アットウィキロゴ

花の開く前 [プリン姫 ナレノニア シュウ 景晴]

プリン姫 : (あのリハーサル
プリン姫 : (あの闘い
プリン姫 : (あの保健室
プリン姫 : (から、早数日
プリン姫 : (ではなく翌日
プリン姫 : (北河道場ナレノニア筋トレルームにて
プリン姫 : ねえお姉ちゃん聞いてるー!?
ナレノニア : 聞いてるよ。
ナレノニア : 聞いてるから次のアニメが再生しないようにリモコン操作してるんだよ。
プリン姫 : え?何?お姉ちゃんちょっとイラってる?
ナレノニア : いや…
ナレノニア : いや…イラっては、ない…
プリン姫 : 含みあるー!!?
ナレノニア : ただでさえ昨日のリハやら決闘やらが長引いて録画視聴スケジュールずれ込んじゃってるのに
ナレノニア : 翌日に妹が北河まで乗り込んでくるとは思わなかっただけだよ。
プリン姫 : 違うんです! 昨日の今日だからこその理由で来ててぇ~!
プリン姫 : あと北河はそんなにプリン姫NGじゃないでしょ~?
プリン姫 : ホームもホーム!故郷と言っても過言ではないんです!
ナレノニア : 確かに…ビックリするほど顔パスだったけど…
プリン姫 : でしょ~? 姫に対してウェルカムですよ!
ナレノニア : はあ。
ナレノニア : んっ、(筋トレに戻りながら
ナレノニア : それで?景晴も無事退院したんだろう?
ナレノニア : なら何も問題ないんじゃないか?
プリン姫 : 今度、景晴くんとシュウくんとダブルデート行くからお姉ちゃんも同行してねっ!
ナレノニア : ん?
プリン姫 : 今度、景晴くんとシュウくんとダブルデート行くからお姉ちゃんも同行してねっ!(2回目
ナレノニア : いや、聞こえなかったわけじゃないよ。
ナレノニア : プリン姫が男選手とデートに挑戦するのはいつもの…あぁ、いや、辞めよう。
プリン姫 : 姫に対して不敬ですよ!?
ナレノニア : 私、いる?
プリン姫 : いるですよ!?
ナレノニア : なんで?
ナレノニア : 姫がどっち狙いか知らないけど、私どっちとも付き合ってないよ?
プリン姫 : もう…すぐ付き合うとか付き合わないとか…オタクはコレだから…(やれやれ
ナレノニア : いや…そっちのが毎年…いや、辞めよう。
プリン姫 : 姫に対して不敬ですよ!? あと言うなら最後まで言って!
ナレノニア : 嫌だよ。プリン姫ちゃんと怒るもん。
プリン姫 : もん。じゃないやい!
ナレノニア : わかったよ。じゃあ行くよ。ダブルデート。
プリン姫 : まぁ!流石妹の我儘をなんでも聞いてくれる理想の美人お姉ちゃん!
ナレノニア : 調子良いな。
プリン姫 : シュウくんと10時に時計台広場集合って事にしたからよろしくね!
ナレノニア : ん。(何日の話かわからないけど、きっと私の仕事スケジュール的に休みの日なんだろうな。というプリン姫への信頼感
ナレノニア : …シュウ狙いなの?
プリン姫 : 景晴くんが娯楽に何も触れず育って来たから皆んなで遊ぼうよ!って話!聞いてなかったでしょ!?
ナレノニア : ん?そうだっけ。
ナレノニア : じゃあ景晴狙い?
プリン姫 : このオタク女~~!!だから1回目の遊びで狙うも狙わないも…ん~あったりはするかもだけどねっ!
ナレノニア : むず…
プリン姫 : 基本的には景晴くんに「わー。人生って闘う以外も色々楽しい~!」と思ってもらう会ですねっ!
ナレノニア : 重…
ナレノニア : まあ。でもわかったよ。
ナレノニア : 私はシュウとデートすれば良いのね。
プリン姫 : そうじゃないけど…その方がアガるなら全然それでもっ!!
ナレノニア : ダブルデートって何って所から話す…?
プリン姫 : 定義付けオタク~~!!
ナレノニア : ま。なんでも大丈夫だけどね。
ナレノニア : コースは全部プリン姫が決めてくれるんでしょ?
プリン姫 : うんうんっ!
プリン姫 : プリン姫にお任せあれ!
ナレノニア : 何時解散ぐらい?
