セレン : あっ!(またすぐそーゆー!
カルク : (カルサイト=イーグレットの魔人能力、「∞=0000000(インフィニット・ミリオンリミット)」
カルク : (「ダメージを受ける事で自身にバフが掛かる」能力。
カルク : (能力の代償として自身は加護の範疇内に無く、残機の概念がある。つまり命を使い果たすと死ぬのだが…
ドラセナ : あーっはっはっはっは!!!
カルク : (割と平気で特攻する。(ドラセナの火炎放射に呑まれ、炎に姿が消える
フィウミ : カルクくんっ…!
カルク : ―――(炎の中で、一際強い光が起こり
カルク : ―― らぁッッ!!(凄まじいエネルギーの稲光を纏いドラセナに突撃する 先程とは桁違いの勢いだ
ドラセナ : 出たな!死に損ないの馬鹿力め!!
セレン : ―…!(やっぱりあいつ、カルクの能力を知ってる!
カルク : ―!(知られているのは、本人も予想の範疇ではある。
ドラセナ : (大きく開いた翼で自らの体を包み包むと、
ドラセナ : (翼に包まれたドラセナにカルクが直撃する
カルク : (とはいえ、そもそも自分は、魔人能力の底上げが無ければ戦場に立つ力がない。…少なくとも己はそう認識している。
翼の中から聞こえる声 : …「カルクくんっ…!」
カルク : ―――ッ!!!(ならば、何とかの一つ覚えだろうとやるしかない。命を削っても。
カルク : ッ!!(勢いのままの突進は止められるものではなく、翼に突撃し共に喫茶の外に吹っ飛ぶ
翼の中から聞こえる声 : 「……うーーーん…、ちょっとまずい?」
ドラセナ : (激しく喫茶外に吹き飛ばされ
ドラセナ : (翼の包みが剥がれて、
セレン : ぁ、外!
フィウミ : 許せない……(わなわなと震える。残機は貴重なのだ。
セレン : 行こっ!フィウミ!(吹っ飛んだ二人を追いかけ外へ
フィウミ : (何やらぶつぶつ言いながら、禍々しいオーラを放つ泥人形を召喚し、
フィウミ : ……(それの肩に乗って同じく外に
ダリア : (翼の中から転がり出て地面に背中を打つボロボロよれよれスーツ姿のおじさん
ダリア : っぐ、今度こそ死ぬかと思いました…!(背中を押さえて転がりながら
カルク : ッ――ち、(ずざざざざっっ
カルク : ……さっきから何の真似ですか。。動揺を突けば無力化できるとでも…、?
ダリア : (「集団リンチ。決定的証拠を抑えました…ね。」この魔術詠唱時にカメラに収めていた対象に一時的な変身をする魔術。
ダリア : (ダリアの姿の時の力。本人の、デギズマンの、最も得意な魔法。
ダリア : そっちこそ何の真似ですか。
カルク : …は?
ダリア : 翼の中に本物が転送されたかもしれない。変装魔術より転移魔法の方がメジャーなのですよ?
ダリア : 彼女の身の安全を慮って攻撃を止めるべきでは?
カルク : ………。
カルク : ……人を騙して先に仕掛けておいて被害者面ですか。本当に口だけは回るようですね。
カルク : (…そう口にするものの、ダリアの言った事そのものは否定できない。
フィウミ : あはは。
フィウミ : わたしが殴れば、
ダリア : (風のDuranta、光のDahlia、地のDigitalis、水のDaisy、炎のDracaena、闇のDendrobium
カルク : (この4年間で…随分感情的になってしまった。それは必ずしも悪い変化ではないが。
ダリア : (手札を随分と見せてしまいました…。。。
フィウミ : いいんだよぉー(ドドドドドとけたたましい音を立てながら急接近し、禍々しいオーラを放つ泥人形がダリアに殴り掛かる。
セレン : おお! フィウミ、行ったれー!
ダリア : くっ!(転がってる地面が泥となり、ダリアの姿が埋まり
デージー : 辞めてよフィウミっ!!(地中から湧き上がった水のドームがデージーと名乗る女性の体を泥人形から守る
フィウミ : あれ?デージーだ。
フィウミ : デージー、久しぶりだね~。
フィウミ : 友達だったら知ってるでしょ?
カルク : ――ッ、そもそも、いい加減にっ…(水のドームに駆け寄り、
フィウミ : カルク君以外、私は興味がないんだぁ。(躊躇なく水のドームに殴り掛かる泥人形
カルク : その猪口才な真似を……止めたらどうですかっ!(雷光を纏わせ、水のドームをぶん殴る!
