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自然じゃなぁぁぁぁぁぁぁイッ! [ナナシ ヨルグ 美殺]

ナナシさんが入室しました
ナナシ->(時刻は深夜。冬の冷たい風が吹き付ける
ナナシ->「…………」(セントラルの街外れを歩く一人の少女
ナナシ->(ぼんやりと焦点の合わない瞳は、夜の闇に溶けるような漆黒
ヨルグさんが入室しました
ナナシ->「………」(他の精霊が眠りについた中、一人だけの自由行動
ナナシ->(特に何処かを目指すわけでもなく、ふらりふらりと足を彷徨わせている
ヨルグ->(闇夜の向こうから歩いてくる、灰色の外套を纏った者
ヨルグ->(深々とフードを被っているため、何者かわからない
ナナシ->「………」(視認はするが、特に興味を示さず
ヨルグ->(進行方向に居るナナシへと近づく
ヨルグ->ヘイ、ラブリーガール!こんな寒々しい夜に1人かい!?
ヨルグ->(凄ぇ軽いノリの男の声
ナナシ->「、………、?」(困惑
ナナシ->「………一人で何か問題があるのか」(ボソボソと
ヨルグ->大・問題だよラブリーガール(聞こえてるらしい
ヨルグ->言わばビッグ・プロブレムだよ!
ナナシ->「、………」
ヨルグ->なんで問題かって言ったらそりゃ海を割るより大変な説明になるけどさ!
ナナシ->「………」(じと目で警戒
ヨルグ->率直に言えば、1人で出歩くのは危険が多い!デンジャー!
ヨルグ->(フードを取る 銀の短髪が月光にキラリと輝く
ナナシ->「………、」
ヨルグ->(細い顔立ちの、20代の男
ヨルグ->だから、だ!1+1は1より多い、安全な方が良い!
ナナシ->「………別に、平気だ…」(胡散げに
ヨルグ->平気?平気なのかいラブリー・ガール!
ナナシ->「ああ。 ……それに……一人じゃ、ない」(離れようと踵を返す
ヨルグ->1人でドコに行こうっていうんだい、ラブリーガール
ヨルグ->いや、ナナシ君か。ナナシさん?ナナシちゃん?ナナシー?
ナナシ->「………別に何処でも… 、!」(バッと振り返る
ナナシ->「………どうして知っている」
ヨルグ->(同時に、指を突きつける
ヨルグ->──ナナッち!!
ナナシ->「…、」
ヨルグ->ラブリーガール、君はナナッちって感じだ!
ナナシ->「…………、」(ものっすごい嫌そーに眉間に皺寄せる
ヨルグ->テスラから聞いてるよ、オレ。人格がいっぱいあるんだっけ?
ナナシ->「………テスラ。……」(反応は薄いが、思い出したらしい
ヨルグ->なんでも、セントラルに家があるから更地にされたくないっていう。
ナナシ->「………。 ……それで、お前は何しに来た」
ヨルグ->可愛いか?って聞いたら答えてくれなかったから、直接見に来たんだぜ(歯キラリ
ナナシ->「………………」
ヨルグ->可愛いな!ラブリー!
ナナシ->(踵返して歩き出す
ヨルグ->抱きしめちゃいたいぐらい!(抱きつきタックル
ナナシ->「、…ッ!?」(驚き、門展開して逃げる
ナナシ->(
ナナシ->(タックルした先には閉じた門
ヨルグ->(ひゅるるるるる……
ヨルグ->(────
ヨルグ->(ずるずるずる
ナナシ->「、 、、………」(離れた背後から門を開き、出てくる
ヨルグ->鼻が痛い
ヨルグ->(さすりつつ起き上がる
ナナシ->「…………何のつもりだ……」(逃げ体勢
ヨルグ->なるほど、戦闘して勝ち取れ、と?
ナナシ->「…………帰れ…」
ヨルグ->それにはノーと答えるしかない(バッとフードを脱ぎ去る
ヨルグ->(フードと一緒にローブも 名前の色を基調とした服装
ヨルグ->(装甲の類は無い
ヨルグ->ラブリーガール。君の全てを頂くよ!
ヨルグ->テスラとか更地とか全く関係なく。
ナナシ->「…………だが断る」
ヨルグ->なにぃ!
ヨルグ->愛は…力尽く?
ナナシ->「………馬鹿か」(ボソボソ
ヨルグ->では、文字通り君の…君達の全てを奪いにかかろう
ナナシ->「、……」
ヨルグ->(突如、ヨルグの足元で銀色の輝きが渦巻く
ヨルグ->強姦っぽくて嫌なんだけど。同意してくれない?
