオル : (異世界から来た少年は
トオル : (まだ、眠りについていた
トオル : っ、、、
トオル : (目元を手で触り、
トオル : (メガネを確認する。
トオル : (身体に“悪魔”を宿す、彼のモーニングルーティン
トオル : いや、朝って感じじゃないね?
トオル : (セルフツッコミを入れて、ベッドから起き上がる
トオル : ローラーブレードで就寝って・・・ちょっと行儀悪すぎるでしょ。
トオル : (よっと、ベットから降りて
トオル : (扉から外に出て、
トオル : まずは会いに行ってー・・・
トオル : ………てか…結果どうなったんだろ?
トオル : (駐屯地の街を滑り出す
エルキスさんが入室しました
エルキス : (貴族チームの駐屯地エリア
エルキス : (トオルの転送された一室に向かって
エルキス : (ゆっくりというか…躊躇いがちなペースで歩いてくる長身
トオル : あっれ?
トオル : ・・・
トオル : ・・・(エルキスにローラーブレードで近づいて
トオル : やぁ!エルキスお姉さん!(元気に挨拶
エルキス : 、あ!(声掛けられて
エルキス : ト、 ―― ・・・
エルキス : ……トオルくん。 (顔を見て、確認するようにして)目、覚ましたんだね。
トオル : ん。あれ。
トオル : うん。トオルだよ。
トオル : シロキ=トオル。
トオル : ・・・待たせてごめん。いっぱい寝ちゃった!
エルキス : うん。…そうだよね。
エルキス : う、ううん!謝らなくていいよ! それだけ疲れたって事だろうし…!
トオル : 優しいね。ありがと!
トオル : で、結果はどうだった? まだ見れてないんだよね。
トオル : オレ様達のチーム、めっちゃ無双しちゃったり?
エルキス : そうなんだ。 … うん、そうそう!イチイさんが最後まで生き残ってくれたから、
エルキス : あたし達のチーム、1回戦は1位なんだって!
トオル : やったあ1位・・・
トオル : ん?
トオル : あれ。
トオル : いや、1位なのは嬉しいんだけど、あれ?
エルキス : ?…どうしたの?
トオル : ・・・生き残ったのはイチイさんだけって事は、
トオル : オレ様たち・・・途中で負けた?
エルキス : あ。
エルキス : ……そ、 そう…だね。 うん…
エルキス : ……あ、そっか。 トオルくん、は覚えてないんだっけ…
トオル : あ。あー。
トオル : うん。ゴメン。
トオル : “アキラ”の時の事は、“トオル”にはわからないんだ。(寂しそうに
トオル : アイツと何か、あった感じ、だよね?
エルキス : …う、ううん! 何かあったって訳じゃ……
エルキス : 無い……よ。
トオル : いや、絶対なんかあったよね!
エルキス : 、。(首振って)
エルキス : ……あたしが、今日まで、何にも気付いてなかったってだけだから。
トオル : ーーーあ。
トオル : ・・・あーーー。
エルキス : アキラ…くん、アキラさん…? どう呼んだらいいのか、わからないけど…
トオル : なんかあったの、アイツじゃなくて、オレ様じゃん?
エルキス : …あの人は何にも悪く、………え?
トオル : ゴメン!!!(両手合わせて頭下げて
トオル : オレ様、大っきい隠し事しちゃってた!
エルキス : … … え。。。
エルキス : そ、そんな。謝らないでよ…!
トオル : んーん!(顔あげて
トオル : 今まで、ぜんっっっぜん言ってなかったから。オレ様が。
トオル : (ここでミナリア人に関するウンチクをベラベラ話しだすのは簡単だ。
トオル : (魔眼持ちのミナリア人には魔眼の悪魔がついてて、
トオル : (大抵のミナリア人はその悪魔に体を乗っ取られて殺される
トオル : (だからミナリアでも自分の身体に悪魔がついてる事を隠して生きる人は多い。なーんて。
トオル : (でも、そんなの後出しじゃん。
トオル : (この世界で暮らす以上は、この世界のルールが、オレ様たちにもルールだ。
トオル : (だから、消えちまった故郷のせいになんて、しないよ。
トオル : (故郷が消えたのだってきっと・・・・・・・・・
トオル : っと、だから。
トオル : オレ様の切り札みたいな感じでチョーシ乗って使ってたけどさ。
トオル : あんときの事、オレ様、全然、覚える事出来ないし。うん。
トオル : 別人に身体預けちゃってる状態なんだよね。
エルキス : …うん。トオルくんは、アキラ…くんの事良く知らないから、言えなくても仕方ないって、
エルキス : そう、言ってたの。…(でも、という沈黙で
トオル : あっれ。アイツまでそんな事言ってたの?(こ、これじゃ被っちゃうじゃん…!
