瑠璃 : 「飛行して、飛び道具を放つ。」(シヴァを見て、呟くモニター内の瑠璃
瑠璃 : 「お兄ちゃんが想定してた、この競技でエースとなるコマです…」
ニック : 「しかぁし?撃ち合いなら我がUZEのマッドドローン軍団の真骨頂!」
ニック : 「が・・・体が・・・動かん!?」
瑠璃 : 「・・・。」
瑠璃 : 「(マッドドローンは無限に分裂する泥人形。)」
瑠璃 : 「(撃ち合いになったら敢えて攻撃を喰らって…再生部位から分裂して別人形になり…)」
瑠璃 : 「(それぞれが銃器を召喚し、絶対に撃ち合いに勝つ…そう、端末を通して作戦書が送られていたけど…)」
ニック : 「あがが・・・んぎぎ・・・ぬぬぬ・・・」
瑠璃 : 「(初手で詰まされてる。泥から水分を奪いながら切断する乾きの刃…)」
瑠璃 : 「(半端に生かされているせいで盤面からも退かない、銃撃戦にも参加出来ない…)」
瑠璃 : 「あのビッグマウス(シヴァの事)め…何処まで計算尽くなの…偶然なら腹立たしい…」
瑠璃 : 「…っ」
瑠璃 : 「(思ったより状況は良く無いな…)」
瑠璃 : 「(せっかくの3vs1が、これじゃあ実質1vs1)」
シヴァ : はーーーっはっはっはっはっ!!!(上空にて無意味に高笑いを浮かべるビッグマウス
瑠璃 : 「煩い人ですねえ!」
瑠璃 : 「(近距離戦では無類の強さを誇るツカサ選手もコレじゃ攻めきれない…!)」
瑠璃 : 「(いや…違う…??)」
瑠璃 : 「(味方2人残ってるのに無理攻めする方がバカなんだ…!)」
ツカサ : っ、 と、!(迫る砂の刃を捌き着地する
瑠璃 : 「(味方が活躍出来る状況になるまで耐え凌ぐ…それがチーム戦…!)」
瑠璃 : 「(でもっ、相性有利も位置有利も無いこの状況で凌ぎ続ける…?本当にそんな事が…?)」
ツカサ : (こちらの能力は有効ではある。形作られた砂の刃はブン殴れば霧散する。
瑠璃 : 「(春慶プロは・・・・・・・・・。)」
瑠璃 : 「(あ・・・。そうか・・・。)」
瑠璃 : 「(春慶プロの能力を真に活用するなら確かにそれしかない…)」
瑠璃 : 「(敵が1人になったからこそ出来る時間の掛かる大仕掛け…)」
ツカサ : (ただ、距離取って飛びながら飛び道具撃ってくる相手に有効打は与えづらい。まあそりゃそうなんだけど。
瑠璃 : 「(その為に、ツカサプロも、防戦に徹してるんだ…!)」
瑠璃 : 「(私だけ、私だけがまた…活躍出来てない…この戦場で…)」
瑠璃 : 「っ………!」
春慶 : 「・・・」(視線は盤面に集中している。
春慶 : 「(盤面には、今までになかった複数の大駒の姿がある。一つの駒を、入念な詰ませる為の下準備。)
春慶 : 「(駒を自由に置ける状態で詰め将棋作るのは、本来のルールであれば簡単だけど…)」
春慶 : 「(相手は別にこちらのルールに則った存在じゃない。そもそもこの戦いは将棋じゃないんだから。)」
春慶 : 「(厳密なルールに縛られるのは、あくまで自分自身。…その制約上で。)」
春慶 : 「(…可能な限り、万全の盤面を整えるしかない。何回でも詰ませられるように。駒を吹き飛ばされても、消されても対処できるくらいに。)」
ツカサ : うーん。(近づきさえすればワンパン、がツカサの持ち味ではあるが、
ツカサ : (その「近付く」が非常に困難な相手だ。だからこそ選ばれてるし勝ち残ってるんだろうけど。
ツカサ : (だけどまあ、それは想定の範囲内だ。そもそも自分のこの戦いでの役割からしてそうだ。
ツカサ : (籠城粉砕。ガード崩し。 そもそも私はポイントゲッターの想定じゃない。
ツカサ : (味方が他に2人も生き残ってる状況なら猶更だ。
ツカサ : うん。 よし。(ぐ、と拳に力を入れ直し
ツカサ : (難しい事考えるのは苦手だし、
ツカサ : (難しい事考えられる人の作戦に乗っかろう。 最後まで。
ツカサ : っどりゃああああ!!!!(迫り来る砂刃をパンチで粉砕する}
シヴァ :
だーーーっはっはっはっはっ!!!
