ニカ : (キアシス北区
ニカ : (キアシス地下牢獄 施設前
ニカ : …
ニカ : …さて、とりあえず来ちまったけど…
ニカ : フツーに面会通るんスかね…? ミヅハ教授いるならいけるか…?
ニカ : …てか、そもそもアルバ『元』教授って……まだ収監されてンスよね?
エレア : うん……、そのはずだけど。
ニカ : まあ……行ってみるっきゃねーか。
ミヅハ : そうだね。話自体は通せると思う。
ニカ : (牢獄…の受付?建物内へと歩みを進める
ミヅハ : というかもう通しちゃったけど……。
ニカ : マジで?
ミヅハ : リーズベルトは向こうからすると逆らいにくい組織だから。利用しました。
ニカ : 流石っスね教授。持つべきものは何とやらですよ。
ニカ : んなら特に日和る必要も無いじゃねーか。さっさと行くか。(…などと強がってはみるものの
ミヅハ : ……ア、アハハ。
ニカ : (…アルバ。 元八首。 元リーズベルト大学教授。 老グリアス公の弟子。 4年前の事件の重要人物。
ニカ : (入学前だったので、大学でも顔を見た事は無いが。…どの肩書きもいちいち重いな。
ミヅハ : ただ。
ミヅハ : 面会時間は限られるから。何を聞くか考えておいたほうがいいかもだね。
ニカ : …そッスね。聞きたい事は山程あるけど…
ニカ : …。とにかく。行きますか。(そうして、
ニカ : (受付を済ませ、ミヅハ教授の手回しもあり話はスムーズに進み……
ニカ : (場面は飛んで。
ニカ : (面会室。
ニカ : (あの。ガラスで隔たれて空気穴だけ開いてる。 ドラマとかで定番の。
ニカ : (あの部屋に通された。
ニカ : ・・・。(3人仲良く並んでパイプ椅子に腰掛けて
エレア : ………、。
ニカ : …なんで俺センターなんスか…!?(待ち人を待つ
エレア : (アルバはグリアスチルドレンの大元とも言えるべき存在。だが、エレアは……。
エレア : え、あんまり興味なくて……。
ニカ : 興味とかそういう問題じゃなくね…!?
ミヅハ : 私も元同僚がやつれた姿をあんまり直視したくないかなって…。
ミヅハ : だいじょうぶ。ニカ君ならできるよ。
ニカ : 教授…… 何スかその雑な… 何スか…(ぶつくさ
ニカ : (とか何とか言ってる間に
ニカ : (ガラスの向こうで奥の扉が開かれ
ニカ : (そこから一人の人物が現れる
ニカ : …!(やべ。緊張してきた
エレア : ………
エレア : 、。
アルバ : (囚人用のローブを身に纏い、ゆるくウェーブがかって伸び放題になった淡い色の髪を雑に結んだ眼鏡の男
アルバ : …やあやあ。 本日釈放予定だったが無事延期になったこの暇な囚人をわざわざ訪ねて来たのは…
アルバ : 一体どこのどいつだい… ってリュミナ女史いるじゃん??
ミヅハ : お久しぶりです。あいかわらずだね。
ニカ : ぇ。 は、はぁ。…(何だコイツ。緊張感無いな??
ミヅハ : (ま、まあ思ってたよりやつれてるけど
ミヅハ : 延期ということは、アルバ君は今の街の状況を知っているんだね?
アルバ : やあ。久しぶり。…リュミナ女史は…なんかしっかりしてるな?元々してたか。まあいいや。(椅子に腰掛け
アルバ : いやぁ。囚人にはあんまり外の事情は知らせてもらえないんだよ。
ミヅハ : そうなんだ。
ミヅハ : 単刀直入に伺うと、私たちはあなたを疑っているの。街でグリアスに身体改造された人たちが暴れているから。
ミヅハ : それがあなたの釈放と重なるのは偶然がすぎるんじゃないかなって。
アルバ : まあ…何かあったんだろうけどさ。ぁーぁ。遂に娑婆に出られると思ったのに…
アルバ : ん。て。え。 ん??
ミヅハ : ……グリアスが一番好いていたのは、あなただから。
アルバ : はぁー……なるほど。(腕組み
ニカ : (そ、そんなガンガン行っていいんか…!?(内心動揺してる
ニカ : …今は街中が騒ぎになってます。『グリアス・チルドレン』を自称する者を筆頭に、異形の生命や…狂気に中てられた人間達が暴れてる。
アルバ : なるほど。そりゃ釈放してもらえないわけだなぁ。
ミヅハ : …………。
ニカ : そっスね。 ……アルバ教授は、グリアス公の研究を一部引き継いでいた。
ニカ : そして、表沙汰にできない一部を隠匿していた。その罪で収監された…って聞いてますけど。
ニカ : …何か、今回の事で…。…心当たりはありませんか。
アルバ : ……。
アルバ : ぼくが「再起の炎を静かに燃やす一番弟子」だったらここで「ククク・・・」とか意味深な笑い声を上げる所だったなぁ。
ニカ : 真面目に聞いてんですけど!?
