空太郎 : いやぁ。来ちゃいましたねえ。
空太郎 : ここまで色々ありましたけど来ちゃいましたねえ。
空太郎 : 我々1生徒。警察という訳でもないですから強制捜査というわけには行かないですけども。
空太郎 : ともかく善は急げの精神論ですね。
空太郎 : やって来てしまいましたよ。
空太郎 : ロストパーク邸ですねえ!
ー : (驚くほどの敷地がある由緒正しきロストパーク邸。魔術師の中でも指折りの名門。
ー : (ただ、ロストパーク家をめぐっては不穏な噂も聞こえる。
ー : (広さはあるが、どことなく寂しくおどろおどろしい。そんな雰囲気の邸宅を前に一行は佇んでいる。
コロン : さーて。
エメル : しかしまあ。再び正面突破を試みるとは。
コロン : そうですね。こっそり侵入するにも敷地広すぎましたからね。
エメル : 確かにね。侵入したとて何処に向かうべきか解らなければ意味がないか。
アリシア : (震えながら、歩みを進める。
アリシア : プシュケ…。うう…会いたくないなぁ…。自分から来ちゃったんですけど…。(暗い表情で
エメル : さて。門を開けてくれれば良いけれどね。
ー : (話が聞こえたかのように、門がひとりでに開く。まるで招いているかのようだ。
コロン : げ。
コロン : タイミングばっちりすぎて不気味ですね。
アリセ : たしかにー。アリセ達監視されちゃってるかもですよ?
アリセ : あの子、結構かなりとっても粘着質っぽいですし。
アリシア : ……私もそう思います…。
アリシア : 「お前たちが来るのはお見通しだぞ」ってことなのかなって…。
アリセ : いとしのアリシアちゃんが居てご満悦なのかもしれないですけどね?
エメル : おやおや。妙に詳しいんだねぇ。
アリセ : えへへっ。事情通なので~。
アリシア : な、何を聞いたんですか…。
エメル : まあ、来ると分かっているなら話は早いね。
コロン : そうですね…罠張り巡らせてる可能性もありますけど。
エメル : 素直に正面口から訪問して、クレプスキュル嬢への取次ぎを願うとしようか。
コロン : 一応別行動の人達には行き先伝えてるので、ボクらが急に失踪したらクロですからね。
アリセ : 全員で押しかけると碌な事が無いって学んだんですね?
エメル : それじゃ、行こうか。
コロン : 言い方にトゲは感じますけど、その通りですよ…!
アリシア : ……はい。(覚悟を決めて…
コロン : 万全を期すなら…空太郎センパイはここに置き去りにしてドローンだけ飛ばしてもらった方が良い気がしますけど…
空太郎 : …え?そうなんですか?(もう門の中に入って歩き出してるウキウキの人
コロン : いや…1人で残すのも危険ですもんね…忘れてください…
アリセ : 楽しそうですねー。侵入趣味の人ですか?
空太郎 : そんな趣味の人いないですよね!?…居ないですよね?!
エメル : ちょっと画像認識で人探しができるぐらいだねぇ。
空太郎 : はい。そうです。自分の…魔法の力ですね!
アリセ : ぇ。ガチじゃないですか。こわ…
空太郎 : 褒められてると思ってたの自分だけですかねえ!?
フクリン : 何よ。やっぱりタダのキャッキャウフフ会じゃないの!
フクリン : 心配して損したわっ!
アリセ : ぁ。福ちゃんも来てたんだ。
フクリン : (盛り上がる?空太郎アリセエメルを遠巻きに見てたけど、ちょびちょび近づいて来た
フクリン : そりゃあ来るわ! アタシ、ノケモノにされたくないもの!
エメル : フフ、賑やかな事だねぇ。
フクリン : 所でアリセ。なんでこんな所に来たのよ?
アリセ : え。
フクリン : (門を潜って歩きながら説明を求める新入り
アリセ : PUREを爆破した(疑いの)プシュケちゃんに一言言ってあげる為だよ。
フクリン : 随分とストレートな訪問理由ね!
フクリン : そんなの…ガチで爆破犯だったら戦闘になるかもしれないじゃない?
フクリン : アタシはちょー強いから良いけど…教授とか天使とか戦力連れて来た方が良かったんじゃないの?
アリシア : うん…なるべく戦闘は避けたいです…。
アリセ : まあ、それはそうなんだけど。…(フクリンに
コロン : イオン教授はともかく…ミカエルセンパイ連れてくると逆に戦闘になりやすいかもしれないからね…
コロン : あの大天使さん割とすぐ実力行使するし…?