シヴァ :
(シヴァ・デ・ザント・アーシファーは、自分がこのルールで最強だとは思っていないが、
シヴァ :
(自分はこのルールで二番目に最強だと思っている。
シヴァ :
(この試合に置いて有力と想定される性能は、「飛行して、飛び道具を放つ」…であるようだが
シヴァ :
(この人物はそれに加えて、絶対的な防御回避性能を有する。
シヴァ :
(つまり…何が言いたいかというと…
シヴァ :
当たらなきゃ死なねェんだよ!!
瑠璃 :
「っ・・・!」
シヴァ :
当たっても死なねェけどな!!
瑠璃 :
(モニター越しに戦場を見る
瑠璃 :
「(一方的な連続攻撃…!あんなのいくらツカサプロでも防げるの…!?)」
ツカサ :
っっ、!!(もう何度目になるか。砂の刃を殴り砕く。
ツカサ :
(すると、息をつかせず次の刃が迫り来る。 それも不意を突くような角度とタイミングで
ツカサ :
っ、と、!(地滑り気味に直撃を回避するが、風の余波を煽り受け、二の腕に血の筋が入る
ツカサ :
……(消耗戦だな。 体力比べなら得意だけど。
瑠璃 :
「・・・!(ツカサプロ…!)」
瑠璃 :
「っ、、私に…、、、」
シヴァ :
おーっと。今のは当たると思ったんだがなぁ。
シヴァ :
なんかそのすっげぇパンチはオレの刃を粉砕するくれーになんかすっげェようだが。
シヴァ :
まっ、このシヴァ様には到底届かねーな!(はっはっは
瑠璃 :
(苛まれる無力感。モニター越しに行われる戦闘も。すぐそばの棋士も私の力を必要としていない。
ツカサ :
このまま実質1vs1を続けるのは分が悪い、か。 …否。
瑠璃 :
「私だって!(無我夢中で親指の腹を噛み切る」
瑠璃 :
(古来より召喚術師の「血」は契約のレベルをあげるとされている
ツカサ :
(残る選手…瑠璃も春慶も、今の状況を把握してる。なのに動きが見られないって事は、
瑠璃 :
「………この魔法石は”アクアマリンブルー“(血濡れた親指の魔法石が光る
ツカサ :
(動けない、もしくは動かない理由があるんだろう。ならば――…
瑠璃 :
「………血脈に潜む魔物のみなさん…宝石の魔力に導かれて…すみません…私に力を………!」
瑠璃 :
(泥人形の体が粉々に砕け散る
瑠璃 :
(…思えば最初からおかしかった。1番最初に召喚したガマ蛙。あの子だって私は契約なんかした覚えはない。)
瑠璃 :
(それならきっと私は本当に「強奪召喚士」誰かの為の兵隊を強奪して召喚してしまえる。それが新聞紙で昔聞いた程度の存在でもきっと………)
瑠璃 :
「召喚魔術(サモン)・血水の実験体「XENO」………!」
XENO :
(ニックの粉々になった体が集まって蠢くスライム状の生物
シヴァ :
…ぁん?
シヴァ :
ぁんだ? 新手か? つえーのか!?(すぐさま砂の刃を形成し、蠢くスライムに嗾け発射
瑠璃 :
「……XENOは血を吸収してその生命体に成り代わる都市伝説。狂気のサイエンティストの実験体。」
XENO :
(砂の刃に切り裂かれ弾け飛ぶ
ツカサ :
…あれは? …瑠璃のか。
XENO :
「弾け飛んだこの場所には・・・」(その直後、近くの場所に立つ人影
XENO :
「“水のマナ”が!」(誰か、聞き慣れた人物を模した声が聞こえる
ツカサ :
あれ?
ツカサ :
さっき離脱したんじゃ??
瑠璃 :
(私のイメージする最強は…お兄ちゃん。だから、都市伝説でもなんでも使って、お兄ちゃんをあの場に再現する!)