ナナシ->「、……何を言ってる…?」
ヨルグ->こんな理由で戦うこともないんじゃないか?とね。
ヨルグ->君がYESと言ってくれれば……万事解決
ナナシ->「………戦う必要はないし、イエスと言う必要もない」
ヨルグ->つまり無言の同意ってこと
ナナシ->「………オマエが帰らないなら私が帰る」(ぼそぼそ呟き闇門展開
ヨルグ->困ったな。……なら、今からセントラルをオレも更地にするかな
ナナシ->「、」
ナナシ->「………そんなの、どうだって……」
ヨルグ->(指をパチンッと弾く
ヨルグ->(周囲のビル4つが 地盤沈下のように
ヨルグ->(いや、形容しがたい勢いで地面へと垂直に吸い込まれる
ナナシ->「、―――」
ヨルグ->どうだっていい、かな?
ナナシ->「………建物が人質…」
ヨルグ->いや、こんなものあとで直るだろうし。質に取るのは、君の家。
ナナシ->「………。」
ヨルグ->どのみち、更地計画対象外にはなってないから
ヨルグ->テスラがそのうち潰しちゃうとは思う、け、ど
ヨルグ->どうだい!?
ナナシ->「(家、?そんな鉄屑どうだって…どうせ今は誰もいないナナシが死ぬわけでもない他のビルの誰が死のうとも私には関係ない誰が困ろうが悲しもうがどうでもいいどうだっていい早く世界から消えたい」
ナナシ->「………」(…け、ど
ナナシ->(………ちゃん、は、悲しむんだろうな
ナナシ->「…………」(俯いていた顔を上げ
ナナシ->「潰す。」(ヨルグの四方に門が展開
ヨルグ->ようやく了解か!
ナナシ->(中から獣のような真黒の影が雪崩のように迫りくる
ヨルグ->(同時にヨルグの体が真上に吹っ飛ぶ
ヨルグ->(否、地面から突き出た石柱に乗って急上昇
ヨルグ->──海と空と陸、どれが好きだい?ナナッち!
ナナシ->「、……」(影の雪崩は、それぞれ反対側の門へと帰っていく
ヨルグ->(5mほどの高さの石柱の上から
ヨルグ->海はいいねぇ!しかし海はどこまでいっても海だけだ!
ヨルグ->空もいいねぇ!月とか太陽とか雲とか綺麗だ!だが一番では無い!
ヨルグ->陸がいい!陸が最高だ!あらゆるものが陸にはある!
ヨルグ->そう思わないかい?
ナナシ->「……それで、更地か…」
ヨルグ->そう、今の陸には無駄が多すぎる!
ヨルグ->別にオレはセントラルはどうこうするつもりはないけど
ヨルグ->個人的な趣味として、襲わせてもらうぜ
ヨルグ->(石柱から、レンガのような欠片がナナシに向かって放たれる
ナナシ->「………海、 空、 陸……」(門展開、破片を吸い込む
ヨルグ->(細くなった石柱の上から見下ろす
ナナシ->「……私は、どれも嫌いだ」(吸い込んだその門から、漆黒の影鳥が出現
ヨルグ->人工物主義?
ナナシ->「……馬鹿みたく広くて、苛々する」(金切り声のような雄叫びをあげながら、鳥がヨルグに襲い掛かる
ヨルグ->(石柱の中から“蔦”が飛び出して鳥を絡め取る
ナナシ->「……何もないのが一番良い。広いのか狭いのかも分からないのがいい。何も見えない闇が欲しい。そんな場所にいたい」(ブツブツと
ヨルグ->そりゃ死ってことだよ。
ナナシ->「………わかってるじゃないか」(蔦に絡められ、苦しそうに叫ぶ鳥を見ながら
ヨルグ->(石柱が割れ、植物の集合体の上に立つ
ナナシ->「……、でも、私は死ねない。今は……死ねなくなってしまった」
ヨルグ->死にたいくせに、死後のことを考える。
ヨルグ->そりゃ未練たらたら、だらしない闇だね。ラブリーガールらしくない。
ヨルグ->(鳥が植物の柱に吸い込まれる
ナナシ->「、……、、」(ヨルグを睨む
ヨルグ->何も考えず、自殺すりゃいいのに。
ナナシ->「………そういう訳にはいかない。」
ヨルグ->真の“闇”は語らず悟られず
ヨルグ->誰にも気付かれず、何も残さず、一言も伝えず
ヨルグ->消えるもんだよ(逆に睨む
ナナシ->「………、、」(何も映さない漆黒の瞳に、僅かな波紋
ヨルグ->君は自殺者にはなれないね。
ナナシ->「ああ……それができなかったから、…私は此処にいるんだろう。」
ナナシ->「……光を見てしまったから」
ヨルグ->オレの中にも光を見てみないか?
ナナシ->「、……な、?」
ヨルグ->これはオレ的にはナイスな言葉
ヨルグ->『オレの中に光を見てみないか?ナナッち……』
ヨルグ->渋いぜッ!(ガッツポーズ
ナナシ->「…………」(なんかすげぇ殺気
ヨルグ->一瞬でも動揺した自分にキレてるね?
