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ーーー : (戦闘都市フォーデン
ーーー : (スタジオから少し離れた所にある治療施設
ーーー : (時は巡り、深夜に差し掛かろうという頃
シュウ : (フォーデンの加護も、フォーデンの医療設備もそりゃあ優秀なもんで。
シュウ : (「過去に受けた傷の修復を否定する」なんてとんでもねぇ負傷にも、適切な対処が行われたみてぇだ。
シュウ : (そーゆー訳で。治療行為は全て終わり、後は本人の意識の回復を待つのみ・・・って所なんだが。
シュウ : (コレにはまあ、それなりの時間が掛かりそうだ。
景晴 : ―(病室のベッドの上で
景晴 : ―(静かに寝かされている
景晴 : ―(運ばれた時は布…旗に覆われていた肌も、今は見た目には綺麗なもので。
景晴 : ―(どうやら肉と肉は繋がってるようだ。
プリン姫 : ・・・。(ベッドサイドに座る魔法少女プリン姫
ナレノニア : シュウ、プリン姫。
シュウ : …(ベッドの上の、数時間変わり映えのしない顔を窺って
ナレノニア : …帰らないのか?(ドア横の壁に寄りかかって2人に問う
プリン姫 : …。・・・。
ナレノニア : もう日付は回っているよ。
シュウ : 俺は残る心算だよ。
プリン姫 : 姫も…そうしよっかな。
シュウ : そーだな、もう遅いし、2人はもう帰っとけよ。
プリン姫 : ううん。姫も残るよ。
ナレノニア : …。
ナレノニア : 私はいざとなれば姫もシュウも置いて帰るけど、
ナレノニア : 景晴は強い。こんな所で死んだりしないよ。
プリン姫 : ・・・。
シュウ : いやま、俺はソコは心配してねぇけどさ。
ナレノニア : …そうなのか?シュウ。
シュウ : ぁぁ。まー大怪我には違いねぇけど。んーでもなんか、
シュウ : 「呪い」の件もだが…なんかま~…色々ひっくるめて…
シュウ : 起きた時一人でほったかすのなんか心配だな~っつー・・・感じ?
ナレノニア : うん。ごめん。わかんないや。
プリン姫 : …姫はちょっとわかるよ。
プリン姫 : 景晴くん、呼び起こされたのが体の怪我だけじゃないかもしれないし。
プリン姫 : 前後の記憶だって…説明が必要かも。
プリン姫 : それに…勝負だって…
プリン姫 : とにかくひとりぼっちじゃ寂しいって状況だもんねっシュウくん?
シュウ : ま、大の男に過保護かもしれんけどな。(半目苦笑して
ナレノニア : はぁ。全くだよ。
ナレノニア : 今に始まった事じゃあないけど、
ナレノニア : 2人とも優しすぎるね。それでも闘いに身を置く者?
ナレノニア : ま・・・それが2人の良い所なんだろうけどさ。
シュウ : なんだかんだ今の時間まで残ってるお前も十分優しいっつの。(頬杖気味に
ナレノニア : はは。買い被りすぎだよ。私が帰りたがってる理由を知らないのかな?
シュウ : 何だよ。深夜アニメ観たいとかか?
ナレノニア : 大正解。(笑いながら手をひらひらと背を向けて
プリン姫 : お姉ちゃんはブレないね…。。。
シュウ : 当たるのかよ。流石だな俺。
ナレノニア : じゃ、そういう事だから。またね2人とも。
ナレノニア : …お大事に景晴。(言いながら外へと歩いていく
シュウ : ぁぁ。じゃーな。(ナレノニアの方向いて軽く挨拶
プリン姫 : …おやすみお姉ちゃん。(見送る
プリン姫 : …。…。…。
シュウ : …。
プリン姫 : シュウくん、ほんとに目覚めるまで残るの?
シュウ : そりゃコッチの台詞だよ。俺はコイツと…あと文歌と多分ルルコスも、
シュウ : 寺まで引っ張って帰ってやらんとなって思って残ってんだけど。
シュウ : お前は単に観戦っつーか……実質巻き込まれじゃん?
プリン姫 : む。なぁにー? こんなに健気な女の子を帰そうとしてるぅ~?
シュウ : 夜更かしは美容の天敵なんじゃねぇの?知らんけど。(とか軽口言って
シュウ : いやまこー、景晴と仲良かったっけか?っつーシンプルな…
プリン姫 : もうっ、色々と姫に対して不敬ですよ?(めっ。として
プリン姫 : そ。
プリン姫 : シュウくんさ。景晴くんの事教えてよ。
シュウ : お、おう。すげえアバウトな質問じゃねぇか。急にどした?