XENO :
「そしてここには“土のマナ”!」(聞き慣れた人物を模した声で詠唱を続ける
シヴァ :
あぁ? また人海戦術か?よくわかんねーが1人2人増えた所で…
シヴァ :
オレが神越え並に神ってる事には!(地に着地し、大地に手を翳すと、
シヴァ :
変わんねーん…だよッ!!(途端、大地が僅かに光り――シヴァを中心に、みるみる罅割れていく
XENO :
「流れろ土石流! マッド・スライド!!」(地に着地したシヴァへ向けて放つ土砂と水の濁流
シヴァ :
何故ならオレは!
シヴァ :
ガチで砂漠の神だからな!(『砂漠の化身』による干ばつの再現。
瑠璃 :
「…は!?」
シヴァ :
(土石流がシヴァに近付いた途端に蒸発していく
瑠璃 :
「そ・・・そんな・・・!?」
シヴァ :
『水属性』ならオレに有利が取れる…そう思ったか?(残る土砂が乾きながら襲い来るが、それを片手で砕き
シヴァ :
あーまいぜ!オレを只の砂属性亜人だと思ってもらっちゃー困る!(ちっちっ
瑠璃 :
「っ…!」
瑠璃 :
「スケールが…違う…!(都市伝説と砂漠の神?そりゃあ砂漠の神のが凄いよ…!)」
ツカサ :
相手は「砂」じゃなくて「砂漠」、って事か。
XENO :
「そうみたいだな! 神が相手とは流石は夢の祭りって所じゃあねえか。」
ツカサ :
うーん。
ツカサ :
灰簾、君ならどうする?(本人じゃない事は流石に解ってるが。敢えてそう訊く
ツカサ :
君はこういう時、いつもこう、 …なんだ。
ツカサ :
なんかこううまくやって…(説明力)
ツカサ :
足掻いてみせてくれるじゃないか。
XENO :
「あぁ。“勝つ”じゃなく“足掻く”なんて言わせちゃうのが格好悪い所だが…」
XENO :
「“勝つ”のはオレじゃなくて、チームで良い。(拾い上げたニックの破片をばら撒く」
XENO :
「流れろ土石流! マッド・スライド!!」(再度。シヴァへ向けて放つ土砂と水の濁流
ツカサ :
うん。(そう、そういう事だ。私達が足掻けばきっと勝てる。
シヴァ :
は! 同じ手が効くかよっ!!(既に地にある身。先程と同じように、濁流が干からび乾いていく 何度も再現される天変地異
瑠璃 :
「っ…! そういう事…!」
瑠璃 :
「先ほどまで“当たっても死なない”と吠えていたビッグマウスが、足を止めて防御行動を取ってます!」
ツカサ :
本当だ。
ツカサ :
つまり、当てたら死ぬものもあるんだね。(こういう場合、私の「足掻く」は大体。
瑠璃 :
「だから私達<私とおにいちゃん>がこの行動を繰り返す限り、味方は自由に動けるんです!」
ツカサ :
じゃ、当てに行くか!(突っ込んでブン殴る!
瑠璃 :
「強奪召喚!(ニックのチップを回収し、打ち込み直す
ツカサ :
(シヴァに向け、前傾姿勢で一直線に駆け出す
XENO :
(回収されたニックが盤面に再召喚され、
ニック :
んひぃいいいい(即座に砕け散る)
XENO :
「そしてここには水と土のマナ!(ニックの肉体の破片をマナとして活用する」
XENO :
「流れろ土石流! マッド・スライド!!」(再度。無限再生する召喚魔物を魔力活用する血も涙もない戦術
シヴァ :
うわ!精霊虐待かよ!!(思わずツッコむ精霊より上と自称したい神
シヴァ :
(くっそ!なんか好き勝手言われたい放題された気ぁするが…!
シヴァ :
(『アレ』を無限に連射されるうちは、こっちも防御するしかない…!
ツカサ :
―――(土石流を背に、猛然と突っ込んでくる脳筋ファイター
シヴァ :
――っは…!(地に手を付き、それを見
シヴァ :
チャンスだと思ったか?だが甘ェな――!(翳した手を中心に、再び大地が干上がり始め
シヴァ :
干ばつ地帯に自ら近付くなんざ――…自然サマの良いカモだぜ!?
瑠璃 :
「アイツ…まだ何か別の…!?」
シヴァ :
砂漠には「水を渇望する余り、『呪い』を引き当て、乾いて滅びてしまった村」…なんてのもあるんだぜ!?