カルク : (泥人形に乗ったフィウミには雷撃は通りにくい筈。属性相性を意識した立ち回り
デージー : あ ! な、なんて酷い友達なの…!(泥と雷光に水のドームがブチ破られ、
デージー : あ、ぁ、あぁ!!?(襲いかかる泥人形にブン殴られる
フィウミ : ね。仲良くしよ?(そのまま、デージーを殴り続けるが、徐々に泥人形の体が溶けていく。
フィウミ : (そして、溶けた泥水がデージーの体に張り付き、離れない。怨念によるデバフ。基礎能力をすべて低下させる。
デージー : ぁっ!!ああ!?あっ…ああぁ!!!(デージーの姿で殴られまくる
デージー : (変身する暇が無いのか、女の子の姿で被虐される事で同情を誘っているのか、水のデージーが1番マシなのか………?
セレン : 追撃、いっきまーす!(ぴっちり結んだポニーテールを振って、三日月型の魔力エネルギーをデージーの上空に飛ばす
セレン : (空中でぱしゃあんっと水が弾けて、
セレン : クレッセント・レインアロー!(小型の三日月カッターが雨のようにデージーに降り注ぐ
デージー : っっっ!!?(彼女の身を守る水のドームは既に無い
デージー : (泥人形の隙間を縫ってデージーの肉体に三日月カッターが突き刺さる
セレン : さあっ。 観念しなさい!
フィウミ : あはは。また顔変えてもいいよ?(泥水が意志を持っているかのようにギチギチとデージーの首を締め上げる。
デージー : ………ーーー(事前“情報”からは程“遠い”ほどの大きな“損傷”だ。ようやく“遅れて”気付いた“悪夢”みたい。
デージー : ………ーーー(data,distance,damage,delay,dejavu
カルク : ………(泥水の怨念攻撃を見つめつつ、警戒は解かず
デンドロビウム : (泥水の怨念に首を締め上げられたデージーの顔がまた、変化して、
デンドロビウム : (白眼を剥いた呪いの男性マネキンのように脱力する
セレン : …わ!また変わった…!?(少し離れた場所で変化を見て
デンドロビウム : が…ぁ…っ…(首を締め上げられ発声もままならない哀れなマネキン
フィウミ : あはは~。がんばれ、がんばれぇ。(能力の範囲内に居座りながら、穏やかに応援する。
フィウミ : やっぱり。顔が変わっても体は一個なんだねぇ。
デンドロビウム : ーーー(あぁ、完敗だよ。学生気分のガキ達だと思って甘く見てしまったな。
デンドロビウム : (何も言わず白眼をフィウミに向けているマネキン
デンドロビウム : ーー(街中を混乱に陥れた事で成功を実感し、慢心したね。全く。諜報係に切込隊長なんて似合わない。
デンドロビウム : (手足の力が脱力し、セレンに白眼を向けるマネキン
セレン : …!(こっち見た!?
セレン : …何よ!降伏するなら今のうちなんだからね!
フィウミ : ?(脱力しても構わず締め上げをやめない。
デンドロビウム : ー(いいや、降伏はしない。4年間かけた最後の嫌がらせを君達に送るよ。
デンドロビウム : …。(白眼に闇が渦を巻いて、呪いの力で目玉が真っ黒に染まっていく
セレン : あんたの事、ちゃんとレイダーとして、討伐する事だって――……!?
フィウミ : (フィウミに躊躇はない。
デンドロビウム : (黒眼に溜まった呪いの闇が目玉から絞り出されるように
デンドロビウム : “Dendrobium”(カルクに向けて放たれる闇の光線
フィウミ : ……か、(おもわずカルクの方を振り返る。
フィウミ : (術式に一瞬の隙が生まれる。
カルク : ―!(光線が迫り来る
カルク : っ、(頭を逸らし直撃を避けるが、闇の光線が髪を掠める
デンドロビウム : ーーー(避けたじゃと…?
ジギタリス : ーー(膨大な命を吐き捨てるお前さんが…何故じゃ…??