プリン姫 : んーっ………
プリン姫 : “解散”するなら22時?
ナレノニア : 12時間じゃん…
プリン姫 : えーーっ!?
プリン姫 : だってぇだってぇ
プリン姫 : まず?時計台広場で待ち合わせでしょ?
ナレノニア : うん。10時ね。
プリン姫 : ?武器庫博物館デート堪能するでしょ?
ナレノニア : あぁ…プリン姫がオススメしてた奴ね。
プリン姫 : ?コラボしてるスイパラさんにご挨拶行って、ランチ食べるでしょ?
ナレノニア : あぁ…プリン姫がオススメしてた奴ね。
プリン姫 : その後、?近くの桜並木を散歩してぇ~
ナレノニア : 食休みね。
プリン姫 : ?『Kill Your Heart』行ってみんなでお洋服買うでしょ~?
ナレノニア : 私の後援をしてくれている洋服メーカーの直営店だな。
プリン姫 : ?スポッチャ行って一汗かくでしょ~?
ナレノニア : 結局運動はするんだ。
プリン姫 : ?シャワー浴びて、KYHの服に着替えるでしょ~?
ナレノニア : その為に先に服屋行ったんだね。
プリン姫 : ?フォーデンのメインコロッセオの夜試合が見れる展望席でディナーするでしょ~?
ナレノニア : 特等席だね。
プリン姫 : ?「夜も遅いし送っていくよ…」
プリン姫 : で、
プリン姫 : おしまい!
ナレノニア : うん。
ナレノニア : なるほど。
ナレノニア : 重いね。
プリン姫 : 大丈夫ですっ!
プリン姫 : 予約から事前連絡から全てやっておきましたっ!
プリン姫 : スイパラ店で撮る予定の写真撮影をSNSに挙げる許可もお姉ちゃんのマネージャーから許可貰ってますっ!
プリン姫 : KYHの店員さんも待ち構えてくれてますっ!
プリン姫 : 究極で完璧な姫ですから抜かりはないですよっ?
ナレノニア : うん。
ナレノニア : 姉のマネージャーや後援に勝手に連絡するのはどうかと思うけど。
ナレノニア : 重いな。
プリン姫 : も~展望席の予約だって簡単じゃ無かったんですからねーっ?
ナレノニア : えーっとプリン姫。
ナレノニア : 今年、いくつ?
プリン姫 : なっ!? 姫に対して不敬ですよ!?
ナレノニア : いや、私28だから1個下なだけなんだけど。
プリン姫 : むーっ、それがなんだって言うんですか?お姉ちゃんっ!
ナレノニア : 初デートで12時間…重くない?
プリン姫 : えーーっ??
プリン姫 : お姉ちゃん12時間で2クールアニメ一気見する癖に~っ!?
ナレノニア : いや、それはするけどさ…
ナレノニア : 初デートでフォーデン展望席。
ナレノニア : 重くない?プロポーズとかで使う席じゃん。
プリン姫 : ぷ、、、ぷろぽ!? 姫に対して早計ですよ!?
ナレノニア : あと…
ナレノニア : フォーデンだから仕方ないかもしれないけど…
ナレノニア : プリン姫、ちょっと、仕事に絡めすぎじゃない?
プリン姫 : ち、違うんですっ…! それはフォーデンなら避ける方が不自然ではありませんか?!
ナレノニア : まぁ…そう…か…?
プリン姫 : 全くもう。オタク君はすぐグルメガイドの??の数とか気にするんですから。
プリン姫 : 行きたい時に行きたい人と行きたい場所に楽しく行けば良いのですっ!
ナレノニア : はいはい。
ナレノニア : じゃあ…私はプロデビュー10周年に今年のクリスマスこそ成就させたいプリン姫を陰ながら応援しますね。
プリン姫 : なあああ!? なんで全部言うんですかーーっっ!? ライン越えですよお姉ちゃん!?
ナレノニア : 良いじゃん。応援するって言ってるんだからさ。
ナレノニア : 応援してるよ。可愛い妹姫さん。
プリン姫 : なんか余裕あってムカつくー!! お姉ちゃんなんか昔から私に無意味に挑発してくるーっ!!
プリン姫 : そういうお姉ちゃんこそ彼氏の1人も今まで居た事ない癖にーっ!
ナレノニア : 私はほら………。クーちゃんとか花宮とか伏黒パパとか居るし。
プリン姫 : 別世界の住人だし、1人「パパ」って名前についてるしーっ!?
