ミカエル : ーーーーー
ミカエル : ーーー
ミカエル : ーーーーー
ミカエル : ーーー
ミカエル : (【認識阻害】亜種。
ミカエル : (そんな魔法により【入口】は【玄関】ではない何処かへ繋がり
ミカエル : まぁ。まぁ。(咄嗟にロルとエレアを両脇に抱えて浮遊する大天使
エレア : ………ニカ。
エレア : (暗い顔で思い詰めている
ミカエル : (【入口】から【落とし穴】へ直行で案内されるのが最高効率の罠だが、ミカエルが考えたのはそんな事ではなく、
ミカエル : (単に、大きな建物だから1番上から落ちたら「人間」は痛いだろうな。という程度のものだった。
聖堂 : (ミカエル達が転送されてきた部屋は、やけに広い空間。
ミカエル : 皆様、別れてしまいましたね。
聖堂 : (窓の代わりにステンドグラスが嵌め込まれ、最奥には大時計が鎮座する。
ロル : …そうだね。
ミカエル : (ばさばさと6枚の翼で羽ばたきながら、徐々に下降する。
ロル : ここは…どこだろう…
聖堂 : (PURE内部にこんな場所が……まあものすごくありそうだ。すごく。
ミカエル : ええ。ええ。
ミカエル : 何か、信仰を深める場所のような…?(ロルとエレアを降ろし
聖堂 : (天井からは件の立方体のミニチュア…にしても巨大だが… が吊るされている。
ロル : …ありがとう、ミカエル君。(すっと降りる
エレア : …………
ミカエル : いえ。例には及びません。偉大天使ですから。(ロルに微笑み
ミカエル : さて。ロルさん。あれはなんでしょう?(大きな立方体を見上げて
聖堂 : (つまりどう考えてもPUREい。ここがPURE施設の内部なのは間違いないだろう。
ロル : あれは……?
ロル : 立方体…?
ミカエル : はい。この建物の形と同じでしょうか…?
ミカエル : PUREの方々にとって、思い入れのある形なのですかね?
ロル : シンボルのようなものなのかな
ロル : ちょっと気味が悪いけどね…
聖堂 : 「…おや。」(静謐に過ぎる空間、聖堂の奥から声が響く
ミカエル : ええ。このような大聖堂のような見た目なら当然掲げるのは……あら?
イオン : 貴方がたは……(巨大な大時計の前に、何時の間にか姿がある。
イオン : 学生の皆さんがたじゃないですか…?(少し驚いた様子で目を丸くしている。アッシュブロンドの長髪。聖職者風の出で立ち。
イオン : (イオン・ヴェルハリー。 リーズベルト魔法学院の名のある教授の一人であり――…
エレア : お前…
イオン : (この「潜入作戦」で度々名前の挙がった人物。
エレア : ニカをどこに!!(がっとつめよる
ミカエル : まぁ、エレア様、(もう少し落ち着いて挨拶するつもりだったが…エレアが勢いよく駆け出して行った
イオン : …あれぇ?福さんが侵入者対策魔術を発動して、一体何者かと思いましたら…、(詰め寄って来るエレアを見下ろして
イオン : まあまあ、落ち着いて下さいな。(両手を前に出すと、
イオン : (何故か、エレアの姿が数歩分後ろに下がっている。
イオン : …あぁ、良く良くお顔を見れば。 皆さん、大学祭実行委員の方々でしたか。
ミカエル : イオン【司教】さま。(エレアの前に出て、イオンを見上げる
エレア : くっ……(すごい形相でイオンに飛びかかろうとするところをロルにはがいじめにされて引き留められる
ロル : ま、まあまあ…
ミカエル : その「大学祭実行委員」のメンバーが1人、行方不明なのです。
ミカエル : 私達はその者を探しに来ただけ。「侵入者」になるつもりなど、ありませんわ。
イオン : あぁ、二霞くんの事ですね。(合点が行った風に
イオン : 成程、そうでしたか。…えぇ、穏便に済ませられるなら、私としてもそれが望ましい。
ミカエル : ええ。ええ。(微笑み
ミカエル : 良かったですね。コチラにいらっしゃるみたいですよ。(エレアに振り向き微笑む
イオン : さすればこそ、事実をお伝えしないとなりませんね。
ミカエル : …? 真実…?
