フォーデン :
(戦闘都市フォーデン
フォーデン :
(陵西省真柳寺
フォーデン :
(修行者の寝泊りする僧房…にある談話スペースにて。
フォーデン :
(ちゃぶ台の上には人数分のお茶。菓子器にも個包装のお菓子が盛られてる
藤乃 :
…(座布団の上に正座する着物の女の子 表情は暗い
藤乃 :
… って、いう事があって。
烈火 :
(藤乃の隣に座っている訓練着の男
シュウ :
はーーー…(ちゃぶ台に頬杖ついて、一連の話を聞いていた
シュウ :
なるほどなぁ?
シュウ :
…やー、なんかアレだな。あの夢って最悪そこまで事故んだな。って思ったわ。
烈火 :
意外そうだね…お兄ちゃんは…「あの夢」によく行ってるの?
シュウ :
顔触れ聞くだにさもありなんって感じはあるけどよ。やってんな霜月。
シュウ :
ゃ。そんな大常連ってワケでもねぇ……と思うんだが。(烈火の言葉に
烈火 :
シーナとフォーデンの知り合いばっかりだったけど……なかなか上手く行かなかったね…
シュウ :
俺ん時は大体平和だったなー?プロファイターとか配信者が多かったからかもしれねぇが。
烈火 :
こっちも配信者1人居たけど…むしろ1番静かだったな…
シュウ :
多少口が悪い奴が居てもまぁ…進行が危ぶまれるまでの事は無かったよなぁ。
藤乃 :
…。そうなんだね…
シュウ :
…んーまー。でもなんだ。
シュウ :
藤乃が気にしてんのは…進行が上手くいかんかった事自体じゃ無くて、
シュウ :
そうなった原因が自分にあるんじゃないかっつー…それをマシュラ…いや、真地かな。
シュウ :
あいつにストレートに言われた事で、より強く自覚しちまったって、その辺なんじゃねぇの?
烈火 :
…。(藤乃見る
藤乃 :
……そう、なのかな。 …そうなのかも。
藤乃 :
あんまり、自分でもよく分からなくて…
シュウ :
話聞いてる限りじゃ、うまく行かんかったのはメンツの相性としか思えねぇが…
シュウ :
烈火は見ててどう思ったよ?
烈火 :
真地があんな奴だとは思わなかったよ。(キッパリ
シュウ :
お、おぉ。(びっくり
烈火 :
昔からパパが大好きで、自分に厳しいアスリートなのは知っていたけど…
烈火 :
あの日の真地はとにかく誰にでも噛み付いていた気がするな。結果的になのかもしれないけれどさ。
シュウ :
なるほどなぁ…(ぅーん、と
藤乃 :
………。
烈火 :
グリちゃん先輩ならともかく(グリちゃん先輩ならともかく!?)、藤乃にまで当たり散らすなんておかしいよ。
藤乃 :
…でも、真地ちゃんは、嘘や意地悪を言う子じゃないと思う。から…
藤乃 :
……あの時に言われた事は、本当にそう思ってた事なんだよね。
烈火 :
ぅ…。(困ってシュウを見る弟
藤乃 :
…。それが、…ショックだった。のかも…
シュウ :
…。んー…
シュウ :
「配慮させたなら回答くらいしろ」…だっけか?
藤乃 :
… ぅ、ぅん。
シュウ :
…… 配慮させたのって霜月じゃねぇの?
藤乃 :
…でも、多分霜ちゃん、周りに気を遣ってくれてたんだと思うの。
藤乃 :
あの夢にはひなちゃんもいたし…
烈火 :
うん…グリちゃん先輩とかのっけから酷かった…
シュウ :
そもそもなんでグリグリ居るんだよっつー…いや夢だししゃあねぇけど…
烈火 :
人狼への不思議なやる気だけはあったね…
烈火 :
でも酷かった…(しみじみ
藤乃 :
…それに、将棋界ってちょっと。…恋のお話とかしづらい感じがあるんだよね。(言い辛そうに
烈火 :
藤乃…!(が、自分で、言う…?
シュウ :
あ゛ぁー……
藤乃 :
だ、だから。生き残ってたアーヴィデルゼくんも結構やりづらそうで…
藤乃 :
だから、余計に配慮しなきゃって感じに…なっちゃったのかなって…
シュウ :
…あんなソツのねーやつがやりづらそうって結構だなおい。
シュウ :
春慶あたり居たらマジで爆散してたかもしれねぇ。
烈火 :
もっと平和な人にいて欲しかったよ…
烈火 :
気が利いて、優しくて、視野が広くてみんなを支えてくれる…
藤乃 :
そうだね…。。。
烈火 :
賢い………お兄ちゃんみたいな人が居れば違ったかも?ね。
藤乃 :
(烈火と一緒にシュウを見る
シュウ :
おいおい。期待してくれてんじゃねぇよ。(言いつつ満更でもねぇよ
シュウ :
まー……災難だったな?
