VDC : ッハァ、待たせたなァ?(隻腕に…ケーキ箱持って帰ってくる大男
ピチカ : あーら。おかえんなさい2人共。
シーフォ : うん。ただいま。
シーフォ : ―――
シーフォ : ――
シーフォ : (時は数十分前に遡る。
シーフォ : (ネオン華やかな夜のシドリーの街中を
シーフォ : (歩く男二人。
シーフォ : ……。なんか。
シーフォ : 変だったねイクス。
VDC : ッハァ!(シーフォの発言に笑って
VDC : 違いねェ。更に言うなら今日はずっと変な調子だなァ?
シーフォ : うん。おれでも分かるんだから…
シーフォ : そうとう変だよね。
VDC : 大した言われようだが…
VDC : 否定できねェなァ?
VDC : だが、
VDC : 「知ったふうな口」を聞かせてもらうなら
VDC : 何事も最速で解決するのが最善とは限らねェ
シーフォ : …ふーん。そういうのもあるんだ。
VDC : ッハァ、だからってワケじゃあねェが、
VDC : 少しは巻き込まれて貰うぜ。
シーフォ : まあ、ヴァディックがそう言うなら、それでいいのかもね。
シーフォ : イクスはそういう(最速じゃない)の、苦手そうだけど。…
シーフォ : …巻き込むっていうのは、このいきなりの買い出しとか?
VDC : ッハァ!つくづく理解度が高ェと来た!
VDC : 良いぜシーフォ。テメェはだいぶわかるやつだなァ?
シーフォ : んー、と。…そうなの?
VDC : (楽しそうに
シーフォ : イクスが変なのを変なままにしておくって事でしょ?(言い方
VDC : ま。結果的にはそうなるんだが…
VDC : (シーフォ見て
VDC : テメェらなら心配ねえェって判断しただけだな
シーフォ : …?
VDC : ッハァ!!
VDC : そンな言葉よりも。
VDC : だ。
シーフォ : んー、と。ちょっとよくわかんないけど… …ん?
VDC : 何を買ってくかは決まったか?シーフォ
VDC : テメェはテメェの事のが大事にすべきだろうよ。
シーフォ : あ、うん。…なんとなく、こーゆーのかなってのは。
シーフォ : でもおれ、あんまりどんなケーキがあるとか知らないからさ。見てから決めようかなって…
シーフォ : …ヴァディックって、普段ケーキ屋とか行くの?
VDC : オイオイ面白い質問だなァ?
シーフォ : なんか、全然似合わないのに落ち着いてるなって…
VDC : こんな格好のやつが毎日通ってたら
VDC : 商売あがったりだな。
シーフォ : うん。(失礼) …結構頼まれたりするの?
VDC : まさか。
VDC : 初めてかもしれねェなァ?
シーフォ : そうなんだ。
VDC : 仕事じゃあ切り込み役と司令塔みたいなモンだからなァ…多少…いンやかなりの命令を沢山受けるモンだが、
VDC : プライベートまで何でもかんでも召使いのように使わされてるワケじゃあねェからな。
シーフォ : そっか。じゃあふつうに落ち着いてるだけか。
VDC : ッハァ、一般社会にビビるほど常識知らずじゃアねェな。
シーフォ : …。それもそっか。
VDC : そっちはどうしたよ。
VDC : ケーキ屋にビビってンのか?
シーフォ : …びびってるとかじゃないけど、、(む、と
VDC : ッハァ? どうした?
シーフォ : …あんまり行った事無いからさ。大体ピチカと一緒だったし…
シーフォ : ピチカも毎回変な呪文唱えてたし…(ようするにそういう事なのだが
VDC : そりゃあ綺麗なお姉さんの代わりにこんな乱暴な隻腕隻眼男じゃあ気分もあがらねェなァ?
VDC : ッハァ、まあでも物は考えようだぜシーフォ。
シーフォ : ゃ。そこは別に……ってな、何!(謎の何か何か
VDC : 普段一緒にしか行かないテメェが、テメェで選んだものをプレゼントする。
VDC : それが良いンじゃあねェの。
シーフォ : …。そういうもの?
