アットウィキロゴ

ブルー・マリッジ・コンサルト [イクス VDC ピチカ シーフォ]

Ev : (休憩室
イクス : っはぁ・・・
イクス : (珍しくため息をついて
イクス : (ホットアップルの入ったカップを両手に握っている
VDC : どうした? モノマネなら覇気が足りねぇなァ?
イクス : 「っはぁ?バカにしてるわけぇ?」
イクス : ・・・ため息一つでモノマネ扱いだなんて、逆にアチラに怒られそうね。
VDC : そう言う割にはしっかりモノマネで返したじゃあねェか。
イクス : っはぁ。
イクス : 妹さんには悪いけど、少しおふざけもしたくなるわよ。
イクス : 貴方に夢で散々警告されたのに、夢から覚めても度を過ぎた真面目モードに周りを巻き込んでしまっていたなんてね。
VDC : 嫌に素直に凹むじゃねェか。
VDC : いいのか?この部屋には奴らも一緒に来てるけどよ?
イクス : いいのよコレぐらい…(部屋の他2人を見て
イクス : というか、辞めてくれないかしら。
イクス : その言い方だと私がいつも貴方の前でだけ弱音を吐いているように聞こえるわ。
VDC : (もはや自己紹介級の墓穴だろそれは…と思いつつまだ言わないでおく
VDC : (イクス主導のドリーム大反省会が長時間行われていたのだが、
VDC : (結果が伴わなかった中での反省会、データの持ち帰りに限界のある夢世界
VDC : (そもそも半数の隊員は参加していない、元々ガチ大会よりお祭り…
VDC : (など時間を追うごとに瞑想を重ね、、、
VDC : (最後は
VDC : (「くすっ……でもボクは優勝してるしね……」の言葉が引き金となり会は崩壊した。
ピチカ : はいはーいっ。 お茶菓子をお持ちしましたわよお二方?(二人の元に現れて
ピチカ : 大会議の後の休憩タイムと行こうじゃないの。(傍のテーブルにお菓子の乗った器を置く。
イクス : っはぁ・・・
シーフォ : (ピチカに続いて2人の所に歩いてくる
イクス : 感謝するわピチカート。
イクス : 少し休憩が必要みたいね。
シーフォ : 珍しいね。イクスがへこんでるの。(素朴に
VDC : ああ。普段はへこまないように努めてるんだ。
VDC : たまにはティータイムぐらい取らせてやりてェよなァ?
シーフォ : そっか。そうだね。
ピチカ : そうそう。じゃ、あたし達も失礼して、っと。(イクスの座る対席のソファーに腰掛ける
イクス : みんなしてそうやって私を凹み女扱いして……
イクス : まぁ…たまにはいいわ。
イクス : 甘んじて受けましょう。そして、ティータイムでもしましょう。
イクス : あんな夢を見て起きてからずっと会議だと脳が休まらないわ。
ピチカ : そーよ。甘いものでも食べて糖分補給してのんびりだらだらしないとねー?
シーフォ : (「扱い」っていうか…?と疑問に思った彼であったが
シーフォ : (ピチカもつっこんでないし、触れるのはやめとこう。と思った。
イクス : ・・・・・・・・・
イクス : じごくろー。カットフルーツのたくさん入ったケーキが食べたいわ。
イクス : シーフォと一緒に街に買いに行ってくれないかしら。
ピチカ : イクスねーさん・・・!?
VDC : ッハァ? 脳の休めに余念がないメニューだなァ?
シーフォ : ……?(すごく怪訝な顔でイクスを見ている
VDC : ご指名だぜシーフォ、一緒に行くか?
ピチカ : (い…意図は解る!わかるわねーさん!でも……言い訳が露骨すぎる!
ピチカ : (え?シーちゃんってこういうの通じる?大丈夫??
シーフォ : …。んー、と、(怪訝な顔のままこめかみに指を当てて
シーフォ : ぁー、うん。…わかったよ。(色々不可思議な所はあるが、とりあえず呑み込んだ。
VDC : ッハァ。
VDC : せっかく街に繰り出すンなら
シーフォ : (そんな感じの間と表情。だった。
VDC : ピチカートが食べたいものでもついでに買ってきてやるかね
VDC : せっかくだ。シーフォ。お前が街で選べよ。
シーフォ : ぁ、うん。…いいね。なんだか。(VDCの提案にへらっと笑って
ピチカ : あらあら。ありがとね?気を利かせてもらっちゃって。
VDC : ッハァ、楽しみにしてなァ
VDC : ホットアップルでも飲みながらなァ・・・!