シュウ :
最後天月が言ってたんだろ?皆強制的に集められただけなんだから、って。
シュウ :
究極ソレなんじゃねぇかな、って俺も思うわ。
藤乃 :
…。 そっか。…。(浮かない顔で
烈火 :
………。
シュウ :
……まー。そう思うだけじゃ気は晴れねぇよな。(藤乃見て、困ったように笑って
藤乃 :
……。ごめんね秋ちゃん。せっかく元気付けてくれてるのに…
シュウ :
や。全然いーんだけどよ。遠路はるばるフォーデンまで来んだから、結構喰らってんだろ。
藤乃 :
…。
シュウ :
…まあ、真地が良くねぇのは間違いねぇよ。 どう思ったとしても、好き勝手ぶつけていい訳じゃねぇし。
シュウ :
そこはちゃんと先輩として話付けてやらねーとなぁ。
藤乃 :
…。……真地ちゃん、小さな頃から格闘技に一直線だったし、
藤乃 :
幼馴染でも、そんなに沢山お話が出来てた訳じゃないけど、……
藤乃 :
……… 私の事、本当はずっと、、(段々と瞳が潤んで
藤乃 :
……… っっ
シュウ :
ぁーーーおいおい。思い詰め過ぎだっての?
シュウ :
ぁー、もう。(藤乃の目元に片手を伸ばして、涙を拭ってやって
烈火 :
…お兄ちゃんっ、、(お兄ちゃんをうるうる目で見つめてる弟
シュウ :
泣き虫なのは変わんねぇなぁ。そんな凹むこたねぇだろ?
藤乃 :
……ぅ゛。 うぅ、、、。。。
藤乃 :
うぇぇん、、秋ちゃん……っ!(そのまま前に倒れ掛かって
藤乃 :
(シュウの胸に飛び込む
シュウ :
うぉっと、、?(咄嗟に抱き留めて
??? :
(バンッッ(襖
??? :
「シュウ―。 いるーー??」
??? :
(前触れ無しに全開に開け放たれる襖 聞こえる呼び声
烈火 :
あ!!?(襖に咄嗟に駆け寄るがもう遅い!
景晴 :
…ぉん?
景晴 :
(開け放たれた入口に立つ怪訝そうな男と…その傍にも人が?
シュウ :
…おう? なんだなんだ?(着物乙女を胸に抱いて入口の方を見てる
ナレノニア : …(藤乃を抱き止めるシュウを入り口から見つめてる長身美人
景晴 :
…ん? ……何やってんの?
シュウ :
おめーだよ。ノックぐらいしろや。
藤乃 :
・・・(シュウの胸に顔埋めて固まって
ナレノニア : (襖から2歩歩いてきてシュウに近づいて
ナレノニア : なんだァ?てめェ…(シュウのこめかみを木刀でグリグリする
シュウ :
痛っってぇ!!!
藤乃 :
ぇっ、、 ぁれ、 …ふぇっ???(こ、この声!?
ナレノニア : (薄着で少し汗をかいてるナレノニア、よく見れば各所に殴打跡
ナレノニア : 神聖な道場で逢引とは良い度胸だね。
烈火 :
ぁ…!(ナレノニアを視認し、何故かバツが悪そうにする弟
シュウ :
は?? …ぁーそうか? …そういやそうか!
藤乃 :
きゃ、きゃっ…!?(今更赤面しながらそそくさとシュウから離れる
藤乃 :
(泣き腫らした後な様子の女の子
ナレノニア : おいおい自覚無しかい?近頃弟クンにモテすぎて感覚が麻痺ってるんじゃないかな?
ナレノニア : (シュウに木刀グリグリしながら藤乃を見る
藤乃 :
ち、違うんです…!誤解なんです…っ!(カー
藤乃 :
わ、私がその…つい秋ちゃんに甘えちゃっただけで…っ(焦り焦り
ナレノニア : 「つい」でそこまで出来るなら対したモノだね。プリン姫にも教えてあげたいよ。(褒めてない
シュウ :
お、お前その言い方さー…、っで!加減しろや!穴ほげる!(グリグリグリ
藤乃 :
うぅ……。。。
烈火 :
お兄ちゃんはっ、
景晴 :
は?姫さんが何だって?
