アヤメ : (夢のドリーム空間
アヤメ : (試合終了後。
アヤメ : (大会の全日程が終了した事で、観客席と駐屯地の境が無くされた…とかなんとか。
アヤメ : (おまけに4つのチームの駐屯地の境も失くされたらしい。これはまあ…一部の人には重要なんだろうな?
アヤメ : (それなら私もアマネに会いに行ったりしたっていいんだけど。……まー、こう、あれじゃん?
アヤメ : (あっちはあっちでよろしくやってるだろうし…… くっそー…。。。
アヤメ : …(いや。大丈夫大丈夫。もう無闇に邪魔したりとかしないし。もうそこまでめんどくさくないし。
アヤメ : (私は私で頑張りますからー…! …って事で。うん、そういう事でいいよね?
アヤメ : (つまり。
アヤメ : (えっと。
アヤメ : (うん。
アヤメ : (――夢のドリーム空間。試合終了後。閉会式を終えて。
アヤメ : ( 「夢の終わりまでみなさましばし!」「ご歓談を!!!」
アヤメ : (お嬢様の高らかな音頭と共に、解散となったメンバー達。
アヤメ : (順調御一行様な亜人連合チームも、まあ大体それぞれに順調に解散していった。まったくもう。
アヤメ : (まあ一部に関しては…うん。だけど… うん、まあ……頑張れとしか。うん。
アヤメ : (それはさておき。…まあ、そういう事で。
アヤメ : ――(夢のドリーム空間。亜人連合チーム、駐屯地。
アヤメ : (のどかな広場ののどかな公園。
フィユ : アヤメさん!(遠方から片手を挙げて、携帯片手に歩み寄って来る
アヤメ : ぁ。(ベンチに腰掛け、声の方を向く
フィユ : ぃゃー、ほんとに夢の中にもあるんですね。ポウフェナ北区中央公園。
アヤメ : うん。亜人連合チーム用の駐屯地エリア…だったみたいだけど。
アヤメ : それつまり連合本部近辺を再現したみたいな…感じ?
フィユ : なるほどー…。他のチームもそんな感じだったんでしょうかね…(アヤメの傍に歩いてきて
アヤメ : 多分…? ま、座りなよ。(隣示して …表向きは余裕ぶってる。ぶってしまう。
フィユ : ぁ、はいっ。…失礼しますっ(言って、アヤメの隣に腰掛ける
アヤメ : (…わざわざ男の子を試合の観戦に誘って、試合後にまで会うとか。結構頑張ってるんじゃないかなー、って思うんだけど…
アヤメ : (え?何?チームの他の人たちは当たり前のように2人で会ってる?…そうだね!
フィユ : その、アヤメさん。 大会お疲れ様でした。
アヤメ : ぁ、…うん。ありがとう。
フィユ : はいっ。試合、ちゃんと見てましたよ!凄かったです、見事にポイント取って!
アヤメ : …な、なんかそんなに褒められるとむず痒いな。まー、全体としては結構序盤でやられちゃったけどね。
アヤメ : でも、月見里さんにフォーデンでの借りが返せたのは良かったな。
フィユ : ぁぁ、確かに。本当ですね?
アヤメ : まあその後日輪さんにやられちゃったから借りを更に返された感じは…
フィユ : ぁぁ。そう…なります?確かにあれ、会場の映像で見てたらわかったんですけど…
フィユ : 月見里さんが消える前に残した発煙筒の煙に日輪さんが気付いたみたいなんですよね。
アヤメ : ぁーーーーそれであんなピンポイントで蛮行してきたんだ?
フィユ : そうです、多分…。俺ずっと気付かないで~って思ってたんですけど、流石チーム戦だな~…って思いましたよ。
アヤメ : 成程ねーーー…ちゃんと連繋されてたって訳か。 リア充め…
フィユ : …えっ? …あ、あれ?
アヤメ : あっ(口押さえて 思わず零れちゃったじゃん
フィユ : あ、あれ?あの二人ってそういう………?
アヤメ : ……いやその多分ね! 本人達から聞いた訳じゃ無いからわかんないけど!(ちょっと焦って
フィユ : た、多分。…そうなんですね…?(へ、へぇー…って感じで
アヤメ : なんか……そんな感じがしたっていうか……ほら君も人狼恋バナ斡旋人じゃん!?(誤魔化し責任転嫁
フィユ : いや!えっと…その、そういう感じだった事は否定できないです…けど!?(混乱しつつ
フィユ : あれはなんていうか……あんまりにも人狼をやる機会が多すぎて………
フィユ : なんとか前向きな楽しみを見出そうとした結果……みたいな感じで……
アヤメ : ぁ、ぁー……。君人狼苦手だもんね……
フィユ : そ…そうですよ!結果としてちょっと上達しましたけど…!
アヤメ : …ま、まあ。今はそんなに人の恋路どうこうっていう訳じゃ無い…って事?
フィユ : ぁーぃゃ、勿論全然嫌いじゃないですけどね!? その…
フィユ : 今日も何というか…… すごかったですしね…?
アヤメ : あーーーー………
アヤメ : 鳥賀陽さん達だろ? 何なんだろうね。何を見せられたんだ私達は?
アヤメ : いや…本人達あんまりにも真剣だったし、私もやられた後はかなりハラハラしながら見てたけど、さ……
アヤメ : ……何を見せられてたの???