VDC : (ひらひらと手を挙げて部屋を出ていく
シーフォ : うん。待ってて。(同じく手を振って
シーフォ : (VDCに続いて部屋を出ていく
ピチカ : いってらっしゃーいっ
ピチカ : ………
イクス : ………
ピチカ : ・・・ね、ねーさん。なかなかに唐突だったわね!?
イクス : ちょっと露骨だったかしら…?
イクス : でも、貴女達の事を想ってでも、あるのよ? 一応…
ピチカ : まー…二人とも察してた感はあったけど…結果乗ってくれたから… って。そーなの?
イクス : ええ…
イクス : その…
イクス : じゃあ早速本題…だけど。
イクス : ピチカート。あなた。結婚は考えてる?
ピチカ : い…いきなり剛速球ストレート!
イクス : 良いじゃない。こんな事聞ける人なんて他には居ないのだし。
イクス : それで。どうなの?
ピチカ : ……そー、ね。……あんまり、考えてなかったかも。
イクス : ………
イクス : そうなのね………
ピチカ : あたしもシーちゃんも、家系がどうとかっていうのは無いしね。
イクス : 家系ね………
ピチカ : 一緒に居るのに、今の状態で不足が無かったから……ホントに考えた事無かったかもしれないわ。
イクス : それは…ある意味では羨ましいわね。
ピチカ : うーん、まあ。。この先の事考えたら色々あるのかもしれないけど…!
イクス : ・・・・・・・・・
イクス : ・・・・・・・・・そうね。
ピチカ : 職場も住んでる所も同じで毎日会えて家の柵も無くて…ってなったら、逆に「する理由」が必要なのかもしんない…
ピチカ : いや、毎日は盛ったけど!……まー、イクスねーさんの方は…そうもいかない、わよね。
イクス : …素敵ね。(ピチカの話を聞いてしみじみと
ピチカ : ねーさんは……どうなの?結婚、とか。
イクス : 私は………
イクス : ………
イクス : 結婚したいから。………相談してるのよ。
ピチカ : そーー………よね!
イクス : あ、
イクス : ごめんなさいまた、重い感じの切り出しになっちゃったわね。
ピチカ : ううん?全然いいんだけど!真剣な話だし…
イクス : ………
イクス : 今回の敗因も反省会の加熱具合も。
イクス : みんな私が結婚を焦ってるせいなのよ。きっと。
ピチカ : そ、そこまで集約される!? ん~……そーねー、
ピチカ : 結果については、時の運も含めて複合的に色んな理由があったとあたしは思うけど…
ピチカ : イクスねーさんが…ヴぁっくんの家族も沢山出るこの大会に、
ピチカ : 大きな思いを向けてたっていうのは、きっとそうなのよね。
イクス : ………
イクス : ………言語化されるとものすごく恥ずかしいのだけども。。。
イクス : そ、そうよ。。。
イクス : ……さっき、ピチカートは「家系が~」って言ってたけども。
イクス : 「紅椿家」は大きな家系ね。
ピチカ : うん。貴族さんの事はあたしにはあんまり分からないけど…
ピチカ : 中央大陸一の大貴族(薔薇家)に連なる家系…なんだったっけ?
イクス : そうよ。
イクス : …そうよ。
イクス : そして、歴史ある軍隊の家系ね。
ピチカ : …ぁぁ、だから戦果を見せたかった…っていう?
イクス : ………
イクス : ………そ、そうだけど。
イクス : (恥ずかしそうにうつむいて
ピチカ : そっかー。…。
ピチカ : ……結婚、反対されてたりするの?
イクス : そんなの。怖くて聞けないわ。
イクス : 一般家庭の女ですもの。
ピチカ : ぁー、確かにそうよねー…。まー、
ピチカ : だとしてもヴぁっくんなら「そんなの関係ねェ!」って言いそうだけどねー。
イクス : ………
イクス : ピチカートは流石ね。
ピチカ : そ、そう?
イクス : 「ぶいでぃーしー」は、そう言ってるわ。
イクス : 私の家柄なんて関係ないって。
ピチカ : やっぱりそーよね??
ピチカ : まー、でもよね?
イクス : ・・・・・・・・・。
ピチカ : だからって「そうね!なら気にせず結婚する!」…って、
ピチカ : 簡単に開き直れる訳じゃ無いっていうか…
イクス : これは、その、
イクス : 余りにも………な話だから、「じごくろー」にもしていないのだけど、
イクス : ・・・・・・・・・聞いてくれる?