ツカサ :
…!(シヴァを中心に干ばつが広がり――ツカサの右腕が先から水分を奪われ、乾き始める
ツカサ :
(――なるほど。人間の身体は水分が…何パーセントだっけ。なんか沢山を占める、っていう――……
ツカサ :
――
瑠璃 :
「っ、ツカサプロ!!」
ツカサ :
知るかぁぁぁ!!!(枯れた腕で地面をブン殴る
シヴァ :
ぁあ!?
ツカサ :
(乾き、水分を失っても罅割れない、地面の硬いプレート部分。建設予定だったコンクリ地盤か何かか?
ツカサ :
(その端を思いっきりブン殴った事で――地盤がシーソーのように斜め向きに跳ね上がる
瑠璃 :
(地面を殴る瞬間に、
瑠璃 :
(ツカサの腕に後ろから覆い被さる人影
XENO :
「そして、君には水のマナが。」(聞き慣れた声と共に。ツカサの腕を包み込む液体状の腕
ツカサ :
――!
シヴァ :
―何ィ!? ……… かれぴっぴかよ!?(辺境人外貴族にゴシップの配慮など無かった
瑠璃 :
「強奪召喚士の私の判断ですからっ!!」(遠くのモニターから慌ててフォローする大声
ツカサ :
――ああ、良い判断だよ!(液体状の腕に包まれ、拳をグッと握り締め
ツカサ :
これならいけるッッッ(大きく振り被って
ツカサ :
ッ どりゃあああああああッッッ!!!(撥ね上げたコンクリ壁を、水のマナを纏った腕でブン殴る
シヴァ :
―――っうわ!!!(破砕された瓦礫の一つ一つが――「水のマナ」を纏い迫り来る!
シヴァ :
――― っふざけんなよ!?!?(だが簡単には当たらない! こいつは飛んで飛び道具が打てる風船適性奴!
XENO :
「サンド・バブル。」(大きく空中に描く巨大な泡で、シヴァの周りの空間を包み込む
シヴァ :
―っっ(防御だけじゃなく回避も得意だ!風に乗り、緊急避難的に後方に退避――するも
シヴァ :
ッッ(泡に包まれた壁際で停止。 もうあからさまに あからさまに弱点である
瑠璃 :
「これで地上にも空中にも、逃げ場はありませんよ。神サマ。」
シヴァ :
―――っは、そんなら――…!
XENO :
「団体戦だぜ。神サマ。そして、ココに立つ俺は残念ながら“3人目”じゃあない。」
シヴァ :
御託はいんだよかれぴっぴ!よーするに…
シヴァ :
後は逃げねーで暴れるっきゃねェ!だけなんだからなッ!!(後方は泡壁。前方に手を翳すと――空間内に暴風が広がる!
瑠璃 :
「バブルでさえ!?…でもっ!」
瑠璃 :
「っ、あなたは“飛行ユニット”なのに同じマスに居座りすぎた。」
瑠璃 :
「だからもう、“詰まされて”るんです!!」
春慶 : 「そうだね。」(片手でひょいと持ち上げるは
春慶 : (【血】の駒。
春慶 : 「ごめん。灰簾さん。死んで。」(いつぞやとダブる言葉
春慶 : (同じマスに叩き付けるように打ち直す。同マスの駒への攻撃行動
XENO :
「やれやれ。またか。」(そう言って粉微塵に吹き飛ぶ液体生命
ツカサ :
―――!
ツカサ :
よし、(液体生命のマナが全身に纏われ、
ツカサ :
骨は拾うよ!(【水】を纏い、暴風に逆らい再び突っ込んでいく脳筋ファイター
春慶 : (この盤上に召喚されてないツカサさんは、81マスの制限上に無い。これなら――
春慶 : 「…大丈夫。」(戦場となった五2のマスの周囲に、いつの間にか念入りに配置されている幾つもの駒
春慶 : 「もう詰んでる。」(漆黒の駒を手に取り、
春慶 : (パチン、と五2のマスに打ち付ける
シヴァ :
――――っく、!!(XENOが霧散した事でバブルも弾け飛ぶが――周囲には水の残滓が残り続けている
シヴァ :
(となれば砂化して避けるも難しい。そんな身動きの取り辛い中――
【飛彌車】 : ――■■■■!!!!(五1に待機していた【飛彌車】が、シヴァに猛然と突進してくる
シヴァ :
ぬ、、、っうぉゎ!!(ギリギリ前に飛んで避けるも
【角郭行】 : (次なる駒がそこを塞ぐように飛び掛かってくる
シヴァ :
いや駒多すぎンだろ!?