アリセ : それに…力でわからせてハイおしまい。ってのも違うよね。
エメル : おや、情があるのかな。それとも。
フクリン : ふぅん。そうなのね!ま、アタシは戦闘になっても超強いけどね!
アリセ : んーん。逆ですよ。
エメル : だろうね。…まあ、個人的にはあまりオススメしないけれどねぇ。
エメル : まともに言葉をぶつけても、ただ此方が疲弊するだけの相手だよ。
アリシア : ………。
アリセ : ぅゎ。エメル先輩って噂よりも辛辣? それとも?
エメル : フフ、どうだろうねぇ。…ああほら、扉が見えて来たよ。
空太郎 : 門から扉までこんなに!流石は名家という所ですねえ!
コロン : いきなり襲ってこないと良いけど…。。。
アリシア : お、大きいですね…。映画みたい…。
執事 : ようこそおいでくださいました。(そう言うコロンの背後に血色の悪い老人が立っている。
コロン : っっぅえ!?背後!?(驚いて飛び上がりながら離れる
執事 : 冷える季節になってきましたな。さあどうぞこちらへ。(独り言のように呟き、道を進んでいく。
エメル : …。(誰も気配を察知できなかったのか。…
アリセ : すみませんっ。急に押しかけちゃって。
フクリン : お迎えに来たのね! 出来た屋敷のようじゃないの!
アリセ : お友達のプシュケちゃ…クレプスキュルちゃんに会いに来たんです。(いけしゃあしゃあと
執事 : ええ、存じておりますとも。お嬢様から重要な客人だから丁重に扱うようにと。
執事 : さあこちらへ。(輝きのない瞳でじっとアリセを見る。
コロン : やっぱり…コチラが来ることはお見通しだったみたいですね…
アリセ : はーい。お邪魔しますっ。(にこっと笑み返して
執事 : ー私どもは一族代々ロストパーク家に仕えておりましてな…。………。(壊れた蓄音機のように話を独り言のように続けながら道を進んでいく。
執事 : (邸宅の扉は執事が通るのを知っていたかのようにひとりでに開く。
執事 : (そして長い回廊を後ろを気にせず歩いていく。
執事 : (後ろを振り返る気配もない。
アリセ : (執事の案内を受け、大人しくついて歩いている
執事 : (古びたどでかい洋館は中もうす暗くどことなくおどろおどろしい。
執事 : (回廊をそこかしこにつけられた旧式の魔導駆動型蝋燭がほのかに照らす。
エメル : …。(静かに歩いている
空太郎 : なんだか素敵な魔法が増えてきましたねえ!
執事 : (横に一層邪悪な雰囲気を漂わせている地下への階段が見えるが…、
執事 : (そこを通り過ぎしばらく進んだ後に
執事 : (急に大きな部屋の前で立ち止まる。
空太郎 : なんということでしょう。蝋燭1つ1つにも拘りを感じる匠の回廊ですねえ!
コロン : 結構歩かされたけど。
コロン : 何処なんですか?ここ。(執事の背に尋ねる
執事 : …。応接間でございます。(ぶっきらぼうに感情の入っていない様子で答える。
コロン : 応接…
コロン : なら、誰か、執事以外の方が会いに来てでもくれるんですか?
執事 : …ええ。お嬢様がお待ちです。
執事 : はて…、お嬢様以外にもいらっしゃいますようですが。(とぼけた様子で
アリセ : そうなんですね?
アリセ : 別のお客さんかな。まあ、押しかけたのはこっちですし、会えるならいいですよ。
執事 : …そうですか。ではこちらへ。(扉を開けながら
コロン : …(魔力を灯らせた眼で扉の開閉を凝視している
コロン : …(ボクが戦闘を仕掛ける側なら絶対にこのタイミング…だから備える…!
コロン : (あんな長い廊下を移動してとっておきの部屋にお待ちかね…だなんて絶対に何か待ち構えてる…よね!?
執事 : (特に何も仕掛けはないようだ。
コロン : ・・・あれ?
アリシア : と、どうかされましたか…?
コロン : いや…センパイたちみんな、まだ油断しないでくださいよ…
コロン : 罠だって傭兵部隊だって何が待ち構えてるかわからないんだから…
エメル : 解っているさ。まあ、一先ずは飛び込んでみるしか無さそうだね。
アリシア : そ、そうですね。(暗い面持ちで
クレプスキュル : あらあら。威勢よくやってきておいて、急に怖気付いたのかしら。(中からくすくすと笑う声
空太郎 : ややや。そのお声は!?
