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DDF 本戦第二試合-5「『このルールでは最強』。って言われるくらい」 [瑠璃 春慶]

瑠璃 : (仮想都市セントラル
瑠璃 : (⑤
瑠璃 : (中央公園エリア
瑠璃 : っ(ばしゃーーーーん!
瑠璃 : …。(ぽたぽた。。。
瑠璃 : (転送と同時に中央公園の噴水に落っこちた
瑠璃 : (昔から別段強運なキャラではないが…
瑠璃 : (柄でもない戦闘狂の祭りに参加の意気込みを固める直前に
瑠璃 : (訳の分からない痴話喧嘩を聞かされ続けた報いとしては
瑠璃 : …あんまりじゃないですか。
瑠璃 : (不運だが、すぐに自分の場所はわかった。
瑠璃 : (それならまずは戦闘準備を整えて、連絡手段を確立して、籠城しながら、味方と合流が理想
瑠璃 : …。
瑠璃 : 風船が無事なだけ良しとしますか。
瑠璃 : ぐちょぐちょの服で試合を続行するのは気分が悪いですが、仕方がありません。
瑠璃 : 雨に振られたとでも思えば…
瑠璃 : (と。
瑠璃 : (空を見上げ
瑠璃 : (鉄。槍。
瑠璃 : (その大群に気付く
瑠璃 : なっっ!?
瑠璃 : (明らかに誰かの仕掛け。攻撃だ。
瑠璃 : (場違いな祭りと思っていたが、まだまだ認識が甘かった。戦闘者としてのスケールがまるで違う。
瑠璃 : 格が、違う、
瑠璃 : の、は、
瑠璃 : 始めからわかっていた事…。
瑠璃 : (噴水についたままの両手
瑠璃 : (両手の親指に嵌めた指輪の魔法石が光る
瑠璃 : (商人、宝石アクセサリー屋、プロファイター。色んな人に心配された日々だけど………
瑠璃 : …(私だって少しは…出来るよ。
瑠璃 : 水脈に潜む魔物のみなさん…宝石の魔力に導かれて…すみません…私に力を………
瑠璃 : 召喚魔術(サモン)・ひょうすべ!
瑠璃 : (瑠璃の隣に現れる河童の親分
瑠璃 : (噴水の水を水掻きで掬い上げ
瑠璃 : (空に向けて打ち上げる水のカッター!
瑠璃 : これで………!
瑠璃 : (水のカッターが鉄槍の大群を吹き飛ばし
瑠璃 : え。嘘。
瑠璃 : (その裏には遥かに連なる鉄槍の大雨
瑠璃 : ーーーぁ(単なる槍投げ攻撃と見誤った。
瑠璃 : (その本質は天候操作。街全域に鉄槍を降らせ続ける雨乞い。
瑠璃 : (規模感、スケール、格が違う。残酷なほどに。
瑠璃 : ーーー(終わった。こんなにも、あっさり………。。。
 : (空を見上げる瑠璃の足元に
 : (突然、ぽっかりと穴が開く
瑠璃 : えーーーーー???
 : (自由落下のままに、大穴は瑠璃(とひょうすべくん)を呑み込み
 : (鉄槍が降り注ぐその直前で閉じられる。
 : ざばあっと滝のように落ちる大量の水と共に、瑠璃の身体が落下し、
 : (冷たい地面に落ちる。
瑠璃 : ーーーーっっ!?
瑠璃 : (おしりから地面に落ちる
 : (薄暗……いやかなり暗い。岩壁に囲まれた場所。
瑠璃 : 痛った…………
 : (少なくともセントラル中央公園の地下ではないだろう。ここは……
瑠璃 : 何……ココ……?
春慶 : 無事みたいだね。(座り込む瑠璃の背に投げ掛けられる声。
瑠璃 : 
瑠璃 : 春慶さん、助けてくれたんですね。
瑠璃 : (座ったまま振り返る
春慶 : ああ。中央公園に誰か1人は配置される、って読みが当たって良かったよ。
春慶 : それが味方なら猶更運が良いね。
瑠璃 : はい…味方で良かったです……
瑠璃 : それで……ココは…?
春慶 : 『第五地層』。
瑠璃 : はい?それって………
瑠璃 : ミユキさんのお家の近くですよね…??
春慶 : そうだね。その一角を僕が所有してて、ある程度自由にリンクできる。
瑠璃 : え?
瑠璃 : 夢の中の、仮想都市からでも…??