VDC : あぁ。そういうモンだぜ。間違いねェ。
VDC : (強面で乱暴な口調と裏腹に、VDCの恋愛観は凄く真っ直ぐで純粋
シーフォ : …。そっか。
VDC : ビビったって慣れてなくたって良いンだよ。
VDC : その代わり、本気で選べよ?・・・ま、心配もねェだろうが。
シーフォ : じゃあ、…うん。そうする。(素直に頷いて
シーフォ : (信頼を置く人間は信頼する。そういう性格。
VDC : ッハァ! 良い返事だなァ
シーフォ : (そうするうちに、電飾で彩られたケーキ屋の看板が見えて来る。
VDC : さァてと。
VDC : オレはオレで頼まれたモノを注文する。テメェはテメェでなンか選ぶ。
VDC : いちいち注文時に一緒になったり、教えたり、口出したりしねェ。
VDC : それで良いな?
VDC : (わざわざ。確認する。
シーフォ : ん。…うん。えっと…
シーフォ : そっちの方が、ピチカはきっと嬉しい。…でしょ?
VDC : ッハァ!!(笑み見せて
VDC : (答えは言わず、店の方へ
シーフォ : …わ、わかんないけど!(なんか恥ずかしそうにしてVDCを追ってく
シーフォ : ――――
シーフォ : ―――
シーフォ : (…という事で。
シーフォ : (それぞれにケーキ箱を提げて。
シーフォ : (戻って来た男2人。
イクス : 戻ったのね。
ピチカ : ありがとね2人とも。ご足労を労ってお茶でも淹れなおしてあげましょうか。
VDC : ッハァ、良い。座ってろ。(ピチカに
ピチカ : あら?いーの?
VDC : ッハァ、任せときな。買ってきたケーキに合わせてティータイムと行こうぜ?
VDC : そんで…アンタは座ってな。(諸々の説明を省いて
ピチカ : あらあら~。紳士的ですわね?
VDC : (VDCのケーキの箱を机に置いて、少し奥の方へ進んでティーの準備へ
シーフォ : 、(ぇっと、、(色々出遅れてるが
シーフォ : (こういう事、……!?(同じくテーブルにケーキの箱置いて、VDCの後に続く
ピチカ : (あらあら?と見送り
ピチカ : 紳士同盟?ケーキ屋で一体何話したのかしら。(などとイクスにこそこそ
イクス : …なるほど。
シーフォ : (外界に出ない故挑んだ事の無かったケーキ選びと違い、お茶を淹れた事くらいは…
シーフォ : (まあ… 数える程度には… ………ある
イクス : あまり詳しい状況がわからないけど、私達がティータイムの準備をしない方が良いようね。
イクス : (そもそもイクスに入れさせても碌な事にならないが。
ピチカ : (ぁー… (それは…(察し
ピチカ : まっ、せっかくの機会ですし?男子諸君の淹れるお茶を楽しみにしましょっか?ねーさん。
VDC : (一体どこにあったのか。白色食器に金色縁のティーポット、ナイフやらフォークやらお皿もお揃いのセット
VDC : (片手で器用に運びながら帰ってくる
ピチカ : あらあら。本格的ね?
VDC : さぁて、と。(食器を配りながらイクスの隣の席へ
VDC : せっかくのティータイムだからなァ?形から雰囲気作りでもしねェとなァ
シーフォ : (茶葉ってこれでいいんだっけ…てきとうに持ってきちゃったけど…
ピチカ : ~♪(テーブルに頬杖付いて
ピチカ : (楽しそうに2人の準備を眺めている
イクス : …(あんな見え見えの依頼にだって
イクス : …(ここまで真摯に答えてくれるのね
イクス : …(ぽーっとVDCを見ている
シーフォ : ん-、と……お湯これ?(記憶を呼び起こしつつ、見よう見まねでお茶の準備を手伝っている
シーフォ : (カップ温めるとかなんとか知る由も無く。VDCが全部やった方がスムーズなのは間違いあるまい
シーフォ : (…でも。多分。そういう事じゃない……んだよね。
VDC : さァて、
VDC : (シーフォの様子も盗み見みつつ
VDC : (ペースを自然と合わせて、速すぎないように。
ピチカ : (VDCの見守りペースに気付きつつも見守っている
ピチカ : いや~、こういうのも新鮮でいいわよね~?(などとのんきにイクスに
イクス : うん。そうね。(にこやかにピチカに返す
イクス : (私は別によくVDCにお茶を用意して貰ってるけど、そういう事じゃあないし。
イクス : (何よりこの4人でゆっくりとしたティータイムなんて初めて。
シーフォ : ……!(茶葉を淹れたティーポットにお湯を注いで… 時間を置いて…
イクス : (ちょっと最近突っ走った展開が多かったけど…本来は察しの悪い鈍感女では決してないのよ。私は。決して。
シーフォ : (ティーカップに注いで…
シーフォ : …で、できた。 …たぶん。(なんとかお茶を淹れ終える
ピチカ : …うん!ありがとねシーちゃん。(えらい!よく頑張った!…って、気持ちはすんごく褒め称えちゃいたいけど…
ピチカ : (あんまりそういう子ども扱いテンションもこう…あれよね?
