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1人目の子『ツイーディア』前 [ツイーディア 百江もえ ミカエル エメル アリシア]

??? : (一方その頃。
??? : (キアシス田園地区に入ってすぐの人気の少ない広場
ツイーディア : ふふ。
ツイーディア : (通りの何者かに目配せで合図を送るタカビーな高身長メガネ女性
ツイーディア : (洋服の全てがカラフルなしましまだ。こだわりなのだろうか。
ツイーディア : さて。ちゃんと来てくれるかなぁ?
ツイーディア : 見失っちゃったりしてないよねぇ。
ツイーディア : ふふ。
ツイーディア : ハァ…………。
ツイーディア : あーあ、なんで生きてんだろ、私。
偉大天使 : 逃げるのはお止めになられたのですか?
ツイーディア : だめだめ、ネガティブになっちゃ!
偉大天使 : (悩めるツイーディアの前方に空から降り立つ
ツイーディア : ちゃんと糖分取らないと!(ポケットからクッキーを取り出しパクパク食べてる
偉大天使 : (光を纏い6枚の大きな翼を広げて浮遊する偉大なる天使
ツイーディア : ……やっほー!(笑顔でミカエルに手を振る
エメル : (偉大天使に少し遅れ、路地の塀から飛び降りて、後方に着地
エメル : おやおや。待ち構えてくれているとは。
アリシア : (エメルから遅れて到着する。
エメル : (田園地区か。――…随分北上してきたね。誘い込まれたのか、元々北に向かおうとしていたのか。
偉大天使 : (敗走を克服し、ニンゲンとの愛に目覚めたミカエルの姿
偉大天使 : (追従して揃うメンバー達
エメル : …。 ごきげんよう、お嬢さん。
アリシア : (次の瞬間、首筋に妙な感覚が
アリシア : えっ… …
アリシア : ブクブクブク…(青い泡を口から吐いてその場に崩れ落ちる。
アリシア : ---------- (アリシアの意識は遠くなっていった。
エメル : 先程は我らが教授に随分な―――……アリシア?
偉大天使 : …?アリシアさん?(崩れ落ちた気配に振り向き
エメル : っ、(傍に駆け寄り、
偉大天使 : (6匹のミニ天使ちゃんがアリシアの元へ飛んでいく
ツイーディア : はーい!一人倒しましたやった~!
偉大天使 : 貴女の仕業ですか?(ツイーディアに向き直り
アリシア : (体温はある。無事なようだが、完全に白目を剥いて気絶している。
エメル : (今の私は「立待月」――……回復に向いた『炎』だ。(アリシアを抱き起して
ツイーディア : さー、どうでしょうねぇ。
エメル : ――失礼。(アリシアの口の中に人差し指と中指を突っ込む
アリシア : ?ぅ…(反射的な反応が
偉大天使 : (エメルの奇行に驚いて自らの口を抑えて飛び回るミニ天使ちゃんs
エメル : 『擁する炎』。(アリシアの喉から器官――内側を魔力の炎で炙る
アリシア : (魔力の気配はない。何か薬物を直接誰かに打ち込まれたような。
エメル : (些か乱暴だが、魔法の効果は『ステータス異常解除』。
エメル : (並のバッドステータスであれば解除できる筈だが……
ツイーディア : えー。いちげきひっさつって言ってたのにー
ツイーディア : だっさぁ。
アリシア : はぁっ……はぁ……
アリシア : え、エメルさん…(どうにか意識が戻るが
アリシア : (まだ万全ではなさそうだ。
アリシア : ど,どこかにもう一人います…、きっと。
アリシア : 気をつけて……
エメル : …あぁ、そのようだね。 あちらの口振りからしても。(ツィーディアを遠目に
ツイーディア : ふふ。まあ、ミカエルさん以外は私一人で大丈夫らしいですけど?
偉大天使 : なるほど。敵は一人ではないのですね。
ツイーディア : あれ~?戦っちゃいます~?
エメル : …(しかし、姿は見えない。 気配察知も…今はできないな。
ツイーディア : いいんですか~?泣かせますよ~?
偉大天使 : エメルさん。
偉大天使 : あのニンゲンは先程何者かを名乗ってました。
エメル : 『グリアス・チルドレン』――だね?
偉大天使 : はい。そうです。
偉大天使 : グリアス…という者はすでに滅びたのではないのでしょうか?
エメル : 此処に至る前に何度も聞いた名称だ。…あぁ、そうだね。その認識で間違い無いよ。
エメル : だが、彼の研究は今もなお生きているのだろうね。
偉大天使 : 死しても意思を継ぐものが居たのでしょうか。
エメル : そうなのかもしれない。…とはいえ全ての『グリアス・チルドレン』が一枚岩とは思えないけれどね。
エメル : 此処にいるアリシアも…エレア君も「グリアスの子」だと聞いている。
偉大天使 : …では、グリアスの子の中でも、
偉大天使 : グリアス・チルドレンを名乗る集団が別で活動している。
偉大天使 : そういうことでしょうか?