ピチカ : う、うん。…いーわよ?(覚悟して
イクス : 長男の「じごくろー」が、いち早く結婚したら、
イクス : 「じごくろー」が「紅椿家」の当主になるかもしれないじゃない?
イクス : そしたら私は………当主の正妻。
ピチカ : ぁー、……そういうのもあるのかしら?(貴族界に疎い人間
イクス : …秘密結社Evのリーダーにして、軍事家系当主の嫁になるわ。
イクス : ………
イクス : 私だって貴族界に詳しくないけど、
ピチカ : ………
イクス : 逆の立場だったらモヤモヤすると思う。
イクス : (イクスにしてはえらく曖昧な表現
イクス : 財産狙い…軍事力狙いの浅はかな女と思われたくないわ。
イクス : そう言ってる自分でさえ…そう思ってしまう。
イクス : ・・・・・・・・・どう?
イクス : 私の考えすぎかしら?
ピチカ : …………
ピチカ : ん~~~……… ま~~………
ピチカ :  … 重いわねーーー、その立場………。(正直に言ってしまう
イクス : そうよね?
イクス : ありがとう。意見をくれて。
イクス : 誰かに話したこと無かったから、緊張したわ。(少しホッとしたように
ピチカ : でも、まあ、……ん~~……
ピチカ : 結局相手の家がどう思うかなんて、蓋を開けてみないとわかんないし…
ピチカ : 学歴職歴以外の身分なんて、そうそう今から簡単に手に入れられるもんじゃないし…
ピチカ : そもそも、周りから反対されたからって諦められるのか、って話だし…
ピチカ : ………まあ、そんな事、ねーさんなら最初から分かってるのよね。
イクス : …わかってるつもりなだけかもしれないわ。
イクス : …その、
イクス : 「じごくろー」にも散々言われてるし、今日ピチカートも感じたかもしれないけど、
イクス : 私はこの件になると、こう、(ジェスチャーしながら)
イクス : 視野が狭くなりがちみたいで………
ピチカ : うん。(否定しない
イクス : ………や、やっぱりそうなのね…?
ピチカ : ま~~~でも、分かるわよ! あたしだって自分事だったら絶対うじうじしちゃうと思うわ!
イクス : 優しいのね
ピチカ : いや、、身に染みてるだけかも…(好きな男の子と一緒になるのにも散々うじうじした女である
イクス : ………
イクス : 思えば私たち昔それで、周りに迷惑をかけていた気がするわね(すっかり忘れていた当事者
ピチカ : ぇ?(あたしはともかく)ねーさんそんな事あったっけ…?
イクス : あったような・・・気が・・・する・・・
イクス : (ピチカとVDCが2人で休憩室に居ただけでネチネチ質問責めしたような…
イクス : (チーム戦分けで仕事に悪い影響を及ぼしたような…
ピチカ : そ、、、そうだっけ………(何か色々々々あった気がするような気もする
ピチカ : ま、ま~とにかくね。……理屈じゃないのよねー、そういうの。
ピチカ : 「悩む必要ない」とか「悩んでも仕方が無い」で割り切れるならそりゃそうしてますって話よ。
イクス : ・・・!そうよ・・・!
ピチカ : まー、だからねっ。
ピチカ : あたしは今のねーさんを見てて、悪い方向にだけ想像して心配しすぎてるんじゃない?って感じには見えるけど…
ピチカ : だからってそれやめたら?とは言わないわよ。…不安になるのは当たり前だし?
イクス : ………
イクス : ええ、思考を辞める事は出来ない性分なの。
イクス : 先日、貴族でも結婚式があったと聞いたわ。
ピチカ : へぇ~……そうなのね?
イクス : 蒼菖蒲の長男「イチイ」はヴァース最強の騎士と名高いわ。
ピチカ : あぁ~イチイさんってあの… 新婚さんだったのねー
イクス : ええ。実際に対面したピチカートなら凄さが十二分に伝わっているでしょう?
イクス : 相手は金鳳花家の長女「或在」はヴァース最強の女性プロファイターと言った所かしら。
ピチカ : あぁ~、そちらさんは中継で見た事あるかも… って、あれ。
イクス : そう。
ピチカ : あら~、その2人が夫婦だったのね??