エレア : …ちがうのっ、?!
ミヅハ : …そう。なら。
ミヅハ : 証拠は、ありますか?
アルバ : いやあ…違っててよかったねぇ?(へらりと緊張感無く
ミヅハ : あなたがそのようなことをしないという証拠が。
アルバ : …証拠。難しい事言うねえ。今や所持品すらほとんどないぞ。
ニカ : そりゃ囚人だもんな…
アルバ : でも。
アルバ : 君達に協力する事はできる。…ぼくの持ってる情報を話す。って事だね。
ミヅハ : ……助かります。
ミヅハ : 正直なところ、アルバさんを疑ってはいなかったですけどね。
アルバ : え? そ、そうなの? なんでやさしくしてくれないんだ!?
ミヅハ : ゆ、夕陽さんと約束されたとか。手紙とか……。(なぜか赤面する。
ミヅハ : 時間短縮ですかね。確信が欲しかったんです。
アルバ : な、なんで知ってるんだ!?あっちが話したのか!?(動揺
ニカ : 何だその…何だ??
ミヅハ : か、看守は結構ぺらぺら話しますよ…。
ミヅハ : お、オホン。(地雷を踏んだという焦りをごまかす。
アルバ : あ、あの職務怠慢野郎~~~!!?
ニカ : …。 ぇ。何スか。檻の外に恋人待たせてんスか。
アルバ : ええいセンセーの個人的事情に首を突っ込むなよ青二才!黙秘するぞお!!
エレア : たしかにハマる人はハマりそうなダメさを感じるかも…、。
ニカ : は。元ッスよね?(何だコイツ……
アルバ : はあ。口が達者でよろしい。リー大生って感じだ。
アルバ : 自己紹介もまだだけど…2人共学生だろ?
ニカ : そッスね。時間が惜しかったんで挨拶もそこそこでしたけど…
ニカ : 二霞・ロンズディールです。…リュミナ教授達と一緒に、この事件を追っています。
アルバ : …げ。ロンズディールだと。 雑に扱ったらうるさいとこじゃないか。先に言ってくれよ。
エレア : エレア・ソルスティス…。どこぞの馬の骨です、ヨロシク。
アルバ : こっちはこっちで自虐的だな!?…とにかくよろしく。
アルバ : ぼくはアルバ。元八首で元リーズベルト大学教授で元老グリアス公の弟子で…今は囚人だよ!
エレア : あ…、カツ丼でも食べますか?それは取り調べか。
エレア : お前の知ってること、全部吐いてもらおうじゃねえか……。
エレア : (言いたかったことを言った感を出しながらニカを見る。
ニカ : (それそれ。って感じでエレアを見る
アルバ : その決まり文句は拘置所で飽きる程やったんだなぁ。…なんだ?仲良しか?
ニカ : は?
アルバ : とにかく。(切り替え)ぼくの知ってる事を話そうか。
アルバ : これはぼくが―――………
アルバ : …あぁ。ていうか。そもそも。
アルバ : きみ達は『グリアス・チルドレン』って何だと思う?
エレア : ………、。
ニカ : …ちょっと。急に謎掛けっぽいの止めてくださいよ。
エレア : 私みたいに体を改造された子ども、。
ニカ : 良い感じの返答しなきゃいけねぇプレッシャーが無駄に掛かる…
エレア : ……じゃないの…、?
アルバ : …や。前提の認識がどうなのかなって。確認にね?
アルバ : …まあつまるところ、老グリアス公が生前進めていたプロジェクトの一つだね。
エレア : ………、。
エレア : そっか、。(少し顔を曇らせる。つまり、自分も使い捨てだったのか、と。
アルバ : ぼくや『クランケ・ロレ』、そちらの…エレアさん?もなのかな。 遠方の孤児院を利用したりもしてたか。
エレア : クランケ・ロレって、。(ミヅハの方を見やる
ニカ : …なんか。四年前に聞いた名称スよね。それにアルバ教授…まで?
アルバ : そりゃあぼくも昔は子どもだったからな?(はははー、と
アルバ : ま、それらは皆「グリアス・チルドレン」なんだよ。
アルバ : 「恐るべき子どもたち」と呼ばれるプロジェクトにより生み出された、改造人間や人造生命。
ミヅハ : 後は……、旧オニール近郊におびただしい数の孤児を集めて、集団的な改造を行っていました。四年前のさらに前のことですが。
ミヅハ : ……。
ニカ : …規模はでけぇし数も多いし期間も長ぇと。マジで碌でもねぇなあのジジイ。
アルバ : あぁ。…規模でけぇからさ。プロジェクトには公だけじゃなく、担当する人間が複数居たんだ。
アルバ : っていうかぼくも担当の一人だな!(えばりっ
ニカ : 独房で言うの説得力しか無いな??