春慶 : 『夢』がそれを許容したからね。
春慶 : まあ、僕の戦闘スキルの一環扱いになったんでしょ。通信機使えるくらいだしね。
春慶 : ただ…あんまり長居すると場外扱いになるかもだから。此処からまた別の所に移動しようと思ってるよ。
瑠璃 : 通信機と…ココを同じ扱いで計算するのは
瑠璃 : ……
瑠璃 : 
春慶 : アンフェアに思う?(勝手に歩き出しつつ
瑠璃 : いいえ。
瑠璃 : よく思いついたなと感心しているところです。
春慶 : そっか。
春慶 : 第五地層は無限に広がってる訳じゃ無いから、このフィールド内を自在に転移するまでは出来ない。この中央エリア内が精々ってとこかな。(背中で説明しながら
春慶 : あくまで緊急避難用が主だね。だから基本は当初の作戦通り、都市内の建物に籠城しようと思う。
瑠璃 : つまり・・・1エリア丸々地下を潜航出来ると・・・?
春慶 : 凡そそうなるね。
瑠璃 : ・・・凄いですね。素直に。
瑠璃 : ふぅ。発想のスケールが全然違います。(春慶に着いていきながら
瑠璃 : 鉄槍の大雨に対する対抗策が街の地下に別空間を繋げて潜る…か。
春慶 : 地上があの有様になるのは予想外だったけどね。…まあ、丁度噛み合ったかな。
瑠璃 : ええ。来ていただけなければ私はリタイアでした…
瑠璃 : ありがとうございます。
春慶 : どういたしまして。 ま、間に合う範囲で良かったよ。(中央公園より、少し南。大して進んでいないように思えるが…
春慶 : 中央公園より北〇m。…この辺りかな。(前方に片手を翳すと
春慶 : (前方に漆黒の穴が開き――人一人分が入れるくらいに広がる。
春慶 : (その向こうに広がる景色は――無機質な壁が四方を覆う場所。…地下施設、シェルターのような場所だろうか。
瑠璃 : ここは…?
春慶 : セントラルタワー。 合ってればね。
春慶 : 
【ヴァースの中枢/セントラルタワー】
地上に見えている部分でさえ一部であり、それがタワーと呼ばれている。
機能の大部分は地下にあるらしい。議会などがこの中に存在している。
第二次抗魔戦争後に作られ、圧倒的な防御機能を備えた要塞でもある。
瑠璃 : タワー…ここなら鉄槍の大雨も凌げるんですね。
春慶 : そう。セントラルシティは、頻繁に襲撃<レイド>が発生する都市の性質上、建造物が壊れやすくできてるらしいけど、
春慶 : 一部の中核施設は例外になる。ここもその一つだね。
春慶 : (内部を確認。無人と判断すると、よ、と穴の中に入る
瑠璃 : …便乗させて頂きます。(着いていく
春慶 : どうぞ。
春慶 : まあ、流石に完全に内部が再現されてる訳じゃないだろうけど。『機能の大部分が地下にある』ってのは調べれば出る情報だしね。
春慶 : 夢の主もそこはきちんと作ってくれてるらしい。
瑠璃 : 地上に出る…と見せかけて、地下が強固な場所への移動を行なっていたんですね…
春慶 : 僕の能力はそれが都合良いからね。安全な場所に逃げ込んで、守備を固めて、兵を遣わす。
瑠璃 : 最適な場所ですね。
瑠璃 : 第一回戦の試合を見た後から、この場所は狙いに入れていたんですか?
春慶 : ああ。近くに転送されれば良いと思ってたけど、殆どぴったりとはね。
瑠璃 : ええ。良いですね。直前で痴話喧嘩の仲裁を担ったりした日頃の行いの成果が出たのかも知れません。
春慶 : 直前で痴話喧嘩の仲裁をしなければこれを4人で共有できたんだけどね…
瑠璃 : それは………その通りですね。(げっそりと
瑠璃 : (靴についた土や泥を払い、シェルター内を歩く
春慶 : (中央にあるシンプルなテーブルの辺りに歩いて
瑠璃 : ・・・(暖房やドライヤーは無いですかね。噴水にやられたまんまなので。
春慶 : …先も言った通り、セントラルシティの建造物は『壊れやすい』から、
瑠璃 : ・・・(シェルター内を歩き回る
春慶 : この天候が続けばいずれ鉄の重みに耐えきれず、崩壊する建物が増えてくる。そうなると此処に狙いをつけるプレイヤーも出てくるだろうね。
春慶 : だからそれまでに…… …どうしたの?
