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PURE突入編 vsキアシス名家最悪の令嬢 前 [エメル 空太郎 アリシア コロン クレプスキュル]

アリシア : (イリゼ戦の最中に話は遡る。
アリシア : (アリシアが散らばった腕をかき集める作業に追われていた時のこと。
??? : ~~~~♪
アリシア : ………
アリシア : あの鼻歌、あのステップの音…
??? : (何者かが腕を花びらを振り撒くように掴んでは撒き散らし、踊っている
アリシア : はぁ…
アリシア : 嫌なタイミングで出てくるね…
アリシア : ……プシュケ。相変わらず元気そうだね。
クレプス : プシュケ?それって誰のこと?(ヘラヘラ笑いながら思っている。
クレプス : クレプスキュル・ロストパーク…。
クレプス : キアシス一のお嬢様だけど?
アリシア : ……どうでもいいけど。
アリシア : 腕、散らかさないで。
クレプス : うん。わざとだよ。あなたの嫌がることしてるの。
クレプス : だって、私あなたのこと嫌いで嫌いでたまらないから。
クレプス : (ヘラヘラと笑っている。
クレプス : だって、まともでいつもみんなに愛されて。ずっと嫌いだったんだ。
アリシア : ……
アリシア : …そうでもないよ。
アリシア : プシュケ…、壊れちゃったんだね。
アリシア : 昔はもっと優しかった…。
クレプス : ふふふ
クレプス : 久しぶりに会えてよかった。
クレプス : もっとお話ししたいけど、
クレプス : ここにいるのがバレたらめんどくさそうだから。
クレプス : じゃあね…。
クレプス : (手を振りながら空間転移で消えていく。
アリシア : はあ…。
アリシア : (アリシアは何事もなかったかのようにまた腕をかき集めはじめた。




エメル : (PURE本部突入直後。
エメル : (敵の発動した術式により、大学祭実行委員会の面々は
エメル : (別空間にバラバラに強制転送される事となった。
空太郎 : うああああ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬですよね~!!?!?!
アリシア : ちょっとくっつかないでください…!!
空太郎 : (大騒ぎな元社会人
エメル : やれやれ、不覚だねぇ。
空太郎 : 死ぬ前ぐらいくっついたって良いじゃん!!いやダメですかね!?
コロン : ふつーにダメでしょ…
アリシア : だ、だめですよ!!
コロン : 即死トラップに転送させられてたらアウトでしたけど、(眼を光らせて周りを見ながら
エメル : まあ落ち着きたまえよ学生諸君。あぁ、今際の際に夢を見るにはまだ早いだろう?
コロン : あっちも普段は普通の宗教団体集会場として使っている場所なんです。そうそう即死規模の罠部屋なんて用意出来てないはずですよ。(冷静探偵
アリシア : ………(周囲を見渡す。
アリシア : (なにやら陰惨な地下実験場という雰囲気の場所だ。
エメル : 元気な声も複数聞こえるしね。 一先ず此処に居る顔触れは無事なようじゃないか?
空太郎 : 生きて・・・る・・・!
コロン : そうみたいだね。4人づつの小隊で転移されちゃったのかな。
アリシア : (雑に散らばったノート類や実験道具と思しきものと、人が入るようなサイズの壊れたカプセルが3個ならんでいる。
アリシア : ……はぁ。
アリシア : 嫌な予感がするなぁ~…
コロン : 実験室かな…
エメル : 確かに、気分が明るくなる風景じゃないね。
空太郎 : 実験!? もしかして我々が次の人体実験の被験者として捕獲された…!?
空太郎 : さながらキャトルミューテーションですかぁ!?
コロン : 物騒な事言わないでくださいよ先輩…
コロン : そうだとしても、そうならないように足掻くまでです…!
アリシア : ………
アリシア : こ、ここは…
エメル : 宗教施設の一画にこんな場所があるとすれば穏やかではないけど。…(アリシアを見て
エメル : おや。何か…覚えがあるような口ぶりだね。
仮面女子 : そうだよ~~(奥から見知らぬ声
仮面女子 : ここは宇宙人を捕まえておく基地。
仮面女子 : キアシスの地下にまさかそんなところがあるなんてね~。
空太郎 : 本当にキャトる場所なんですかぁ!?!?!?(声に驚き
エメル : …おや。
仮面女子 : (金髪おかっぱ女子。顔はしばしばメディアにも出ている。
仮面女子 : (曰くつきのキアシス随一の名家の跡取り一人娘。
仮面女子 : そうだよ~~キミも改造されたい??
