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DDF アフター 「再確認に来たんだろう?」[ニシキ 三獄姫]

三獄姫 : ・・・
ニシキ : ふふっ……何故ココに居るか?って……
ニシキ : 心外だなあ……ボクが先に居て君が後から来たのだけど……
ニシキ : 時は閉会式後……少し経った後かな……
ニシキ : ボクなんかはともかく……キミには試合後に話しかけたい人も多かっただろうに……
ニシキ : その全員を振り切って来たのかな……?それとも……?
ニシキ : 勝ち試合ならともかく……負け試合後にキミと話そうなんて勇敢な変わり者は……
ニシキ : そうはいなかったのかな……ボクも別に話しかけに行ったわけじゃあないしね……
三獄姫 : ・・・よく喋る奴だなァ?
三獄姫 : プロファイターからビビって逃げたのと戦士でもない女を後ろから撃っただけの武功でよくもまぁそんなにイキれるモンだぜ?
ニシキ : ふふっ……なんだ。
ニシキ : よく見てくれてるじゃないか……くすっ……
ニシキ : でもアレで良いのさ……ボクが欲しかったのは優勝……
ニシキ : あぁ……より正確に表すなら……
ニシキ : お兄ちゃんに選ばれたチームを絶対に優勝させる事……だったからね……
三獄姫 : いちいち言い直さなくて良いんだよ気持ち悪ィ
ニシキ : 地味で省エネなボクの大会と違って……
ニシキ : 三獄姫くんと軍師くんは随分と派手にやりあったじゃあないか……
ニシキ : 最終的には3vs1になって……ボク達の勝ちだけど……
ニシキ : ふふっ……そういうお祭りだからね……
三獄姫 : っはぁ???
三獄姫 : 祭り事の勝敗をイチイチネチっこく報告しに来たのかァ?
三獄姫 : そりゃあ本気でヤった祭りだからなァ?
三獄姫 : オレ様にしろ、あの鳳凰にしろ、機動力と射程に優れた奴が
三獄姫 : テメェら貴族チームの奴とタイマンして時間使いまくった挙句破裂してンだ。
三獄姫 : 正直に言ってドリームマッチと銘打ってた割にゃあ個々の戦力差が激しかったからな
三獄姫 : オレ様なり、鳳凰なりが弱いものイジメに徹してりゃあ、またポイントも違ったろうよ。
三獄姫 : ・・・だがよ。
三獄姫 : そんなつまんねー説教をしに来たワケじゃあねェよな?
三獄姫 : 観たいかそんな試合? 経験になるかそんな戦闘?
三獄姫 : 結局最後にモノを言うのは生存点。弱いモノいじめ戦略には限界がある。
三獄姫 : ソレに。
三獄姫 : 本気で奴ら(壱葦/燦山)と闘える機会を逃すなんて真似
三獄姫 : するワケねェだろ。
ニシキ : くすっ……よく喋るね……
三獄姫 : テメェがそうさせたンだろうがよ。
ニシキ : ふふっ……そうかな……
ニシキ : そうかもね……でも……
三獄姫 : っはぁ?! 勿論本気でヤった上での結果だよボケが。
三獄姫 : 本気で勝ちを目指してたからああなった。決して抜いてたワケじゃあねえ。
三獄姫 : でもイチイチ凹んだり、驕ったりしねェんだよ。
三獄姫 : 夢はともかく、大事な戦闘なんざ毎日あるンだからな。
ニシキ : 本当に……よく喋るね……
三獄姫 : っはぁ~~~??? 無言で落ち込んでるオレ様が見たかったのか?
三獄姫 : ンなワケねェだろ。糸目すぎて見えないものまで見えるようになったか?
ニシキ : ふふっ……見えないものまでね……
ニシキ : 見えたら良いんだけど……そんなあり得ない希望の話をしても仕方がないさ……
三獄姫 : っはぁ???
ニシキ : キミは燦山君との闘いで……軍師君との闘いで……
ニシキ : 当時を思い出したんだろう?
三獄姫 : ・・・ッハァ?
