冬青 : (T3所有撮影スタジオ内 廊下
冬青 : ・・・。
冬青 : (総勢20名による頭脳ゲームのテストプレイの進行中であったが、
冬青 : (とあるトラブルにより・・・リハーサルは中断。
冬青 : (暫し休憩時間を取ったのち、再集合の運びとなった。
冬青 : ・・・。
サクヤ : …山吹んとこ行くの?(廊下を歩く背に投げ掛ける声
冬青 : ぅゎ。
冬青 : …なんだ虻川か。
冬青 : ・・・そのつもりだけど。…。
サクヤ : …。そか。
冬青 : …。まー、行って何ができるワケでもないけどさ。
サクヤ : …うん。まあ、いいじゃん。行けば。
サクヤ : 俺も行こうかな。
冬青 : …虻川も?
サクヤ : うん。まー…俺居ない方が話しやすいかもしれないけど。
サクヤ : 聞くのも重いじゃん。一人だと。
冬青 : ・・・え。何その何。
サクヤ : …何。あのワケあり拗れ事情一人で受け止めんの?
サクヤ : 無理すんなって。コミュ障なんだから。
冬青 : い、言い方・・・おまいうー・・・
冬青 : ……はァ。まあいいか。
冬青 : とにかく2人とも山吹が心配というコトデスネ。
サクヤ : ...ま、それはそうじゃん。行こうぜ。
冬青 : うん・・・
冬青 : (廊下を少し歩き、
冬青 : (とある控え室の扉の前に立つ
冬青 : ・・・
サクヤ : …。
サクヤ : (コンコン
冬青 : ぁっ(心の準備よりワンテンポ早くノックされた
部屋の中の声 : っはぁ?
部屋の中の声 : 誰か知らないけど、どーぞ?
冬青 : 、…
冬青 : …荊木。ともう1人。
夏凛 : ん、
サクヤ : 俺俺。虻川。
冬青 : 入るよー・・・。(控えめに声掛けして
夏凛 : ん。
冬青 : (そーっと扉を開き、控え室の中へ
夏凛 : (部屋の中には夏凛1人
夏凛 : (くるくる回る椅子に座ってダルそうに回っていた
夏凛 : っはぁ。
夏凛 : やっちまったわね。
サクヤ : (冬青に続けて室内に入り、扉を閉める
冬青 : …うん。
冬青 : なんかその………凄かった。
夏凛 : ゲームを楽しんでる時に1番キモい奴、どんな奴?
冬青 : え。
夏凛 : アタシの答えは、ゲームそっちのけでナンパする奴。
冬青 : ……まあ、それはキモい。ゲームやれよ。
夏凛 : うん。キモい。でもそれ以下が居たわね。
夏凛 : ゲーム中に昔の話で喧嘩する奴ら。
夏凛 : アタシとたーくんの話。
冬青 : ……。。
夏凛 : っはぁーーーきも。
冬青 : ………(たーくん・・・
夏凛 : ほんとならこんな所、逃げ出しちゃうか出禁になってるはずなんだけど、
夏凛 : なんとか継続するっぽい雰囲気ね。
夏凛 : っはぁ。やっちゃったなぁ。
夏凛 : (くるくる椅子を止めて、机にうなだれてる。
冬青 : …なんか、あったっぽいよね。その、イアン選手…と。
夏凛 : アタシが中一の時にゲーセンでつるんでたのよ。
サクヤ : 昔仲良かったんだっけか。でも今は…喧嘩別れでもしたみたいな雰囲気だったな。
夏凛 : たーくん以外にも高校生、大学生いろいろ居たけど、女は中一のアタシだけね。
冬青 : まー・・・少ないよね。ゲーセン女子は。
夏凛 : そ。
夏凛 : でも勝ったり負けたりするだけで、ナンパなんかしてこない気のいい連中だったわ。
冬青 : …そーなんだ。(でもあんな喧嘩するような事になったんだから…
夏凛 : そ…。
冬青 : (その関係は、どっかで破綻してしまったのか。
夏凛 : っはぁ…
夏凛 : 思わせぶりは良くないって話ね。
夏凛 : 聞いてくれる?
夏凛 : つまんない話だけどさ。
冬青 : 、
冬青 : …うん。
夏凛 : たーくんの弟も一緒によく遊んでたんだけどさ。
夏凛 : ま、子供の頃の話だからあんま覚えてないんだけど…
夏凛 : で、そいつになんかの話の流れで「付き合っちゃう?」みたいな事言われて、
冬青 : ゎ。。
夏凛 : 普通に選択肢に無かったから。「なわけないでしょ。」的な事、言ったと思うのよね。アタシ。
冬青 : ほ、ほう。…。
夏凛 : 正直あんまココは覚えてないのよね。そんだけ意識してなかった。
夏凛 : っはぁ。今となっては、そういうのが悪いって気もしてきたけど、とにかく…いや、悪くないわ。っはぁ。
夏凛 : 話下手すぎ。っはぁ。最悪ね。
冬青 : …いや。大丈夫。ちゃんと聞くし…。
夏凛 : ありがと。優しいのね。
夏凛 : んで…なんかいつも通り対戦してたのよ。格ゲーで。
夏凛 : で、なんかやたらアタシがたーくんに負けてたらさ、
夏凛 : 弟が「たーくんに次セット負けたら、一緒にホテル行っちゃえ」?的な煽りしてきて、
冬青 : ぅぇっ
夏凛 : なんか弟のそのキモい発言に、周りの男も全員乗ってたのよね。
サクヤ : ぅゎ。 最悪だろ…
夏凛 : っはぁ?こいつら1年ずっと友達だと思って遊んでたのに、そーゆー風にアタシの事見てたんだ?ってなって、
夏凛 : めっちゃキモくて萎えてめんどくて、さ。
夏凛 : ・・・っはぁ。
冬青 : ………ぇぇ。なんかそれ……
夏凛 : 当時アタシ中一よ?