プリン姫 : だって姫、あんまり景晴くんの事知らないし。
プリン姫 : もちろん強いファイターなのは知ってるけどさ…?前情報はそれだけかな。
シュウ : まーコイツ、比較的新人だし、お前とは部門完全に被らんから当たる事無いもんなぁ。
プリン姫 : うん。姫、武器滅多に出ないし、遠距離中心だから。
プリン姫 : ファン層も被らないから握手会競合とかも調べないし。
プリン姫 : フォーデン天下五剣として…お姉ちゃんの対戦相手とかでよく見るからバトルスタイルは知ってるけどね。
シュウ : ぁぁ、TVや雑誌に出るような情報ならお前も押さえてんじゃねぇか。
シュウ : ああいうので発言してる内容全部ガチだぜ。
プリン姫 : …嘘が嫌い。なんだよねっ?
プリン姫 : あとちょっと「オブラート」を知らない子って感じかなっ?(困ったように笑って
シュウ : そうそう。…まー、それこそ昔に色々あったみたいでなぁ。
プリン姫 : そこっ!そこなのですっ!
プリン姫 : シュウくん何か知ってるなら姫にも教えて欲しいなっ?
シュウ : 隠し事して後で揉めるより、包み隠さず全部言って揉めた方がマシだって思ってる節がある。マジで。
プリン姫 : うーん…処世術を教えてあげたい…先輩としてむず痒いですよっ…!
シュウ : ぁー……(ちょっと逡巡して、)……まーでもコレも聞かれたらアイツ喋るか。
プリン姫 : …話しづらい?
シュウ : ぁぁ。つーかクッソ重い。
プリン姫 : そうなんだ………。
プリン姫 : うーーーん。。。
プリン姫 : 姫は良いけど、、、シュウくんが、、、うーん。。。
シュウ : ぁーでも「本人に聞けよ」すんのも迷うトコだなー… (んー…と
シュウ : …いやまあ、文歌絡みなんよな。
プリン姫 : そうだね。景晴くん、聞いたらなんでも答えちゃいそうだもん。
プリン姫 : やっぱり。妹さんね。
プリン姫 : ・・・。
シュウ : …。どーするよ。今聞いとくか?
プリン姫 : シュウくんが良いなら・・・聞きたいなっ。
プリン姫 : 文歌ちゃん絡みなら、なおさら本人達いたら聞きづらいもんっ。
シュウ : OK。 まーどう説明したもんだかだが…
シュウ : 文歌は元々、故郷のレイゼンで巫女の修行とやらをやってたんだとよ。
プリン姫 : 巫女…本物の巫女さんなんだね。
シュウ : あぁ。何か特別な才能があるとかで、次代の姫巫女の長に選ばれたらしい。
プリン姫 : …結構すごい子だったんだっ。
シュウ : で、まあ…。そうなると、選ばれなかった他の姫巫女候補達がいる訳だろ。
プリン姫 : ぅぇ。女の子達。。(察し姫
シュウ : 「表向きは仲良くしてた」らしいが…まー、それなりの妬み嫉みを買っちまったんだろうな。
プリン姫 : 身に覚えがありまくるからわかるな~~~っ(作り笑顔で聞いている
シュウ : まー、そんで。その腹いせなのか何なのか知らねえけど…
シュウ : 巫女候補達は総出で文歌を騙して、『大魔』の封じられた霊峰に向かわせた挙句、
シュウ : その封印を解かせたんだとよ。
プリン姫 : うわ…巫女ちゃんずえげつないねっ・・・!
シュウ : で、追っかけてった景晴と文歌のどちらも『大魔』とやらに呪われて、色々あって今。ナウ。
シュウ : みてえな感じらしいぜ。
プリン姫 : 最後省略したねーっ、でも大丈夫。
プリン姫 : ありがとねっ、シュウくんっ!
シュウ : 「嘘が嫌い」の原点はその辺だかんな。多分。
プリン姫 : 騙されちゃったんだもんね。
プリン姫 : うーん・・・シュウくん。
プリン姫 : だとするとさ・・・
シュウ : ん。
プリン姫 : あの時、刺されて現れた「大魔」って・・・
シュウ : …そう。そん時に受けた呪いだろうな。
プリン姫 : レイゼンの正統な巫女達でも封印するしかないレベルの相当な大物って事だね…っ!
シュウ : …たーしかに。
プリン姫 : うーん…思っていたよりもさらに大事だね…
シュウ : ま~、フォーデン来てからは生活安定したみてぇだけど、それは根本をどうにかって話じゃねえもんなぁ。
プリン姫 : うんうん。
プリン姫 : …。…。
プリン姫 : 景晴くん。色々と楽しい所に連れ回したいねっ?
シュウ : …そう来たか!?
プリン姫 : えっ?