ナレノニア : コイツもいつの間にか面倒臭いな…(景晴見て
シュウ :
ソイツは昔から面倒くせぇよ(思わず
烈火 :
お兄ちゃんは、虐められた藤乃を慰めてくれただけで、別に何もっ!ちょっと抱きしめたぐらいで…
藤乃 :
ち、違うの烈ちゃん! 私が抱きついちゃったの…!!
ナレノニア : 煩いな弟くん…君の色眼鏡を真っ向から信じる程、私は騙され易い人間じゃないよ?
景晴 :
…。 よくわかんねぇけど。
ナレノニア : それで…うん…抱きついたのね…はい。はい。場所を弁えなよ。
景晴 :
シュウ。お前モテんだな。
シュウ :
何でお前ガソリンぶっかけんだよ。俺何かしたか?
ナレノニア : 良かったね。人生で3回ぐらいモテ期来るらしいし、今が最後の時かもよ?
シュウ :
何だ?俺殺されるんか?
ナレノニア : 極刑だよ。極刑。(シュウにため息ついて
ナレノニア : 全く…私がわざわざ君ん所の後輩ちゃんを稽古つけてやってる裏で何をやってるのかね…先輩は。
藤乃 :
ち、違うの!違うんです…っ 違うから…(必死
マシュラ :
お待たせしました…ナレノニア選手。(後ろから
藤乃 :
・・・え。
マシュラ :
(談話室にやってくる真柳寺の後輩
シュウ :
うおぉ。(思わず零れる声
マシュラ :
あ…、皆さんお集まりで…?(???
藤乃 :
(何故か居る烈火と何故か居る藤乃 しかもめっちゃ泣いた後っぽい顔
ナレノニア : 今朝いきなりこの子に連絡を貰ってね、軽く運動してきた所だよ。(みんなに説明してあげる先輩
景晴 :
…。 え。何?
景晴 :
なんか空気おかしくない?
マシュラ :
烈火さん…藤乃さん…来て居たのですね…
ナレノニア : 私に訊くな。(景晴に
シュウ :
おー。俺も今朝いきなり2人から連絡貰ってな。(マシュラ見て
シュウ :
軽く雑談してたとこだぜ。
マシュラ :
…そうだったのですね。
ナレノニア : …?ねえ、シュウ。
シュウ :
ん。どした?
ナレノニア : 君ら(シーナ4人組)、仲良くないの?
ナレノニア : (直球で聞いてくる
フォーデン10年選手
シュウ :
ぁー。お前アレか。直球勝負タイプか。だろうなぁ。
シュウ :
まー…俺は皆仲悪くねぇつもりなんだけどなぁ?(3人を見遣って
マシュラ :
…。
景晴 :
何? 喧嘩でもしたん?
烈火 :
…お兄ちゃんが、そう言うなら、、
藤乃 :
……
マシュラ :
はい。(景晴に答える
景晴 :
ふーん。
マシュラ :
気を遣わせてすいません。先輩。(シュウに
シュウ :
いや、いんだけどよ。
マシュラ :
私が昨夜、夢の中で、藤乃さんを傷つけてしまいました。(ナレノニアに説明。藤乃を見ながら
ナレノニア : …ん?
マシュラ :
…。藤乃さん。
シュウ :
例の夢人狼? コイツらでやったらしいんだわ。(ナレノニアに補足説明
藤乃 :
…っ(ビクッ
ナレノニア : ふぅん。人狼ってドカポンと桃鉄の次に喧嘩起きるゲームだからね…(マイペースオタク
マシュラ :
(藤乃の泣き跡を見て
マシュラ :
(頭を下げて
マシュラ :
…。
藤乃 :
…。…ぇ。
マシュラ :
無配慮な言葉で傷つけてしまい…申し訳ありません。
藤乃 :
…。…。……ううん。
藤乃 :
私の方こそ……ごめんなさい。
藤乃 :
…もっと、 …色々、うまくやれたら良かったけど…。
烈火 :
…藤乃。、、、
シュウ :
…。
マシュラ :
…。
景晴 :
…。んー。
景晴 :
気ィ済んだの?(2人に
藤乃 :
ぇっ。
マシュラ :
…。
シュウ :
お前??
景晴 :
気が済まねぇならさ、
景晴 :
殴れば?
ナレノニア : マシュラのパンチは固いぞ?
シュウ :
お前なんて事言い出すんだよ!??