夏凛 : 普通行く?ホテル?
夏凛 : バッカじゃない?
冬青 : …いや、普通に全然ありえない。し。
冬青 : …悲しいじゃんね。ゲームしたかったんじゃなかったのかよ、って。
夏凛 : そ。
夏凛 : でも。
夏凛 : でもさ?
夏凛 : たーくんだけは、言わなかったんだよ?
夏凛 : たーくんは普通にゲームでアタシをボコってただけで…
サクヤ : …言わなかったけど、否定もしなかったし、ゲームも止めなかったんだろ。
夏凛 : ………。そう。
サクヤ : それは……やっぱ落ち度なんじゃないの。大学生だろ、その時。
夏凛 : 落ち度ってか…まぁ、キモいけど。
夏凛 : でも結局さ。通りすがりの紅椿家ナナエがたーくんボコしてさ。
夏凛 : ナナエに連れられてゲーセン出て、そこからそのゲーセンには行かなくなって、たーくん達とはもう一度も会ってなかったんだよね。
冬青 : …そっか。じゃー…その、
夏凛 : っはぁ。
冬青 : 山吹は無事だったんだ。…ちょっと安心した。
夏凛 : そりゃあそうでしょ。アタシその時レイプされました~みたいな話、するテンションでもないし。
冬青 : れ。。。
夏凛 : ぁ、いや、ごめん。
夏凛 : アタシが心配だから来てくれてるんだもんね。ごめん。
夏凛 : っはぁ。無いなぁ…
冬青 : ぃゃ。。。まあその、大分深刻そうだったし。
サクヤ : …。まー、…そんな相手から急に「恋人に選ぶ」とか言われたら
サクヤ : そりゃあったまるな…って納得する話ではあった。
夏凛 : でしょ?
夏凛 : アタシはその…何…えっと…
夏凛 : いや、やっぱキモいかも。
冬青 : …え。な。何。。
夏凛 : っはぁ。
夏凛 : いや、その、
夏凛 : そのさ。
夏凛 : アタシその「たーくんだけは言わなかった」って所で記憶止まってるしさ。
夏凛 : その後たーくんがゲーム会社スポンサードのプロファイターになったのもニュースとかで知ってるしさ。
夏凛 : っはぁ………いや、マジでキモいんだけど、その。いや、ちょ、やっぱ辞めても良い?
冬青 : …え。ええ?? そこで??
夏凛 : え、いや、その、全然変な意味じゃないんだけど、その、
夏凛 : じゃ、、、、、その、ほんの若干、たーくんに会うの期待してたっつーか。。。
夏凛 : いや、もちろんキモい喧嘩別れはしてんだけどさあ!!
冬青 : ぁぁーーー…… …?
夏凛 : その…「プロになっておめでとう!」ぐらい言いたいじゃん!元友達としてさぁ!
サクヤ : それまでは仲良くしてたんだし…って感じか。
夏凛 : 仲良くしてたんだし…やっぱりアタシの中では、「たーくんだけは…」って気持ちがずっとあったんだと思う。ほんっとバカね。
冬青 : な、ナルホド・・・成程・・・
冬青 : たーく・・・イアン選手だけは、他のキモい男共とは違ってたかも…みたいな・・・
夏凛 : ああああーーーーーーーーーーーきもいーーーーーーー
夏凛 : そんなこと思ってるアタシまじでキモいな。
夏凛 : 話聞いてくれるのすっっっっっげえ助かるけど、キモ死しそう
冬青 : 山吹。。。。。
夏凛 : てかさーーーーーーー
夏凛 : 前日の夢でアタシ、恋人にたーくん選ぶとか言ってるし、マジで脳みそにウジ湧いてんじゃないの?
夏凛 : っはぁーーーなんなのお前マジでよぉ
夏凛 : キモすぎなんだけど。
冬青 : いや、言ってたよね…何なら相互に・・・
夏凛 : っはぁ・・・きんも。
冬青 : なのに「もう友達じゃない」とか・・・何なら大喧嘩して・・・
冬青 : 一体どういう事???・・・って感じだった。ようやく今理解したけど。
夏凛 : 「一体どういう事?」ほんとやめて。きつい。マジでゴメンって。
冬青 : あ。ご。ゴメン。。。
夏凛 : ってかぁさあアイツよぉ~~~
夏凛 : 今更「オレ”だけ“が悪い」とか「下心あった」とか、何ワケワカンネー事言ってんだと思ったら、
夏凛 : 弟と友達庇ってんじゃん。
夏凛 : キモ。
夏凛 : なんなんそれ。
夏凛 : ようやく言いたい意味わかったわ。アイツもアイツで混乱しすぎてて訳わかんないすっ飛ばし方してんだわ。
冬青 : ぁ~~~・・・
夏凛 : マジで意味わかんなすぎてキレる所だったわ。いや、すでにキレてたけど。
サクヤ : ……まー、そうだとしてもなんか気に食わないよな。
冬青 : お、おう?(虻川?
夏凛 : っはぁ?何よ。
サクヤ : ぁーぃゃ、なんか庇ってるっていうと自己犠牲っぽい感じに聞こえるけど…
サクヤ : それって山吹の抱いた憤りを無視して自己完結してない?…みたいな…、やらかした奴等はそりゃ恨まれる道理があんだろっていうか…
冬青 : うわ・・・お前めんどくさいな・・・
夏凛 : っはぁ。何よ。
夏凛 : じゃあこの過去ぐちぐち言ってきて人様の番組潰そうとしてくるヒス女をどうすればよかったワケ?