トオル : えーっと、でも、、そうじゃあなくて、「仕方ない」とかじゃなくてさ!
トオル : つまりえっと。
トオル : 「知らない人」と一緒にさせて、ゴメン。
トオル : 「ずっと一緒」じゃない時、あった。
エルキス : ……、、
トオル : (今回とか、前回の風船とか。
トオル : だから、黙っててゴメンね。エルキスお姉さん。
エルキス : …う、ううん。 …いいの。それは。
エルキス : 言いにくい理由、色々あったと思うし… あたしが…
エルキス : ……あたしがこんなすっとぼけてたら、言うものも言えなかっただろうし…
トオル : すっとぼけ・・・てはないでしょ!
エルキス : …そ、そんな事無い!
トオル : ぅっ、
エルキス : …今日の事があってから、ずっと考えてたの。 ……なんで全然、気が付きもしなかったんだろうって。
トオル : ・・・ぁ。
エルキス : ……思い返してみたら、気付けたんじゃないかってタイミング、沢山あった気がして。
トオル : ・・・いや。
エルキス : そういう機会、全部ふいにして、……浮かれてただけだったのかなって。
トオル : そんなの、逆じゃん。。。
エルキス : ………ずっと、一番近くにいたのに。
トオル : オレ様が、だよ。
トオル : オレ様が「シロキ=アキラ」って名前を1回でも言えば良いだけだったのに!
トオル : ずっと・・・、、、別人が、が身体にいるなんて知られるのが・・・怖かった。
トオル : (身体にいるのか悪魔だからじゃない。
エルキス : …!
トオル : (その気になれば世界を滅ぼすような力を持つ悪魔が居たからじゃなくて。
トオル : (フェルアン先輩達みたいな“2人の世界”に憧れて、ずっと暮らしてきてるのに、
トオル : ・・・
トオル : (オレ様は、すでに、オレ様だけで、1人じゃなくて、それが、怖かった。
トオル : (なんて、、、今更、、、格好悪くて、言えないけど。。。
トオル : だから、エルキスお姉さんが気づかなかったんじゃないよ。
トオル : オレ様が、気づかせなかったんだよ。
エルキス : ……… ……トオルくん…。
トオル : だから、ゴメン。
エルキス : ………
エルキス : …………そっか。
エルキス : トオルくん……、怖い、って思ってたんだね。
トオル : ・・・あーーー、
トオル : (怖がるなんて、カッコよく無いけど。さ。
エルキス : それなら猶の事…… 気付きたかったな。あたし。
トオル : ・・・オレ様に“アキラ”が隠れてる事に?
エルキス : (「少女漫画みたいな」「先輩達みたいな」「理想の恋」に憧れて。
エルキス : (自分の知る誰よりもかっこいい、王子様みたいな人に想いを寄せてもらえて。
エルキス : (夢が叶って、幸せの真っ只中。でも、ただ、ずっと、それだけだったんじゃないだろうか。
エルキス : (ううん、と首を振って
エルキス : …トオルくんが怖がってた事に。
トオル : いやっ、、、それは・・・!
トオル : ・・・それは、気付かれたく、無いじゃん。。。
エルキス : ……で、でも!あたしはトオルくんの、
エルキス : ……恋人、、、だから……
トオル : ぅ。
エルキス : 恋人だから何でも話してとか…そういうのじゃないけど… でも…
エルキス : …好きな人がずっと怖がってて、それを言えないままでいるのも、
エルキス : そんな事にまったく気づけないまま、一人だけ幸せ気分でいるのも……
エルキス : 嫌、、、だし。……実際、今までずっとそうだったんだなって。
トオル : 一人だけなんかじゃないって!!