エメル : フフ。自らの行いを振り返ってから物を言って欲しいものだねぇ。
エメル : あれはなかなか忘れ難い、綺麗な花々の歓迎だったよ?
エメル : (言い、室内へと歩む。
クレプスキュル : (シャンデリアが上に取り付けられている広い部屋には巨大な円卓にふかふかした椅子がいくつも備え付けられている。
クレプスキュル : (入り口から正面の席にクレプスキュルが座っており、それを守るように二人の護衛?が立っている。
コロン : (ほらー!やっぱり護衛いるじゃんー!
コロン : 衛兵に守られて部屋に篭って、いかにも「待ち構えてます」って感じですねセンパイ?
クレプスキュル : ふふ。お座りくださいまし。(陰湿な笑顔で
クレプスキュル : (衛兵の一人はギラついた様子で一同を見る。もう一人はいかにもやる気なさそうに姿すら確認しない。
アリセ : お邪魔しますっ。プシュケちゃん。
コロン : え!?行くんだ!?(堂々と返事するアリセに驚き
アリセ : (促されど、座りはせず
アリセ : (プシュケの対面の、円卓の反対側まで歩いていく
アリセ : うん。…睨み合ってても埒が明かないし、聞きたい事もあるから。(コロンに
空太郎 : 確かにですねえ!私たちはまたもや「闘いに来たわけではありません」ですし?
クレプスキュル : (ぎょろっとアリセを睨む
アリセ : …。(目が合って
キュクロ : おい、アイツ殴っていいのか?(嬉しそうに呟く
クレプスキュル : はぁ……。全員雑魚よ。
コロン : ・・・げ?!(声を元にキュクロの方を見上げ、気づく
クレプスキュル : せっかく大枚叩いて、護衛を雇ったのに。イオンもあの天使もいないの?
アリセ : …やだぁ。謹慎中に問題起こしたら終わりなんじゃないですかぁ?(キュクロを見て
キュクロ : 謹慎?俺はあんなとこもう抜けちまったぜ??
フクリン : アンタ・・・見たことあるわね・・・?
キュクロ : 俺を邪魔するしがらみはもうないってわけだ。(嬉しそうに
アリセ : …ふーん。本当にあのままクビになっちゃったんだ。八首ってちゃんと自浄作用あったんですね。
キュクロ : なあ、新八首さんよぉ?
ギミミス : はぁ?ウザっ。いきなり話振らないでくれる?
ギミミス : 戦わないならワタシはそれに越したことないんだけど。働かなくてお金もらえるんでしょ?
エメル : …。名家とはいえ八首が一つの家に雇われているとは、色々と気が重い話ではあるけれど。
コロン : 元八首と新八首……ボクらを随分高く評価してくれているみたいで嬉しいですね?
クレプスキュル : あなたたちを評価してのことじゃないんだけど。(にこにこと
エメル : まあ、護衛が護衛であるならば問題は無いだろう。僕達は戦いに来た訳ではないのだからね。
アリセ : そうですねっ。
アリセ : プシュケちゃん。新聞記事、見たよ。
アリセ : 宗教組織PUREの闇を暴く為に潜入捜査してた…だっけ?
クレプスキュル : (にこにこと作り笑いを浮かべる。
アリセ : …。あれってどういう事?どうしてあんな嘘吐くの?
アリセ : 「PURE四天王」なんてのに祀り上げられるくらい、あそこで地位を得てたプシュケちゃんなら知ってたよね。
アリセ : あの場所には、闇なんて持てるほどの力は無かった事。
フクリン : 「PURE四天王」…今となっては懐かしい響きね!
クレプスキュル : 嘘?別に嘘でもなんでもないんだけど?
クレプスキュル : 祭り上げられたのはアイツらが勝手にやっていただけ。
クレプスキュル : 私の目的は最初から潜入捜査。キアシスを破壊しようとしている危険組織のね?
アリセ : うん。だからそれが嘘じゃん。
アリセ : あの組織は、今のキアシスじゃ幸せに生きられない考え方の人間たちが集まって、ぐちぐち現実逃避して祈ってるだけの場所。
空太郎 : そ、そうだったんですかぁ!?