夏凛 : ってか、アタシ何がしたかったの?
夏凛 : 意味わかんないんだけど。人様巻き込んでさ。っはぁ。最悪。
サクヤ : そこで俺にキレるのかよ。……まー、こんだけ舞台立て揃ってたらもうどうしようもなかったんじゃないの。
夏凛 : っはぁ。
サクヤ : 起こった事はしょうがないとして…後はもうブン殴ってガス抜きするくらいしかなくない?
夏凛 : とりあえずアイツ殴る?
夏凛 : そんで「プロになれておめでとう」って言う?
夏凛 : サイコパスすぎるっての。
サクヤ : あぁ。山ほど文句(言いたい事)あるんじゃないの。
夏凛 : ある。
サクヤ : じゃあもう言うしかないんじゃない。会わなかった年月分。
冬青 : …え。。。(マジか…???
冬青 : そ、そんな攻撃表示アリ…?
夏凛 : っはぁ。大丈夫?どっちか逮捕されない?
冬青 : ぁ。ぇ。じゃ、じゃあついてく。。
夏凛 : ってか、中一女子とホテル賭けてゲームしてたってヤバく無い?
サクヤ : 犯罪だよ。
夏凛 : たーくん、スポンサー降りたりしないかな?大丈夫?
夏凛 : なんでバラすかなぁ。馬鹿なのかなあアイツ。アタシなんも言わなかったじゃん。
サクヤ : さあ…?まあ…なんかあっても身から出た錆だし…
冬青 : 急に攻めの姿勢じゃん??(なんで??
夏凛 : っはぁ?サクヤちょっと冷たくない?アタシ別にたーくんを失脚させたいワケじゃ無いんだけど?
夏凛 : むしろ「プロ」は応援したいっつーーーか。。。
夏凛 : っはぁーーーなんなんだアタシ、キモすぎない???
サクヤ : それは俺が冷たいっていうより…山吹がイアン選手に情があるからじゃん。
夏凛 : っっはあああああ???
サクヤ : は??(何で??って顔
夏凛 : キモ。
サクヤ : いや……これまでの話どう聞いてもそうだろ。。
夏凛 : え。いや、その、
夏凛 : あーーーもう。キモいなあもうアタシ。
サクヤ : いや別に変な意味じゃなくてさ。普通に…友人としての好意っていうか。
夏凛 : 何、友人としての好意って。
夏凛 : っはぁ?
サクヤ : 結構酷い目に遭わされただろうに、「たーくんだけは」…って思うんだしさ。
夏凛 : っっ、、
夏凛 : それ、キモ過ぎ。
夏凛 : っはぁ・・・。。。
サクヤ : …まー、俺はさ。イアン選手の事、ファイターとしてしか知らないし。
サクヤ : 人として…というか兄としてちょっと無いな…って思ったから。冷たくもなるし、何かあっても自業自得だろって思うけど。
サクヤ : 山吹はそうじゃないんだろ?
夏凛 : っはぁ・・・もう自分でも全然自分がわかんないけど。
夏凛 : 今すぐ会場から出てってやるって気分でもないし。
夏凛 : 絶交って感じでもないわね。不思議と。っはぁ。めんどうな女。
冬青 : ・・・。
冬青 : じゃー・・・このままリハーサル、続けて大丈夫そうなの?
夏凛 : ・・・。
夏凛 : まぁ。。。うーん。
夏凛 : 再開したいとは思ってるのよ?いや、ほんと。
夏凛 : でも。
夏凛 : やっぱたーくん1発ブン殴るっていうかこう
夏凛 : 有耶無耶なまま再開は無理じゃない?
サクヤ : まあ…山吹の言う通り呼び付けた上であの言動なんだとしたら…
サクヤ : マジで意味不明だしな…
夏凛 : …っはぁ?
夏凛 : 呼びつけたんじゃないの?普通に。
サクヤ : …いや、わかんないけど。
冬青 : 山吹もAEゲームズからのオファーなんだっけ。今日来たのって。
夏凛 : そうだけど?
夏凛 : アイレクス…もでしょ?
冬青 : うん。そだけど…。
夏凛 : っはぁ。ま。ノコノコ来るアタシもアタシで相当危機感ゼロだけど。
夏凛 : 配信者のアイレクスや将棋プロの春慶はともかくとして、やっぱアタシは変でしょ。
冬青 : んーでも、山吹も相当有名人だしなぁ・・・
冬青 : 「カレイドスコープ」辺りからめちゃくちゃ目立ち始めたじゃん。まー、山吹のやってるソシャゲ対人コンテンツじゃないから
冬青 : 呼び寄せ方としてはちょっと強引ではあるけども・・・
夏凛 : 確かにカレスコは運良く有名な事件になったけどさぁ
夏凛 : アンタの言うとおりやっぱゲームプロじゃないってのアタシ
サクヤ : まー……その辺は俺達で話してても分かんないよな。
夏凛 : っはぁ。それもそうね。
冬青 : 本人に・・・聞く?
夏凛 : で。どうするべきだと思う?
夏凛 : そ。今から殴り込みに行くか。
夏凛 : このまま冷静に休憩時間終わるのを待つか。
冬青 : うーん。。。
サクヤ : …んー、まずさ。…リハーサルは続けたいよな?
