輝空 : ーーーーー
輝空 : ーーー
輝空 : ーーーーー
輝空 : (キアシス。
輝空 : (喫茶。
輝空 : (2階。
輝空 : …。
輝空 : 急な召集ですまないが…どうやら様子見していられる状況じゃあなくなったようだ。(早速本題に入る
輝空 : (部屋内には色々な見知った顔
輝空 : (活動を続けていた文化祭実行委員会の面々とそのサポーター達だ
輝空 : イリゼ、キレイなどの重要人物達の討伐。
輝空 : ニカ氏奪還…一旦こう整理させて頂く。
輝空 : 他にはルーインズでの大戦闘や
輝空 : PUREの総力戦や崩壊もあったな。望まない事も含まれていたが。
輝空 : そして先のクレプスキュル氏の確保
ニカ : …色々あったよなマジで…。
輝空 : 本当によく働いたと思う。
輝空 : ただ…そうだな…非常に言いづらいが、行方不明者や怪我人も増えている。
エレア : ……、。うん。ほんとに…。
輝空 : サイゼリア氏、新たな情報を共有して貰えないかい?
ニカ : 『女王』居なくなってんのはちょっと洒落にならないスよね…
ミカエル : あの『女王』が…
サイゼリア : …。ええ。解ったわ。(前に出てきて
サイゼリア : 昨日の夕方、レイヴン・ギセルヴス院生が襲撃された。
コロン : え。レイヴンさんが…!?
エミリー : (苛立たしげな様子で話を聞いている。
ニカ : ついに直接関係者に被害が出たって訳かよ…?
空太郎 : 重要人物ですねえ!?
サイゼリア : ええ。身体に大きな負傷は無かったけれど…、…
サイゼリア : 体内の魔力を奪われて、…記憶も失ってるみたい。
エリス : ええ。私も診たから間違いないわ。
エリス : 普通の通り魔じゃ絶対にこうはならない。
ハルマ : 外傷は無いのに記憶と魔力だけ…?逆に物騒じゃないか?
フクリン : ねえ。レイヴンって奴。けっこー強かったと思うけど。
ハルマ : 明らかに無力化…というよりは口封じを狙ったような…
フクリン : そんな奴を外傷ナシでノックアウトなんて出来んの?
ニカ : 確かに。いくら不意を打っても無抵抗なんてのは…
サイゼリア : 、それは……(言い淀むが
ミヅハ : ……あ、あの。
ミヅハ : 教員のミヅハです…。独自捜査を私たちもしていましたが、偶然皆さんと繋がることができて…、
ニカ : ぁ、ハイ。…何スか?ミヅハ教授。
ミヅハ : ……それで。精神そのものを書き換える術式は基本的にできないんです。負荷が多すぎて普通なら成立しない。
ミヅハ : 特に記憶とかは。
ミヅハ : ただし、本人の同意があれば。
ニカ : …同意?
フクリン : 「魔法」で記憶忘却や記憶改竄なんて、早々簡単に出来る事じゃないわよね。
フクリン : せいぜいその時その時の認識を変更するとか程度よ。
ニカ : レイヴンさんが、記憶操作に同意した、つー事…?
空太郎 : 妙ですねえ!?
ミヅハ : …おそらく。レイヴンさんほど高位の術者であれば魔力差で圧倒される…みたいなことは
ミヅハ : あるのかなぁ………。
ミカエル : 封印した記憶を取り戻すのは……非常に難しい事ですね。
サイゼリア : ……多分、(ポツリと
サイゼリア : 人質を取られたんだと思う。…アイツが襲撃されたの、病院だったから。
コロン : そうか…!人質…!
サイゼリア : 「無抵抗だった」のも、「同意した」のも…それで説明できるわ。
コロン : それなら仮説として…ボク達の裏方役として大変活躍してくれたレイヴン氏は研究員として真実に迫り過ぎていた…
コロン : その事を知った真犯人が、レイヴン氏を有利に襲える条件で、一方的に同意を取らせて、
コロン : 事件解決へ重要となる「記憶」や「魔力」を封印した…そういう事かもしれませんね…!