イオン : 二霞くんは、自らの意志でココ<PURE>に来たのですよ。
ミカエル : まぁ。まぁ。そうだったのですね。(あっさり信じる偉大天使
エレア : ……うそだ。
エレア : ニカはそんな人間じゃない!!!
イオン : えぇ。私と『おはなし』して、己の身の振る舞いと人間関係を考え直す事にしたと。
イオン : そう、やっとわかってもらえたみたいで!(なんか凄く嬉しそうだ
ミカエル : ニンゲン関係…?
ロル : (がんばってエレアを静止させつづけている
イオン : (とても嘘を吐いているようには見えない。――が、それはそれとして、エレア達の思う事ももっともだ。
エレア : うそだ!!!
ミカエル : どういう事ですか? イオン司教さま。
イオン : (二霞・ロンズディールは、わざわざ室内にヒントを残し、PUREに部員達を誘導した。矛盾が生じる。
イオン : 彼には将来がありますから。ロンズディール家を継ぐ事。…その為には誰もが認め得る魔術師にならなくてはなりません。
イオン : そしてその目的に……残念ながら今の二霞くんは達しているとは言えない。
イオン : 魔術の研鑽の妨げになるような「人間関係」は……可能な限り削ぎ落してゆくべきだと。
ミカエル : …はい?
ミカエル : それは、つまり、私達の事なのでしょうか?
エレア : まさか…洗…
イオン : …「大学祭実行委員会」は、只の委員会活動にしては重荷が過ぎます。(これでも一応教師か、直接明言はしない
イオン : それはあなたがたもご存知の通りです。まぁ、学内活動に従事するのは善い事なのですけれど。…
ミカエル : それは・・・?
ミカエル : 「大学祭実行員会」に居ては良い魔術師になれない。
ミカエル : そう言いたいのでしょうか? イオン司教さま。
イオン : 危険な目に遭う事も多いですし。荷が勝ちすぎるのでは無いかとお話しました。(学業と部活の両立、みたいなノリで話してくる
エレア : ………
ミカエル : まぁ。まぁ。
ミカエル : それこそ「ニカさま」というニンゲンを過小評価しては居ませんか?
エレア : (ニカとの練習の日々が頭をめぐる
ミカエル : そうですよねえ…エレアさま?
エレア : ………ニカ。
イオン : …二霞くんを、過小評価……?
ミカエル : どうでしょう。「ニカさまの大学祭実行委員会の日々」は、
ミカエル : 立派な魔術師から遠ざかるものに思えましたか?(エレアに問う
イオン : ………えぇ、お聞かせいただきたいものですね。そこまで仰るのなら、二霞くんの評価点を。(何やら少し空気が変わる
エレア : ……評価とかそんなのしたことない…
エレア : ニカは、ニカだから…。
イオン : …………
ミカエル : まぁ。まぁ。ふふふ。(微笑ましい回答に笑みが溢れて
イオン : ・・・・・はぁ。(すげえ露骨にクソデカ溜息吐いた
イオン : でっ すよねぇーーー……………(なんか片手で頭抱えて
ミカエル : では、エレアさま。(何か楽しそうに微笑み
ミカエル : この質問では如何でしょうか。
ミカエル : 「まだ、ニカさまと一緒に、大学祭実行委員会で魔法学園を学びたいでしょうか?」
イオン : あぁ……いえ。……まあ。ええ。うん。…いいんです。そんなに期待はしてなかったので…(なんかじわじわ漏れ出てきてるが、なんとか立て直そうとしている
エレア : そんなの聞かれるまでもない…
エレア : ニカと一緒に大学祭実行委員会を続けたい…
ミカエル : ええ。ええ。ちなみにわたくしもそうですね。(エレアに微笑み
ミカエル : 生徒2人が一緒に学びたいと言っているのです。(イオンに向き直り
ミカエル : イオン司教さまのお答えは如何でしょうか?(リーズベルト魔法学院の教授に問う
イオン : ……二霞くんにお友達が居た事は喜ばしく思いますよ。本当に。 でも…
イオン : 先程も申し上げたように、二霞くんは、最終的には自らの意志でココ<PURE>に来ました。
エレア : ………
エレア : それはもう聞いた。
エレア : ニカは、どこ?