エレア : やばいやつじゃん、。
アルバ : …ま、ぼくはこうして捕まってるし、ぼくの管理下に居た「子どもたち」はみんな市の管轄に置かれてるけど…
アルバ : 逃げおおせてる奴もまだいるんだろう。
ニカ : だろう…って随分曖昧じゃないスか。
アルバ : だって捕まったんだもん…ぼくに外界の情報が入って来る訳無いだろ!?
ニカ : 何だコイツ…(何だコイツ
アルバ : 彼等は全員、グリアス公が信頼を置いていた腹心達だったから…。再起の為に行動を起こしたとしても不思議じゃないね。
ニカ : …なるほど。 じゃー、まー…大方の予想は的中してそうだな。
ニカ : グリアス・チルドレンの…アルバ教授以外の「担当者」の誰かが、今回の黒幕だと。
エレア : ……、そっか。
エレア : でも、そんな人どうやって探したらいいんだろう、、。
ニカ : …誰か、無いんスか。心当たりとか。
アルバ : …ぇ。 ぁー…いや、あんま無い…
ニカ : つっかえ!!!
アルバ : だ、だってぼく本当人の名前も顔も覚えられなくってさぁ?てか研究者にそういうコミュスキル期待するなよ!?
ニカ : 教員スキル0すぎるだろ!?
アルバ : 正論で殴るなぁ!? さ、流石に直接顔見れば思い出すと思うけども…!
ニカ : くっそ。予想が確信に近付いたって意味じゃ前進だけど……(アルバ見て
ニカ : (もうちょっとなんか無いのか…!? ルウィア教授の時といい、もう一声ってトコで…
女看守? : (目深い帽子を被った女看守。分厚い本を持っている。
女看守? : はーい。終わりましたかぁ?
女看守? : (みんなの部屋にやってくる
アルバ : げ。時間切れだ。
アルバ : このまま半端で意味深なヒントだけ残して消える助言キャラになってしまうのか…!?
女看守? : もぅ~?まだアタシ早かったですかぁ?
ニカ : 分かってんならもうちょっと絞り出せよ…!
ミヅハ : ま、まぁ情報は集まりましたから。
ミヅハ : グリアスチルドレン、エレアさん以外にも私たちの身近にいましたし、
アルバ : 無茶を言うな!要求が多いぞお坊ちゃん…!(看守?が来たので気持ちひそひそ声になってる
ミヅハ : それを追って……。
女看守? : 終わってますかねぇ?終わってますねぇ?どっちでも良いんですけどぉ…
女看守? : それじゃあ。(ミヅハの前までやってきて、3枚綴りの長え文章の書いた紙を渡す
ニカ : …はぁ。退散すっか。さすがにムショの法<ルール>は侵せねぇ……
女看守? : こちらの【魔導契約書】に「面会終了したよ。」の署名をお願い致します。
ミヅハ : …?(手渡された紙を見て。
ミヅハ : ……あ、ああ。はい。(そういいつつ、長い文章をざっと読む。
女看守? : (滅茶苦茶長い文章で色んな文章が書いてある!
女看守? : (基本的な面会ルールやキアシスの街の仕組みや
女看守? : (「面会終了後、この建物を出るまで、女看守の指示に全て従い行動する」
女看守? : (などが書いてあるぞ!
ミヅハ : ・・・・・・
ミヅハ : えっと。
女看守? : ふぇ?
ミヅハ : あなたの指示に従うとは、どの範囲のことを指すのでしょうか…?
女看守? : え。えーっと。
ミヅハ : 全て、とあるので気になって。
女看守? : 独房は危険ですからねぇ~。外に出るまで何が起きるかわかりませんからぁ~?
ニカ : …?(何だ…?
女看守? : 外に出るまでのトラブルが起きても一緒に行動して頑張って対処しましょうねぇ~的な~
女看守? : あはは~~~(目を逸らして笑っている
ミヅハ : (ええ、この人あやしくない?
ミヅハ : ニカ君はこの一文どう思う?(ニカに見せる
アルバ : …(ガラスの隔てた向こうから女看守を見ている
女看守? : あははは~~~~あ。よかったらもう一枚あるよ?(同じ紙を隙見てエレアに渡す
ニカ : …ぇ。 …つーか、シンプルにその。
ニカ : こういうの書かせるなら普通「入る前」じゃないスか?