夏凛 : そーね。
夏凛 : 今更マジで身勝手だけど、
夏凛 : ゲームの集まりを自分で潰すってのは…アタシの心情的にあってはならない事だっての…ほんっっと今更だけどね。
サクヤ : そうすると…、「このまま待ってて冷静に再開できるのか」…だよな。
サクヤ : …そりゃ、冷静になれるならそれが一番丸いし、大人だろうけどさ。
夏凛 : っはぁ・・・。
サクヤ : そういうもんじゃないじゃん。
夏凛 : あの質疑応答さえ終わればたーくんと話す事も無いかもしれないし、
夏凛 : もしかしたら有耶無耶のままでなんとかなるかもしれない、
夏凛 : けど、
夏凛 : そういうもんじゃないし・・・。
冬青 : ・・・。
冬青 : ……じゃー、行こうよ。
冬青 : 殴り込み・・・よりは丸い方が良いけど……直談判…?
夏凛 : っはぁ・・・。
夏凛 : そーよね・・・。
夏凛 : 結局そうするしか無いっていうか・・・。
冬青 : まー、仕事とか段取りとか人間関係とか色々あるけどさ・・・
冬青 : 山吹の気持ちは、それはそれで大事にしたいっていうか…
夏凛 : っはぁ・・・。優しいのね。
冬青 : 押し殺して無理矢理やりすごすより、そっちのがいいのかなって。
サクヤ : よし、決まりだな。殴りこもう。
夏凛 : ん?あれ?
夏凛 : もしかして、サクヤとアイレクスも一緒に行ってくれる…感じ?
冬青 : え。(完全にそのつもりだった
サクヤ : …あれ。一対一だと逮捕者出るとか言ってなかった?
夏凛 : そ。そういえば言ったわ。
夏凛 : たしかにその勢いでカレスコとか引いたら流石に勝てちゃうと思うし…
冬青 : ま、まあ。だからって訳じゃなくて心配だからだけど。。
夏凛 : 加減の効かないランダム武器を私怨の喧嘩に持ち出す奴は1人にしておけない…っつー話もある?わね?
夏凛 : ぁーーー
夏凛 : ちょっと待って。優しさを言語化されると今ちょっとダメかも知んないから一旦待って。
夏凛 : 一旦勢いのまま殴り込んでからで良い?
冬青 : ??お、おう。
冬青 : お、おう。(二回目
サクヤ : お前山吹には素直なんだよな…
冬青 : は?なんか言ったか?
サクヤ : 何でも。とにかくカチコミな。
夏凛 : っはぁ。そうね。
夏凛 : たーくん今1人かな?他のプロファイター一緒だと気まずいけど。
サクヤ : それはそうだけど…休憩時間も限られてるしな。
サクヤ : 「ちょっと外して貰えますか?」するしか…うわ気が重いな…
夏凛 : っはぁ…今更気にする程の恥でも無いか。さっきの大恥に比べりゃ。
夏凛 : っはぁーーーっはぁ。っはぁーーーーーー。行くっての。もう。
夏凛 : (部屋を出て、
夏凛 : 行く…っての。まったく、もーーー。(きょろきょろして、別の控え室と思わしき方向に向かう
冬青 : ちょ。。待って待って。(山吹について歩いていく
サクヤ : …(2人の後について歩いてく
夏凛 : (なんかすぐに「イアン様控え室」と張り紙された個室を見つけて
夏凛 : っはぁ?
サクヤ : …近いな。もう見つけたんだ。
夏凛 : 専用個室たあ良い身分ね!(ドアを蹴り開けて入ってく
冬青 : 勢い・・・!!
サクヤ : (おろついてる冬青に対し、妙に平然と、一行の一番後ろで
イアン : !? 夏凛!?(ゲーミングチェアに座って天井を眺めてた男
夏凛 : っはぁ?何?休憩時間中は無敵時間だと思った?
夏凛 : この会場はダウン追い打ちアリなのよ。知らんけど!
冬青 : …。 ど、ドウモ・・・。オジャマシマス・・・。
夏凛 : (のっけからヒートアップしてわけわからん事言ってる
イアン : お、おう? …あぁ、後ろの2人も一緒、な?
イアン : (急展開に驚きつつ作り笑顔で迎え入れ、ゲーミングチェアから立ち上がり小さな椅子を4つ並べる
サクヤ : …はい。3人で来ました。
サクヤ : …山吹から事情は聞いてますから。
サクヤ : すっとぼけたらバレますよ。
イアン : 事情、
イアン : か。
冬青 : ぅぇ。。(攻めるやん…
夏凛 : っはぁ。アンタとの最後の日の事よ。
サクヤ : (長い前髪越しにイアンを見上げる 不思議な虹色に揺れる瞳
夏凛 : たーくん、いつからそんな察し悪くなったワケ?色々やりすぎてセーブメモリ一杯になった?
イアン : あぁ、、、ちょっと驚きの連続だな。
夏凛 : ・・・。
夏凛 : その・・・。
夏凛 : サクヤ、どうすんだっけこの後、やば。頭真っ白なったかも。
冬青 : ・・・。。。(心配そうに様子を窺っている
サクヤ : …は?さっきまでの威勢どうしたんだよ。
サクヤ : …言いたい事も、聞きたい事も、山程あるんじゃなかった?
夏凛 : ある…それはある…けどっ、
夏凛 : あああああもうっ
夏凛 : なんでこっちが順序とか気にしなきゃなんないのよっ!
夏凛 : 結局たーくんは何がしたいわけ!?
イアン : っ、
イアン : 何…って言われると、それこそ一杯あるけど…(アイレクスやサクヤをチラ見しながら
イアン : 1番は「仲直り」だな。今更ムシの良い話だけど。
夏凛 : …っはぁ?
イアン : 昨日今日の話は勿論だけど…その、”最後の日“も。その後ずっと連絡とれなかったのも、
イアン : そのチャラにしてくれなんて言えねえけど…
イアン : 夏凛と仲直りしたい。
夏凛 : っはぁ…?