トオル : オレ様もずっと、幸せだったし…!
エルキス : 、…!
トオル : 幸せなままずーーーーっとカッコつけてカッコイイ男で居たかったから!
トオル : だから、怖がってたなんて、気付かせたくなかった…し、
トオル : 今、そんな風に思わせちゃうのも、あーーあ。全然カッコよくないね。
エルキス : ……… トオルくん…
エルキス : ……トオルくんは、いつもずっとかっこいいよ。
トオル : え、
トオル : ・・・ぅ。
エルキス : あたしにとっては、いつでもずっと、世界で一番かっこいい男の子だよ。
トオル : ズルいよそんなの。。。
エルキス : だ、だけど。。だから。。?
トオル : こんなカッコ悪くてダサい状況なのにさ……言われたら嬉しくてたまらない。し。
エルキス : ちょっとくらい、、、へこんだり怖がったり、ださくたってもかっこいいから!
トオル : もーーー!ダサいとか言わないでよー!!(恥ずかしそうに
エルキス : そ、それはトオルくんの言葉を借りただけで!(ワタタ
エルキス : ホントの所、ちっともださいなんて思ってないし…!何がかっこ悪いのか正直よく分かってなくて…!
トオル : もーーー?採点甘々だなぁ。お姉さんは。
エルキス : うぅ…、そうなのかなぁ。。
トオル : でも、そんな甘々な所もお姉さんの良い所だし。
トオル : 好きだよ。そーいう所も。そして、ありがと。
エルキス : …!(顔赤らめて
エルキス : ……。
トオル : ……。
トオル : えっとさ。
エルキス : …うん。何?
トオル : 本当はしたくないんだけど、しなきゃいけないかなって気がする事があるんだけど、
トオル : ・・・
トオル : “アイツ”とも話す? なんか、あんま、良い感じの別れじゃなかった…んだよね?
エルキス : ……
エルキス : ……うん。 多分だけど、あたし…
エルキス : 『アキラさん』の事、傷付けちゃったと思うから…
エルキス : ……だから、ちゃんと謝りたいな。
トオル : お姉さんが悪いわけじゃ無いと思うけど………それなら、、
トオル : (エルキスに近づいて
トオル : メガネ、取って。で、話終わったらかけてよ。
エルキス : …(ああ、やっぱり。「眼鏡をかけてない時」が…
トオル : そしたらアキラが出てきて、また、トオルに戻るからさ。
エルキス : …(ホント、何で全然気付かなかったんだろ。)…うん。わかった。
エルキス : じゃあ、…ちょっとだけ、アキラさんと話させてね。
トオル : ちょっとだけ、ね。アイツ…煩いからさ…
トオル : (そういって更にエルキスに近づいて
エルキス : (トオルの顔の方に片手を伸ばして
トオル : ・・・よろしく。(エルキスを見上げる
エルキス : うん。 …また後でね、トオルくん。
トオル : うん。ちょっとだけ、だよ!?(微笑んで
エルキス : うん。 約束。(笑い返して
エルキス : (トオルの眼鏡の蔓に指を掛け、外させる
トオルさんが退室しました
アキラさんが入室しました
アキラ : (銀色の瞳が、金色の瞳に変わる
エルキス : (外した眼鏡を両手で持って、少し離れてアキラと対峙
エルキス : こ…こんにちは!
アキラ : (魔法も気も修得していないトオルとアキラ。違いはたったそれだけ。
アキラ : (世界を滅ぼす禍々しいオーラなんてのが溢れてれば、もっとわかりやすく変わるんだけどね。
アキラ : …こんにちわ。
エルキス : …えぇっと、 ……アキラさん、って呼んだらいいのかな。
アキラ : あぁ、そうだよ。
アキラ : 銀に木に明るいって書いて、
アキラ : シロキ=トオルとも、シロキ=アキラとも読む。
エルキス : 明るい… 明… そうなんだ…
アキラ : ネーム。銀木明(シロキ=トオル/シロキ=アキラ)さ。
アキラ : トオルとは話せたみたいだね。
エルキス : うん。 まあ、まだ話し足りないけど…
アキラ : あぁ、それはまた邪魔しちゃったな。
エルキス : ううん。きっと全部一気に話して解決、とは行かない事だから。
アキラ : そっか。
アキラ : なんか・・・邪魔しちゃってるな。オレ様。
アキラ : お姉さんが、すっっっっっごく優しいからさ。
アキラ : ついそれに甘えちゃうけど、
エルキス : …え。そんな、…ど、どうしたの?
