シュウ :
ーーーーー
シュウ :
ーーーー
シュウ :
ーーー
シュウ :
(そんなこんなで。
シュウ :
(一方その頃。
シュウ :
(ごきげん姫とかげはるくんを夜の街に置いてさっさと帰路につきはじめた2人。
ナレノニア : 撒いたな。
ナレノニア : (ある程度離れた所で急にポツリと。
シュウ :
んだな。
ナレノニア : 思ったより“本気”でびっくりしたよ。
ナレノニア : いや、「引いた」ぐらいかな。
シュウ :
ぁー、景晴だろ?
ナレノニア : どっちもかな。
シュウ :
マジかぁ。姫も?
ナレノニア : ん?シュウも感じただろう?
ナレノニア : ダブルデートのコース、”本気“すぎるよね。
ナレノニア : 私も楽しかったから、全然良いんだけどさ。
シュウ :
んー、なんだ、んー。あいつ常識あんのかイカレてんのかわかんねぇからな…
シュウ :
デートと言えばこう!!!って全力出し過ぎた説を考えなかった訳でもない。
ナレノニア : 確かに。
シュウ :
けどまぁ、そーか。”本気“か。
ナレノニア : 「こう!!!」の見本市だったね。
ナレノニア : 景晴の方が…なんだろうな…こう…
ナレノニア : 今日中に食われちゃってそうな脆さを感じて心配になるな。(言葉を選んだつもり
シュウ :
っぶ(思わず咽かけて)言い方よ。
シュウ :
まーわかるが。っぶなっかし~よな~。
シュウ :
まあ言いつつ置いてきた訳だが。
ナレノニア : まあね。
ナレノニア : でも大丈夫。プリン姫だからさ。
シュウ :
ほう。そこは信頼してんだな。
ナレノニア : そらね。出来た妹ですから。
ナレノニア : いきなり繁華街に連れ込むような真似は…あぁ家ならするかも…
ナレノニア : その時は、ごめん。(なんかシュウに謝って。同じ道場だから?
シュウ :
おぉう。 いやまぁ、んーまー・・・
シュウ :
そん時はそん時じゃね?って思って撒いたトコはあるわ。いいだろ28で童貞守らんでも。(言い方
ナレノニア : そうだね。年齢もなんだか近いし。
ナレノニア : …次からはダブルデートじゃなくて2人きりで出かける事になるのかな。
シュウ :
姫があっちこっち仲良くする遊び人だってんなら可哀想かもしれんけど。そうじゃねぇだろ?
ナレノニア : あぁ。姫は「全員と仲良くする」タイプだけど、“そーいう”意味の“遊び”は
ナレノニア : しないね。
シュウ :
へー。案外堅実なのなぁ。
シュウ :
ま、あいつら俺らの補助輪無くてももう行けんじゃね?携帯も買ったし、2人で連絡取れんだろ。
ナレノニア : あぁ。誰かれ構わず声かけるから、誤解されやすいけどね。
ナレノニア : ほら…なんだっけ…12月の強化月間?以外はガチ恋しないらしいし…それもよくわかんないけど。
シュウ :
あれパフォーマンスじゃねぇの…?
ナレノニア : いや、毎年ガチらしいよ?本人曰く。
シュウ :
…は?プロ意識だかなんだか知らんが自分で期間決めるの謎すぎんだろ。
シュウ :
あと、今全然春なんだが。
ナレノニア : うん…長いな。
ナレノニア : クリスマスデートへの憧れがあるって自分で言ってるけど…
ナレノニア : 長いな。
ナレノニア : 初デートで繁華街いきそうな勢いだったから置いてきちゃったけど…
シュウ :
…ん?例外発生してるんか?それとも冬までゆっくり熟成する気…?
ナレノニア : さあ…でも、ダブルデートなんて誘われたのは私初めてだし。
ナレノニア : 「展望席」も接待以外でプリン姫が使ったり使われたりしてるの聞いたことないな。
シュウ :
はぁ~……
シュウ :
景晴の方が急にあんなんなったのも驚いたが、そっちはそっちでビビるなー。なんか。
ナレノニア : そうだね。
ナレノニア : プリン姫の男の好みは…私にはよくわかんないからな。
シュウ :
うーん。エミヤシロウしか知らんが。まあお前ほど分かりやすくねぇ気がすんな。
ナレノニア : あぁ。私は…こう…そうだね。
ナレノニア : あまりにも偏るし…メディアでもガンガン発信しろって姫に言われてるからね。
シュウ :
つーか…オタク相手に藪蛇発言かもしらんけど、
ナレノニア : ん?急になんだい?
シュウ :
二次元と三次元の好みって一緒なん?
ナレノニア : あー。
ナレノニア : 私自身は自分で
ナレノニア : 好みが一緒だと思ってるんだけども………
ナレノニア : でも三次元で恋した事ないからなぁ…(思い返しながら
シュウ :
ぁー、逆にそうなんのか。
ナレノニア : うん。学生時代を思い返しても無いね。
ナレノニア : シュウはどうなんだい? 恋多き学生時代を過ごした?
シュウ :
ぇ。 俺はー、ぁーんー、まず高校行ってねぇしな。(逃げ
ナレノニア : え。不良じゃん。
シュウ :
ちょっと嬉しそうにすんなよ!?
シュウ :
…奨励会、ぁー、将棋の育成会って中卒多いんだよ。その道一本目指すっつーさ。
ナレノニア : なんだよ。真面目な理由だな。
シュウ :
ちょっと残念そうにすんなよ!!