夏凛 : え。何それ。キモ。っはぁ?
夏凛 : サクヤ!
夏凛 : (なんか焦って名前呼んで
サクヤ : …。
夏凛 : なんか…なんか…なんかこう、キモい!
サクヤ : …嘘じゃないな。本心からそう思ってる。…みたいだ。
夏凛 : っはぁ!?いきなり何!?アンタのサイドエフェクト!?
イアン : え。何?
サクヤ : 勘だよ勘。まあ、余計にムシが良いけど。
イアン : あぁ、ムシが良すぎるのはほんっっとその通りだぜ。
イアン : だからその…さっきも半端だったし、まずは今までの事を謝りたい。
夏凛 : あーーーキモ。違う。なんかもっと怒鳴ったりそういう感じだと思ってたのに!
夏凛 : だってアンタ、バカァ? 中一とホテル賭けてゲームしたなんて認めちゃアンタ世間的に終わりよ? 絶対認めちゃダメじゃん。 バッカじゃないの?
夏凛 : アタシを妄言野郎にするか、弟のせいにするか、なんでも良いじゃん!
イアン : …そこまで(スポンサー降板の事まで)考えは回っちゃなかったけど、
イアン : 夏凛は嘘ついてねえし。ジュキだけが悪いわけじゃ絶対ねえから。
夏凛 : っはぁああああ??? アイレクス助けてーーコイツ殴り甲斐が無いってのーーー!!
冬青 : ………い、いや。。。う、うぅん……
夏凛 : っはぁ??なんなの?マジでなんなの???
夏凛 : アンタに色々勝手に納得されちゃ拳の振り下ろし所も無くなって困るんだっつうの!
夏凛 : 大体アタシが本当にアンタを“本”に売ったらどーすんのよ?終わりじゃん!
夏凛 : アタシがいくら謝ったってアンタ許さなかったらどーすんのよ?ダウン追い打ちループじゃん!
夏凛 : 結局アタシが優しい裁定を下す事に甘えてない?そうじゃない?
夏凛 : だとしたらやっぱり結局ムカついてきたんだけどっ!
イアン : ・・・、甘えてる、か。
イアン : っはぁ、なるほど。確かにな。
夏凛 : っはぁ?何勝手に落ち着いてるワケ?
夏凛 : もっと、こう・・・その、こう、っさぁ…!
イアン : いや、悪い。オレも全然、正解がわかんないんだよ。
イアン : 不正解なのは間違いないんだけど。
夏凛 : っはぁ???何言ってんのコイツ?
夏凛 : 何を言ってんのコイツーーー!(サクヤに訊く
サクヤ : んー……(片手で頭抱えて考えて
サクヤ : …お互い落ち着かないまま喋り合っても、なんか地に足付かないような感じはするよな…
サクヤ : …さっき山吹とも話してたんですけど。
夏凛 : ぅぇっ(ビクビクしながらサクヤの話聞いてる
サクヤ : …イアン選手が山吹をこの場に呼んだんですか?「謝りたかったから」?
イアン : ・・・。
イアン : っはぁ。嘘わかる奴が人狼に混じってたのは流石にビビるな。(観念したように
イアン : 違うよ。今日初めて夏凛に会う事を知ったんだ。
夏凛 : っっはぁ!?
冬青 : ・・・。そ、そうだったんだ…
夏凛 : え。っっちょ、
夏凛 : っは、、、っはぁ!!!?
サクヤ : …。(まぁ「勘」は流石に苦しいか…
夏凛 : え。待って待って待って。。無理無理無理無理っっっっちょ、ちょっと待って!?
冬青 : や、山吹。。。
夏凛 : っはぁ!? え。アタシ
夏凛 : アタシの…自意識過剰って事…?
サクヤ : まぁ…そうか。普通に山吹が有名人だっただけなのか…
夏凛 : っっはっっぁあああああああ!?
イアン : 大規模襲撃撃退したり、地形変えたり、伝統の魔法学科にソシャゲ連携で乗り込んで留学して、街の代表戦力にも選ばれたり…活躍凄いじゃん?
夏凛 : っはぁ!!?何アンタ、ストーカー!?知りすぎてキモいんだけど!?
冬青 : つまり…山吹が「何かやっちゃいました?」系魔術師だったお陰で…
イアン : いや…調べるまでもなく…な情報だけど…
冬青 : 普通に選ばれた所を推薦枠と勘違いした…みたいな…
夏凛 : アイレクスあんたマジでやめろソレ!!
夏凛 : ほんっっっっとやめて無理っ!
冬青 : ごめんて。。。
夏凛 : っはぁ!!!?
夏凛 : え、てかじゃあなんで言わないのよさっき!!バッカじゃないの!?
イアン : いや、そりゃ…言えないだろ…
夏凛 : っっはぁ!?
イアン : プリン姫…はともかくとして、景春とかジルギス(とか無自覚煽りしてくる奴ら)の前じゃ…
イアン : いやっ、ままま、それを差し置いても、オレが夏凛と知り合いなのは事実だし。
イアン : 実際、あんな最後になっちゃってから1度も連絡取れてなかったから、
イアン : 普通に会いたかったのは会いたかった…じゃん?
夏凛 : え。ちょっと待って何コイツまじでキモい。
夏凛 : いや自意識過剰なアタシの早とちりも身投げしたいぐらいキモいけどっ!
