MMN :
MMN : 「熱戦冷めやらぬ戦場の皆様〜〜〜!」
MMN : (MMNのアナウンスが各戦場に響き渡る
(中略!)
MMN : 「それでは皆様。」
MMN : 「良い。お天気を。」
MMN : (MMNの長いアナウンスが終わる頃、
MMN : (降り注いでいた鉄槍が止んでいく
クオリア : ・・・。
灰簾 : さて。
クオリア : あらま。いっぺんに動いたわね・・・。
灰簾 : 思ったより長いアナウンスだったが…これで状況は掴めそうだな。
灰簾 : うちのチームは点数0だが、誰も死んでないみたいだ。
灰簾 : 悪くはないな。
クオリア : あらあら・・・。
灰簾 : そっちのチームは…2名減って1点か。
灰簾 : まだまだ試合は続くが、良くもないね。
クオリア : ええ。良くはない・・・。
クオリア : まあ・・・そういう事もあるわ・・・。(表情変えず
灰簾 : あぁ。こんなとき嘆いていても事態は好転しないからね。
灰簾 : さて。自分達のチーム以外にも見えてくるものがあるよね。
灰簾 : ちょっと、さらっても良いかい?
クオリア : そうね・・・。
クオリア : 是非・・・。聞かせていただきたいわね・・・。
クオリア : おばあちゃんには・・・ちょっと忙しなさすぎるから・・・。
灰簾 : それじゃあ一席設けさせていただきまして。
灰簾 : 全員が全員同じマスっていうのは考えづらい。
灰簾 : 街中巻き込む大規模攻撃が出来た者が居て…
灰簾 : それがアナウンスで多くのポイントにからんでいた「つむり」氏だったんだろう。
クオリア : つむっちゃん・・・。やりおるわね・・・。
灰簾 : あぁ、とんでもないぜ。オレ達も危なかったしな。
灰簾 : そしてヒュウマは、そのつむりを発見し、相打ちまで持って行った形だろうな。
灰簾 : この風船競技でヒュウマに見つかってもなお相打ちまで持ってけるポテンシャルには驚かざるおえないね。
灰簾 : それで、「イクス」氏は「あまのはら」氏を何かの時間差罠にハメて倒した感じに聞こえるね。
灰簾 : ここももしかしたら相打ち覚悟の仕掛けだったかもしれない。
灰簾 : ・・・さて。
灰簾 : 何が言いたいかって言うとさ。
クオリア : そこだけ何か・・・アナウンスがあやふや・・・。
クオリア : あらま。何かしら・・・。
灰簾 : さっきの点数リストで唯一、浮いてる点数があるんだよね。
灰簾 : 「らら」氏を倒した「シヴァ」氏。
クオリア : 太郎ね・・・。
灰簾 : 他のはきっと相打ち等で戦闘が終わっているように見えるんだが、
灰簾 : 「らら」「シヴァ」の両名は、「つむり」の鉄槍を耐え切った上で、2人で戦闘して、「シヴァ」が勝ってる。
クオリア : うちのららららちゃんが・・・やられっぱなし・・・。
クオリア : 太郎は元気に・・・戦場を闊歩・・・。
灰簾 : あぁ。そう考えるべきだね。
灰簾 : 致命傷を与えて風船だけは割れなかった可能性も普段なら気にかけるべきだけど、
灰簾 : あの鉄槍の雨だ。そんな状態じゃ結局「つむり」の点さ。
クオリア : ええ・・・。(とぼけたおばあちゃんだが、彼女はシヴァの戦闘能力を把握している。地名打を与えるのが難しい相手な事も。
灰簾 : ・・・だからさ、“不朽の魔女”
灰簾 : 停戦継続と行かないかい?
灰簾 : ここでオレ達が潰しあって、隣からシヴァが来るパターンが最悪。
灰簾 : しかもシヴァはつむりと同じ最多得点チームだ。
灰簾 : これ以上誰かの点をくれてやるわけには行かない。
クオリア : ポイントで有利なつむ太郎チームを・・・優先的に叩きたい・・・。
クオリア : というコトね・・・。
灰簾 : そうだね。少なくとも疲弊した状態で出会う事は避けなくっちゃね。
クオリア : ええ。 構わないわよ、停戦・・・。
クオリア : ワタシにとっても、それが一番好都合・・・。
灰簾 : ああ。良かった。
灰簾 : それに“今”ってようやく鉄槍の雨が終わって、
灰簾 : 選手全員が動き始めるごちゃついた時間帯だろう?