ナレノニア : あぁ。不良プラスポイントは没収だな。
シュウ :
ヲイ。 ついでに男所帯だしな。恋多きポイントも消えたわ。
ナレノニア : 嘘だろ。ヒカ碁みたいに男女切磋琢磨しないのか。
シュウ :
ぁー。囲碁の方が女性人口多いんよな。理由はわからんけど。
シュウ :
システム上は男女平等で混合だがなんでだか男だらけになるんよな。一部例外もいるけどよ。
ナレノニア : 不思議な世界だな。 まぁ…
フォーデンも男性プロの方が多いけどさ。
ナレノニア : そんなフォーデンよりも囲碁よりも女性比率の少ない将棋界に居たから、
ナレノニア : 反動で、今は女の子大好きを自称してる感じなのか?
シュウ :
自称っつーと騙ってるみてぇだが、ぁーーーまーーー…
シュウ :
んーーー難しいな? ま~もうお堅くいかねぇぜ、って意識はあるかもしれんな。
ナレノニア : なんだそりゃ。・・・あ、わかったかもしれない。
シュウ :
わかったのかよ。すげぇな。
ナレノニア : 反抗期…いや、イメチェン…
ナレノニア : 大学デビューみたいな奴だな?
シュウ :
カッコ悪い例えだなおい!!
ナレノニア : あ。確かに。もっと良い言い方のが良いか。ごめんごめん。
シュウ :
ま~~~いいじゃねぇかよ。そこそこちゃんと擬態してんだろ?
シュウ :
誰も俺が昔将棋やってたとか知らんかったしな!
ナレノニア : うん。正直知らなかったよ。
シュウ :
言ってなかったしなぁ。将棋武道あるまで大々的に公表してなかったし。
ナレノニア : 将棋武道か………
ナレノニア : 大学デビュー…いや、“羽化”?…したシュウだけど、
ナレノニア : 将棋武道はそれはそれで、テッペンを目指すんだね。
シュウ :
…。あぁ、そーだな。
ナレノニア : ん?なんだ。気軽に聞いちゃいけなかったか?
シュウ :
いや、いーっつの。将棋武道なんてまんますぎる競技出されて目指さん訳ねぇわ。
ナレノニア : だよね。
ナレノニア : 古巣とはいえ、打つのに拒絶感が無いんなら、
ナレノニア : 今度は絶好の競技<フィールド>だな。
シュウ :
そだな。 まー…最初はどーするかと思ったけどよ。
シュウ :
いざ指してみたらやっぱ楽しかったわ。
ナレノニア : へえ。
ナレノニア : いいね。(笑って、シュウを見て
ナレノニア : そういう時に自分の気持ちを誤魔化さないのは好きだよ。
シュウ :
んー、ま。誰にでも素直に話す訳じゃねぇけどな。あんまヘコたれんのはやっぱ格好付かねぇし。
ナレノニア : …格好つけだねぇ。
ナレノニア : 良いじゃないか。楽しんで。
ナレノニア : 昔の自分と今の自分…両方で闘えるんなら、競技者としてそんなに熱い事は無いよね。
シュウ :
プロファイターなんて皆カッコ付けだろうがよ。(半目笑いで
シュウ :
そーなんだよな。願っても無ぇ機会くらいに思わねぇとな。
ナレノニア : あぁ……次は優勝しなよ。(プレッシャーだろうけど、気にせずに言う
シュウ :
…。言うなーお前。(笑って受け止めて
シュウ :
まっ、見てなってんだ。他の自称頭脳派ファイター共にでかい面させてられんぜ。
ナレノニア : ふふっ、見ものだね。
ナレノニア : (頭に浮かんだ「自称頭脳派ファイター」を思い浮かべながら
ナレノニア : さあて。言ってる間に私の家に着くね。
ナレノニア : お茶ぐらいなら出すけど、どうする?
シュウ :
こんな夜分に人ん家に上がるほど図々しかねーよ。(笑って
シュウ :
今日は楽しかったぜ。 あんがとな。
ナレノニア : あぁ。私もダブルデートはかなり楽しんだよ。
ナレノニア : 姫達に次があったら、またデート相手になってくれ。
シュウ :
おーよ。常識人枠としてあいつら見守ってやらんとな。
ナレノニア : うん。…それじゃ
ナレノニア : おやすみ常識人。
ナレノニア : 夜道に気をつけて帰るんだぞ?
シュウ :
ぉーぉー。ゴロツキに因縁付けられんように気ー付けるわ。
シュウ :
そっちも良く寝ろよー。常識人(比較的)。
ナレノニア : そうしたら昔の再来だな。(何故だか楽しそうに笑って、
シュウ :
だから期待してんじゃねぇよ。…ったく。おやすみ。
ナレノニア : あぁ、おやすみ。(背を向けて高層マンションに入ってく
シュウ :
(マンションの自動ドアに姿が消えるのを見送る
シュウ :
…
シュウ :
… 朝から夜までそりゃあもう色々あったが…(ガチガチプラン詰め込みデート日和~
シュウ :
ま、
シュウ :
悪く無かったじゃねぇの。(両手ポッケで高層マンションを見上げて笑う
ナレノニア : ーーーーー
ナレノニア : ダブルデートか。
ナレノニア : 姫にまんまとハメられた形だけど、思った1000倍楽しかったな。
ナレノニア : 本気になった姫がどういうつもりかわからないけど…
ナレノニア : またシュウと一緒に誘われてやってもいいな。
ナレノニア : …。
ナレノニア : 2次元と3次元の好みか…。
ナレノニア : そんなに変わるものかな。
ナレノニア : 2次元の方がお金がかかるぐらーーー
ナレノニア : あれ?
ナレノニア : 今日、私、1Gも払って無いな。
ナレノニア : 全額…プリン姫か?
ナレノニア : ・・・。
ナレノニア : …。…。…。
ナレノニア : すごいな~~~姫は。
ナレノニア : うん。アニメでも見て寝るか。
ナレノニア : (アニメ見て寝た!