ナナシ->「………」(無言 だが図星
ヨルグ->そこをこう、素直な気持ちで受け止めて
ヨルグ->(植物柱が地面下に消える 地上に立つヨルグ
ナナシ->「、………」
ヨルグ->ま、君の能力はだいたいわかった。
ヨルグ->(腕を大きく横に振り
ヨルグ->(そして下へ
ヨルグ->(そして天を指す
ヨルグ->(ズゴォッ!!と周囲から一斉に何かが天へと生える
ナナシ->「、……!」
ヨルグ->(ヨルグ周囲、そしてナナシ周囲にも
ヨルグ->(月に照らされる緑色のそれは…… 竹
ヨルグ->(次々に生え、ナナシの周囲に密集していく
ヨルグ->その門の能力の行使には、どの程度の空間が必要かな?
ナナシ->「、――、…!」(そう、門を開く為のスペースが足りない
ヨルグ->たとえ無理矢理開こうとしても、竹は偉大だ
ヨルグ->偉大な自然の産物が、門の展開を良しとしない
ヨルグ->陸がいい。しかしさらに言えば自然が最高だ!ネイチャー!ワンダフル!
ナナシ->「ッ、……、、」(無理矢理押し退けようにも、筋力が足りず
ヨルグ->(自らの歩む道の竹は、左右に開いていく
ヨルグ->草木花樹林森石岩丘山谷川河滝池湖沼モア・モア・モアモア!!
ヨルグ->(凄まじい早口で何か言って、ナナシに隣接
ナナシ->「、!」(ビクッと
ヨルグ->もっとあるぞいっぱいあるぞ、自然こそが世界の基本・法則ッ!!
ヨルグ->このオレの名前を覚えておくんだ、ラブリーガール
ヨルグ->自然を愛するネイチャー魔王、銀のヨルグ!
ナナシ->「…………」(特別反応はない 多分聞いている
ヨルグ->竹林のフォーリング・ラブ
ヨルグ->なんか映画のタイトルっぽいと思わないか?
ナナシ->「………どうでもいい…」
ヨルグ->竹林でキャッチアンドお持ち帰り
ヨルグ->なんか素晴らしい出来事だと思わないか?
ナナシ->「………」(動けない、抵抗のしようがない、が、
ナナシ->「……”私”は男だ…」(一言。
ヨルグ->……
ヨルグ->え、マジ?
ナナシ->「……詳しく言うなら、”私”の人格は。」
ヨルグ->マジ?
ナナシ->「……他の皆は、暫く起きない。」
ヨルグ->……
ヨルグ->し……
ナナシ->「…………」
ヨルグ->(竹が地面に引っ込んで
ナナシ->「、」(解放される
ヨルグ->自然じゃなぁぁぁぁぁぁぁイッッ!!
ヨルグ->(涙流して超脱兎
ナナシ->「、………」(ぼーっとその背を見遣る
ヨルグ->覚えてろよ!覚えてろよ!次会ったらヒーヒー言わせてやるよッ!
ヨルグ->うわぁぁぁぁぁぁぁぁんッ!!(離れるとビルも地面から出てくる
ヨルグ->(そして何もかもが元通りになって、消える
ナナシ->「……………」(呆然と立ち尽くす
ナナシ->「……」(ふ ぅ、 と巨大な溜息を吐いて
ナナシ->「………何をやっているんだ、私は…」(脱力
ナナシ->「……訳の分からない相手にべらべら喋って…ああもう死にたい……」(どんより
美殺さんが入室しました
美殺->(その場にふらりと
ナナシ->「……いっそあの子が私を嫌ってくれたら……」(ボソボソと、聞き取れる筈もない呟き
美殺->(聞き取れる女
美殺->あらあら……
ナナシ->「……そうすれば…未練なんてないのに……」(俯き猫背でふらふら歩く少女 美殺にはまだ気付かない
美殺->どうしました?こんな所で暗い言葉を呟かれて(にこやかに接近
ナナシ->「、!」(ビクッ
ナナシ->「だ、誰だ、、………あぁ」(見知った顔で少し安堵
美殺->ふふ、御機嫌よう
ナナシ->「、…………こんばん、は」
美殺->何を嘆いていらしたんですの?
ナナシ->「………別に……」(目線逸らし
美殺->無理には尋ねませんが……
ナナシ->「……そう、してくれ。」(美殺とすれ違い
美殺->ふふ………
ナナシ->「……… それじゃ。」(手を振ったりせず、立ち止まりもせず、別れの挨拶
ナナシ->(街に消える
ナナシさんが退室しました(2008/01/17 03:16)
美殺->………(ちらっと 後姿を見遣る
美殺->……ふふ、面白くなりつつあるようですわね………
フォーゼさんが入室しました
フォーゼ->(上空を飛んでいく謎の飛行物体
フォーゼさんが退室しました(2008/01/17 03:20)
美殺->………ふふ(外套翻しその場を去
美殺さんが退室しました(2008/01/17 03:26)

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最終更新:2008年01月17日 22:51