ダリア : ー(4年かけて集めたデータを…上回らないで欲しいね…
カルク : (実際、カルクは回避の概念が希薄だ。大体の攻撃は敢えて喰らいに行く。
フィウミ : (ほっと胸をなでおろす。
フィウミ : (この世の全ての人間のなかでカルクにだけ甘い。
カルク : (だが、既に一度その性質を逆用されている事。相手の力の本質は恐らく情報戦だという事。
カルク : (止めの段になっても警戒を解かずにいた事…が、回避という選択を取らせた。
ドラセナ : ー(成程。敵も学習、したか、
デュランタ : ーー(4年かけて避難所の設定だけ…いや…
デージー : ーーー(もう振り返るのは辞め…”私達“の完敗ね。
デージー : (泥に締め上げられた人型の形は、力を失い、次第に崩れていく
ダリア : (グリアスチルドレン…『D』 ダリア 存在消滅
ダリア : ーーーーー
フィウミ : ………、ふう。
カルク : ……。終わりましたか。
セレン : っは~~…。
セレン : なんか、気持ちが追い付かないけど…とにかく一段落だね。
フィウミ : (親しくされていたので思うところもないわけではないが、
フィウミ : カルクくんは今日何食べたい?
フィウミ : あ。
フィウミ : 先輩忘れてた。生きてるかな。
セレン : 輝空先輩は……気を失ってるか。誰も治癒魔法は使えないから…
セレン : 私、委員会に連絡してくるね!来てもらうか運ぶかしよ!
カルク : …ぁぁ。可能なら来てもらえる方が良いですね。敵の発案ではありますが…、
カルク : この喫茶を一時的な避難場所にするのは良い案だと思いますか、 ら …
カルク : っ、(光線を掠めた部分から、白い髪がじわじわと黒く染まっていく
フィウミ : カルクくん……?
カルク : ――、これは、 最後の…?(染まった個所から、闇が、泥がどろりと滲みだし
カルク : っっ、 っ、(カルクの首に巻き付き、締め始める
カルク : (怨念のような泥水の首絞め。これは…
フィウミ : そんな……、どうしてっ……
フィウミ : (焦って術式を分析するが、
フィウミ : (膨大な怨念の量が使用されていて瞬時に解く手段が見つからないことがでけがわかる
カルク : ――……、、、(間違いない。「デギズマン」の命を奪った魔法だ。
フィウミ : な……、なんとかしないと……
カルク : (まあ、だとしても―……もう一つ残機が減るだけか。…などと考えてしまう。
フィウミ : (頭がうまく回らない。声が震える。
セレン : …もしもし? 、え、何!?まだ終わってないの!?(反応遅れて2人に振り返る
カルク : (「無敵時間」に入れば呪いの類は解除されるはず。ならそれを伝えてあげないと…
カルク : (・・・喋れないな。
フィウミ : (そうだ。
フィウミ : (解呪ができなくても、
フィウミ : (その呪いを私に移すことができたら。
フィウミ : (――当然カルクの残基のことは知っているが、カルクの残基一つは
フィウミ : (自分の命よりも価値がある。
カルク : ――、、、。。、っ、、(首元を抑えながら、大丈夫、と言いたげにフィウミに手で制す
フィウミ : !
カルク : 、っ、 か、、、、(よりによって地属性の呪いに抵抗する手段などないが。
カルク : (死んでも大丈夫なのはいつもの事だ。
セレン : ―…ちょ、ちょっと緊急事態ですっ。 とにかく誰か来てください、喫茶EMに!(必死通話
セレン : エリス先生とか… え、無理!?やっぱ忙しいですか!?
フィウミ : (そのまま、暗い顔でフィウミが涙を浮かべながらカルクを見ていること、数分
??? : (一人の女性がそこに駆け付ける。
??? : ……。はぁ、はあ。(息を切らせながら
ミヌイ : ここも派手な騒ぎがあったのね。
セレン : ―ぁ、、 き、来た! 誰か来たよ!
ミヌイ : どきなさい。(震えながら突っ立っているフィウミをずいとどかし、
カルク : ―――……(どす黒い怨念の泥腕に首を絞められ続けている男性
セレン : ちょっっっとカルク…しっかりしてよね! 無敵んなったら許さないからね!?
セレン : (無茶振りである
ミヌイ : ………(ああ。なるほどね。
ミヌイ : (何やら詠唱し、負の質量を持つ怨念を正へと反転させる
ミヌイ : (カルクの体が軽く輝いて、
ミヌイ : (どす黒い怨念の手が霧散する。
カルク : ――――……(輝きに包まれて
フィウミ : (突き飛ばされ、地面にへたばっていたが、
カルク : … っ、 っは、、、ぁ、、(思いっきり息を吸い込んで、吐いて
フィウミ : (じとっとした色のない目でミヌイを見る。
フィウミ : ………、(一瞬で我に返り、
フィウミ : カ、カルク君・・・・・
フィウミ : (心配そうな目でカルクを見つめる。
カルク : ――――、……、 、 、(意識が失せかけていたが、呼吸を繰り返して、
カルク : ……っはぁ……。(落ち着いて、溜息吐いて。
カルク : …大丈夫です。死にませんでした。
カルク : すみません、手間を取らせてしまって。
セレン : …セーフ! …って事ね!セーフなんだよね?