フィユ : あーいや、なん、、でしょうね…??(何かすごい気迫が籠もってる…??
フィユ : まあ、少なくとも鳥賀陽さんはそういう感じなんだろうなー…って思ってたんですけど…
アヤメ : まああの人嘘吐けないもんね……
フィユ : なんか……こんな皆が見てる中で!? って吃驚しちゃいましたよね…… 色々…
アヤメ : 閉会式で合流した時、「私はやってしまいました」って背中に書いてあったよね…オーラで…
フィユ : それモニター越しにも伝わってましたよ…
アヤメ : ま、まあー……まあ頑張って! どうせ両想いだよ!(ヤケクソ気味
フィユ : そ、そんな簡単に行きます!??
アヤメ : いや、わかんないけど…。でもなんか叉羅さんも別に満更でも無さそうじゃない…?
アヤメ : (あんなん痴話喧嘩だよ!…なんて言うのは流石に雑かな?でもあんなんさぁ~~~…
フィユ : どう……なんでしょうね? あの二人、ちょっと複雑そうな感じもあるんですよね…
アヤメ : …そう? 奥ゆかしい感じだとは思うけど…
フィユ : うーん。俺の気にしすぎなんでしょうかね…?
アヤメ : …。 気にしすぎ……かはわかんないけど…
アヤメ : フィユイットさん、相当鳥賀陽さんの事好きだよね…?
フィユ : えっ。
フィユ : そ、そうですね!…な、何かはっきり言われると恥ずかしいですね…!?(照れっとして
アヤメ : (否定しない…貴重な照れ顔……! な、何か無性に悔しいな……!
フィユ : そ、そう……ですね。何というか、憧れ…というか。
フィユ : ああいう大人になれたらなー…って思うんですよね…(照れくさそうに
アヤメ : …そう、なんだ。(公衆の面前でうっかりやっちゃった話をしたばっかりの大人でいいのか……まあそこはいいか!
フィユ : ぁ、ぃゃ、全然似ても似つかないっていうのはわかってますよ!気持ちの問題で…!
アヤメ : ぁ、いや、そこは。なんだろな、
アヤメ : 君が目指す姿が鳥賀陽さんみたいな人なのは、むしろわかるなーって思うよ。
フィユ : …はは。 あ、でも秘密にしてくださいね?恥ずかしいので…(照れ気味に
アヤメ : 誰にも言わないって。(はは、と
アヤメ : …。恋愛模様は見習ってほしいような欲しくないような…(ぼやくように
フィユ : 、、ぇ。……
アヤメ : …ぁ。
アヤメ : ご、ごめん。物の例え…、、みたいな?(誤魔化し
フィユ : あ、いえ。。謝るような事じゃ。。 えーっと……、、(しどもど
フィユ : ちょっと………わかんないですね?自分では………
アヤメ : そ、、、 そう………
アヤメ : いや。いいよ、真面目に答えなくて。。……
フィユ : 、す、すみません。……
アヤメ : 、、、。。。……
アヤメ : (――「フィユイットさんは、気になってる女の子とかいないの?」……とか。
アヤメ : (訊いたらいいのかな。訊けたらいいんだろうか。 一歩、進める、のかな。
アヤメ : (……でも、、、
アヤメ : (これで「いる」って言われたら、それで知らない子の話とかされたら… ちょっとどうしていいかわかんない。
フィユ : ………。(沈黙。アヤメと逆の方向に視線を逸らし気味に
フィユ : ……(え、何、だろう。 この流れ。この沈黙。
フィユ : (そもそも、観戦に誘われて、試合後にも連絡して、こうして今、隣に座っている事とか。
フィユ : (………どうしよう。あんまり都合の良い事ばっかり考えてちゃ、きっと駄目なんだろうけど。。。
フィユ : (――……思い上がりが過ぎるんじゃないかとも、思うんだけど………
アヤメ : ………。。。、、、、
アヤメ : っ(意を決して
アヤメ : あのさっ
フィユ : あのっっ
フィユ : あ!?(顔見合わせて
アヤメ : えっ!?(顔見合わせて
フィユ : えっ あっ、あのいえ!す、すみません!
アヤメ : あっ いや、、えっ いや、、 な、何!?
フィユ : あっ、いえ、そんな! …な、何でしょう!?
アヤメ : 違っ、、 いや、えっと、 そっちが、!(ベンチから立ち上がって後退る
フィユ : いや、、俺のは、、、 あっ ちょっアヤメさ―― そっちは!?
アヤメ : へっ ?? (噴水の縁に足を取られ
アヤメ : (背中から噴水の中にin
フィユ : あああーーーーーーッッッ!!!(悲鳴上げて
アヤメ : (どばっしゃーーーーーーーーーん
アヤメ : (――水の中で意識が遠のく。 斯くして、こんなキマらなさで、
アヤメ : (彼女のこの長い夢は終わりを迎えたのだった。
フィユ : あ…アヤメさん!? アヤメさんっ!!??(立ち上がってざばざば噴水に入ってって
フィユ : きゅ、、、救急車ーーーーーーー!!!
フィユ : (必死で水の中から抱え上げ、名前を呼ぶも、夢から覚めてしまった彼女が意識を取り戻す事はなかった――
フィユ : そ、、、そんなあ!?!??(半泣き
フィユ : (ちゃんちゃん。
最終更新:2023年09月02日 13:28