春慶 : 「あと8枚はあるけどね。 【金羅刹】。」(逃げ道を塞ぐように放たれる、守りの要駒
シヴァ :
――これはッ、(全部相手してたらキリがねェな!…つーか…ぜってェトドメ刺すように組まれてる気がする!
シヴァ :
――かくなる上はッッ
シヴァ :
―――暴れるっきゃねェ!!!(再び折り返して飛んできた――【飛彌車】の突撃兵を
シヴァ :
っどらぁ!!(暴風で絡め取るようにして吹っ飛ばす!――ツカサに向かって!
ツカサ :
砂漠そんなのもあるのか!(なんか楽しそうだ
ツカサ :
――こいつは、ッ(楽しそうに水を纏った拳振り翳し
春慶 : 「――ぁ、」(一瞬苦虫噛んだ顔するが、覚悟を決めたように目を瞑り
ツカサ :
ブン殴れるかな!!?
ツカサ :
っどりゃあああ!!!!!(とりあえずブン殴って【飛彌車】をブチ壊し
ツカサ :
(砕け散った破片が水のマナを纏い、小隕石のように散らばり飛んでいく
春慶 : 「―――― ッッ ぐ、、、、!」(衝撃を受けたように、体を折って突っ伏すも
春慶 : (片手には駒を持ったまま、
春慶 : (盤上、五2に叩き付ける
シヴァ :
―――っくそ!(これを、どーにか躱し―――だから無理だっつの!
シヴァ :
攻撃表示!!!(身体から吹き出る――純然たる己のエネルギーにより生み出される風と砂の刃
シヴァ :
孔明の罠だァ!!!(とか言いながら――砕けた【飛彌車】の流星群を横から迂回し、回り込むようにツカサに襲い掛かる
ツカサ :
あ。
シヴァ :
( ぱ ぁ ん っ
シヴァ :
(頭上を飛び駆け抜ける【桂馨馬】が、シヴァの頭の風船を割ったのは、それが放たれた直後の事。
ツカサ :
――!(少し遅れて、 ぱ ぁ ん っ
ツカサ :
………ぁーぁ。(やられたか、と苦笑して だがそこまで悲壮でもない
ツカサ :
(生きてればそれが一番良かったけど、まあ、痛み分けなら上々だ。
シヴァ :
――……はっ 悪いな!(神らしくもない悪あがきのような挙動、だが
シヴァ :
オレも今回、まあまあガチ勢なんで、な……!
シヴァ :
(言い残し、姿が虹色に光り消えていく
ツカサ :
(同じく、姿が虹に消えていく
瑠璃 :
ーーーーー
瑠璃 :
ーーー、、、。。。(地下シェルターにて、消えゆく2人を見届ける
春慶 : ―――………、、(突っ伏した机に手を付き、身体を起こして、
春慶 : ……終わったか。
瑠璃 :
………はい、
瑠璃 :
はい…!
瑠璃 :
終わりました。私達の、勝利です。
春慶 : ……、ああ。(額の汗を拭う この長丁場だ、流石に疲労の色が見える
春慶 : そうだね。
瑠璃 :
っ。。。あーーー(くたぁっとその場の床に女の子座り
瑠璃 :
あの…
春慶 : ……… ん、何。(言葉少なに
瑠璃 :
最初から、最後まで、ありがとうございました。
瑠璃 :
戦闘経験の少ない私が、最後まで生き残れたのは、春慶プロのおかげです。
春慶 : どういたしまして。(素直に感謝を受け取って
春慶 : でも、こっちも助かったよ。 この試合は僕の盤上でもあったから。
春慶 : 勝ちたかったからね。
瑠璃 :
・・・!
瑠璃 :
(脳筋戦闘狂達に畑違いプロバトルを無理強いされているのかと思っていたのでびっくりしている顔)
瑠璃 :
それは、よかったですっ。
瑠璃 :
私も、勝てて、とても嬉しいので!