アキラ : ホントはやっぱ、結構ダメダメな隠し事だったな。っていっぱい思うよ。
エルキス : ………そんな事。 …(眉を下げて
エルキス : … トオルくん、知られるのが怖かった、って言ってたけど…
エルキス : ……
エルキス : …知ったら、あたしが嫌がると思ったのかな。
アキラ : あぁ。
アキラ : オレは“トオル”に住み着いた“魔眼の悪魔”だしね。
アキラ : 悪魔に取り憑かれてます。なんて、怖いじゃん。
エルキス : ……
エルキス : アキラさんの事は、確かにすごくびっくりしたし、正直まだ頭が追い付いてない所もあるけど…
エルキス : ……でも、だからって。嫌になったりなんかしない。…のに。
アキラ : 優しすぎるよね。ほんっっとさ。
アキラ : でも、すごく、嬉しいよ。
エルキス : …そんな事。(ぎゅっと目を瞑って
アキラ : ごめんね。エルキスお姉さん。トオル。
エルキス : …もっともっとあたしが優しくて…どんな事だって受け入れられるって、信頼してもらえたら、
エルキス : トオルくんは、アキラさんの事話してくれてたかな。…って考えちゃうの。
アキラ : あー・・・
アキラ : (自分がいつ乗っ取られるかわからない悪魔が居ますなんて、どんなに信頼してても怖いもんだと思うけど、それでも、なお、だよな…)
エルキス : トオルくんは言えなかった理由、たくさん話してくれたのにね。
アキラ : じゃあ、そこは、意地だな。
エルキス : …意地?
アキラ : トオルは…ほら。カッコつけたがりだろ?
アキラ : だから意地でもさ。自分の弱点や不安な所を、大事な人にほど隠したがる意地が出ちゃう。
アキラ : で、さ。
エルキス : ……。
アキラ : エルキスお姉さんはすっっっっごく優しいからさ。
アキラ : 意地でも話してほしい。力になってあげたい。…信頼してくれる。嬉しい事にさ。
アキラ : …
アキラ : そんなふうにしちゃってる…“アキラ”が自分で言うのもバツが悪いけど、男と女の意地みたいだね。
エルキス : (少しキョトンとして
エルキス : …そっか?(目から鱗といった風に
アキラ : そう、じゃない?(キョトンとしてるのにキョトンとして
エルキス : なんか、あんまり大きな話で、わかんなくなっちゃってたけど…
エルキス : …結局そういう事なのかも…??
アキラ : うん。そういう事、なんじゃないかな。
アキラ : トオルが誤魔化さず“アキラ”の事を話したんなら、
アキラ : ・・・今回はエルキスお姉さんの意地の勝ちだね。
エルキス : ……… そっか。
エルキス : …うん。
エルキス : いつでもずっとカッコよく居てくれるトオルくんの事、大好きだけど…
エルキス : それでも話してほしい。 弱い所や迷ってる所も見せてほしい。 …それが意地なんだね。
アキラ : ・・・あぁ。
アキラ : 自分を大好きに思ってくれるお姉さんに、弱い所や迷ってる所は見せずにずっと、カッコよくいたいモンだからさ。・・・トオルは。
アキラ : ・・・
エルキス : ……
アキラ : エルキスお姉さんは、トオルに何があっても、
アキラ : 今後もずっと・・・一緒に居てくれる?
