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DDF 本戦第三試合-9「ついてきてよ!」 [叉羅 こだま]

叉羅 : (鬼。
叉羅 : (変身する鬼もいる。
叉羅 : (歴代脈々と受け継がれてきた鬼の特色だったり
叉羅 : (覚醒遺伝して蘇るおとぎ話の鬼だったり
叉羅 : (祈祷術。
叉羅 : (祈りで不思議な事を起こす術。
叉羅 : (叉羅の場合は山で培った愛用品と山で起きる風を呼び起こす
叉羅 : (伝承した鬼の力と
叉羅 : (二つの祈祷術を複合した形
叉羅 : (それが。
叉羅 : (宝具。
叉羅 : 「芭蕉扇」
叉羅 : (大きな扇を振るい
叉羅 : (山火事をも一振りで収めたとされる豪風が吹き荒れる
叉羅 : (住宅街に並ぶ家々を
叉羅 : (根元から吹き上げ
叉羅 : (粉微塵に粉砕していく
叉羅 : (日輪の風船だけ風で消し飛んでくれれば良かったし、
叉羅 : (吹き飛ぶ家々が風船を潰しても良かったが、
叉羅 : (どうやら望み薄。
叉羅 : (予めオーラを具現化していた万全体制のプロファイターを正面から崩すのは想像以上に難しい
叉羅 : (着地に失敗して風船が割れてくれれば………
叉羅 : (なんて期待も敵わないだろう
叉羅 : ………
叉羅 : (ともかく。
叉羅 : (対戦相手は吹き飛んだ
叉羅 : (残されたのは粉微塵になった住宅地の残骸と
叉羅 : (不気味な空き地
叉羅 : (それと
叉羅 : 「羅刹女」
叉羅 : (と、なり、鬼化した、自分。
叉羅 : ………
叉羅 : (大扇を振り切った姿勢のまま固まる
空 : ――――
叉羅 : この街は夢幻…この街は夢幻…
叉羅 : これはお祭り…集まり…集団遊戯………
叉羅 : っっ。、、。。、
叉羅 : (空き地を見つめている
空 : (試合はリアルタイムで進行していて。
空 : (叉羅が固まっていられる時間も、そう長くは無かった。
空 : ―――― (静かな更地に、僅かに音がする。 街の中心の方角から
空 : (ナニカが――― 急速に――― 言葉通りの音速で――――  
空 : (―――   ―― ―― ―    (空    か ら
空 : ―――― っ   っっ(ぶ っ  飛 ん   で くる
叉羅 : !!!?(咄嗟に敵襲に構える
こだま : ――――  っ(空から、更地となった場所へ落下してくる 街の中心から、巨大な弧を描いたような軌道か
こだま : っ   、、、 も――お!(空中で無理矢理体制を立て直すようにして勢いを殺し――それでも止まり切れず
こだま : ― ― ― っっ!(叉羅の前を通り過ぎる形で更地を盛大に地滑りしていく
叉羅 : っっ、、え。
叉羅 : (地滑りして行った存在へ振り向き
叉羅 : こだま、様・・・?
こだま : 、、、 。もうっっ!(砂埃まみれになりながら、バッと上体起こして
叉羅 : こだま様。。味方。。
叉羅 : …ご無事ですか?(駆け寄っていく
こだま : はあ?(声の方に顔を向ける
叉羅 : (普段の叉羅とは見た目もだいぶ違い
叉羅 : (2本の角やひしゃげた口と血走った目が目立つ
こだま : (叉羅の姿を見て、少し怪訝そうな顔をするが
こだま : さらじゃん。
叉羅 : ………はい。
叉羅 : こんな姿では、ございますが。。。
こだま : うん。かおじゃわかんないけど、
こだま : でもこえさらだし。
叉羅 : …それは、、、良かったです。
こだま : (良くも悪くも正直で気遣いが無い。 そういう精霊だ。
叉羅 : (粉微塵になった家々を見たおかげか、一旦冷静になっている。
叉羅 : (闘争本能剥き出しの状態であれば、声や雰囲気ももっと違っただろう
こだま : 。、っ (立ち上がって
こだま : てきいたの?(土埃を払ったりせず、叉羅に尋ねる
叉羅 : …はい。
こだま : いまいないけど・・・(周囲には明らかな破壊の痕。誰がやったか、は抜きに、それは想像できる
叉羅 : プロファイターの「日輪」様と………交戦しまして、
叉羅 : ・・・
叉羅 : 日輪様が吹き飛んで行かれました。(吹き飛んだ方角を指す。叉羅は知る由もないがエリア?の場所だ。
こだま : ふーん。(叉羅の指す方角を見て
叉羅 : (指し示す方角の住宅地は粉微塵に消えている
叉羅 : ・・・。
こだま : じゃ、あっち。
こだま : いくんだろ?
叉羅 : ・・・。
こだま : (それが当たり前、というより、それ以外の行動など無いという感じで
叉羅 : その。、、
こだま : てきころすんでしょ?
叉羅 : こ、。。
叉羅 : ………。
叉羅 : 風船を、、、割る遊戯、、、として、、、っ・・・
叉羅 : (こだまに比べて、明らかに歯切れの悪そうな返答が続く
こだま : うん。いっしょじゃん。
叉羅 : ・・・。。。
叉羅 : それは・・・、、その、、
叉羅 : (やはり、闘いの場で、そのような事を気にしてしまう自分がまだ、
叉羅 : (この場に即していないのだろうか…
こだま : ・・・?(怪訝そうに叉羅を見る 彼女の躊躇いは、彼の理解する所ではない
こだま : ぷらんびー、「ちかくにみかたがいたら、きょうりょくして」って。とりいってて。
叉羅 : ・・・?(突然わからない事を話しだすこだまに更に困惑して
こだま : ふたりがかりのが、うまくいく、ってこと、…たぶん。だけど、(慣れない感じで説明する
こだま : おまえいきたくないなら、ぼくだけいく。
叉羅 : そ、、それは、いえ、、、
叉羅 : 私もついて。・・・いえ、ついていかねば、、その・・・
叉羅 : (たじたじと
叉羅 : 日輪様との試合はまだ途中、、、その
叉羅 : 相手の決意に応える義務が・・・。、、、。。。、、、、、きっと。
こだま : …???(返答がよくわかんなくて眉間に皺が寄る
叉羅 : ・・・ま、
叉羅 : …参りましょう。
こだま : ん。(すごく短い返事
叉羅 : ………日輪様を追いかけて、ご挨拶、しなけれ、ば。
こだま : あいさつ??
叉羅 : ええ。(両手で祈り
叉羅 : (芭蕉扇が風に消え、叉羅の四肢に風が舞う
叉羅 : (祈祷術:「山風への祈り」
叉羅 : 試合がまだ続いている事を
叉羅 : 追いかけて知らせる事が。。。
叉羅 : きっと、、、この場の誠意なのかと思います。
こだま : ふーん。
こだま : ぜんぜんわかんないけど、いくってことね。(試合に、戦いに対するテンポも流儀も、何もかも違う同チームの2人だが
こだま : じゃ、(形だけ、とん、と片足で地を踏むと―――
こだま : ついてきてよ!(一瞬で音となりカッ飛ぶ
叉羅 : っ!
叉羅 : お早いですね…!
叉羅 : (大地を踏みしめ、風と共に大跳躍
叉羅 : (音速のこだまの少し後ろを飛んで追う
最終更新:2023年07月14日 19:32