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1人目の子『ツイーディア』後 [ツイーディア 百江もえ ミカエル エメル アリシア 空太郎]

エメル : ―――― っ (と。
エメル : (エメルの中の『月』が大きく動く
エメル : (これは――… 殆ど一周回ったような…  だが――…
エメル : 時は満ちた。  ―――月と共に。(普段より少し低い声で呟く。
エメル : (心無しか体格もひと回り大きく感じられるような。今の「彼」が「彼」である故か。
エメル : ――『アルタイオス』。(未だ見えぬ満月の下に明らかとなる、『彼』の姿。
エメル : …フフ。第二ラウンド、…ね。
エメル : それなら…… 仕切り直しと行こうか。(近くに立つ偉大天使の方を見て
エメル : ――【光あれ】。(言葉と共に、偉大天使に手を差し向けると――……
エメル : (ミカエルの体内から光が湧き出す。満ち溢れるエネルギーの現れであるかのように。
エメル : (偉大天使の負った傷が急速に回復し始め―――……それだけでなく。
エメル : (身体能力、魔法攻撃力、魔法防御力、彼女の肉体の持つ力の全てを飛躍的に上昇させる。
エメル : (光のエメルは「陽」――回復補助特化の極地。
ツイーディア : う、うあああああああああああああああああ
ツイーディア : (ツイーディアの筋肉がパンパンに膨れ上がり、さらに肥大し、巨獣のようになる
百江もえ : ふーっふー(上機嫌でツイーディアに背に飛び乗り、鞭を手に持つ。鞍は魔法で特別にこしらえたようだ
エメル : ―――……!
百江もえ : とーつげきぃ!!(ツイーディアがエメルに突進する
エメル : ……醜悪だね。(嫌悪を露わにする。 それは巨獣の姿に… ではなく。
陽ミカエル : 陽天使ミカエルは命じます。(エメルの隣に降り立ち
百江もえ : なになに?ほめてくれてありがとう~
陽ミカエル : 光あれ。と。
陽ミカエル : (エメルとミカエルの前に現れる光の壁
百江もえ : (突進するツイーディアが術式を使い、右腕が炎に包まれる
百江もえ : せーのっ
エメル : ―…!(攻防の最中、己の身を抱く
百江もえ : くらえ~!バニングシャフトぉ~!(エメルに当たると爆裂する掌底を放つ
陽ミカエル : (ツイーディアとエメルの間に入り、激突する光の壁
エメル : (、、くそ。せっかく「アルタイオス」になれたのに。…今日はなんて不安定なんだ…!
百江もえ : あら?(光の壁に阻まれるがそのまま勢いで押し切ろうとする
エメル : (優秀な偉大天使であるミカエルに、更に強力な「陽」のバフを付与した状態。
エメル : (光の壁が爆裂掌底を受け止める
陽ミカエル : 陽天使ミカエルは命じます。(光の壁の裏側を両手で抑え
陽ミカエル : 爆ぜろ。
陽ミカエル : (光の壁からツイーディア側へ炸裂する光魔法の爆発
百江もえ : うわっ!(弾き飛ばされる
エメル : (― ―……!(エメルの中の『月』が急激に移り変わる。――上弦の月。
百江もえ : あれれ ちょっと出力足りないかなぁ(弾き飛ばされながら
百江もえ : えい、えい(さらに注射を二本首に打つ
エメル : (『氷』―…
陽ミカエル : 「アンプル」でしょうか。それとも別の…?(光の中、もえの強化行為を見て
百江もえ : (ツイーディアが不気味なうなり声をあげ、背中から翼が生えてくる
陽ミカエル : エメルさん。私の考える『救済』は間違っているでしょうか?