プリン姫 : あ~~~!
プリン姫 : お姉ちゃん、人のデートコースに文句つけてくるけど…
プリン姫 : お姉ちゃん、デートとかした事ないんじゃないの~?
ナレノニア : え?リアルの話で?
プリン姫 : リアルの話しかしてませんっ!
ナレノニア : 確かに無いけど…
プリン姫 : それでよく人に文句つけれましたねっ!?
ナレノニア : 昔ヒュウマとスポドリ買いに行った事はあるけど、あれはデート?
プリン姫 : なわけないでしょ!
ナレノニア : じゃあ無いかぁ…
プリン姫 : 今の絶対ヨソで言わないでくださいねっ?お互いの厄介ファンが無用の血を流しますからっ!
ナレノニア : え~オタクこわ…
プリン姫 : わざとやってませんっ!?
ナレノニア : プリン姫は元気があって良いね…
プリン姫 : はいっ!お任せくださいっ!
ナレノニア : ともかくダブルデートに行けば良いんでしょ。
ナレノニア : 服は?姉妹コーデにする?
プリン姫 : しますっ! 急に話が早いですねお姉ちゃんっ!
ナレノニア : KYH行くなら自然と選択肢も絞られるけどね。
プリン姫 : お姉ちゃんは元々私服もう全部KYHでしょっ!
ナレノニア : じゃあ黒白系で私黒多めで。姫、白多めね。
プリン姫 : 急にやる気出すぅ~!? かしこまりですわお姉様っ!
ナレノニア : じゃあ。
ナレノニア : 当日ね。
プリン姫 : それまでにも絶対会うと思いますけどねっ!?
ナレノニア : いや、筋トレの残り時間区切り的に今プリン姫に帰って貰えれば、あと1話は見れるなって…
プリン姫 : 姫に対して不敬ですよっ!?
ナレノニア : 冗談だよ。(本当)
ナレノニア : ダブルデート楽しみにしてるね。姫。(微笑みかけて手を振る
プリン姫 : はーーーい! 完璧で究極な姫にお任せあれっ!!
プリン姫 : (というわけで退席していく姫なのでしたっ!
プリン姫 : …。…。…。
プリン姫 : お姉ちゃん…。彼氏一生出来なそう…。
プリン姫 : (姉に対して不敬な独り言ですよっ!
ナレノニア : …。…。…。
ナレノニア : 姫…。彼氏出来る日来るのかな…。
ナレノニア : (「姫に対して不敬ですよっ!」脳内再生余裕でした。
ナレノニア : (アニメ1話分を等速で見ながらみっちり筋トレする日常に戻る



シュウ : (戦闘都市フォーデン西部。
シュウ : (陵西省真柳寺
シュウ : (寺内 居住用の共用部屋。
シュウ : (畳にちゃぶ台の…一応茶器やテレビや雑誌なんかあるが…まあなんとも慎ましい部屋だ。
シュウ : (ちゃぶ台に頬杖ついてスマホを操作してる男
シュウ : ぉ。(画面のメッセージを確認して
シュウ : 景晴ー。10時に時計台広場集合だってよ。
景晴 : ん。
景晴 : …そ。
景晴 : …。んっと。あの話?
シュウ : あのってなんだよ。合ってるだろうけどよ。
シュウ : 姫がお前と遊びたいっつー話な。
シュウ : with俺。…と、まあ多分ナレノニアだろ。
景晴 : ん。多分って何?決まってねぇって事?(シュウの座る反対側で、ちゃぶ台に伏し気味で事の次第を聞いている
シュウ : んにゃ。はっきり聞いてねぇだけだがよ。
シュウ : お前を遊びに連れ出してやるぜー!って集まりなんだからもう1人呼ぶならお前の顔見知りになるだろうよ。
景晴 : ふーん。そういうもん? まー…何でもいいけど。
景晴 : …。 まー、とにかく、×日の10時な。…10時から何すんの?
シュウ : さあ。知らね。気合姫がプラン全部取り仕切るみたいだからよ。
シュウ : 俺もいっその事なんも聞いてねぇぜ。
景晴 : えー?マジか。ぇー…怖くね…?
景晴 : 僕ら何させられるん…?
シュウ : お前の口から怖いとか出てくると思わんかったが。何だ?緊張してんのか?
景晴 : はっ?? な、何言ってんだよ!
シュウ : (は~~なんだこいつ?想像以上に雑魚か?