冬青 : ・・・う、うぅん・・・
冬青 : (どうしよう…もっと自信ありげに喋る人だと思ってたのに・・・
冬青 : (なんかすごいしどもどしてるし・・・どうしたら良いのコレ・・・難しいよ…
サクヤ : (…全然嘘吐いて無いんだよな。呼んでない事言えないのもまぁ…わかるしな…)
夏凛 : っっはぁあああああ~~~~あ゛~~~~~~
サクヤ : …どうする?山吹。
夏凛 : どうする…って言われても、、、
夏凛 : (アイレクス見て、
夏凛 : (イアン見て、
夏凛 : (サクヤ見て、
夏凛 : あ!
サクヤ : …言いたい事言って、聞きたい事訊けたらいい…と思ってるけど。
夏凛 : そうよ。
夏凛 : 言いたい事言って、聞きたい事訊けたら良いじゃない。
イアン : ん?あ?なんだ?
冬青 : …山吹??
夏凛 : (性能厨夏凛。ここで悪魔的一手を思いつく!
夏凛 : サクヤ。アンタさ。原理はともかくとして、たーくんの嘘が見抜けるのよね?
サクヤ : んー、まー。…そうだな。
イアン : …そんな事しなくても今更嘘はつかないよ。
サクヤ : 勘みたいなもんだけど。…大体解るよ。
イアン : ムシの良い話だけど。目指すは「仲直り」。だし。。
夏凛 : っっはぁーーーなるほど。なるほどね。(サクヤに
夏凛 : じゃあサクヤ、その悪いけど、利用させて。
サクヤ : …何。尋問でも仕掛ける?(サラッと受け入れて
夏凛 : 心配でついてきてくれーーーそ。。。そうね。尋問。
夏凛 : いいわね。尋問。
冬青 : ぇ…。。?
夏凛 : そういうテンションの持ち用で居ないとね!
夏凛 : クヨクヨすんのもメソメソすんのもらしくないっての!
イアン : え?あ?何?今度は何だ?
冬青 : ど、どゆ事…??(テンションの乱高下がすごい…
サクヤ : ついにカチコミって事じゃない。(あっさり
夏凛 : そうよ!サクヤ、やったりましょ!!
夏凛 : なんかこの開き直り反省男を成敗しないと気が済まないっての!
サクヤ : いーぜ。協力する。
イアン : お、、、おう。確かに開き直りと言われるとぐうの音も出ねえ。
イアン : 昔の事だし、昨日今日の事でもあるけど、悪かった。ごめーー
サクヤ : (…山吹に処罰感情が無いなら、あんまり俺等が攻めるのもおかしいよな、と思ってたけど…
夏凛 : うるさいっての!!尋問はもう始まってんの!!
サクヤ : (気に入らないのは気に入らないしな。うん。やろう。
冬青 : えぇー・・・??
夏凛 : じゃあ最初の尋問。
夏凛 : 嘘吐いたらサクヤがアタシに伝えるから。
サクヤ : OK。いつでも。(イアンの方を向いて
夏凛 : だから、っはぁ。何。無駄って事!
イアン : お、おう。
夏凛 : 尋問1!
夏凛 : ・・・。
夏凛 : ・・・。・・・。
夏凛 : その・・・。
夏凛 : 何。
夏凛 : 昔、さ。
サクヤ : (急に歯切れ悪くなった…
夏凛 : (前フリから急にしおしおするテンション
夏凛 : その、
夏凛 : 昔さ。
夏凛 : たーくん、アタシの事、好きだったの?
イアン : っ・・・、直球だな。
イアン : そりゃあ勿論好きだったよ。
夏凛 : っはぁあ!?キモ!!!
サクヤ : ・・・。 ……いいのそれ?(夏凛 を 心配してつい聞いちゃう
夏凛 : キモキモキモキモキモ!!!
冬青 : ・・・。ゎぁ・・・
サクヤ : ・・・。(そして真偽に関しては何も口にしない
夏凛 : 好きだから遊んでたの!?
イアン : いや、違うってのも違うけど、順序が逆っていうか。
夏凛 : っはぁ!?ウザ!
夏凛 : 遊んでたから好きなの!?
イアン : た、、畳み掛けるな…、答えはYESだけどさ…
夏凛 : っはぁ~~~?こっち中1だったけど!?
サクヤ : ………。(なんだこれ…
夏凛 : ロリコンすぎでしょ!きんもっ!
冬青 : …。(何も言わないって事は… 嘘じゃないんだ…
冬青 : わ、わぁ。(わ、わぁ。
夏凛 : え?じゃあ、、何。
夏凛 : っはぁ???
夏凛 : え。
夏凛 : え。ええ。
夏凛 : あの日ほんとにホテル連れ込むつもりだったの?
イアン : いや、それは違うくない?
夏凛 : っはぁ!?
夏凛 : なんでよ!おかしいじゃん!
サクヤ : …。
イアン : いや、おかしくないだろ。その。
夏凛 : っはぁ!?
イアン : いや、好きは好きだし、その…なんだ、
イアン : オレだって男だしそーいうのに興味ないワケじゃ無いけど、あの日あのタイミングあの理由はおかしいじゃん…?
夏凛 : っはぁ!!!?キモすぎなんだけど!?
サクヤ : …じゃあ、
サクヤ : なんで止めなかったんですか? 賭け試合。
夏凛 : そーよ!なんで止めないのよ!?バッカじゃ無いの!?
イアン : ぅ、だから、それが、
イアン : それが悪かったと思ってるんだよ。ごめん。
夏凛 : っはぁ?!意味わかんないんだけど?!
サクヤ : …そーだな。まず質問に答えてないし。
冬青 : (虻川尋問官・・・!そこすごい刺すんやな…!
イアン : いや、ダセエ回答なのは今更取り繕えないけど、恥の上塗りで、説明するとさ。
イアン : その…やっぱ下心があったから、
イアン : 夏凛とさ。そのゲームしてるだけでも全然楽しかったんだけど、
イアン : あー…その…何…えっと…
イアン : 彼女になって欲しい…つー、、、さ。
夏凛 : うわ、キモこいつ。
イアン : だ、だから悪かったって…、、、
夏凛 : っはぁ???っはぁーーー???