イオン : …他ならぬ彼の言葉を疑うと言うのですか?
エレア : …、私たちの知ってるニカはそんなこと言わない。
イオン : …。…そうですか。(なんだか悲しそうに
イオン : ……(ううん、と考え)……どうしたものでしょう。
イオン : 私は嘘は申し上げていませんが…その様子では、きっと信じてはいただけないのでしょうね。
ミカエル : ・・・どうですかエレアさま?
ミカエル : (ミカエルは、基本的に人を疑わない。
ミカエル : (ただ、あんまり、人の話も聞かない。
ミカエル : (「イオンの言うニカくん」が真実でもそうでなくても、どうしたいか判断するのは
ミカエル : (一緒に来た友人のエレアだ。
エレア : 、………。(きっとイオンを睨みつける
イオン : ……(困ったように眉をハの字にして
イオン : 彼の決別の意志を尊重し、穏便にお帰りいただく事は…
イオン : かないませんでしょうか……ねぇ…
エレア : 早くニカを出して。
イオン : …その、判っているとは思いますけどあなた方侵入者扱いですよ?今なら私も―…あぁー!(頭抱えて
イオン : ………え、えーっと……(普通に困ってる 何ならおろおろしてる
ミカエル : ふふふ。(室内で少し浮いて飛んで余裕の表情の侵入者側生徒
イオン : うぅん、、困りました。二霞くん、あれで結構情深いですし…せっかく決心が付いたのに、あなた方とすぐに会ったら
ロル : (こちらもおろおろはしながら様子を伺っている。
イオン : また揺らいでしまうかもしれない… とはいえ私も…
イオン : 学生さんを無理矢理追い出すような真似はしたくないですし… ぇーっと、その…
イオン : ………やっぱり、『わかってもらえるまで』『説得し続ける』しか、無いんでしょうか………?
ミカエル : ふふふ。(イオンを見て微笑み
ミカエル : この場で授業を開いて頂けるというのならばそれも歓迎です。
ミカエル : ただ、その場合でも、ニカさまにご同席頂きたいですね。
ミカエル : みなさんで大学生活を過ごしたい。それの何がダメなのでしょうか。
イオン : …ふふ、熱心で優秀な生徒さんですね。『堕天』していたとお聞きしましたが、今はその様子も無いようで。
ミカエル : ええ。ええ。私は偉大な大天使。
ミカエル : 偉大天使ミカエルですから。(にっこりと。
イオン : …あぁ、そうですねぇ。「皆で大学生活を過ごす」その字面だけ見れば、何も駄目な事は無いのでしょう。(はぁ、と溜息気味に
イオン : それで二霞くんが充分に成長できるのであれば、ですが。
ミカエル : それでは……
ミカエル : ニカ様とエレア様のお二人の特訓の成果をお見せするのが1番では無いでしょうか。(人差し指立てて、ニッコリと提案。
イオン : ――……
イオン : 芥川くんに為す術無く敗北したお二人の、ですか?
ミカエル : まぁまぁまぁ、お詳しい…。
エレア : うるさい!!!(聞く耳を持たない
イオン : ふふ、あれは学内で起こった事件ですから、教員も詳細を把握しています。(にこりと
イオン : ちょ。。 ちょっと大声出さないでくださいよ…!(エレアに
ミカエル : エレアさん。
ミカエル : ニカさんと2人で芥川さまに勝利すれば、成長を認めてくれるそうですよ?(エレアに微笑んで
ミカエル : 私は芥川さまの実力は知りませんが…お二人なら出来ますよね?
イオン : ………(ミカエルの言葉に
イオン : ええ。まあ、確かに、………一考の余地はありますね?(普通に納得した!?