空太郎 : ぅっ…改造…でも…女子殿にしていただけるなら…あるいは…
コロン : いやいや先輩、ふつーにダメでしょ…
仮面女子 : わかった~~えーっと女の子にするにはぁ~(ガサゴソっと実験道具を探す
アリシア : ……プシュケ。
仮面女子 : ふふ。
仮面女子 : (笑顔でアリシアに高速接近し、
仮面女子 : (顔面をおもむろに殴りつける。殴りつける瞬間、炎属性魔法による爆発が起こる。
コロン : ーーセンパイ!?
仮面女子 : く・れ・ぷ・す・きゅ・る…
仮面女子 : アハハ~、ほんとうっざい
アリシア : (咄嗟に防御魔法を発動するが、直撃しなす術もなく吹き飛ばされる。
アリシア : う…うう…
空太郎 : とととととと突然の戦闘!? わわわわ我々は怪しいものでは無いですよ!?
エメル : っ、大丈夫かい。(吹き飛んだアリシアの後方に回り込み、抱き留めて
エメル : …随分なご挨拶だね。真っ当に会話が成立する相手である事を期待したけれど…(仮面女子を遠目に見て
アリシア : ……だいじょば、ないです……頭がぐわんぐわんしてます…
クレプスキュル : え、あんた誰?
クレプスキュル : 久しぶりに会った友達に挨拶しただけだけど?(一瞬攻撃性を露わにするが
クレプスキュル : ……あ、そうだったそうだった。(張り付いたような笑顔に戻り、
エメル : …あぁ、良くないね。 でも少し良い事もある。(エメルの身体が黄みがかった光を纏う
クレプスキュル : 女の子だったね~(また手術道具を探し始める
空太郎 : いやいやいやいやキャトるの話に戻ってる場合ではないですよ!?
エメル : ”十三夜月"。今の僕は陽にほど近い。――(ぱちり、と片手に纏うは…電気?
クレプスキュル : えーー何それ、ナルシストさんですかー??
クレプスキュル : 私、誰だか知ってます??ふふ。
コロン : …うん。知っているよ。
コロン : (エメルや空太郎に説明するように遮り
エメル : つまり補助<サポート>向きなのさ。(アリシアの顔に掌を覆うように翳し、淡い光――雷属性による治癒促進。
クレプスキュル : ちぇ…殴ってくると思ったのになぁ。
コロン : 簡単に言えば…キアシス随一の名家、その跡取り娘にあたる方だけど…
コロン : コッチに殴りかかっておいて、そっちのが偉いから納得しろとか…
コロン : まさか、そういう事をおっしゃられるタイプのお嬢様ですか…?
エメル : おや、ご期待に添えずと言った所かな? …あぁ、僕も名と顔は見聞きした記憶があるよ。(図書館には大体新聞置いてるからね。
クレプスキュル : 違うよ~。キミたちじゃ私に勝てないってこと。
コロン : あ。え。(思ってたのと違う回答に
エメル : フフ、しかし。碌に疎通をはからないまま人様の顔を殴り付ける手合いだという記事は読んだ事が無かったねぇ。
クレプスキュル : ふふ。品行方正、誰に対しても優しい麗しのお嬢様。
クレプスキュル : …反吐が出る。
クレプスキュル : …アリシアはね。友達なんだ。
クレプスキュル : だから殴ったの。
エメル : フフ、これはどういう謎掛けだろう?名探偵くん。(謎にコロンに訊く
アリシア : ……ありがとうございます…(光で治癒されながら
アリシア : ………
コロン : うん。これはね。
コロン : PURE本拠地に来た。って感じだね。
クレプスキュル : ふふふふふ。
コロン : この「自分達」以外を全く慮らない感じはね…!