イアン : いや、だからその、
サクヤ : ………。(俺、何を聞かされてるんだろ……
イアン : ジュキとかダチとかが悪ノリした時、オレが止めなきゃなんなかったんだけど、
イアン : 「あ。これ夏凛もノリ気だったら、付き合えるかもじゃん」って…その
夏凛 : っはぁ???そんなチョロい女じゃ無いけど?
夏凛 : バッカにしないでくれる?
イアン : だから…うん。間違いだったよ。
冬青 : う、ぅぉぅ・・・
イアン : 傷つけて、裏切って、ほんとごめん。
夏凛 : っっっ・・・今更っっ、、!
夏凛 : いま、、、、今更っ。。
夏凛 : い、今言う!? バッカじゃないの!?
夏凛 : 会った瞬間に言ってよ!
夏凛 : もうアタシほんっっっとそれだけでよかったんだけど!!
夏凛 : 今ハッキリわかったわ!
夏凛 : もうほんとバッカじゃないの!?
イアン : あぁ、、、夏凛の言う通り、甘えてたよ。
夏凛 : っはぁ???キッモ
夏凛 : 中学生に甘えるかねフツー。今もまだ高校生よ?
夏凛 : いや、リー大は飛び級?でも留学だし…ああもうめんどくさ!
夏凛 : っはぁーーーーー
夏凛 : キモいーーー
夏凛 : アイレクス、サクヤーーー、アタシ次何きけばいいーーーー?!
冬青 : ・・・えっ!?(荊木!?
サクヤ : ………ぇぇ…
サクヤ : ……「過去」の話は聞けたんなら…
サクヤ : 「今」の話か、「未来」の話…じゃない?
夏凛 : っはぁ!!!?
夏凛 : ば、、、ば、、、バッカじゃ、バッカじゃないの!?
夏凛 : たーくん!
サクヤ : …だってさ。これからリハーサル戻るのに…
夏凛 : 今もアタシの事好きなの!?
サクヤ : これからどういう感じで… ぁ。(直球聞いた。
冬青 : (ぎゃーーーーー
イアン : …好きだよ。
夏凛 : うぉえ、
夏凛 : 無理。死ぬ。
サクヤ : ……、、、
夏凛 : 訊くんじゃなかった。
夏凛 : たった一日でこんだけ罵声浴びせられて、
夏凛 : 「好きだよ」とかもうアンタ、マゾなんじゃないの?
冬青 : (うわぁーーーーー
夏凛 : フォーデンで殴られすぎて性感帯イカれちゃったんじゃないの?
イアン : …。訊かれたから勇気を振り絞って答えただけなのに散々だな。
夏凛 : っはぁ?元はと言えばアンタがアタシを呼ぶから悪いんじゃない。
夏凛 : って呼んでねえわ!ボケ!
夏凛 : 何言ってんの?
冬青 : 山吹~・・・!
夏凛 : っはぁ~~~?
イアン : いや、ほんと何言ってんだ…
サクヤ : …。 どうすんの?
夏凛 : 付き合いたいの?
サクヤ : (更に攻め込んだ…
イアン : …え。
夏凛 : っはぁ?!好きなだけ!?
夏凛 : アンタバカァ!?
イアン : え。ちょ、ちょっと待ってくれよ。
夏凛 : え。好きなだけで付き合いたいワケじゃないとかそんな事ある?!
イアン : いや、それはそれであると思うけど、一旦待ってくんね?!
夏凛 : っはぁ?!
夏凛 : え?
夏凛 : 何?コレ、アタシ悪いの?!(アイレクスになんか訊く
冬青 : い、いや。その。お、落ち着こ。えーっと・・・
冬青 : これまでの話を聞く限り・・・
冬青 : イアン選手は大変過去を悔いているので・・・その・・・
冬青 : 付き合いたいとか言えないんじゃないの・・・?
夏凛 : 何それ!ダサっ!
冬青 : わ、わかんないけど。。!
イアン : いや…ダサいのは間違いないんだが…
サクヤ : どうなの?(イアン向いて
イアン : どう?も何も、
イアン : あんな酷い喧嘩別れして、
イアン : ようやく今日初めて再開して、
イアン : この始末だぜ。
サクヤ : 酷い有様だな。
イアン : こんな状況で「付き合いたい」と心の底から思ってたら、
イアン : 自信に満ち溢れすぎて頭ぶっ飛んでるだろ。
サクヤ : ホントだ。酷いな。
夏凛 : っはぁ!? アリなのソレ!?
イアン : いや、アリとかじゃなくてさ・・・
夏凛 : っはぁ!? ウザすぎなんだけど!?
夏凛 : じゃあ今日!
夏凛 : 今日こそアタシがゲームで負けたらホテル行くつったらアンタ行く?!
イアン : だから行かないって落ち着いてくれよ。
冬青 : 山吹~~・・・!?
夏凛 : なんで昔は行くのに今は行かないのよ。バッカじゃ無いの?!ロリコン!?
イアン : そういう話じゃないだろ…
夏凛 : アイレクス~~~!!(よくわかんなくなって名前を呼ぶ
冬青 : ぇー、ぇーぁーうー・・・
冬青 : 何コレ・・・どうしたらいいの・・・
夏凛 : だからそれを聞いてるんでしょうが!
イアン : いや、お友達にはキレないであげろよ。。。'
夏凛 : たーくんのせいでこうなってるんでしょ!?