ニカ : …なるほどね。
エリス : 「アンプル」の無効化とか色々研究してたからね。
ミヅハ : (あ、術式がとければ記憶は戻るって言いにくい雰囲気になっちゃった。
ニカ : 2人色々やってましたもんね…。アンプル成分の解析とかしてたんでしたっけ。…そうそう。無効化処置とか、検出薬とか。
ミヅハ : (……きっとその頃には「遅すぎる」んだろうけど…。
コロン : サイゼリアさん、ミヅハさん、エリスさん、誰でも……
コロン : 何かレイヴンさんから聞いてたり、託されたりしたものはありませんか?
サイゼリア : …アタシが駆け付けた時にはもう倒れてたの。…エリスはどう?
サイゼリア : あの後、アンタを呼んで緊急で診てもらったけど…
エリス : 聞いたり、託されたり…は無いけど……
エリス : …。
サイゼリア : …?何かあったの?
エリス : あまりに外傷が無いから
エリス : 不思議に思って脱がせたんだけど。
ハルマ : …!?
エリス : そしたら…胸に、不自然な傷跡があったの。
ニカ : 挙動がうるせッス先輩。(ハルマに
サイゼリア : 不自然な傷跡…?
エリス : 「泣いている逆さてるてる坊主にでかいバッテンがされてる」と言ったら良いかしら。
サイゼリア : ・・・。 何それ?
エリス : イラスト描くわ。
エメル : おやおや。何やら不可思議な… 謎掛けのようだねぇ?
エリス : 流石に気絶してる男の胸写真を撮ってばら撒くような倫理観してないし。
サイゼリア : そ、そーよね…!
エリス : (「泣いている逆さてるてる坊主にでかいバッテンがされてる」のイラストを描く
サイゼリア : ……何なんだろ。これ…
コロン : 暗号…!?
エレア : ……。えっと、ダイイングメッセージ…?
サイゼリア : これだけじゃ意味わかんないけど…、他に外傷は無いのに、この傷だけ残されてたって事は…
空太郎 : 死んでないですねえええええ!?
サイゼリア : レイヴンが、わざと残した物…?
エレア : あ、ほんとだ、ごめんなさい……(とても気まずい
エメル : 名探偵コロン君、こういうのは得意かい?
エリス : 状況的にそうよ。
コロン : はい。犯人を示していますね。
コロン : あまりにも…名前がすぐに浮かんでしまい、
コロン : 言い淀んでしまいます。
ミヅハ : …どうして言い淀むの?
エメル : それは…告げるのを躊躇うような名前だという事かな。
コロン : …はい。他の解釈が無いか、考えてから宣言したい。
コロン : …そんな名前ですね。
ミカエル : 私たちの知っている人。なのですね。
ロル : レイン先生……うそだろ……
コロン : あ…。(ロルの反応に
ニカ : まー、正直アレよな。…「この人じゃね?」ってカジュアルに挙げて推理すんのは躊躇、…ってた所でさすがロル先輩だよ
ロル : よ、よかったよ…。うっかり声にでてたね…。
イオン : …
コロン : つい最近…違和感はひとつあったんです。
イオン : っはぁ~~~……………(思わずクソデカ溜息吐いちゃった
コロン : ・・・。
ニカ : ん。…マジで?俺ルーインズ以降会ってねーんだけど…
コロン : そうです。ニカさんがちょうど立ち会えていないタイミング。
エレア : …、違和感……。
コロン : 救助の時・・・。
コロン : {・・・。 (直近の会話を思い返す)
ミカエル : 建物は…何かの力で、大変な事になってしまいましたが…
ミカエル : その場に迷えるニンゲンは、“救済”致しました。・・・ね?エメルさん?
ニカ : ぁー…、確かにアイツ(イオン)も、芥川が「アンプル」を受けてた事とPUREとは無関係って話はしてたけど…
エメル : あぁ、そうだね。イオン教授と……どうして駆け付けられたのかは分からないけど、ルウィア教授が主となって。
エメル : 施設内に居た信者達はほぼ全員、無事に避難させる事ができたよ。
エレア : (……、ふーん。でもなんでルウィア先生が?