ミカエル : まぁ。まぁ。ふふふ。(イオンの言質を取れたような発言に笑みを返し
イオン : えぇ、『大学祭実行委員会に所属し、仲間と共に研鑽する』ことが二霞くんの成長に繋がるのであれば、
イオン : 私としても、別に問題は無いっていうか………
イオン : えぇ、まあ。 正直私……
イオン : 二霞くんが私より優秀な魔術師になってくれるならなんでもいいので。
エレア : ……、。
エレア : 貴方が思ってるより、ニカはずっと成長してる。
エレア : ……、私も。
ミカエル : まぁまぁ!教授よりも!それは楽しみですねぇ・・・!(素直に受け取って
ミカエル : エレアさん・・・!(ふふふ。と微笑み
イオン : 『委員会活動』でそこに希望が見出せるなら、それでもいいんですよ。…ふふ、ええ。
エレア : ……、私たちならできる。
エレア : アイツには二度と負けない。目の前で何度も見せてやる。
イオン : ………まあ二霞くん、 直近で私に手も足も出ませんでしたけど。(嫌味でも煽りでもない、本気で憂鬱そうなトーンで
ミカエル : まぁ?
ミカエル : ・・・では教授。
イオン : えぇ、期待させていただけるなら、それは… あぁ、はい。なんでしょう?
ミカエル : ニカさんを今度こそ呼んでくださいな。
ミカエル : ニカさんとエレアさんで、芥川さまを倒します。
イオン : ……ふふ、わかりました。
ミカエル : そして、イオン司教。あなたの事は私、偉大天使ミカエルとロルさんでお相手します。
イオン : え?
ミカエル : コレで皆様の成長を感じ取って頂けませんか?(ニコニコと微笑む偉大天使
イオン : あれ? …わ、私…戦いたいなんて一言も言ってないんですけども…ええ!?
ミカエル : (やってることは勝手に戦闘を2組組み上げる戦闘狂の所業だ。
ミカエル : いえいえ。どうやら先ほどニカ様に稽古をつけていたように聞こえましたので、
ミカエル : ええ。ええ。それが「暴力」かはわかりません。ええ。わかりませんとも。
イオン : …………(すんごい困った顔でじと汗だらだらになっている
ミカエル : ですが、ふふふ。
イオン : え。……いえ、私、二霞くんには傷一つ付けていませんよ。
ミカエル : 熱心な『委員会活動』なら応援頂けるんですよね?
イオン : (やけにきっぱりと断言する)…暴力なんてそんな。…それはあなた方にも同様で…
イオン : …ま、まあ確かに、成長に寄与できる場であるなら的なお話は致しました…けどォ…??
ロル : (い、いつのまにかどんどん話が進んでいる…
ミカエル : さあ。2人を呼んでくださいませ。
ミカエル : 私たちの『委員会活動』の成果をとくとお見せしますわ。(にこにこ。ふわふわ。
イオン : ………………(あぁ、この『圧』……生徒でもたまに居るんですよねぇこういうパワーの持ち主……
ミカエル : (やってる事は…住居侵入、恐喝、決闘強要…
エレア : はやくしろ!!!
イオン : うわぁ!!??(ヒッ
ミカエル : ええ。ええ。始めましょう始めましょう。(微笑み
イオン : ちょ、ちょっと待って!怒鳴らないでくださいって!
イオン : 準備しますからァ……!(静謐。教導的。神秘的。そんなイメージは何処へか。
イオン : ……(そして普通に携帯取り出した 魔術で呼ぶとかしないんかい
イオン : ……… あっ。
イオン : そうだった。二霞くん私の事非通知にしてるんでした………
ミカエル : あらあら。
ミカエル : ではニカ様の元へ我々をお連れください。
ミカエル : このような大それた場所でなくても、会えるのであれば何処へでも。ねえ。エレアさん?
エレア : ……、ニカ。
イオン : …えぇ、それは………うーん…ちょっと待ってくださいね…
ミカエル : あらあら。まぁまぁ。
ミカエル : 煮えきりませんね。ふふふ。
イオン : ……いやまあそれはそうでしょう?色々話急ですし…!