瑠璃 : あ、いえ、、、(作戦の説明を中断させてバツが悪そうに)
瑠璃 : 服を乾かしたくて………(開幕噴水に転送されてグッチョリなセーラー服姿
春慶 : …… ぁー。
瑠璃 : (ミニスカで…見えはしないがきっと下着もぐっちょり。 足まで伝って、革靴の下の土は泥になってた
瑠璃 : そこの「ひょうすべ」は水を全部舐めとれるそうなのですが、
瑠璃 : それは嫌だな。と。
瑠璃 : (淡々と。
春慶 : … ぁー。うん。(なんかシンプルに反応しづらそうだ
瑠璃 : いえ、でもあまり気にしないでください。怪我したわけではありませんし。
瑠璃 : 私の主属性は“水”なので、衣服が濡れている方がむしろ強い…かもしれないですから。
春慶 : …ココ議会施設の地下だからな。あったとして暖房器具かドライヤーくらいだろうね。
春慶 : まあ…そういうなら気にしないけど。 空調は好きに調整していいから。(そのくらいしか言えない男
瑠璃 : …ありがとうございます。
瑠璃 : ドライヤーぐらいは…探しますね。(一礼し、シェルターを彷徨う
春慶 : うん。(彷徨う瑠璃を背後に、テーブルに片手を翳すと
瑠璃 : ・・・(仮に。このシェルターに着替えや…シャワールームがあったとして。
瑠璃 : ・・・(試合の様子はライブモニターで中継されているのだ。
瑠璃 : ・・・(そんな油断も変態行為もする趣味じゃない。
瑠璃 : ・・・(ドライヤーだけミニスカに突っ込むとかもはしたないのでNG
瑠璃 : ・・・(結局暖房の効いた部屋を歩き回って自然乾燥しか無い気もする
瑠璃 : ・・・?(こういう時に隙を見せる女子のがモテるんだろうか?自分には無理だけど…
瑠璃 : ん…
春慶 : (手を翳した先、テーブルの上に黒く四角いボードのようなものが現れる。
春慶 : (そのマス目、9✕9。これは…
瑠璃 : …(春慶の方を見る
春慶 : 僕等が今いるのは、凡そマ5四と5五の間あたり。(ボードの升目を指で示して
瑠璃 : はい。(近づいてきて机を見る
春慶 : 観戦時、戦場が9つのエリアに分けられてたのが、そのままココ(盤面)に流用できるから
春慶 : 幾つか狙いを付けて駒を打ち込んで戦況を窺おうと思う。
瑠璃 : この中から街中へ駒兵を送れるんですか?
春慶 : そうだね。
春慶 : 送った駒は僕と視界を共有できる。一撃喰らったら死んじゃうけどね。
春慶 : だから、この天気(鉄槍)では無鉄砲に送れないけど…逆に狙いは絞りやすいね。
瑠璃 : 凄いですね…籠城向きすぎる能力…
春慶 : 将棋棋士<その道のプロ>だからね。 だから選ばれたんだろうし。
瑠璃 : コレって・・・
瑠璃 : 例えばあの「ひょうすべ」も一緒に送りつけるのは難しいですか?
春慶 : …。(少し顔上げて
春慶 : …そっか。そこは盲点だったな。 …理屈的には可能かもしれない。
瑠璃 : 、可能なんですか?
瑠璃 : それなら………
瑠璃 : 私も召喚魔術師のはしくれです。
春慶 : やった事は無いけど。…ようするに空間干渉なんだよね。地底潜航にせよ、悪鬼の召喚にせよ。
瑠璃 : それなら…私の召喚した生き物も一緒に送りつけて頂けませんか?
春慶 : ああ。此方からお願いしたい所だね。
瑠璃 : ・・・是非。(強い目で春慶に返事する
瑠璃 : 是非、お願いします。
春慶 : うん。 …まあ、
春慶 : せっかく選ばれたんだしさ。 『このルールでは最強』。って言われるくらい、
春慶 : 活躍してみせたい所だよね。
瑠璃 : …はい。
瑠璃 : 何から何まで便乗ですが………
瑠璃 : これは団体戦……
瑠璃 : 私にも活躍の場を与えさせてください。春慶さん。
春慶 : ああ、団体戦なんだから。与えられた条件で力を出した者勝ちだよ。
春慶 : さて、じゃあ早速だけど――…(状況を総合し、盤面を読み、狙いを付ける。
春慶 : (特殊な団体戦は始まったばかり。
最終更新:2023年02月18日 02:07