エメル : そうなのかい? お嬢さん。(ツイーディアに
ツイーディア : うーん、うーん。
ツイーディア : どう説明しよっかなぁ。
ツイーディア : 私ね、雑貨屋で働いてたの。
ツイーディア : でも、ある日から急に自分はグリアスチルドレンなんだって強い自覚が芽生えてね
ツイーディア : そっから、グリアスチルドレンって名乗ることにしたの!
エメル : なるほど。
偉大天使 : …?
ツイーディア : そしたらほかにもそういう子がいたんだ~~
エメル : 突然何事かの『確信』を得てしまう人間は多々居ると聞くけれど…(ふむ、と考え
ツイーディア : びっくりだよね。
ツイーディア : アリシアさんとかぁ、エレアちゃんも仲間になってほしいな~~
ツイーディア : みんなでぇ、キアシス破壊しよ!
エメル : ではその、新たな目覚めを得た人々を集わせ、指示を出している存在がいるわけか。
ツイーディア : んーーーーー
エメル : おやおや、穏やかじゃないねぇ。(やれやれと
ツイーディア : んんーーーーーーーーー
ツイーディア : 内緒!
ツイーディア : いうなっていわれてるし
エメル : 君はルウィア教授の口封じを行った時に言っていたよね。「任務失敗」と。
エメル : 自主的な行動でそんな言葉が出てくる訳が無いと思うんだけれどねぇ。(フフ、と
ツイーディア : ・・・・・・・
ツイーディア : あ、そっか。しまっ、
ツイーディア : ………
エメル : …。 それで、君。
エメル : 君は今まで雑貨屋として、至極平穏に暮らしていた訳なんだろう?
ツイーディア : うん。
ツイーディア : でも、雑貨屋のオーナーはクソだし、身寄りもいないから、学校にも行けなくて、
ツイーディア : つまんない毎日だったんだ。
ツイーディア : 暗い灰色みたいな。
ツイーディア : でも、今は!
エメル : そうか。だからなのかな。
ツイーディア : すっごくすっごく気分がいいの!!
偉大天使 : なるほど。
エメル : 人に言われた事を――これまでの倫理規範を逸脱した行為をそのまま遂行する事に、君は何の躊躇いも持たないんだね。
ツイーディア : 躊躇い…えっと……
ツイーディア : 倫理……規範……
ツイーディア : なんか頭がぼーっとするんだよね、
ツイーディア : …………
ツイーディア : あーーーー壊したほうが、わかりやすくない?!!
偉大天使 : 破壊衝動。
偉大天使 : 「グリアス・チルドレン」は破壊が目的なのでしょうか?
エメル : …どちらかというと自暴自棄じゃないかな。(ミカエルの言葉に
偉大天使 : なるほど。自暴自棄。そういう形もあるのですね。
エメル : グリアス・チルドレンではなく…彼女個人の話だけれどね。
エメル : 「キアシスの破壊」の果てに何があるのか、君は想像が付いているのかな。
ツイーディア : えーーーーーっと、、、
ツイーディア : うんーーーーーーーー
エメル : 暗い灰色を破れば、鮮やかな景色が見えるとでも?
偉大天使 : 「キアシスの破壊」…
ツイーディア : ………………
偉大天使 : 「リーズベルト学園の破壊」では無いのですね?
ツイーディア : そんなのやってみないとわかんないじゃん!
ツイーディア : リーズベルトとか成金の庭でしょ?!
ツイーディア : つまんないつまんない
ツイーディア : もっと大きなことしたい!
エメル : 「みんなでキアシス破壊しよ」。と言ってたからね。(偉大天使に補足
偉大天使 : なるほど。
偉大天使 : 「学校に行きたかった」から…学祭実行委員会を邪魔しに来たわけでは無いのですね。
ツイーディア : 学校には行きたいけど………私頭悪いし才能ないし………
ツイーディア : あああーーーーもうなんなのよ!!!!
偉大天使 : 学園でもキアシスでも破壊はさせません。
ツイーディア : うるさいうるさいうるさい!!!(手で頭を押さえながら
エメル : そうだね。一体指示役に何を吹き込まれたのか知らないけれど。
偉大天使 : 破壊者の貴女を食い止めて、ニンゲンを救済します。
ツイーディア : お前らに何がわかるッ………(青い光がツイーディアの周りを包み、
ツイーディア : (その体に収束していく
エメル : 街を傷付ける事も、人を傷つける事も、見過ごせる事では無いというだけだよ。
ツイーディア : 『こいつらを倒せる攻撃』の召喚ッ
ツイーディア : ワンパンで消し飛べ!!「速度の精霊」(次の瞬間、
ツイーディア : マッハ30正拳突き!!!(音を置き去りにしてマッハ30の速度でミカエルの腹部に正拳突きを叩き込む
偉大天使 : ーーー(反応する間も無く吹き飛ばされていく偉大天使
ツイーディア : っしゃあ!