アリセ : キアシスを破壊する程の力も権力も知名度も無かったよね。放っておいても何の脅威にもならない。
コロン : 確かに…実力のある魔術師は何人か居たけれども…
アリセ : それこそ潜入捜査したなら分かったでしょ。それくらい。
コロン : キアシスを破壊するには到底…、、、
クレプスキュル : そうかしら?
クレプスキュル : 歴史を勉強したことはある?亜人たちがどのような仕打ちを受けてきたか知ってる?
クレプスキュル : きっと、皆が同じことを言うでしょうね。ただ、愚痴を言っていただけ。
クレプスキュル : そのために多くの者が犠牲になってきた。そうなってからでは遅いでしょ?
クレプスキュル : 事実、あなたたちにコントロールできない人間もPUREには混じっていた。
アリセ : ふーん。犠牲が生まれるかもしれないから、特定の思想の持ち主を物理的に犠牲にしたんですか?
クレプスキュル : 亞乱を手中に収めておいて何も危険がない??笑わせてくれるじゃない。
アリセ : それって単なる暴力による排斥じゃないですか。お綺麗な事言ってる風だけど。
クレプスキュル : そうよ。暴力による排斥。ただし、より多くの人のためになる、ね。
アリセ : その 亞 乱 は倒されましたけど。 危険でした?
クレプスキュル : 逆に聞きたいわね。
フクリン : …(「亞 乱」を倒すなんていくらクイーンでも完全に計算外だったけどね…!!全く…!
アリセ : ピクニック気分で突入してきた学生に誰一人勝つ事も出来なかったのに・・・(小声
クレプスキュル : なぜあなたは亞乱を危険ではないと思うの?
アリセ : 彼は静かに暮らしたがっていましたから。
アリセ : 永すぎる生の中で、変化していく街とは完全に思想が断絶していた。 PUREは彼の隠居先だった…と思います。
アリセ : ま、ほとんど話した事は無いですけどぉ。
アリセ : 力を持つ老害は生きてるだけで危険ですか?
クレプスキュル : あの老害が言うことをあなたは信じるの?都合良くなぁい??
アリセ : 信じられないってだけで排斥するんですか?何も言ってないし、してもないのに。
アリセ : あ、するっていうか、しちゃったんですよね。もう。
クレプスキュル : アイツはただの老害じゃないこと、ご存知でしょ?(にっこり
クレプスキュル : 信じられないから?
クレプスキュル : いいえ。あなたたちの主義主張はそれだけで暴力なの。
クレプスキュル : キアシスの貧民たちを見たことはある?
クレプスキュル : 家柄に縛られて身動きも取れない…。
フクリン : 「あなたたち」…ってPUREの事…
コロン : 随分と壮大なテーマですね。身近でいて、かつ大きいというか。
コロン : キアシスの家柄至上主義に一石投じるためにPUREを破壊したかったんですか…?
クレプスキュル : あなたたちはただのおしゃべりサークルじゃないわけ。悪意と暴力を兼ね備えた集団なのよ。
クレプスキュル : 家柄至上主義?そんなつもり別にないけど?
アリセ : はぁ、あの教団の中を見てそう言い切れるなら、思考と眼球が完全に歪んじゃってますね。
クレプスキュル : えぇ?それはあなたじゃない?人間って身内には甘いのよね。
アリセ : まあ、確かにそうかもです。アリセは教団に居る人達、みんな可哀想だなって思ってたから。
アリセ : だから、理不尽に奪われたら怒りもします。
アリセ : 何もしてないうちから、「危険だから」って建物ごと爆破なんて。…酷いよ、プシュケちゃん。
フクリン : そうよそうよ!
フクリン : アンタが何をどう主張しようと現に住む所が無くなっちゃった人がいっぱい居るんだからっ!
クレプスキュル : 何もしていないうちから、純血以外を排斥しようとしていたのは貴方たちでしょう?
クレプスキュル : 自分たちに火の粉が降りかかったらひどいよって泣きつくわけ?
クレプスキュル : それならせいぜい味わうといいわ。
クレプスキュル : 虐げられた人間の生活を。
エメル : …まあ。君達の論争は置いておいて、一つはっきりさせておきたいね。
エメル : PUREを爆破したのは君なんだね?クレプスキュル嬢。
クレプスキュル : どうかしら。あの騒ぎで覚えていないの。
クレプスキュル : 不幸な事故だったのかも…。
アリセ : きっしょ…
エメル : おやおや。突入しただけ(?)の大学祭実行委員会に要らぬ罪を着せられてしまっては困るんだけどねぇ。
クレプスキュル : ……何か証拠でも?