プリン姫 : だって、騙されて、闘って、呪われて、闘って、呪われて、闘って…
プリン姫 : だけだなんて、あんまりじゃないっ?
シュウ : …まー、確かに。それはそうだなぁ。この2年間割とつるんじゃいるがよ、
シュウ : 娯楽を知らんすぎて娯楽への手の出し方も分かってねぇ感じすんだよな。確かに。
プリン姫 : シュウくんと景晴くんって・・・休日でもお寺とか眺めてそう。
シュウ : 俺まで悲しいイメージに巻き込むなよ!俺はもうちょっとこうもうちょっとだわ!
プリン姫 : ごめんごめんっ、シュウくんはグラビア雑誌パラ読みして脳内トロフィーガール選定オーディションとかしてるもんねっ?
シュウ : 寺眺めてるイメージの方がまだマシだった気がする!!! …しかしまー、
シュウ : 言われてみりゃそうだな。あんまその発想(連れ回す)無かったけどよ。
プリン姫 : ふふっ、男の子同士だと休日でも新しい挑戦しなそうだよね~っ
シュウ : お前がそんな前のめりにお節介なのも意外だけど…アイツ(景晴)もなんかお前に懐いてる感じあったし。
プリン姫 : 全くもうっ、姫に対して不敬ですよ?
プリン姫 : 姫は究極で完璧な姫ですからっ!
プリン姫 : お節介でもお世話でも誰にでもみんなに優しい姫ですよっ?
プリン姫 : ・・・あと「懐いてる」のは、、、名探偵シュウくん基準ですかっ?
シュウ : ぁぁ、うん。 まあやたら突っ掛かってて解りづらいかもだがよ。
シュウ : あいつでっけぇクソガキみてえな感じあるじゃん。へー懐いてんだなー…って思いながら見てたわ。内心。
プリン姫 : なるほどなるほどっ
プリン姫 : なるほど~っ
プリン姫 : 後半特に反論されなくなってきたのは気付いていましたが、アレはあまりにも姫の提案が毎回完璧すぎるからかなっ?と思ってましたっえっへん。(謎勝ち誇り
プリン姫 : 懐かれてるならそれはそれで更に良いですねっ流石は完璧で究極なプリン姫ですっ
シュウ : ぁー、嘘吐かねぇ分素直なとこは素直だかんな。
プリン姫 : 確かに~シュウくんさっすが詳しいですねっ!
シュウ : まぁそこは同じ道場の誼ってやつだな。まー…
シュウ : お前ら水と油かとも思ったが、なんだかんだ平和にやってけそうで良かったぜ。
プリン姫 : あっれ~? 心配してくれてたんですねっ?
プリン姫 : 確かに最初はこの“魔法少女プリン姫”に向かって全部が嘘っぽいとか言い出して、ナンダコノヤローと思いましたけどもっ!
シュウ : そうそう。思ってても言うかよ?って事言うかんなぁ。
プリン姫 : 先輩に対して不敬ですよっ!な子ですよ全くもうっ。
プリン姫 : でも…その後色々喋って、話を聞かないタイプの子じゃない事がわかって安心しましたねっ!
シュウ : 解るわーその流れ。そー、別に何でも突っ撥ねてるってワケじゃねぇんだけどなー…(ベッドの上に視線向けて
プリン姫 : 良くも悪くも素直すぎる子って感じですね~…。(ベッドの上に視線送って
シュウ : …。やっぱコイツ黙ってると調子出ねぇな。早く起きねーかな。
プリン姫 : ふふっ姫はシュウくんとお喋りして待つのも嫌いじゃないですけどねっ?
プリン姫 : 景晴くんが元気になったら何処に連れ出してやろうか。とか無限に話せちゃいますよっ?
シュウ : それはもう起きたら誘ったれよ。すげぇ怪訝な顔しそうだが。
シュウ : おーい。景晴ー。 プリン姫がお前と出かけたいってよー。
景晴 : ―(ベッドの上で静かに寝かされている
景晴 : … … …
プリン姫 : あ。シュウくん勝手にっ! …シュウくんも一緒に3人で行くんじゃないのっ?
シュウ : ん?そんな保護者同伴みてぇな真似せんでもだろ?流石に。
プリン姫 : ふふっ。だって一緒に行かないとシュウくん、こっそり後ろから着いてきそうじゃない?
プリン姫 : いつも景晴くんの事すっごく心配して面倒見てくれてるからさっ?
シュウ : ガチでコイツの保護者だと思ってやがるな??まーーーコイツがクソガキな所為だが!
シュウ : まー…行くのは構わんけど(面白そうだし)、奇数だと諸々めんでぇからせめてもう1人誰か…
景晴 : … … … っ、 、
プリン姫 : 欲しがりさんだなぁ~それなら…ーーあ。
最終更新:2024年03月30日 22:40