エルキス : …うん。一緒に居たい。
エルキス : こんなにも幸せにしてくれて、同じくらい幸せにしたいって思える人、
エルキス : 他に居ない、って思えるから。 …だから、離れたくないな。
アキラ : ・・・素敵だね。
アキラ : …トオルにも聞かせてやりたかったな。(呟いて
アキラ : …迷惑かけちゃったお姉さんとトオルに、もう1個だけワガママ言っても良いかな。
エルキス : …?
アキラ : オレ、出ていくよ。
エルキス : え?
アキラ : トオルの体から出てく。
アキラ : やっぱ、そうしたほうがいいかな。ってさ。
エルキス : ……… ぁ。
アキラ : ううん、悪く思わないでよエルキスお姉さん。
エルキス : ご、ごめんなさい!あたしまだアキラさんに謝れてなくって…!
アキラ : 元々トオルの体って不便でさ。
アキラ : “次元最強の悪魔”がいるのにトオルなんて滅多に“アキラ”を出そうとしてくれないせいでさ。
アキラ : 出るときは必ず”イチイ“だの”キヨネ“だのワケワカンナイの居るし。
アキラ : ・・・そろそろ自立しないとね。オレも。ガキじゃーないんだし。
エルキス : ……何かあたし、すごくショック受けたみたいに言っちゃったけど…、それはアキラさんのせいじゃなくて…
エルキス : ……「出ていく」って……簡単にできる事じゃないんでしょう?
アキラ : 優しいね。エルキスお姉さんは。
アキラ : 勿論、「出ていく」のは超激ムズ難易度だけどさ。
アキラ : 今の2人の為なら、ちょっと、ガキでも諦めそうなぐらいの無茶、やれる気がしちゃうんだよね。
エルキス : …(…むしろ先の戦いの時には「できない」に近い言い方をしてた気がする。嫌な予感、当たらないといいけど…
アキラ : …
エルキス : ………
アキラ : (本当はこのお祭りが終わってからのが良いんだろうけど、これ以上2人を待たせたくないな。
アキラ : だからさ。
アキラ : オレ様が居なくなった後も、
アキラ : この生意気なカッコつけのトオルを、よろしくね。
エルキス : ……、ま、待って!(反射的に
アキラ : …エルキスお姉さん?
エルキス : …………… アキラさん、は。
エルキス : ……… 格好つけて、隠し事をしちゃうタイプ?
アキラ : ・・・
アキラ : ふふふっ、勝てないなあお姉さんには(笑って
アキラ : 大丈夫。違う違う。大丈夫だって。
アキラ : 自害するとかそんなネガティブな事じゃあないよ。
アキラ : そうだね、うん。隠し事はダメってさっき学んだばっかりだ。全部説明してからやろっか。
エルキス : 、………うん。
エルキス : あと、……あとね。
アキラ : …ん?
エルキス : ……トオルくんと話して決めた方がいいと思う。
アキラ : ん、、、、ん。。んーーーーーー。。。
アキラ : んーーーーー。確かになぁ。。。(言いくるめられて
エルキス : トオルくんに記憶が残らないからって、……全部1人で決めちゃダメだよ。2人の身体で、2人の問題なんだから。
アキラ : 、、、うん、そうだね、お姉さん…(素直に
アキラ : ゴメンね。
エルキス : …ううん。こっちこそ。(首振って
アキラ : ・・・
エルキス : …あたしがアキラさんを邪魔に思ってるように見えて、だから離れようとしてるんだとしたら…、絶対そんな事無いって言わせてほしいの。
アキラ : ありがと。すっっっごく優しいね。ほんと。
アキラ : でも。ほら。窮屈なのは窮屈だし。トオルの体にいつまでもいるの。
アキラ : それに。迷惑もかけたしさ。別にオレ様も死ぬわけじゃないし。
エルキス : …うん。もしかしたら、あたしとトオルくんが一緒にいる事で、アキラさんは自由になれないのかもしれない、とも思って…
エルキス : …でも、勿論あたしもだけど、トオルくん、今まですっごくアキラさんに助けられてきたと思うから…
アキラ : あぁ、ほんと。優しいね。
エルキス : ……だから……2人で話し合って、納得が行く答えを出してほしいな…って。そう思うの。
アキラ : オレ様は・・・トオルの故郷の次元を滅ぼしちゃってるし。