エメル : ―――!
ツイーディア : (ミカエルはやばいやつだから……ワンパンでそっこー倒す!作戦通りぃ!
ミニ天使 : (アリシアの周りを浮遊してキョロキョロしている6匹のミニ天使ちゃんs
ツイーディア : 性根が薄汚い最低のせんぱーい!あとはよろしくでーす!
エメル : …!(エメルの傍でおろおろしてるミニ天使ちゃんに片手を翳し、炎を纏わせる
??? : {#FF97A0:(吹き飛ばされた大天使の首筋に何者かの手の感覚が}
ミニ天使 : (炎を見て驚いて飛び回る天使ちゃんs
エメル : (―――。落ち着け。 こういう時は……全滅だけは避けるべきだ。
百江もえ : {#FF97A0:(はーい、お注射の時間でーす?}
百江もえ : {#FF97A0:(吹き飛ばされたミカエルに一切の感覚を遮断して意識をなくす注射を試みる}
エメル : (ミカエル女史、私、 ――、 現状で最も、 生還の可能性があるのは――……
偉大天使 : (吹き飛ばされたミカエルは・・・そのままマッハ速度でキアシスの街を飛んでいく
エメル : (ミニ天使ちゃんに小声で耳打ちして
ツイーディア : {#0080FF:やったあやったあ!}
ツイーディア : {#0080FF:うんうん、うまくいった!}
偉大天使 : (ミニ天使ちゃん達がアリシアの周りを取り囲む
エメル : ―――…… なんて事だ…!(大袈裟に頭を抱えて、ミカエルにフッ飛ばされた方向を仰ぎ見る
偉大天使 : (吹き飛ばされたミカエルはそのまま静止する事なく飛んでいったのか、もはや視認出来ない
エメル : …(共謀者はミカエル女史にトドメを刺しに行ったのだろう。件の彼女は作戦成功に夢中だ。
ツイーディア : あとは、雑魚!
ツイーディア : って言ってた!
エメル : (私は…… 今から逃げ出すには、ちょっと口が過ぎたかな。(ツィーディアに向き直って
偉大天使 : (6匹のミニ天使ちゃんsがツイーディアを警戒しながらアリシアを護る姿勢
偉大天使 : ーーーーーー
エメル : …おやおや。 先程から随分甘く見られたものだねぇ?
ツイーディア : (ツイーディアの能力はプロトタイプから改良された召喚魔法内蔵人間。対象を技能に限ることでプロトタイプよりも隙を大幅に減らすことに成功している。
エメル : (両手を広げ、ツィーディアにゆっくり歩み寄る 応戦の構え
ツイーディア : (ただ、能力の強さの度合いによって、大幅なロード時間が必要なのだが。
ツイーディア : なんかムカつく!
エメル : 大先輩ほどとは行かないかもしれないけど、僕もまあまあ優秀な学生で通っているのだけどねぇ。
ツイーディア : (ツイーディアの体が青く光りながら、自らの影へと溶けていく
ツイーディア : (それなりの技能なら、ロードしながら戦闘が可能となっている。
偉大天使 : ーーーーーー偉大天使ミカエルはーーーーーー
ツイーディア : (エメルの影から背後に現れ、
偉大天使 : (偉大天使ミカエル無き戦場でアリシアの盾となり、エメルの背後に居たミニ天使ちゃんs
ツイーディア : (こいつにダメージを与えれる格闘技っ!
偉大天使 : (影にすぐ気づいて、飛び込む!
ツイーディア : 風パンチ!!(風魔法を手にまとい、威力を強化しながら純粋に後頭部を殴る
偉大天使 : (間に入って、風パンチに殴られるミニ天使ちゃん1匹
ツイーディア : 邪魔なんだけどッ!
エメル : ―!(振り返ると同時にミニ天使ちゃんに守られ、
エメル : ――『慈たる炎』!(片手の拳を突き出しミニ天使ちゃんごとツイ―ディアに炎を吹き出す
ツイーディア : ちっ……!(バックステップで回避
エメル : (ツイ―ディアへの低威力の攻撃と共に、ミニ天使ちゃんには回復効果がある。
偉大天使 : (バックステップで回避したツイーディアに纏わりつくミニ天使ちゃん4匹
ツイーディア : (よし、ロード
エメル : …、組み手勝負かい?魔法使いには珍しいねぇ、(『炎』のエメルは回復に傾倒している。火力不足は自覚している。
ツイーディア : だから邪魔だってっ!!