イクス : 2人共、人格・血筋・カリスマ………そして何より実力を兼ね備えた超一流のカップルよ。
ピチカ : へぇー、ご夫婦で貴族チームのリーダーを務めてたって訳なのね…
ピチカ : …って。その…ええっと…もしかしてイクスねーさん?
ピチカ : そこと比較して・・・とかなんとか考えちゃってる??
イクス : ええ。元よりこの考えは変わってないのだけども、
イクス : より具体的な例を見せられて目標がハッキリしてしまったわね。
イクス : つまり最低でも私はヴァース最強になる必要がある…そうよね。
ピチカ : イクスねーさん???
ピチカ : そうよね。…じゃないわよね!?確かに不安になるのは当たり前だし、悩んでもいいと思う…とは言ったけど…!
イクス : ・・・じゃない?(不思議そうにピチカートを見る
ピチカ : 理想ばっかり追い求めて行き遅れるのなんて見たくないわよ!?!?
イクス : ず・・・
イクス : ・・・
イクス : ・・・・・・・・・
ピチカ : あっ。(流石にあんまりな言い草だったと自省するが
イクス : ず、、、
イクス : ずいぶんな、、、
イクス : 感じ。ね?。。。
ピチカ : ………だって。ええ。うん……
ピチカ : 流石に…… 流石に こう(ジェスチャー)すぎるなって…
イクス : ・・・そうよね。
イクス : そうよねぇ・・・
イクス : しかも、実際私は勝てなかったし、
イクス : 目標も実績もダメダメなのよ。
イクス : (しゅんっとして
ピチカ : ……今のねーさんには響かない、っていうか、もう頭じゃ分かってる事だと思うけど……
ピチカ : 全人類が納得して受け入れて祝福して、誰にも嫌な思いをさせない結婚なんて…
ピチカ : 無理。
イクス : ・・・!
イクス : この相談、するコト自体が初めてだから、その、
イクス : 色々と頭が整理できてないけれど、
イクス : あなたにそんなにハッキリ言われるなんて………
ピチカ : ちょっと不服な戦績になっちゃったくらいで破談にする?したくないでしょ?温厚なヴぁっくんも流石にキレるわよ?
イクス : もちろん驚くけど…助かるわ。
イクス : ………
イクス : そうね………
ピチカ : あたしだってこんなに言うつもりじゃなかったわよーっ(両手で目覆って
イクス : ごめんなさいね。嫌な役をさせて。
ピチカ : い、いえ。いーのそれは全然!
イクス : ………
イクス : そうね。
イクス : 私はこんなコトで、結婚を諦めたり…しないわ。
イクス : どうすればいいのか結局答えは出なくても、今諦めるのは違う。
ピチカ : ……ま、まあー。ね? 再三言ってる通り、気持ちは分かるのよ。そう、だから…そうよ!(イクスの言葉に
ピチカ : どうせ理屈じゃないんだから、そっち向き…前のめりにワガママになっちゃってもいいんじゃない?…なんて。
イクス : ふふ。前のめりにワガママだなんて。
イクス : 愉快で難しい事を言うのね。(微笑んで
ピチカ : 外堀埋める為にヴァース最強を目指す方がよっぽど愉快で難しいわよ。
イクス : ・・・
イクス : たしかにね。(綺麗な返しに一本取られたとばかりに素直に頷いて。
ピチカ : …もう。思わずマジレスしちゃったわよ。…まー、肩の力抜いてって事よ。
イクス : ええ。そうね。
イクス : ・・・・・・・・・
イクス : ・・・“こう”なりすぎないように。
ピチカ : (うんうん、と頷いて
ピチカ : 未来の旦那様は、ねーさんの奇妙な誘導に何も言わずにケーキ買いに行ってくれてるんだし。
ピチカ : もっとゆったり構えててもいいんじゃない?
イクス : ………ええ。良い人よ。本当に。
イクス : (静かに。珍しく。素直に。惚気る。
ピチカ : (ふふふ、と微笑ましげ
ピチカ : 案外尽くすわよねー。見た目に寄らず。
イクス : そうね。見た目は野蛮人そのものだけども。
イクス : 口調も…かな。(見た目だけじゃなかった。とのんびり蛇足して。
イクス : ともかく、“悪い人”では無いのは、もうEvみんなが知っている事ね。
ピチカ : それはそうね!ナンバーズはもう皆知ってるくらいじゃない?
イクス : ええ・・・噂をすれば、ね。
ピチカ : あら。
最終更新:2023年12月20日 10:01