セレン : 良かった~~。…ありがとうございます!ミヌイ先生!
フィウミ : あ、ありがとうございます……(珍しく深々とお辞儀をする。
フィウミ : ミヌイ、先生…。
ミヌイ : たまたま近くにいてよかったわ。
カルク : …。ぁぁ、お礼を言うのが遅れてしまいましたね。
ミヌイ : ・・・・・一体この騒ぎはどうなってるの?
カルク : 助けて頂きありがとうございました。先生。(丁寧に頭を下げて
セレン : ぁ、キアシスが今大変な事になってるのは先生も知ってますよね?
セレン : それでグリアスチルドレンって名乗る奴らが暴れてて、その内の一人がココにも襲ってきて!
ミヌイ : グリアスチルドレン……。(手を顎にあて、何やら考えこみながら、
セレン : ぁっ、そうですもう一人怪我人が居て…!診てもらいたいんですけど…!(矢継ぎ早に説明しながら倒れる輝空の元に誘導しようと
ミヌイ : ……やっぱりグリアスの残党なのね。
ミヌイ : ああ、そっちにも。もう本当、大変ね。(そう言いながらセレンに誘導される。
カルク : …。(喫茶の奥の方に向かっていくミヌイとセレンを見て、
カルク : …(傍のフィウミに視線を移し
フィウミ : (喫茶に向かう二人を見て、何かが頭に浮かびそうになるが、
フィウミ : ……っ。(カルクの視線を感じ、頭がぼうっとする。
カルク : …すみません。心配を掛けてしまいましたね。
フィウミ : ・・・ばか。
フィウミ : (そういってカルクに抱き着く。
カルク : っ、(抱き留めて
カルク : …。うん。ごめん。(フィウミの頭に手をやって、宥めるように撫でる
フィウミ : ……。(カルクの胸に顔をうずめて、なでられるまま。
フィウミ : (しばらくそうして
フィウミ : そういえば、今日何食べたいか考えた?(いつものフィウミに戻り、カルクに話しかける。
カルク : そうですね…、君が作ってくれるならなんでもいいんですけど…毎回それだと困りますよね。(考えながら
ミヌイ : (数秒後、
ミヌイ : (セレンと共に輝空を抱えながら、大急ぎでこちらに走ってくる。
ミヌイ : あなたたちも伏せなさいっ…!!(カルクとフィウミに
カルク : ――!(なんか思いっきり抱き合ってたので
ミヌイ : (次の瞬間、EMが爆破され、
カルク : (そのままフィウミと一緒に倒れるように地面に伏せる
ミヌイ : (爆音を立てながら跡形もなく粉みじんになる。
ミヌイ : ………っ。
??? : (爆破音を立てながら、崩れる喫茶EMの中に一人の人影が見える。
セレン : ……、 き、危機一髪~~~…?
キュクロ : ……はぁ。
キュクロ : やっぱぶち壊すのって、
キュクロ : 気持ちいいーーーーーーーーーーーーーーーーー
カルク : あれは………(木っ端微塵になった喫茶の跡地を見上げ
キュクロ : (そして、そのまま竜巻に身を巻かれながら、
カルク : 「元八首」の………?
キュクロ : (その場を去っていく。
セレン : …あっ、 逃げた!
ミヌイ : ……アイツ。(ぎりっと歯をくいしばり、悔しげな表情を浮かべる。
セレン : え、「元八首」キュクロって確か…!(最近重要人物として挙げられた事を思い出し
セレン : あの方角は… …とにかく共有します!誰かが追い付いて止めないと!
ミヌイ : ……私が行くわ。
ミヌイ : あなたたちはそこで情報伝達をっ……!
ミヌイ : (そういうなり、キュクロを追ってその場を去る。
セレン : あっ、先生!?(引き留める間もなく行ってしまい
セレン : え、…大丈夫かな。 ミヌイ先生も八首だけど、戦闘系の魔術師だっけ…?
カルク : …何か因縁があるようでしたね。
フィウミ : どういう
フィウミ : 因縁なんだろう。
フィウミ : ・・・・(何やら考えるが、
セレン : うーん…?
カルク : (―――こうして。
カルク : (喫茶EMでの「グリアスチルドレン」との戦いは幕を閉じた……と思いきや。
カルク : (新たな嵐が訪れ、去っていった。
カルク : (喫茶を破壊した大嵐は何処へ行ったのか?街の混乱は、まだまだ鎮まる気配を見せない。
カルク : (―――続く。
最終更新:2025年03月10日 08:44