陽ミカエル : (不意の問い。何の話か。
エメル : ……ミカエル女史。…きっと僕は…
エメル : …君と全く同じ事を考えていたよ。
陽ミカエル : それは良かったです。(小さく頷き
百江もえ : うーん、なんかめんどくさいよね
百江もえ : 一撃で殺すかあ
エメル : 敵の強化薬の正体。真相の解明。…あぁ、それが冷静だ。如何にも魔術学院の生徒らしい。
百江もえ : (そういいつつ、上空へと飛んでいく
エメル : けれど。
陽ミカエル : 主の名の元に命じます。(両手を突き上げ上空を指差す
百江もえ : えーっと
陽ミカエル : (先の戦闘。マッハ30で吹き飛ばされ…大きく旋回して帰ってきて斬撃を放った。
百江もえ : ふふっ
百江もえ : バグ技だけどぉ
百江もえ : (ツウィ―ディアが右手をかかげると
百江もえ : (小さな岩が形成され、それが徐々に巨大化し、その巨大化が加速していく
陽ミカエル : (しかし…移動速度と移動距離を考えると所要時間が合わない。遅すぎたぐらいだ。
百江もえ : はい、10m隕石ぃぃ!!!(巨大な隕石を形成し、ミカエルとエメルに放擲する
陽ミカエル : 奇遇ですね。(何故か楽しげにそれを見つめ
陽ミカエル : 天界よりお届け物です。(先の空中大旋回の際、既に上空で用意を開始していた天界の魔法
陽ミカエル : ホーリー・メテオ(もえとツウィーディア達に上空から襲いかかる光の球体
百江もえ : え、やば
百江もえ : こ、これを切り抜けるにはぁ………
陽ミカエル : エメルさん。(10m隕石を見て、
陽ミカエル : お願いしますね。(無茶なお願いを言い残してツウィーディアの方へ飛んで行く
エメル : 『トゥマーン』。(片手を掲げ、上空、エメル達ともえ達の間に広がる氷の霧
エメル : (霧の中に広がる極小の氷の粒がミカエルの降らせる天界魔法の光を乱反射させ、
百江もえ : あ、あ、
百江もえ : ある!ウツセのぉ
エメル : (10m隕石の軌道をほんの僅かずつ、しかし確かに逸らしていく
百江もえ : あ、ダメじゃん
百江もえ : 私は固くなれないじゃん!!
百江もえ :
エメル : っ。(そしてその場から走って離脱。 全く、誰でもいつでも隕石を破壊できると思っているのかな?
百江もえ : (そういってる間にホーリーメテオが直撃する
百江もえ :                     
陽ミカエル : (夜の公園を激しく照らす光
陽ミカエル : (静かなキアシスの街に広がる眩い光
エメル : (……全く。 「優秀な学生」が聞いて呆れるけれどね。(走ってアリシアの元に辿り着き
エメル : (夜を照らす光を見上げる
陽ミカエル : (注射器を撃たれて強制的に暴走させられてる者だろうが…容赦無く潰す『天界』からの光
陽ミカエル : 主は汝を…見ていますよ。(ホーリーメテオの着弾地点に降り立つ
百江もえ : (ツイーディアは原初物質化したため無傷だが、百江もえは意識がないようだ
陽ミカエル : 透明化まで至らなかったようですね。(百江もえの所まで歩いてきて
陽ミカエル : それならば、確保させて頂きます。(意識のないもえの首を掴む
エメル : …。(戦闘の終息を確認し、同じく着弾地点まで歩いてきて
陽ミカエル : …(無傷だが動かなくなったツイーディアも見ている
エメル : 「これ以上、生命の冒涜を続けるのは見ていられない。」
エメル : 「故郷の信条に反する」。 …僕はそう思ったよ。
百江もえ : (意識のないまま首根っこをつかまれる
陽ミカエル : …。どうしましたか?エメルさん。(首を掴んだままエメルへ振り向く
エメル : いや…(首根っこ掴まれたもえの身体に魔導逮捕バンドを巻き付けながら