イアン : そう、なん、だけども・・・
サクヤ : …えーっと。イアン選手の心情は色々聞けたワケだ。
サクヤ : んで、「仲直り」したいらしい。
イアン : あぁ。嘘は言ってないぜ。
サクヤ : そんじゃ山吹はどうする。って話じゃない。
夏凛 : あ。え。ちょ。
夏凛 : ちょ、
夏凛 : サクヤ、そのちょ、ちょっとまって、
夏凛 : アタシもちょ、あーバカ、どんな力なのか聞いとけば良かった!
サクヤ : ぁー…周りには伝えないどいてやるけど。
冬青 : なにそれこわ・・・
夏凛 : いや、辞めて。マジキモい。だったら答えるから普通に!
夏凛 : っはぁ!? で、何!?
夏凛 : 散々利用したから答えるけど!
夏凛 : サクヤは何をアタシに答えてほしいワケ?!
イアン : だから友達にキレるなって…
夏凛 : たーくんうるさいっ!!
サクヤ : イアン選手と仲直りしたいの?(夏凛を見て
夏凛 : したいに決まってんだろボケ!!!!!
サクヤ : はい。解決。 終了。
夏凛 : じゃなかったらフォーデンまで来るかよ!
夏凛 : 気付けバカ!
イアン : え。あ。
冬青 : ・・・。
冬青 : 早く言えよぉ・・・!!(流石に脱力した
夏凛 : ぅ。。。ぅーーー。。。。ぁーーーーーーー
サクヤ : いや、まー……。コレを言えるまでに色々必要だった訳じゃん……(アイレクスに
冬青 : まあ・・・それは・・・そうなんだけどさァ・・・
イアン : ・・・。
イアン : え。あ。あー・・・。
イアン : 確かに気付くべきだわ。ごめん夏凛。
夏凛 : ふざけんなマジで。
夏凛 : 凄い辱めを受けたっての。
サクヤ : ………。
サクヤ : …帰るか。(小声でアイレクスに
冬青 : ソウダネ・・・
夏凛 : ちょ待て、アンタら置いてく気じゃないでしょうね!?
サクヤ : え。・・・俺等まだ要る?
夏凛 : いや、居るでしょ!今2人きりにしたら襲われるかもしんないじゃん!
イアン : いや、襲わないって…。
サクヤ : ぁ、ぁー……(返答に困っている
夏凛 : アタシの事好きな奴と密室に2人はどう考えてもマズイでしょうが!
冬青 : そ、ソウダネ。。。
サマンサ : こん。こん。こん。(ドア叩きながら喋って
サマンサ : お取り込み中失礼します。
サマンサ : そろそろ再開したいのですが、
サマンサ : 皆様宜しいでしょうか?(ドア越しに
冬青 : …ぁ。 アナウンサーさん・・・?
夏凛 : …。
夏凛 : っはぁ。勿論良いわ。迷惑かけたわね。
サマンサ : ・・・。
サマンサ : いえ。強制参加のリハーサルでしたので。
サマンサ : とはいえ、畏まりました。継続参加に感謝致します。
サマンサ : では他の皆様も呼んできますので、ごゆっくりめで、円卓までお戻りくださいませ。
サマンサ : では・・・(ドア外から気配が消えていく
イアン : 夏凛、いいのか?
夏凛 : っはぁ?何が?
夏凛 : アンタ、アタシとまたゲーム途中で絶交したいワケ?
夏凛 : あんなの2度もしたく無いでしょ?
イアン : したく、無いな。
夏凛 : じゃあ良いじゃん。
夏凛 : 友達2人にこんだけ発破かけて貰って、今更帰るとか言い出したらそれこそ意味わからないでしょ。
夏凛 : まずは迷惑かけたことをみんなに謝る。
夏凛 : そんで、ゲーム再開よ。
夏凛 : …それでいい?(アイレクスとサクヤに
冬青 : …。ん。(サムズアップして見せて
サクヤ : …。 いんじゃない。お疲れ。
夏凛 : っはぁ。
夏凛 : っはぁーーーー
夏凛 : マジで疲れたわ。
夏凛 : ありがとね。2人とも。
冬青 : イイッテコトヨ・・・(ツカレタケドネ・・・
イアン : オレからも礼を言わせてくれ。
イアン : おかげで数年越しに仲直りできたよ。ありがとう。
サクヤ : コッチがお節介したんだし、いいですけど。…ぁー、そうだ。
イアン : ん。なんだい?
サクヤ : 代わりに…ってのも何ですけど、俺が嘘見抜ける事は内緒にしといて貰えますか?
サクヤ : 人狼ではちゃんと使わないようにしてるんで…
イアン : 全然問題ねー・・・
イアン : ってか
イアン : 結局1度も誰もこの部屋じゃ嘘ついてないからな。
イアン : そんな力自体、最初から無かったんじゃあないか?
イアン : オレたちは何もわかってないぜ?
イアン : (勿論この発言は、嘘。で言っている)
サクヤ : ……。
サクヤ : そうですね。…ブラフでした。只の。
イアン : あぁ、渾身のな。
イアン : でもおかげで本音で話せたよ、ありがとな。
サクヤ : …。まあ、良い方向に行って良かったです。ホントに。
夏凛 : 何勝手にソッチで仲良くなろうとしてんのよ。キモいんですけどー?
冬青 : さっきまで結構辛辣だったのになぁ。男の友情・・・ってコト!?
夏凛 : (等と言いながら、
夏凛 : (部屋を出て円卓へ向かっていく
サクヤ : (夏凛に続いて部屋を出ていく
冬青 : (いやー・・・
冬青 : (……良かったよ。本当に・・・
冬青 : (部屋を出ていく
最終更新:2024年03月15日 01:52