女看守? : (アルバに顔を覗かれないように目深い帽子でなるべく背中を向けてコソコソしてる
ニカ : なんで帰り道に今更?
エレア : えっ、サインしちゃったけど。
ニカ : エレアさん???
エレア : ど、どうしよう…。
女看守? : それは・・・えーっと・・・!?(困ってる隙にサインしてるエレアに逆にびっくりして
ニカ : なんか変なトコ脳直ですよねアンタ!?(焦りと心配で普通にディスっている
エレア : だって長い契約文書とか普通読まないよ、!!
女看守? : し~cっしっシっ死っ!!contract!!!
ニカ : とりあえず「読みました」のチェックだけ入れるタイプだな!?
女看守? : 【魔導契約書】にサインを頂きましたねぇ~!
女看守? : (ばさあっっと目深い帽子を投げ捨てる女看守
エレア : (図星だ
アルバ : …ん?なんか… ん??
女囚人 : (ついでに早着替え!囚人服だ!
アルバ : おい。
アルバ : なんでおまえがソッチ側(※硝子の向こう)にいるんだ!?!?
女囚人 : アタシは囚人歴4年のベテラン囚人!今更気づいてももう遅いわ!
ニカ : は???
女囚人 : 4年前の20歳に投獄されたから…えーっと…現在24歳!
アルバ : 同期じゃん!?4年で重鎮を気取るな~!?
女囚人 : 【魔導契約書】を操る魔術師で、雲ヶ丘の女子校を卒業後、市議会に殴り込んだスーパーエリート!
ニカ : 投獄されてる時点でエリートもなんもねぇな??
女囚人 : そうだ!4年ぶりなので名乗り間違えました…!私が殴り込んだのは市議会ではなく…!
女囚人 : 元老院だよ!ロンズディールの若いの!!
ニカ : ……は?
女囚人 : きええええ!!この恨み晴らさずにおくべきかぁ!(突然金切り声でニカを睨んでくる
ニカ : なんっ…… 何だお前!?(女囚人を改めてちゃんと見る
ニカ : 誰だお前!?
女囚人 : 【魔導契約書】魔法!契約書にサインした相手を味方につける洗脳系魔法!
ニカ : は!?
ニカ : てめぇふざけんなよ!?
女囚人 : これを元老院中のおじいちゃんにかけようとしたら普通にバレて投獄されて、『グリアス事変』前に脱退した
女囚人 : 幻のチルドレン・・・!
女囚人 : それがアタシ!
コンラ : 『契約魔術師ーコントラクトマジシャン』! コンラ!
コンラ : グリアスチルドレン『C』よ!!!
アルバ : ぉ、おーい! 看守ー! 看守(真)ー! 脱走した囚人が暴れてるぞー!? ぉーぃ……
アルバ : …こ、 来ない!
コンラ : 無駄なんだからぁ?
コンラ : 外のドサクサに紛れてパニクった新米看守を1人洗脳して、
コンラ : (両手クロスして指パッチン!
囚人s : (のそのそ現れる囚人s
コンラ : すでにこの一帯の使えそうな仲間はアタシと『契約済み』よっ!
コンラ : もちろん貴女もねっ!かわい子ちゃん(エレアにウィンクする
エレア : クーリングオフ!!(パニクって契約書をビリビリに破る
アルバ : うわ! ちょ、嘘だろ… こいつら全員契約書書いたのか!? バカしかいないのか!?
ニカ : ………
ミヅハ : ……(悲しい目でエレアを見ている。
コンラ : 無駄よっ!【魔導契約書】は魔術師同士が契約を結ぶ為に作られた特殊な…いわば呪文書!
コンラ : 魔術が成立すれば、破ったり紛失した程度では無意味だわぁ!
ニカ : …
ニカ : …ぁー……(片手で頭抱えて
ニカ : ・・・
コンラ : さぁ!「グリアスチルドレン」による事変リベンジの時間だわぁ!
ニカ : うるせぇ。ぶっ殺すぞテメェ。(どうした事か。いきなりギア上がってる
コンラ : 囚われしレジェンドグリアスチルドレンも、重要証拠を持って帰ろうとする生意気な学生もっ、ひぇ!?
コンラ : こ、こわぁぃ!
コンラ : 「契約者」のみんな!コンラを…助けてぇ~!!
コンラ : (嘘泣きして助けを懇願する。魔導契約者への強制協力要請の合図!
ニカ : あの、さぁ………ちょっといいスか?(スマホを片手で強く握りしめて、
ニカ : 自分……【洗脳魔法】、ド地雷なんスけど???
コンラ : ー襲撃者グリアスチルドレンC「偽女看守コンラ」開戦ー
アルバ : キレすぎて最初にお気持ち表明だと!? がんばれ!
最終更新:2024年10月12日 10:42