灰簾 : 敵味方の位置もわからないまま1人で動き回るには最も危険な時間帯なんだ。
クオリア : 確かに・・・。
クオリア : みんなるんるんで、ぐんぐん歩いてるかも・・・。
灰簾 : あぁ、だったら、その動きを少しだけ待ってみてもいい。
灰簾 : この中にずっといるわけには行かないけど、
灰簾 : やっぱり敵対風船と不意に出会っちゃうのは避けた方がいいからね。
灰簾 : (それに。)
灰簾 : (瑠璃と春慶が生きているという事は、)
灰簾 : (2人とも何処かに避難しているという事だ。)
クオリア : やっぱりアナタは・・・考えて戦うタイプ・・・。
灰簾 : (2人の能力性質上、”鉄槍の雨を凌げる地点“に一回潜り込む事が出来たら、)
クオリア : それともこの試合に、そういう人達を集めたのかしら・・・。
灰簾 : (むざむざ外出する事はない。)
灰簾 : おっと、鋭いね。流石は“不朽の魔女”。
灰簾 : せっかくのチーム戦だからね。色々試して、良い試合を観客に見せてあげたいからさ。
灰簾 : (外出しない2人がいるとわかっている。あとの1人は足を止めてはいないだろう。きっと雨が降ってた時も。)
クオリア : めざましいこの試合展開で、ポイントが少しも動いていない・・・。
灰簾 : (それなら自分が歩き出しても敵に会う確率のが圧倒的に高い。)
クオリア : ゆっくり、じっくり、って事ね・・・。
灰簾 : 結果的に、そうせざるおえなかったって側面もあるけどね。(肩をすくめて
灰簾 : 街中に槍を増やせるなんてステージギミック、計算に入れてチームは組んでないからね。
クオリア : びっくらこいたわね・・・。
灰簾 : ああ。
灰簾 : おらびっくりだぁ。
灰簾 : (おどけて、リラックスして笑ってる
灰簾 : (勿論待ちばっかりじゃあダメなルールな事はわかってる。
灰簾 : (でもあの鉄槍の雨を凌いだ奴らを単独で探して倒す?ちょっと、難しいかな。
灰簾 : というわけだ。少しばかり雑談の続きと行こうか。
クオリア : それなら、まだしばし様子身ね・・・。(表情変わらず、緊張感も変わらない。変わらず落ち着いている
クオリア : (のんびりと落ち着いたまま、理解している。この砂ドームの中で彼に反旗を翻す利点も勝算も全く無いという事は。
クオリア : (利害が一致している。提案に乗る事が最善。
クオリア : ・・・。
クオリア : ほんとに紅茶持ってきておけばよかったわね・・・。
灰簾 : どこまで話したっけかな。
灰簾 : ああ。紅茶まで頂いちゃって悪いね。
灰簾 : 大事な古代魔器をおむすびコロリンのように転がして無くしちゃった奴の話はしたっけかな。
灰簾 : 確か大罪悪魔シリーズの……どのパーツだったけかな…
クオリア : あらあら・・・。物騒欠損・・・。
灰簾 : (等と、キアシスの面白昔話にはレパートリーが尽きない。
クオリア : あれ、結構持ち主がコロコロ変わるのよね・・・。(彼女の時間基準だが
クオリア : 今は・・・何をどなたが持ってらっしゃるのかしら・・・。
灰簾 : 現八首が1個保有してるって話だが、腕とかは今も何処かの魔術家系に継承されていたような…
灰簾 : (日頃フォーデンに染まっている灰簾にとっても貴重で楽しい時間だ
灰簾 : (ずっとこうしているわけにはいかないが、
灰簾 : (今はもう少し、昔話に花を咲かせよう。
クオリア : (キアシスには学術熱心でお喋り好きな若者達に溢れているが、
クオリア : (彼女がそんな若者に接する機会は稀。
クオリア : (そしてその街民性から、こんな風に素直に楽しく話をする若者に出会う事もまた、稀である。
クオリア : (若い人のお話は、新鮮で楽しいわね。
クオリア : (と、試合真っ只中にのんびり思う魔女であった。
最終更新:2023年03月02日 23:16