ミカエル : あらあら。(エレアをチラッと見て
ミカエル : (イオンを誘拐犯のように決めつけて今にも襲いかかりそうなエレアと違って、
エレア : ……(イオンを睨みつけている
ミカエル : (偉大天使ミカエルはまだ、イオンを極悪人認定は出来ていない。
ミカエル : (ただ、わざわざ学生生活を送るために下天してきたほどの生徒。
ミカエル : (学習機会を奪う教授なら許さない…予定
ミカエル : この場にニカさんを呼んでいただいて、1つ腕を見せるだけじゃないですか(微笑み
イオン : ……えーっと……、 ……本当にやるんです?(この期に及んでそんな事を言う
イオン : (煮え切らなさの塊か?普段は少なくとも、教壇ではこのような姿を見せる事は無い。
ミカエル : あらあら。全くもう話が進まない方ですわね。(勝手に提案しておいて勝手に落胆
ミカエル : この素敵な大聖堂が闘いで傷付くのは気が引けますか?
イオン : 勝手に不法侵入しておいてその言い草ですかぁ!? ……ぁぁ、いいえ。恐らくそれは……大丈夫ですが。(妙な言い回しをして
イオン : ……私にはあなた方と戦う理由が無いんですよ。わざわざ生徒を傷付ける理由も。
エレア : 不法侵入とか…、誰が言ってるの?
イオン : え、そこは議論の余地無いと思いますけど…??(困惑気味
エレア : じゃあそもそも誘拐するな!!(大声
ロル : ……。(所在なさげにあらぬ方向を見ている
イオン : してないですってぇ!!!(両手で耳塞いで
ロル : …ま、まあまあ。焦りすぎてもよくないかもしれないよ…?
ミカエル : あらあら。困りましたねえ……
エレア : (ロルをがっつりと睨む
ロル : うう…。
イオン : ……まあ、確かに私は、いっとき二霞くんを閉じ込めはしましたよ。
ミカエル : まぁ???
イオン : …でもそれは、緊急避難的なもので。『時間にしてみれば一晩にも満たない間』です。
イオン : それから、彼は自らPURE<此処>に来ることを願いました。ですから連れて来た。…私がやった事はそれだけですよ。
エレア : ……、嘘だ。
ロル : うーん…。まあ、ニカ君を見つけるまで僕たちは帰るつもりはない。
ロル : つまり、3対1になるか、2対2になるかの違いだと思うんだけど…。
ロル : それなら、ニカ君の今の力が見れた方がイオン先生にも得なんじゃないかな。
ロル : 彼らはチーム戦をずっと練習してたから、先生の気づいてない実力が見れるかもしれないよ?
ロル : ね、エレア君?
イオン : ……… はぁ。急に冷静に説得を受けるとは。何だか調子が狂いますねぇ…
イオン : ……… どーーー、しても、……帰るつもり、無いですか?
イオン : 『何もせずに帰った方がマシだった』って、思うかもしれませんよ…?
ミカエル : ・・・まぁ。それはどういう?
イオン : …何、単純な事ですよ。 阿笠教授の実力の程は知っているでしょう?
ミカエル : ええ。はい。戦闘で助けて頂いた事もありますから。
イオン : 彼女に並ぶ、などと言うのは烏滸がましいですが。……私も、リーズベルト大学の教授なので、という事です。
ミカエル : あらあら。まぁまぁ。(笑みを浮かべる偉大天使
ロル : (少し怯えた様子でミカエルをみやる
イオン : ……… 解りました。 では、こうしましょう。
イオン : 先程の貴方がたの提案通り、今から私と、ミカエルさん、ロルさんとで戦闘を行いましょう。
イオン : ……そこで、……そうですね。 見合った成果を拝見する事ができましたら。
イオン : 二霞くんを連れて、あなたがたを芥川くんの元に案内する。
イオン : そうお約束致します。……それで、宜しいですか?
ミカエル : 実力試験ですね。教授らしい。(呑気に微笑んで
ミカエル : エレアさん。良いですか? 私達にこの場は一旦任せて頂いて。
エレア : ……(黙って頷く
ミカエル : ふふふふふ。(ロルを抱き抱えて、ふわっと部屋の真ん中へ移動して
ミカエル : 楽しみですね。ロルさん。(ロルを部屋の真ん中へ降ろして
ミカエル : リーズベルト大学の教授が直々に評価して頂けるなんて幸運ですよ。(愉しそうに。
イオン : ……楽しみですかぁ。いやぁ、なかなか。(ほどほどの距離で対峙する形。
ミカエル : それもこんな・・・「主<しゅ>」を崇める大聖堂での試合だなんて・・・
イオン : …?
