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DDF 本戦第二試合-7「認識を改めよう。」 [イクス あまのはら]

イクス : (ドリームマッチ。
イクス : (夢の中のお祭り。
イクス : (とはいえ、手の抜けるような性格ではない。
イクス : (チームの名を背負っている以上、手の抜けるような組織ではない。
イクス : (・・・あの人達が見ている以上、手を抜けるような覚悟では出来ない。
イクス : (何より。
イクス : (与えられたミッションをスマートにクリアするのは気持ちが良い。
イクス : ーーー
イクス : ーーー
イクス : ーーー
イクス : (転送完了。
イクス : ・・・。(ライダースーツに身を包み黒のバイクに搭乗している状態
イクス : (他人の作った通信機などを装備した状態からでも転送が開始されるのは1回戦の京輝などで確認済み
イクス : (それならば自分の所持物であるバイクに跨った状態からフィールドに転送するのも可能であろう。実験は勿論成功だ。
イクス : 「転送完了を確認。」(各員の通信機にイクスの音声が流れる
イクス : 「私はフィールド⑥ね。」(続けてすぐに情報を伝える
イクス : (フィールドに降り立ったバイクと脳内ナビのNo.ナインはすぐに周囲背景の照合を完了していた。
イクス : (ピチカートが1回戦で見事な判断を見せたビル群のあるフィールド⑥
イクス : (特徴的な土地に降り立った以上、間違えるわけはない。
イクス : (チーム員に情報を伝え、それ以上は伝えずに反応を待つ。
イクス : (初動に落ち着けるかどうかは運次第だ。
イクス : (即座に会敵する可能性もあるし、謎の建物の中からスタートするケースも考えられる。
イクス : ・・・。(バイクに搭載されたサーチエンジンは周囲の情報を探る。ナビのNo.ナインはそれを分析している。
イクス :   「ッハイ。こちらエグゼ!」 (返信が聞こえる
イクス : (今回の分隊に加えたEvの一員。白兵戦が得意なユニットではないが、このルールならかなり活躍出来るステータスをいくつか持っている。
イクス :   「コッチは…
イクス : (そんな彼からの通信に
イクス :   「ッ 空ァ!?!?」
イクス : (異変を知らせる声が入る
イクス : 空?(見上げる。
イクス : (エグゼブルヴィーヴォの視力は異様な程の強化を受けている。
イクス : (私の眼に映らないだけで彼にはーーー
イクス :   「空全体がーーナンか、 マズイ!カンジ!」
イクス : (ナンか。って何だ。しっかりと見たものを報告せよーーーーーなんて、小言を考える暇すら、失う光景がすぐに現れた
イクス : 「上空に大量の金属反応。空爆の可能性。」(サーチエンジンが大量の“鉄”を捉えている
イクス :   「鉄…針…いやもっとでけェの! 槍みたいなヤツが!この空全体に――振ってくる!!」
イクス : (同時。いや、エグゼブルの方が速かったか。とにかく、2人で同じ情報をキャッチしたなら間違いはない。
イクス : 加速。(No.ナインがバイクを走らせる
イクス : 「総員、回避行動を。」(無茶な指令と分かっていても伝える。
イクス : (試合開始僅か1分でこれだけの爆撃を街中に行えるのはハッキリ言って異常だ。
イクス : (VDCの事前戦力分析では2回戦参加者にこのような芸当を行える者は居なかったはず。
イクス : 隠し弾か。まだまだね。(急加速するバイクが
イクス : (ビルのショーウィンドウを叩き割って服屋さんに突入する
イクス : ・・・、(その直後に大量の鉄槍が道路に突き刺さっていく
イクス : 「⑥エリア。道路が鉄槍で破壊された。バイクによる高速移動作戦は断念する。」
イクス : (今回の本命戦術。バイクによるウィルス散布はあっさりと封じられた。
イクス : 流石はドリームマッチと言ったところね。
イクス :   「エー、、コチラエグゼ。転送先は、照合の結果第④エリアと判明…」
イクス : 「恐ろしいわね。エリア④〜⑥を開始僅か1分で。」
イクス : 「しかも勢いは止まる気配もない。」(路上に刺さり続ける鉄槍の大群を見て
イクス : ・・・。(通信を受け、他の2人からの返信が一切ない事を確認する。
イクス : 「セントラルシティの建造物は壊れやすい。この物量には保たない可能性が高いわ。」
イクス : ・・・。(エグゼブルヴィーヴォの推察を聞く
イクス : ・・・(街全体に鉄槍を?