春慶 : ああ、それなら何よりだよ。どうせ闘るなら勝った方が気分がいい。
春慶 : (岩黒春慶。盤上遊戯のプロ。 脳筋
フォーデンファイターとは畑違い、だが……
春慶 : (対戦型競技のトップクラスに位置する人間など、総じて負けず嫌いの戦闘民族である。
春慶 : …ま
春慶 : お疲れ様。 共闘ありがとう。(ふ、と緩んだように少しだけ笑んで
瑠璃 :
はいっ、コチラこそ有難うございます!(立ち上がってしっかりと礼をして
瑠璃 :
春慶さんとのこの闘いのおかげで、
瑠璃 :
自分の限界を何度も超えれたと思います。
瑠璃 :
(色々偶発的な要因はあったが・・・
瑠璃 :
(ルールに対して下調べし偶然じゃなく戦略的に勝つ心構え、
瑠璃 :
(勝負を焦らず情報収集に専念し、有利な状況を作り出してから仕掛ける“間”の作り方
瑠璃 :
(失ってもいい兵と温存する切り札と味方のポジションの切り替え方
瑠璃 :
(尊敬し、最強と崇めるお兄ちゃんや、疑いようのないプロであるツカサはもちろんの事だったが、
瑠璃 :
(召喚士として、この闘いで、瑠璃が春慶から得た実戦経験はあまりに大きかった。
瑠璃 :
(「強いから勝つ。」じゃなく、「勝つために闘うから強い。」
瑠璃 :
(そんな風に感じたけど、それこそプロを前に言語化するのは恥ずかしいので、心の内にしまっておこう。
瑠璃 :
・・・。有り難うございました。(色々と飲み込み、3度目の感謝。
春慶 : …あぁ。(そこまで礼を言われる事は、と思うが、謙遜するのも違うだろう。本人の中ではきっと何かがあったんだろうから。
春慶 : ま、僕らの仕事はこれで終わりだけど。チームにはきっちり勝ち切ってもらいたいよね。
瑠璃 :
ええ。そうですね。お兄ちゃん達が作ったチームですし。
瑠璃 :
2回戦を終えての最終ランキングって今、どうなってるんでしょうか…?
春慶 : どうかな。 そろそろ入るんじゃない? アレ(放送)。
MMN : 「結果発表ですわ~~~!!!!!」
MMN :
「最後まで生き残った2人は赤チーム!」
MMN :
「よって赤チームに生存点2点が追加されますわ!」
MMN :
「そして、後半戦の闘いを振り返り、合計点を発表しますわ!」
MMN :
「シヴァ=デ・ザント・アーシファー様が執念で砕動-砌場ツカサ様を撃破し、緑チームに1点ゲットですわ!」
MMN :
「 覇王堂巖黒"第五地層の到達者"神機妙算ノ春慶様が完全なる詰め将棋で詰め切り、シヴァ=デ・ザント・アーシファー様を撃破して試合終了! 赤チームに1ポイントですわ!」
MMN :
「そして、第二回戦の試合結果集計の発表ですわ!」
MMN :
「2ポイント…黄色チームですわ!!!!」
MMN :
「3ポイント…青チームでしたわ!」
MMN :
「大量5ポイント獲得は緑チームですわ!!」
MMN :
「最多キルポイントは3点!そして同じく個人的MMNMVPは・・・カルゴつむり選手ですわね!!」
MMN :
「そして・・・!」
MMN :
「後半に一気に点数を稼いで生存点を2名でゲットする事にも成功した赤チーム!」
MMN :
「8ポイントの快進撃ですわ~~!!」
MMN :
「みなさま大きな拍手を~~~!!!!」
MMN :
(パチパチパチパチする夢の中の皆様(+しもべエキストラ)
MMN :
「そして、」
MMN :
「そして、そして!!!」
MMN :
「皆様が大きく気になっているであろう、合計点!」
MMN :
「このまま発表してしまいますわ!!!」
MMN :
「4位……合計7ポイントで黄色チームですわ~! 最終戦での巻き返しに期待ですわ!!!!」
MMN :
「3位……合計8ポイントで緑チームですわ~! 生存点無しでもココまでやれますわ!!」
MMN :
「2位……合計9ポイントで青チームですわ~! 1回戦勝者は未だ上位! 最終戦をいい位置で迎えますわ!」
MMN :
「1位……合計11ポイントで赤チームですわ~! 知略絡まる2回戦の最強合戦を制したのは決定打か!? 最終戦を王座で待ちますわ!!!!」
MMN :
「それでは皆様、泣いても笑っても次が最終戦ですわ!」
MMN :
「休憩したり、戦略を練り直したり、気合を入れたり、愛を囁いたり!!!」
MMN :
「悔いのない素敵な時間を過ごして、またこの舞台でお会いしましょう!!」
MMN :
「それでは、一時休憩ですわ~~~~!!!!」
MMN :
(夢の舞台は拍手で包まれる
最終更新:2023年04月07日 10:19