アリセ : そう、「施設が大変な事になった」んですけどぉ……}
エメル : そうだね。確かにルウィア教授は、何故か突然あの場に現れ、救助に協力してくれた。
ハルマ : ……。 教授…。
空太郎 : ただ単に助けに来てくれたんだと思ったんですけどねえ!?
ハルマ : {…
(ルウィア : 君には軽蔑されるかもしれないが……、
ルウィア : ……その頃に少し悪事に手を染めてね。
ルウィア : この身体になったのもそのせいみたいなもんだよ。
ルウィア : ………さて。
ルウィア : 最近、どうやらそのツケが回ってきたみたいなんだ
ハルマ : ……。……、、(何と口にしたらいいのか迷い
ルウィア : ……。僕はいつまで君に軽蔑されない人間でいられるんだろうな…。
ハルマ : 、ん。ツケ?
ルウィア : ……。
ルウィア : 何、いずれわかるさ……。)}
エリス : ………。
輝空 : 信じたくない結論だが・・・
エメル : …。皆語調が鈍いね。それだけ教授に世話になった者が多いのかな。
ミヅハ : そんな会話をしてたんだね。
ミヅハ : ………(じっくりと考え、
ミヅハ : でも。
ミヅハ : どうして逆さてるてる坊主だけじゃないんだろう…?
コロン : えっ!?
コロン : バッテンは…「犯人」という意味だと…!
ミヅハ : ルウィアを示すなら、それだけですむかなって。
フクリン : 「逆さてるてる坊主の人」「というわけじゃあないよ」
フクリン : だったりして!!
ミヅハ : そして涙。
エメル : そうだねえ……。 それなら…
エメル : どちらにせよ彼を問い詰めれば良いんじゃないかな?
空太郎 : レイン=雨とだけ書けば済む話だったとも言えますねえ!?
輝空 : 問い詰める。か。
ミヅハ : …私もそれに賛成かな。
エメル : …前回はそれで上手く行きました(という換算らしい)から。違ったなら事情を話して味方になってもらえばいいかと。
輝空 : 逆さが裏切り。涙が不本意。
輝空 : バッテンが罰。
輝空 : その三つを示していたとしたらどうだい?
ハルマ : …… どうだろうな。問い詰めた所で、… あぁ、
ハルマ : 先生は、何か大きな隠し事をしてる。
ハルマ : それだけは確かだ、 ……と、思う。
輝空 : レイン教授は事件に関与している。ただ、それは本人が望む形じゃない。
輝空 : たとえばほら…記憶を抜くほどの精神魔術の使い手なら、洗脳だって出来てしまうかもしれない。
ミヅハ : うん。あくまで基本は、だから…。
エリス : アンプルでラリって…ルウィアの本性が不本意に曝け出されたのかもよ?
ミヅハ : ははは…。(笑えないなあ
エリス : ちなみに。
エリス : ルウィアならこの会に少し遅れて登場するように連絡してあるわ。どんな会か内容は伏せてね。
ハルマ : な、何!? そうなのか…!?
エリス : ただの「学園関係者の喫茶のお誘い」よ? やましい事が無ければ来るでしょ?
ミヅハ : ……。うん。でもきっと来ないんじゃないかな。
ミヅハ : 用心深いから。
ミヅハ : でも断れない誘いが彼にはあるよ。
ミヅハ : (ハルマとロルを見て
フクリン : 何よそれ!
ハルマ : …ぁ。
ミヅハ : …生徒の頼みなら彼は断れないと思う。
ハルマ : …そっか。そうだな。…ルウィア教授は、「生徒の相談にはどんな時でも乗ってくれる」
エリス : ぅ。それなら出しゃばったわね。
エリス : 呼ぶにしても集合場所を変えましょう。同じ場所は流石に勘付かれるわ。
エリス : 何処かの広場とか公園とか、開けてて怪しくない所とかどうかしら?
ニカ : 外にするなら、こんな全員でゾロゾロ居んのはデメリットかもしんないスね。
エレア : …うん、賛成。
ニカ : ちょっと離れた周囲に待機しません?…さすがに勘付かれるか?
イオン : 魔力察知の妨害であれば私がカバーしましょう。福さんも出来るでしょう。(勝手に仕事振るやつ
最終更新:2024年07月10日 17:48