偉大天使 : ーーーーーー           ーーーーーー
エメル : (となれば、己の「月」が巡るまで――じりじりと耐えるしか――……
ツイーディア : かっちーん!!(ミニ天使ちゃんを振りほどきつつ、ロードした能力を廃棄し、また別の能力をロード。
ツイーディア : (青い光がツイーディアの周囲を覆い、ゆっくりとツイーディアの体に収束していく。
偉大天使 : (青い光に纏わり付くように離れないミニ天使ちゃんs4匹
ツイーディア : あああ、もううざいって!!!
ツイーディア : {#FF0000:{56:光}}
ツイーディア : (極太の光レーザー魔法がエメルを焼け焦がすはずだったが……
ツイーディア : (ミニ天使ちゃんの影響で術式が不完全なものとなっており、
ツイーディア : (極細光レーザーがエメルを襲う
エメル : ―――!(光――の細さに助けられ、レーザーを肩を掠めながらツィーディアに踏み込む
エメル : 『慈たる炎』!(拳から低威力・広範囲の火炎放射
エメル : (至近距離故にバックステップでは凌ぎきれない 当たった所でさほどの威力も無いが
エメル : (炎に触れればミニ天使ちゃんには回復効果がある。
ツイーディア : ろ、ロストパーク家のあれっ!(木で体を覆うと同時に地面から蔦を生やして、エメルの足に絡ませる
ツイーディア : (転倒したエメルの顔面に思いっきり風パンチを叩き込む、肉を切らせて骨を断つ寸法だ
ミニ天使 : ーっ!(エメルの炎の中に紛れて現れた6匹目のミニ天使ちゃんがツイーディアのアゴに天使の輪で頭突き
エメル : (蔦に一瞬足をとられたが、ミニ天使ちゃんに助けられ、
エメル : へぇ、炎相手に?(足元が発火し束縛解除。
エメル : 能力こそ狂暴だけれど…もしかしてあまり実戦経験は無いのかな?(煽る。この状況で。
ツイーディア : ッ…!(隙をつかれて顎にクリーンヒットする
偉大天使 : ーーー?? ?? ?? ??。
ツイーディア : ば、バカにしてる…!自分がちょっと頭がいいって思って!
ツイーディア : (よろめきながら、水魔法が召喚され、その一部がエメルの口を覆う。
ツイーディア : (残りは炎を掻き消すために用いられている。
エメル : ――…そう受け取ってしまうのは、君が自分をそう思ってるからじゃ―― ―…!
エメル : (…普通に塞がれるし炎も消える。 普通に拙い。
ミニ天使ちゃん : (ミニ天使ちゃんsが一斉にツイーディアの元を離れてエメルの口の水へと向かう
偉大天使 : ーー!!!!(天空から亜音速で落下してきたミカエルが天使の輪でツイーディアを斬りつける
ツイーディア : はっは~、うるさい奴は黙ってろ~
ツイーディア : ………
偉大天使 : 天罰光輪。(亜音速を超えた術者の呟いた詠唱は、敵の耳に遅れて届く
ツイーディア : はっ……?
ツイーディア : (上がる血飛沫に遅れて、切られた痛みがやってくる。
エメル : ――――… … …!
エメル : (目の前の光景に遅れて、 ミニ天使ちゃんによって口の水が剥がされる
ツイーディア : (そのまま地面にずさりと倒れる。
偉大天使 : (「静かな夜に音も無く現れます。」ようやく。2行目の詠唱が僅かに聞こえる。
偉大天使 : お待たせしました。(エメルに、アリシアに、倒れたツイーディアに向けて言う
ツイーディア : ーーーーーー(地面に血溜まりを作りながら、ツイーディアの意識は遠のいていく。
偉大天使 : (マッハ30でぶっ飛ばされた後、そのまま亜音速で街を飛び続けて大きく上空を迂回して、その勢いのまま帰ってきた力技。
ツイーディア : (そんな、私、ここで死ぬのか……。
ツイーディア : (ああ、いいこと……、なかったな……。
ツイーディア : ーーーーーーーーーーーー
ツイーディア : (ぷすっ
ツイーディア : (誰かが首元に何かを注射、してる……?
偉大天使 : やめてください。(誰か、に向かって天使の輪をぶん投げる
百江もえ : やっほー、みんな久しぶり~
百江もえ : あ、死ぬのはまだ早いかな~
百江もえ : 第二ラウンドの始まりだよ~!
エメル : … …そうだね。追い剥ぎはみっともないよ。(姿無き注射魔に一言
最終更新:2024年07月29日 13:27