クレプスキュル : (にっこりと
ギミミス : ちょっとアタシたちなんで呼ばれたわけ?ま、お金もらえるならいいけど。
ギミミス : ギミちゃん飽きてきたわ~。面の皮おばさんのたわごと。
空太郎 : なるほど!ようやく見えてきましたぞ!
空太郎 : アリセ殿の先程のディベートはクレプ氏の犯行動機を探る為の仕掛けですな!
アリセ : そうですね。ばらしちゃったら台無しですけど。(平静なトーンで
アリセ : でもまあ、いいです。大体見えてきたし。
コロン : 空太郎センパイって何でも思ったら言っちゃう所ありますよね…
空太郎 : 魔術師界隈の事件簿では「どう」やったかには無限の可能性があるので、証拠を追うより…
空太郎 : 「ホワイダニット」…何故やったか。動機を追うのが筋という諸説も聞いた事があります故!
アリセ : PUREの思想が気に入らないから、妄想をこじつけて「危険性」にまで昇格させてる。
アリセ : ううん、もしかしたら、本当に危険だって思い込んでるのかも。
アリセ : 自分は虐げられてきたって被害思想がものすごく強いみたいです。何かあったのかな?
クレプスキュル : ……。
クレプスキュル : えっ?本当に危険でしょ?
クレプスキュル : ふふ。歪んだ人間はすぐ他人のせいにしたがるのよね。
クレプスキュル : ユートピアにかえったら?
アリセ : え?鏡に喋りかけてます?
クレプスキュル : あっ、もうないんだった~
フクリン : っ、、……。(さっきから両方の主張がどちらも「福凛=ルインズベルト」にはグサグサと刺さるのだけど、私は「フクリン=ルーズベルト」なので表に出さないように努めるわ…っ!
アリシア : …………。
エメル : 子どもじみた煽り合いはそこまでにしようか?
キュクロ : (話をあまり理解していない。
コロン : そうだね。そうしてもらえると助かる。
コロン : ボク自身…いわゆる「ちょっと微妙な家」の魔術師だからね。どちらにも気持ち良く味方出来ないや。
コロン : 上流階級のニカセンパイや上流種族のミカエルセンパイを連れてくれば良かったよ。(棘
エメル : ああ。それに、私達は「聞きたい事」があって来たのだから、するなら建設的な話をするべきだね。
アリセ : …はーい。でもまぁ、アリセからはもういいです。
アリシア : (目に涙を浮かべている。
アリシア : プシュケ……。どうしてそうなっちゃったの?
アリセ : エメル先輩達が見たっていう、この子がキレた時に見せた「大魔法の片鱗」と。
アリセ : 爆破されたPUREの跡地に残された魔力の残滓に共通因子があったっていうデータ。
アリセ : そこに今の証言<動機>を加えたら、証言台に立たせるくらいはできる気がしますし。(言って、制服のポッケをゴソゴソ
アリセ : はーい。録音機ー。(ちいさくてかわいいくまちゃんマスコットを取り出して
コロン : 抜かりないですねセンパイ!
アリセ : 無策で挑む訳無いじゃないですかぁ。慢心できる立場じゃないんです。
フクリン : なかなかやるじゃない!
フクリン : そんなに堂々と見せつけるなんて事は
フクリン : きっとあの新旧八首ボディガードをなんとかする手段も隠し持ってるって事よね!?
アリセ : …。
フクリン : 準備万端なのよね…!?
アリセ : 大丈夫だよ。アリセ達が全員死んでも告発できる体制は整えてるから。
フクリン : いや、死にたくないんですけどーーー!!?
エメル : おやおや。後が無い状況で煽り散らかすものじゃないよ。(肩竦めて
フクリン : じゃあ何!? 巷で最強のフクリンちゃんが新旧八首をなんとかしなきゃならないって事!?
アリセ : 事と次第によっては?(首傾げて
クレプスキュル : 告発?よくわかんないこと言うわね。
クレプスキュル : ま、いいけど。たいして興味もないし。
アリセ : …ふーん。余裕だね。
アリセ : ロストパーク家の力なら揉み消せるって考えてる?
クレプスキュル : そう。貴方と違って家柄がいいもので。(にっこり
クレプスキュル : 揉み消す?私に罪なんかないわ。
アリセ : ふふ、まだわかってないんだ。 無策で挑む訳無いんだよ。
アリセ : あなたを告発するのはアリセじゃないよ。
アリセ : イオン教授。(口元にマスコット持ってきて
最終更新:2024年05月29日 19:22