イリゼ : だってきれいじゃなかったから…(困った様子でぼやくこの女
イリゼ : (リー大三年生、「緑化委員長」ことイリゼ・トレマイオニー。
イリゼ : (『強欲』の大罪を冠した曰くつきの古代魔器<アーティファクト>の保持者であり…
イリゼ : (学園中の生徒たちの腕を?ぎ取り、プランターに植えてガーデニングを楽しんでいたちょっぴりはっちゃけたアーティストだ。
コロン : (ちょっぴりどころじゃない!!!)
イリゼ : ――ん。 どうしよう。(自らの右腕を見つめて、
イリゼ : もともとうまく動かないのに……、…、
イリゼ : あ。(ぼとっ。
イリゼ : (ガーデニンググローブごと、イリゼの右腕が外れて地面に落ちる。
イリゼ : …壊れちゃった。(地面に転がった右腕から―…さながら血が吹き出すように
イリゼ : (中身が溢れ出す。
エミリー : ぐ…(突然感じる恐怖で息を詰まらせる
イリゼ : ぁ~~~……(右腕から溢れ出すのは、イリゼの蒐集品。
イリゼ : (バラバラになった人体の一部。蠢く奇妙な植物。腐臭を放つ謎の物体。触れてはならぬ異界の産物。
コロン : ぅわ………
イリゼ : (イリゼ・トレマイオニーの「独特」な感性で集められたそれら
イリゼ : あぁ。。勿体無い……(そこに「在る」だけで五感を持っていかれるくらいのシロモノだ
イリゼ : (濁流のように溢れ出したソレらが――2人の間を分断するように押し寄せる
エミリー : (普段は強気ぶっているが内心臆病なエミリーは
エミリー : (その雰囲気を感じただけで意識が遠のき、
コロン : ひっどいな…(五感を強化して闘う魔術師には感度がキツすぎる…
エミリー : (意識を失いかけ、その場に倒れ込む
イリゼ : (大量に目玉の付いた植物(らしきもの)が急成長し、幾つもの蔦が撓り、
エミリー : お、お姉ちゃん…
イリゼ : (コロンとエミリーにそれぞれ迫り来る!
エミリー : (どうにか這ってその場から逃げ出そうとするが、あまりに無防備だ。
イリゼ : あららら。…どうしよう。 もう言う事聞かない…
イリゼ : そっか。もう右腕はわたしのじゃないんだ…(とんでもない景色の中、マイペースになんかブツブツ呟いてる
コロン : ふざっけんなよ!(マイペースなイリゼに怒鳴るも
イリゼ : うーん。どうしたらいいんだろう。(這って逃げようとするエミリーを弾き飛ばす無慈悲な蔦の一撃!
エミリー : 腕が、腕が取られる…(恐怖で涙を浮かべ、ほとんど動くことができない
エミリー : (いや、腕だけで済むんだろうか
エミリー : (と頭によぎる
イリゼ : (コロンにも幾つもの蔦(目玉付き)が迫り来る
イリゼ : ぁ。(ポン?
イリゼ : そっか。 そっかそっか。(何か閃いた様子で
コロン : ジーニアス…“光冠剣”!(コロンの手元にプリズム剣を呼び寄せる
コロン : (プリズム剣による光…眩しさ頼みの目潰し
イリゼ : (無くなった右腕の先から血を垂らしながら、ふらっと歩き出す
コロン : (目玉に光を当てたとて、あの目玉と植物が連動してるのかもわからないけど…!
イリゼ : キイイイイ!!!!!(目潰しを喰らい甲高い異様な金切り声を上げる
イリゼ : (蔦の動きは止まるが、それだけでスタン効果がありそうな音波ボイスだ!
エミリー : あっ……
コロン : あ!バカ!(聴覚強化状態のコロンの耳に金切り声が突き刺さる
エミリー : (そのままその場に卒倒する
イリゼ : (いつの間にかコロンの後ろまで来ているイリゼ
イリゼ : ごめんね?(左腕をコロンの後ろ首筋に伸ばして
イリゼ : (掴む。
コロン : んぁ(掴まれた。事はわかる。
コロン : (誰に。なんで。首後ろ間違いなく致命的。やばい。
イリゼ : もらうね。 あなた。(――『強欲悪魔の双手』。…今は片腕だが。 発動。
イリゼ : (掴まれたコロンの姿が消え失せる
コロン : (魔法?魔器?異形?不思議な力で一瞬で消える
エミリー : ………(意識がない
イリゼ : うん。(なんか一人で納得しているが…
イリゼ : あ。(目の前にはコロンを襲撃していた目玉植物の姿が。
イリゼ : (ソレは彼女の蒐集品だが、今や彼女の制御下には無い。
イリゼ : (目潰しから回復した目玉が一斉にイリゼを見つめ
イリゼ : キイイイイ!!!!!(幾つもの鞭を一斉に叩き込まれ、
イリゼ : (それらに覆い潰され姿が消える。
??? : (遠くから様子を伺う物陰
??? : おいおい………
??? : 厄くね?外れくじだろ
厄 : (2人が消え、1人が気を失った場で、ビチビチと暴れている目玉植物
ルヴァン : おらぁ!(なんか消えたが、とりあえず目玉を炎キックで焼き尽くす
厄 : ――ギイイイイ!?!??(炎!?
ルヴァン : ……なんか消えたな。まあいいか。仕事が減った。(エミリーを片肩でおぶってその場を立ち去ろうとする。
厄 : (目玉の一つに蹴りが直撃し、延焼するように身体が燃え上がっていく
厄 : giiiiiii(燃え盛る蔦を振り回してビッタンビッタン暴れている
ルヴァン : (この混乱状態、現八首もキアシス市内に緊急配備されているようだ。そのなかで強い魔力を感じてここを訪れたのがルヴァンだった。
厄 : (他にも人体パーツだの、明らかに事件現場の様相なものが転がっているが…現在進行形で暴れているのはこの一体のみのようだ
ルヴァン : 静まれよ!(エミリーをおぶったまま、鎖を手のひらから打ち出し、触手ごと厄目玉をがんじがらめにする。
厄 : (断末魔をあげ燃えながら暴れているが――鎖に拘束され無力化!
ルヴァン : 爆ぜろッ!(鎖が魔法陣を形成しており、鎖で目玉を拘束したまま天空に粉塵が立ち上る大爆発が起きる。
厄 : ~!!apituhnaiiiii(鎖に拘束され身動きが取れずもがくが、
厄 : ーーーー!!!!(成す術も無く 大 爆 発 !!!
ルヴァン : まだまだ行くかぁ?(4年間の間、研鑽を怠らなかったバーテン。風格が4年前より増している。
厄 : (巨大な植物は消し炭となり、爆散していった……!
ルヴァン : おーっし
厄 : (………そして静寂が訪れる 色々蠢いているが、差し迫った危険は無さそうだ たぶん・・・
ルヴァン : ま、こんなもんだろ。さて別の場所に
ルヴァン : 行っていいのか?なにか忘れてるような……
ルヴァン : ま、いいだろ。(そう言ってエミリーを背負いながら踵を返す
最終更新:2025年01月18日 19:17