クレプスキュル : えーーー。
エメル : 成程。ある意味分かりやすいね。
クレプスキュル : ちょっと心外だなぁ。
アリシア : (そうだ。言われてみるとおかしい。
アリシア : (だってあの子は………。
コロン : たった今殴った人に心外呼ばわりされましてもね!
アリシア : 言ったじゃん。アリシアは友達だって。
アリシア : ずっとずっと友達だって言ってたのに。
アリシア : いろんな人とお友達ごっこ。
アリシア : だから殴っちゃった?
エメル : …これは。(ちょっとキョトンとして
エメル : ものすごく分かりやすくなったのかな。もしかして。
空太郎 : そうですかねえ!?
エメル : アリシア嬢に尋常でない執着があるんだろう。それがどんな形をしているかは置いておいてね。
アリシア : ……
コロン : あー………なんかそういう女の子キアシスに多ーーいや、大変そうですね。(誤魔化し
アリシア : い、いい子なんですけどね…
アリシア : (少なくとも私が知ってるプシュケは…
コロン : (姉コンプのエミリーとか…フルーを目指すイリゼとか…あと噂によると八首関連であの人も…?
エメル : ……まあ、色々と事情があるのかもしれないけれど。(アリシアの言葉を聞き
空太郎 : 殴られて「いい子」判定は危険ですよアリシアさん!?
エメル : その発奮、今でなくてはいけないかな?
クレプスキュル : それはそうかも。
クレプスキュル : ……うん。ちょっと頭に血が上っちゃった。
エメル : ようするに僕等は君と敵対する必要が無いんだ。こんな陰鬱な景色とも早めにおさらばしたい所だね。
エメル : (学友が理不尽な暴力を受ける所を見たくない、というのもあるけれど。態々口にして下手に神経を逆なでしても困るからね。
クレプスキュル : 陰鬱かぁ。陰鬱だって、ねぇ。ふふふ。(アリシアに向かって自嘲気味に言い放つ。
コロン : へ?(やられたらやり返す精神で4vs1でボコすつもりだった元イキリ少年
クレプスキュル : そうだね。私もみんなをボコボコにしたいってわけじゃないんだよ?
クレプスキュル : 血統とか興味ないもん。バカバカしいよね。
コロン : …ん? PUREらしくない発言ですね?
エメル : 僕達の目的は、この施設に居るらしい学友を探し出す事。教団とやり合うのは本意じゃないね。
クレプスキュル : 通りたかったらご自由に。後ろから襲ったりとかもしないから。
クレプスキュル : ふふ。
空太郎 : あ。良いんですか!?
クレプスキュル : うーーーん、女の子に改造してもいいけど。(口に手を当て考えてる風に
空太郎 : うーーーん。それも1回ぐらい体験してみたい所ですけども!?
コロン : ・・・(センシティブな話題だなぁ)
クレプスキュル : じゃあ、キミはここに残る?
エメル : やれやれ。(やれやれ。
コロン : あ、じゃあ空太郎センパイを置いていくんで、ボクらは探索してもいいですか?
空太郎 : 名探偵コロン君!?!?!?
クレプスキュル : いいよ~~~
コロン : 「連絡用のドローンを一機寄越してくださいよ…緊急連絡くれたら皆んなで助けに戻ってきますから…」(小声で空太郎にコショコショ話
エメル : アリシア嬢も、それでいいかな?
空太郎 : 名探偵コロン君…!!!
アリシア : だめです!!!
エメル : お返しに一発殴っておくか――おっと。
アリシア : ……あの、ぷしゅ、彼女は。
アリシア : たぶん本気でするつもりなので。
エメル : おや。でも彼はソレ<性転換>に興味があるらしいけれど?
空太郎 : 本気で…女の子に…ですか…(ゴクリ)
コロン : いや、ミクモセンパイのペースに乗ると話がこんがらがるから、もう一個別の質問をいいかな…(手を挙げて
コロン : えーーーっと、お嬢様?(名前呼びを迷ってから
コロン : 名探偵だから気になったんだけど、(自称する事にした)
クレプスキュル : はい、なんでしょう。(品格と礼儀のある仕草で。
コロン : 「私は許す」
コロン : 「けど、」
コロン : 「そこのカプセルから飛び出た3体のクリーチャーがどうするつもりかは知りませんわ。」
コロン : なーんてトラップは仕掛けてないよね…?お嬢様。(割れたカプセルを指し示して
クレプスキュル : さすがは名探偵。とても興味深い推理、拝見できて光栄です。(にこにこ
クレプスキュル : そういう仕掛けはないけど、
コロン : (うん。ドヤ推理してみたが、正直ハズれててほしい推理だ。)
クレプスキュル : クリーチャーはどこかに紛れてるかもねえ。
空太郎 : つまり名推理大当たりじゃないですかそれ!!?