ピチカ : さあさ、じゃあ2人ともテーブルにお集まり?のんびりお茶タイムと行こうじゃないの。
VDC : ッハァ、悪くねェなァ?
VDC : (テーブルにやってきて、
VDC : (特に示し合わせたわけではないが当然そうだろうというように
VDC : (ピチカートは無しに、イクスにだけ、VDCはレモンティーを用意する。
シーフォ : (そういう事。4人分のお茶を、2:2で準備するのは非効率的だが、当然そうなのだ。
イクス : あら。ホットアップルじゃないのね。
VDC : 律儀にホットアップル飲んで待ってた奴に、またおかわりで同じの出すワケにはいかねェな?
VDC : (VDCも自分の分のレモンティーをいつのまにか手元にキープしている。
VDC : (気がきく片腕兄貴。なかなかに繊細な立ち回りだ。
ピチカ : おお~。流石ね~?(なんて茶化しつつ
シーフォ : …そういうのもあるんだ。(素直に感心してる
イクス : そうね。ほんと。(隠しようが無いぐらいウットリしてVDCを見ている
シーフォ : ぁ。そっか。何入れるか聞いた方が良かった…?
ピチカ : ん-んっ。今あたしものすごくストレートティーな気分だったし。ていうかそうなっちゃったわ。(ニコニコと
シーフォ : そ、そうなの??
ピチカ : そういうもんよ。(にまにまシーフォ見上げて
シーフォ : ん、…そっか。ならいいけど…(不思議そうに
VDC : ッハァ!そういうもンだなァ!
VDC : というわけでご依頼の品だァ
VDC : 「カットフルーツのたくさん入ったケーキ」
シーフォ : …、と。 おれが選んだのは…
シーフォ : ……なんだっけ、、、(名前忘れた…
ピチカ : コレってオレンジの、…サバラン?(お皿の上のケーキを見て
シーフォ : ぁ、うん。確かそういう名前だったと思う。
ピチカ : へぇぇ~~……(にまにまケーキ見つめて
シーフォ : …な、何?なんかその、……何か……
ピチカ : ぁ、ぁ~…いや。その、アレよ?こういうの選んでくれたんだな~って噛み締めてたっていうか…?(にまにま隠し切れず
シーフォ : ん。…や、やっぱり何かそれさ……(「よくできました」みたいな…雰囲気……
ピチカ : あっ、ち、違うのよって…!(シーフォのソレ(遺憾)を察してはいるもののにやけが止まらないおねーさん
イクス : (邪魔せずしばらくニコニコ眺めているわ。自分自分自分ばかりで焦る女を出す必要は無いのよ。
ピチカ : ほ、ホントに…嬉しくって……ねっ?(両手で両頬を押さえて
シーフォ : ~~~……ま、まあ……いいんだけど…(あんまり「子ども扱い」気にするのも逆に…な気がするし…
VDC : ッハァ!気に入ってもらえて良かったじゃあねェかシーフォ!(シーフォに笑って
イクス : 私もちゃんと嬉しいわよ。「カットフルーツのたくさん入ったケーキ」が食べたい気分だったの。
ピチカ : ……(頬むにむにしてる
VDC : そいつァなによりだなァ?
シーフォ : …うん。良かったね、VDCも。
VDC : ッハァ!ありがとよ!(シーフォに笑って
VDC : それじゃア…ゆるやかにティータイムと行こうじゃあねェか!
ピチカ : (ペチペチ) ゃー、ヴぁっくんが「ゆるやか」なんて新鮮だけど。
ピチカ : たまにはそーゆーのもいいわよ。ねっ。
イクス : ええ。ゆるやかに。
イクス : ふふふ。そうね。今日ぐらいは。
最終更新:2023年12月20日 10:14