アキラ : これ以上、トオルの人生を滅茶苦茶にするわけにはいかないと思って今まで共生してきたけど。
アキラ : ・・・うん、なんか上手く説明できないな、、、結局、最後は。
アキラ : アキラの意地、かな? お姉さんとトオルに幸せになってほしい。
エルキス : ……意地。
エルキス : ……アキラさんって、とっても優しい悪魔だよね。(ふふ、と
アキラ : そーーーかな? お姉さんほどじゃないよ(ふふ、と笑って
アキラ : それじゃあ・・・(どこからか紙とペンが飛んできて
アキラ : (空中に浮かんだペンが何かを紙に記して、また何処かへ飛んでいく
アキラ : コレ、“トオル”に渡してくれる?(飛んできたペンによって書かれた手紙
エルキス : うん。(手紙を受け取って
エルキス : …交換日記みたいだね。何だか。(ふふ、と
アキラ : 一言喋るごとにメガネ付け替えても良いんだけどね。それだとお姉さんが大変だから(笑って
エルキス : ふふ。じゃあ、ちゃんとトオルくんに渡すから。
アキラ : うん。よろしくね。
アキラ : それじゃ。そろそろ、かな。
エルキス : ……その。
エルキス : ありがとう、アキラさん。 色々、失礼な態度も取っちゃったのに…
アキラ : いいや。 優しすぎるぐらいだよ。
エルキス : トオルくんとの事、アキラさんのお陰で、少し気持ちが解けたと思うし。
エルキス : トオルくんとも話し合ってくれて…嬉しい。
アキラ : そういう所、とかね。
アキラ : (そうやってでもしてくれなきゃ、
アキラ : (オレ様はまた、トオルに何も知らせずに、全部消えちまった後にトオルが知る所だったんだから。
エルキス : (ふふ、と笑って、片手に持ったメガネを持ち上げて
エルキス : じゃあ… またね、かな。アキラさん。
アキラ : …あぁ。黙って消えたりはしないよ。
アキラ : またね。エルキスお姉さん。・・・話せて、嬉しかった。
エルキス : ううん、こちらこそ。 …そうそれ、絶対よ?(念押しして
エルキス : (片手を伸ばし、アキラの顔に眼鏡を掛けさせる
アキラさんが退室しました
トオルさんが入室しました
トオル : ・・・
エルキス : …
トオル : (両眼瞑って、目を開けると
トオル : (銀色の瞳
エルキス : …おかえり。トオルくん。
トオル : ん。。。ただいま。
トオル : ・・・話せた?(恐る恐る
エルキス : うん。(微笑んで
トオル : なら、良かった。(笑って
エルキス : それで…コレ。アキラさんから、トオルくんに。(手紙を差し出して
トオル : え?手紙??アイツから???
トオル : (受け取って
エルキス : 返事があったらまたあたしが渡すから。…納得行くまでやりとりして欲しいな。
トオル : う、、、うん?
トオル : (手紙開いて
トオル : ・・・何コレ?!
エルキス : …!
トオル : (膨大な量の小さな文字が書いてある
エルキス : え、何…!?そんなにすごい事が書いてあるの!?
トオル : いや、これ、・・・あ!
トオル : (エルキスとアキラの会話が全文。でも所々伏せ字。
トオル : (例の“キヨネ”との戦闘中の会話から始まり。
トオル : (先ほどの会話も全部。
トオル : (隠し事は良くない。と言われた後の、コレまでかってぐらい子供っぽい素直な意趣返し。
トオル : (でも。所々。
トオル : (エルキスお姉さんの素敵な言葉っぽい所だけ若干伏せ字!!多分褒め言葉!!
トオル : (なんで隠すのー!?自分で「ここなんて言ったの?」って聞けって事ー!?
トオル : (素直なんだか素直じゃないんだか、子供っぽい?イタズラ。
トオル : (まあ、でも。かなり、わかった。
トオル : (これが“アイツ”の誠意であり、意地なんだろう。
トオル : (次元を滅ぼした事を秘密にしたままにはしない、エルキスお姉さんからも言わせない
トオル : (“キヨネ”との戦闘まで書いたのは、勿論その事もあってなんだね。
トオル : (そんで、その後は・・・
トオル : ・・・
トオル : いや、書き込みすぎでしょ。アイツ。
エルキス : そんなに…!?