クレプスキュル : カプセルの中は空っぽだよ。
クレプスキュル : でもよかった。それが聞けて。ねえ、アリシア。
空太郎 : え?なんでソコでアリシアさんなんですか!?
エメル : …。
アリシア : ………
クレプスキュル : いや、ヌース。
アリシア : …………
アリシア : い、行きましょう…
アリシア : 空太郎先輩も連れて行きますから!!!
空太郎 : え?!えええええ!?!?
空太郎 : わたくしめ連れて行って頂けるんですかあ!?
エメル : おや、良いのかい。念願の女の子にならなくて。
コロン : 真意はどうあれセンパイを分断された挙句クリーチャーに不意打ちされるなら集団行動のが良いですね!
アリシア : 手術されたかったら、そのままいきますけど…
クレプスキュル : うんうん。
空太郎 : えーっと医療保険に入ってからなら……ですかね……
クレプスキュル : あ、私素人だからちょんぎるだけになるけど。
クレプスキュル : よろしくね?
空太郎 : それは死にますよねえ!!?
クレプスキュル : 大丈夫、大丈夫。
エメル : (色んな所が釈然としないけれど…触らぬ神に祟りなしとも言えるか。
クレプスキュル : (ふたたびアリシアに高速接近して
クレプスキュル : (何やら耳打ちする
アリシア : …!
アリシア : (途端にアリシアの表情が曇る
クレプスキュル : よかった、よかった。(軽やかなステップで距離を取る。
エメル : …どうしたんだい?
アリシア : な、なんでも…ないです…
アリシア : ……なんでも…
エメル : …やれやれ。なんでもなくはないね。(嘆息して
アリシア : ……
クレプスキュル : (にこにことアリシアを眺めている
エメル : ふぅ。君達の関係性についてとやかく言うつもりはないけれど…
エメル : 相手を傷付けて気を引こうとするのは些か幼稚なやり方だね。初等部までに卒業した方がいい。
クレプスキュル : ふふ。
クレプスキュル : あれぇ。傷ついちゃったのアリシア?
アリシア : ………
クレプスキュル : だいじょうぶだいじょうぶ
クレプスキュル : 私は事実を伝えただけだよ?
クレプスキュル : ねぇ。かわいいかわいいクリーチャーさん。
アリシア : く、クリーチャーなんかじゃっ…
アリシア : ない…です…
エメル : あぁ、少しは疎通が取れると思ったのが間違いだったな。
エメル : 行こうか、皆。
コロン : そーですね。
コロン : なんか・・・PUREっぽくないけどPURE以上に会話しづらいというか・・・
空太郎 : ちょんぎりはごめんですので、私めも失礼しますねぇ!
クレプスキュル : あれ、もう行っちゃうんだ。別に興味ないからいいけど。
クレプスキュル : それじゃあね~(にこにこと手を振りながら
空太郎 : ちなみに「クリーチャー」さんはその辺近くにぴょろっとうろついてたりなんかは・・・・・・・・・
クレプスキュル : …(目をぱちくり。
空太郎 : 絶対に絶対にしない!って感じで門出をお約束してくれるお嬢様だったりしないですかねぇ?
クレプスキュル : ふふふ。
クレプスキュル : なるほどなぁ~~~
アリシア : (あ、まずい…かも…
アリシア : とにかく、行きましょう!!
アリシア : (と言いつつ、急いで部屋の外へ向かう
コロン : あ。急いで行くと危ないって・・・!(ジーニアスワン(視覚)、ツー(聴覚)、再起動)
エメル : (同じく部屋の外へ向かい
空太郎 : (空太郎もついていくんですねぇ。
最終更新:2023年06月21日 21:51