景晴 :
だって全然納得行ってねぇって顔してんじゃん。
マシュラ :
あの…先輩…(顔上げて景晴見て
マシュラ :
私は…殴られたら絶対殴り返しちゃうと思います。
烈火 :
自制しなよ!?
ナレノニア : せめて平和を呼んできて、代わりに殴られてもらおうよ。
景晴 :
後でちくちくぶり返してまた泣かすくらいなら今殴って泣かした方が良くね?って思うわ。
シュウ :
そーゆー問題じゃねえだろ…!?そらただのフォーデン流だわ!?
藤乃 :
………。
マシュラ :
……藤乃さんは、何か私に言い足りない事はありますか?
藤乃 :
…。
藤乃 :
…私の事、嫌いなの?(マシュラを見上げて
マシュラ :
…。
マシュラ :
苦手です。
藤乃 :
…。 そっか。
マシュラ :
(藤乃を見て答える
藤乃 :
…。 …。 …。
藤乃 :
………大丈夫。(俯いて、目元が影になって
藤乃 :
慣れてるから。
マシュラ :
…。
藤乃 :
…ごめんね。言わせちゃって。
マシュラ :
いいえ。ちゃんと、言葉にします。
マシュラ :
貴女に嫉妬しています。
藤乃 :
……、
マシュラ :
幼い頃から貴女の活躍は見てきました。
マシュラ :
タイトルを1つ取って、目を逸らして見ていないうちに…どうやら5つもタイトルを手中に収めたようで…
マシュラ :
別分野とは言え、若くして活躍する女性の貴女に、私は…、…私は、、、
マシュラ :
……。
藤乃 :
……。
マシュラ :
「答える必要が無いなら答えなければ良い。」…最初は優しさのつもりで吐いた言葉でした。
マシュラ :
しかし…、…。
マシュラ :
貴女には貴女に優しく味方してくれる男性も沢山居ます。
マシュラ :
私には居ない。
マシュラ :
…賢くも、無いです。貴女に比べれば。
マシュラ :
…。…。…。
マシュラ :
優しさのつもりで始めた「余計なお世話」は、次第に私の妬みの熱を帯び、執拗な人格攻撃へと変貌しました。
マシュラ :
………。
藤乃 :
…。
マシュラ :
全て、私の… 未熟の…致すところです。
藤乃 :
…。……。……。
藤乃 :
そっか。……。
マシュラ :
…。
藤乃 :
…すごく、謝りたくなるけど、……謝ったら駄目なんだろうな。って思う。
マシュラ :
…。
藤乃 :
……(私がタイトルを持っている事も、私に味方してくれる、優しい人達がいる事も、
藤乃 :
(私のせいじゃ………ない。
藤乃 :
…。
ナレノニア : シュウ。
シュウ :
ん。
ナレノニア : もう良いんじゃない?
シュウ :
…。んだな。(笑って
シュウ :
…んじゃあなんだ。皆で飯でも食うか?
ナレノニア : そんなの上手く行くわけ・・・
烈火 :
食べよう!お兄ちゃん!
烈火 :
…藤乃、それに、真地も…、、一緒にご飯にしようよ。
藤乃 :
…。(シュウ見て、烈火見て、少し驚いた顔して
藤乃 :
…。…うん。良かったら…
藤乃 :
皆で一緒に…ごはん…食べよ?真地ちゃん。
マシュラ :
…。はい。
マシュラ :
お誘い頂き有難うございます。
マシュラ :
………。
マシュラ :
ご一緒させて、ください。
マシュラ :
………。藤乃さん。
藤乃 :
…うん!
シュウ :
(…ま、どっちも無理はしてんだろうが…
シュウ :
(ひとまず一件落着、かな。
景晴 :
つかさ。 腹減らん?
景晴 :
ゴチャゴチャ言ってねぇで飯行こうや。
シュウ :
へいへい。野生の獣かよ相変わらず。(畳から立ち上がりながら
シュウ :
…。(ナレノニア見て
シュウ :
お前も来るよな?
ナレノニア : 行かないわけないだろ………奢れよなシュウ。
シュウ :
おいおい後輩にたかるんか?しゃぁねぇなぁ~(やれやれと目瞑り歩きで
シュウ :
んじゃ行くぞー。先輩とその他後輩どもー。(襖を抜けて、先導して歩き出す
シュウ :
(こうして………皆で一緒に飯食った!
烈火 :
うん!お兄ちゃん!
烈火 :
(色々あった傷心女子ーsを差し置いて、真っ先にお兄ちゃんの隣をキープして、共に歩む弟
最終更新:2024年10月13日 12:47