トオル : ・・・
エルキス : ……
トオル : エルキスお姉さんとどんな事を話したか、書いてあったよ。
エルキス : ……そう…なんだ。
トオル : アイツ、エルキスお姉さんの優しさにすっごい感謝してたね。
エルキス : ……そうなんだ。…
トオル : (それはオレ様もだけどね!?って言いたいけど…!
トオル : …それはオレ様もだけどね!?
トオル : (やっぱ言った!
エルキス : ……、。
ふふ(ちょっとおかしげに
トオル : で、えっと、、、ほら。お手紙のお返事、だっけ?
エルキス : ありがとう、トオルくん。
トオル : ええ?!
エルキス : ………うん。
エルキス : あ、その、感謝してもらえて嬉しいなっていうね…!?
…えっと、それで、
トオル : あ。えっと。それで、お返事だけど。
エルキス : ……手紙、他にも書いてあった…よね。
トオル : あ、うん。
エルキス : ……
トオル : “アイツ”の意地。なんだよね。
トオル : オレ様から出て行って・・・オレ様たちの幸せを願う?って。
エルキス : ……みたい。だけど…
トオル : 確かに…「何勝手に決めてんだよ!!!」って思ったけどさ、
トオル : 本当にそれが出来たら、
トオル : フェルアン先輩とか、みんなで。 “アイツ”の歓迎会、してあげてほしいな。
エルキス : ………!
トオル : え?!あ?!違う!?今生の別れ的な感じ?!コレ!?
エルキス : …うん、、そうだね。
…具体的に何をどうするのか、あたし全然わかってないけど…
エルキス : …アキラさんがトオルくんの身体から離れたって、永遠に会えないわけでも、友達になれないわけでもないんだよね。
トオル : アイツの事だからカッコつけて別次元まですっ飛んでいきそうな発言だったけど。
トオル : そうは行かないでしょ。
トオル : ちゃんとヴァースでラブラブな彼女見つけて、ミストで一緒にダブルデートとかしないとね。
エルキス : ……うん。そう。そうだよね。(急にほっとしたように
トオル : というわけで、お返事は一言で良いよ。
トオル : ほら、どうせ一緒になるんなら、その後でいくらでも3人で話せるし。
エルキス : うん。…そうだね。
エルキス : …ふふ、なんだかどっと安心しちゃった。
トオル : ま。アイツは“居なくなる”つもりで“出てく”なんて言ったんだろうけど。
トオル : そーそーなんでも思い通りになんか、させないよ。
トオル : (笑って
トオル : 「絶対成功しろよな〜? 次元最強の悪魔くん。」って伝えといて。(悪戯っぽく笑って
エルキス : ……うん。良かったぁ…
エルキス : ふふ、わかった。そうアキラさんに伝えるね。
トオル : うん。宜しくね。お姉さん。(そう言って、また近づいて、見上げて
エルキス : うん。(メガネを両手で持って、少し屈んで
エルキス : また後でね、トオルくん。(メガネを掛けさせる
トオル : うん。勿論。また、後で。(笑って
トオル : “アイツ”に宜しく。(両眼を瞑る
エルキスさんが退室しました
トオルさんが退室しました
作戦さんが入室しました
作戦 : 「作戦。」
作戦 : 「サカイのおじさんに、夢世界で、闘って勝つ。」
作戦 : 「トオルとアキラの境を取り除かせる。」
作戦 : 「夢の世界でドリームマスターに勝つなんて普通に不可能だけど。」
作戦 : 「“招待券”で精鋭揃えれば、欠片ぐらい希望が見えるかもね。」
作戦 : 「サカイのおじさん、ミナリアのみんな、呼んでよ。」
作戦 : 「彼らにも故郷を消しとばした事を謝りたいしね。」
作戦 : 「じゃ。そういう事だから。」
作戦 : 「夢世界最強決定戦と行こっか。おじさん。」
作戦さんが退室しました
最終更新:2023年01月16日 23:37