ニシキ : だから……ココに来た……
ニシキ : 現実世界じゃ……大手を振って立ち入りづらいからね……
ニシキ : 夢の中に再現された土地なら……コッソリ様子見出来るってワケだね……
三獄姫 : ウルセェなァ…?
ニシキ : 快晴竜喜君はもうココには居ないよ。
ニシキ : (紅椿家軍隊訓練場。
ニシキ : (移転・改築により閉鎖となった今は使われていない場所。
ニシキ : (紅椿家の軍隊と、三獄姫と、燦山と、ニシキと、快晴竜喜と……蒼菖蒲参華が勤めていた場所。
三獄姫 : 知ってンだよ…ンな事ァ…
ニシキ : 嗚呼っ……そうだね……
ニシキ : さっきの言い訳……少しまだ“完璧”じゃないよね……
三獄姫 : っはぁ?
ニシキ : 弱いモノイジメなんかじゃなく……
ニシキ : キミが全員1人で倒せば勝てたよ……
ニシキ : 確実に……完璧にね……
三獄姫 : なぁにバカな事言ってンだ?
ニシキ : いいや……そのバカな話が思い浮かんだからキミはココに来たんだ……
ニシキ : この世には……強い者と弱い者が沢山居て……
ニシキ : 日夜小さな争い事や……大きな戦争を繰り返してて……
ニシキ : 勝つ時もあれば……負ける時もある……
三獄姫 : ・・・
三獄姫 : けど。
三獄姫 : たった1回、負けちゃならねェ時もある。
ニシキ : うん……
ニシキ : ボク達はその時も負けたんだ……
三獄姫 : うるせぇな。
ニシキ : アレが参華君にとっての勝ちだったかはわからないけどね。
ニシキ : 快晴竜喜君は居なくなってしまった。
三獄姫 : ウルセェな。
三獄姫 : 今更なんでイチイチ喋る。そんな事をよ。
ニシキ : キミの為だよ……再確認に来たんだろう?
三獄姫 : ッハァ?
ニシキ : 負けに慣れないように……自分の心を痛めに来た……
ニシキ : そんなキミを待ち伏せて……心を痛めるお手伝いをしているんだよ……
三獄姫 : っはぁーーー気持ち悪ィにも程があるな。テメェは。
三獄姫 : ソレに、そこまで語って照れ隠しはダセェぞ糸目野郎。
ニシキ : ……なにさ?
三獄姫 : テメェだって“聖”相手に逃げの一手を即断した
三獄姫 : その染みついた負け犬思考を
三獄姫 : 脳味噌掻き混ぜてグチャグチャにする為にわざわざこんな
三獄姫 : テメェの1番“完璧じゃない”思い出の地に足運んで、気合い入れ直しに来たンだろ?
三獄姫 : 言い訳にオレ様を使ってんじゃあねェよ負け犬。みっともねえ。
ニシキ : 嗚呼……くすっ……
ニシキ : よく見てくれているね……今も……
三獄姫 : 気持ち悪ィ
ニシキ : ふふっ……
ニシキ : じゃあ…こういう事になるよね……
ニシキ : ココには……お互いに……
ニシキ : もう2度と負けないと心に決めたファイターが2人……
三獄姫 : ッハァ?
ニシキ : (壁に飾ってある日本刀を三獄姫に投げる
三獄姫 : っはぁ?(受け取り
ニシキ : 刀が二振り……(棚にしまってあった日本刀を手に持つ
ニシキ : なら……闘るしかないよね……
三獄姫 : なンだテメェ? 刀ならオレ様に勝てるとでも?
ニシキ : うん……勝てるとも……
ニシキ : 快晴竜喜君に闘いを教えたのは……ボクなのだから……
三獄姫 : ッハァ? 思い上がるなよ負け犬野郎。
三獄姫 : 快晴竜喜に闘いを教えたのはオレ様だ。
三獄姫 : (鞘を持ち刀を構え、
ニシキ : (鞘を持ち刀を静かに構え、
ニシキ : いくよ……
三獄姫 : 来いよ・・・
ニシキ : ーー神速ーー
三獄姫 : ーーー抜刀術ーーー
最終更新:2023年09月28日 10:08