イクス :   「上空一帯に鈍色が広がってて、途切れる気配が視えねェから…」
イクス : (早速エグゼブルヴィーヴォの長所が活かされるポイントが多く、分隊を組んだ長としては嬉しい展開だが、
イクス : (試合展開はまるで良くない。
イクス : 「①私のウィルスから逃げ惑う敵を撃つ作戦→鉄槍から逃げ惑う民を撃つ作戦に変更立案。」
イクス : 「②自身の建物の強度に注意。同時に、他者の建物を破壊出来たら破壊も狙う。」
イクス : (本来の作戦の代わりを即座に立案する。部隊長に求められるスキル。
イクス : (一旦鉄槍を誰が降らしているかや、どうやって止めるかではなく、この鉄槍を利用する事をかんがえよう
イクス : ーーーーー(と。
イクス : ーーーーー(事前に鉄槍が降る事を知っている者と、作戦内容が被ったのは…流石である。
あまのはら : 「崩れゆく 街角の隅で 飲む一杯」
あまのはら : (イクスの潜伏する建物…いや、その辺中の建物に次々と隕石が降り注ぐ
イクス : 「⑥エリア。続いて隕石を確認。各建物を殲滅し炙り出す作戦と推察」
イクス : 何が②だ…!(自分の想定の甘さに思わず自虐の毒を吐く
イクス : (自分は咄嗟に思いついた作戦でも、相手は用意してきた作戦の流れだ。
イクス : (セントラルシティの建築物の虚弱性を知っていても知らなくても
イクス : (これだけの出力があるなら関係ない…!
あまのはら : (エリア⑥の中辺にあるオープンカフェの小さな一石で、粗茶を飲んでいる
あまのはら : (俳句を読んだら何でも思う通りになる万能の能力………
あまのはら : (なんてものではないが、
あまのはら : (空に住まう貴族らしく
あまのはら : (空模様 少し素敵に 出来るかな。
あまのはら : (鉄槍と隕石による質量攻撃で滅びゆく文明社会を背景に
あまのはら : (憂いの一杯を飲む。そんな哀愁漂う風景を描く事だって
あまのはら : (雨の国 彼との共作 できたかな
イクス : 認識を改めよう。
イクス : (私とエグゼブルヴィーヴォとEv技術(と予定ではらら)を駆使し、周囲の情報を拾い続ける戦略
イクス : (それは一見最上の物に見えた。いや。きっと今でも最上だし、試合が進めば最も効果を発揮する王道だろう。
イクス : (ただ。もっと。勝つだけなら雑な手段もあった。
イクス : (誰がどこに居ようと関係ない。
イクス : 「街ごと全て攻撃する。」
イクス : 「この作戦を取っているチームが居る。」
あまのはら : (あまのはらとつむりはお互いの能力をよくわかっていない。
あまのはら : (勿論ドラフトを任命した人もこんな噛み合い、考えていなかっただろう。
あまのはら : (ただ。それでも。良い。
あまのはら : 「雨(あま)の原(はら) 夢の祭りに 思い出を」
イクス : それならそれで考えがあるわ。
イクス : (鉄槍への通信反応はあったが、隕石への共有はない。
イクス : (つまり「鉄槍」と「隕石」の効果範囲は違う。
イクス : (「鉄槍」の術者は無理でも、
イクス : 「隕石」の術者。つまり“あまのはら”は、近くに居ると推察できる。
あまのはら : (イクスの居る服屋の建物から通りを二つ挟んで曲がった先でお茶を飲んでいる
イクス : 「シャサ発見了解。」
イクス : (エグゼブルヴィーヴォは一方的に相手を見つけている。コチラもモタモタしている場合ではない、
イクス : (いや、そもそもこの建物の耐久がそれを許してはくれないであろう。
イクス : 「推察。エリア⑥に“あまのはら”が潜伏している。」
イクス : 「了解。」(狙撃を狙うという発言に短く返し
イクス : 「コチラも“あまのはら”を捜索し、」
イクス : 「殺すわ。」
イクス : (鞭を手に持ち、バイクを発進させる
最終更新:2023年02月18日 02:16