イオン : おや。それ(主)はどちら様ですか…?
ミカエル : 「ニンゲン」達の信奉を受けながら、ニンゲン<ロル>と試合をして、ニンゲン<教授>に評価頂く。
ミカエル : あらあら。ふふふふふ。(ロルとイオンに微笑み
イオン : こちらPUREの礼拝堂…、もとい私の個人スペースなので、ミカエルさんの信奉される方を
イオン : 奉る場所とは違うかと思いますが…?(どうしてだこの男、偉大天使相手に宗教を語るのか
ミカエル : 「主<しゅ>」は「主<わたし>」ですよ。イオンさま。(微笑み、宙に浮く
イオン : …
イオン : あっ はい。
ミカエル : 「大天使<わたし>」が信仰する「主<わたし>」の為の施設であっても、大丈夫です。手は抜きませんよ。(微笑み
イオン : (これ突いたら駄目なやつだ。 直感的にイオンは思った。
ロル : ……(ごくりと息を呑む
ミカエル : 「偉大天使<わたし>」の“今”出せる全力で挑ませて頂きますね。(にこにこ偉大天使
ロル : よ、よしやるぞ…
イオン : …… ええ。解りました。
イオン : あなたが優秀ならば、それはその方が良いですからね。
ミカエル : ええ。ええ。偉大天使ミカエルの優秀っぷりを是非とも審査してくださいませ。
イオン : ……ええ。どうぞ、私を越えてみてください。
ロル : こ、こえるぞ…(こえられるのか…?
イオン : 『私の部屋<ココ>』でそれが出来るのならば、それは間違いなく、二霞くんと共に在るに相応しい。
ミカエル : ふふふ。それならば開幕は……
ミカエル : 「主<しゅ>を崇める汝よ」(ミカエルの6枚羽根が光り輝き
イオン : ――……ぁぁ……(瞑目し、片手を胸元に添え、祈る。
ミカエル : 「偉大天使<わたし>に祈り、ミカエル<わたし>と共に。」(羽根が大きく広がり
ミカエル : 「この世界を救済。致しましょう。」(広がった羽根先を六角形の光の線が疾る
イオン : (――……ああ、神様。 血を崇め、血を蔑む、人心に棲む無形の神様。
イオン : (――どうか今日も、憂鬱で苦痛で億劫な一日を、乗り切る事ができますように。
イオン : (儀式魔術:『静清と刻の部屋<クワイエット・ルーム>』。
ミカエル : 「救世の極光ーヘキサ・レイ」(ミカエルの体から放たれる極太の光線
イオン : (ミカエルの詠唱が完了したのと同時に―――室内の大時計が、定刻を示しぎちりと鳴った。
ロル : ッーーーー!!
イオン : 遡行<アンドゥ>。(いつもの囁くような声で、ぽそりと呟くと
イオン : ( (ミカエルの体から放たれる極太の光線(広がった羽根先を六角形の光の線が疾る (羽根が大きく広がり
イオン : ( 「主<しゅ>を崇める汝よ」(6枚羽根を光り輝がかせる、『この刻<ターン>に戻ったミカエル』に
イオン : 緘口<サイレス>。(片腕を差し向ける、ミカエルの口元に走る?印の紋章光。『詠唱封印』魔法。
ミカエル : まあ???(不思議な感覚。
ミカエル : (すかさず何かを身に受ける
ロル : 嘘だろ…
ロル : 時間操作はき、禁忌だって教えてたじゃないか!
イオン : (室内の大時計が、定刻を示しぎちりと鳴った。 ミカエルの大魔法は放たれずに。
ミカエル : ロルさん。今、ロルさんが見えた事を……(いや、そのお願いの前に十分な反応だ。
ミカエル : 私自身への幻覚や発動無効のアンチスペルの可能性もあったのですが……
ミカエル : ふふふ。ロルさん、ありがとうございます。
イオン : ……ええ、そうですね。時間操作は禁忌。そして、私は法<ルール>は守ります。
イオン : つまり。……優秀な学生の皆さんならば解りますでしょうか?
最終更新:2023年07月19日 10:27