エメル : 君も同じような事を思ったから、「救済」を問うたんじゃないかな、とね。
陽ミカエル : ええ。ああ。はい。そうです。そうなのです。(にこやかにエメルへ微笑み
エメル : …でも、まあ。 …。(動かないツイーディアを見下ろして
陽ミカエル : 暴走する命も透明な敵も、どちらも止める事が出来て良かったです。
陽ミカエル : もう少しで…望まぬ「救済」が起こる所でした…。
エメル : …あぁ、そうだね。…やっぱり…、
エメル : 僕達は、人の命まで好きにしてはいけないんだろう。…出来る限りね。
陽ミカエル : …いいえ。ニンゲンの「救済」の為なら主はお許しになるかと思います。(エメルに微笑み
陽ミカエル : しかし…彼女らも「ニンゲン」ですから。
陽ミカエル : このように無力化出来るのであれば、何よりですね。ふふふふふ。
エメル : …。(ミカエルの思想のアレs…広大さに、エメルもそろそろ気が付いている。が、
エメル : そうだね。
エメル : 君の…「ニンゲン」の定義が広くて良かったと思うよ。
陽ミカエル : あらあら? ありがとうございます。(エメルを見つめて、微笑む。
ドローン : (そんな緊迫した微笑みで空間の平穏を保つ2人に届く…
ドローン : 「おやあ!!?もう戦闘終了しているんですねえ!?」(腑抜けた声
エメル : …さて。 …素直に応援を呼ぼうか。アリシアも含めて三人運ぶのは骨が折れそう…ん?
陽ミカエル : なんでしょう?この…新手の飛行物体は。(モニター付きドローン見つめて
ドローン : 「空太郎の新しい魔法ですねえ!?敵じゃあないですよ!」
エメル : これは魔法なのかな?…ともあれ追い付いてきたのか。ちょうど良かった。
ドローン : 「その様子だと…? 1人だと思った敵は実は待ち伏せしていて2人!」
ドローン : 「学園上位戦力であるお二人様でなんとか敵2人をコテンパンにやっつけるものの!」
ドローン : 「情報を吸い出す所までは行かず…気絶回復後の交渉に期待して魔道逮捕…!」
ドローン : 「そういう感じですねえ!?」
エメル : 理解が早くて助かるね。回収に協力してくれるかな?
ドローン : 「お任せくださいませえ!」
ドローン : 「このドローン…何を隠そう…」
エメル : (…学園上位戦力、ね。
ドローン : 「運搬能力はZEROなので!頼れる大人達を呼んで参ります~!」
ドローン : (「呼んで参ります~!」と言いつつドローンは待機。操縦者の空太郎が近くの大人達に伝言しているのだろう
エメル : …。 あぁ、それで構わないよ。宜しく頼むよ。(割と素直に
陽ミカエル : 「身体能力強化」を受けた「陽」の「偉大天使」なら…全員運べるのではないでしょうか?
陽ミカエル : (今更すぎる提案をエメルにして…倒れたツイーディアに掴みかかる
ドローン : 「ちょっと待って欲しいんですねえ!?」
ドローン : 「一旦合流して立て直しましょう!その方が良いって名探偵ぼっちゃまが言っておりまする!」
ドローン : 「ミカエルさんの戦闘が派手すぎて街中に伝わっちゃったから不意をついての…あ。これは本人には言わない方が。あ。黙ります。とにかく合流ですねえ!?」
エメル : …そうだね。慎重に事を進めるに越した事は無いよ。 重そうだしね、その子。(硬質ツイーディアを見て
百江もえ : (運ぶことができない。すごくすごく重い。
ドローン : 「えーっと。次回!『これからどうする!?』」
ドローン : 「みんなで集まってから考えましょう~~~!」
百江もえ : (ツイーディアはその後、洗脳が解け元の陰気な性格になり、普通に仕事に行ったという。
エメル : そうだね。(事態は逼迫している。いちいちプライドを傷つけている暇も無いくらい。
最終更新:2024年09月15日 14:38