シュウ : ま~…気負わず楽しめばいんじゃねぇの?
景晴 : それが
シュウ : それが良くわかんねぇって話なんだろうがよ。
景晴 : 被せんなっつの(むぅ
シュウ : その辺手取り足取りやってくれる姫の親切プラン設計なんじゃねぇの~?知らんけど。
景晴 : ほーん…
シュウ : ま、そーゆー感じで。後は出たとこ勝負でいいだろ。って思うんだが…
シュウ : 所でお前さ。
景晴 : ん。何?
シュウ : デート用の服持ってんの?
景晴 : でっ はっ??
景晴 : で、デートとかじゃねえだろ???
シュウ : は~? いやー…(画面上で某姫がWデートWデート言いまくってたのはさておき
シュウ : (男女含めて4人で遊ぶ、それだけでデート扱いするつもりはないが
シュウ : (プリン姫はああだし、何よりこの、目の前のコイツが、この調子なんだから…
シュウ : …デートにもなんじゃね?分類としては。
景晴 : … はっ、 デ、……
景晴 : え、は。て、てかデート用の服って何???
景晴 : 服とか服売り場に「デート用」とか書いてあんの!?(なんかテンパり気味に
シュウ : 駄目だこりゃ(駄目だこりゃ
景晴 : 訊いといて突き放すんじゃねぇよ!!
シュウ : ぁー。 ぁーも~仕方ねぇな~~~?
シュウ : え。景晴お前そもそもさ。…いわゆる「私服」ってあるんか?
シュウ : 競技用の衣装とか、トレーニング用とか、今着てる部屋着以外の。奴。
景晴 : …ん。…ココからコロシアム行くまでに着てる服の事?
シュウ : そういう認識だよな? つまりソレしかねぇんだな?
景晴 : …え? …。 …なんかおかしい?
シュウ : いやま。今まで不便無かったんなら… 不便無かったのがつまりそういう(娯楽を知らない)事なんだよなぁ~…!?
シュウ : マージか。もうそんなに日無ぇぞ?俺ん服貸すか?
シュウ : いや…サイズそんな違わんだろうけど流石にキモいか…?(ぶつくさ…
景晴 : え。何。何何。 そんな拙いん??
シュウ : ぁ~~~とりあえずアレだ。お前、今持ってる服全部見せろや。
シュウ : そん中でどーにかこーにかするからよ。もうそれしかねぇ。
景晴 : そりゃ別にいいけど。何? 何でお前そんな焦ってんのかわかんねぇんだけど??
景晴 : どゆこと?『娯楽』ってそんなに高次元の話なん…??
シュウ : いやむしろお前が…… いや、まー…いいわ。うん。
シュウ : アレだ景晴。俺はとりあえず初期装備を整えるだけだ。
シュウ : 後はもう面倒見の良すぎるどこぞの姫に手取り足取り全部教えてもらえ。うん。
景晴 : ん。。な、、。(なんか顔赤くして
シュウ : (一応恥ずかしいって意識はあるんだな…
シュウ : あっちが言ったんだろ?「遊び」もたまには…みてぇな事。
景晴 : …ん。。まぁ、そうだけど…
シュウ : まー、分からん事だらけでまごつくかもしれねえがよ。
シュウ : そーゆー感じのお前だからこそあっちも誘ったんだろうしよ。
景晴 : …。それがまた分かんねぇんだけど…(ぼそぼそ
シュウ : それにお前も。満更でも無かったからOKしたんだろ?
景晴 : ま、。 … 
景晴 : そーゆー事に… ………なんの?(何故か疑問形で
シュウ : お前嘘吐けねえし。嫌なら絶対嫌っつって断るじゃねぇかよ。
景晴 : 。。。(反論しようがなくて困ってる
シュウ : …。(いやー・・・
シュウ : (まさかコイツがこんななぁ…… しかもあの姫にとは…(なんかしみじみして
シュウ : まー。とりあえずはよ。
シュウ : お前ん部屋行くか。 箪笥引っくり返せや。(なんか笑いながら立ち上がって
景晴 : ……わぁったよ。(言葉少なに立ち上がって
景晴 : てか本当にデート用の服とかあんの?(なんややんや言いつつ部屋を出ていく
シュウ : ソコから疑うんじゃねぇよ(部屋の外へと
シュウ : (そんな風に、彼等なりに準備をして……
シュウ : (来たれ、当日!
最終更新:2024年05月23日 10:47