シドリ― : (シドリ―
シドリ― : (ゲームセンター内
サクヤ : …(茨木冬青の腕を引いて
サクヤ : (うるさい強火ファンから離れ、人気の無い方に進む
冬青 : …ちょ、 ちょっと。。(腕を引かれながら、後ろから声を掛ける
冬青 : …どうしたの。。確かにイアンさんも先行ってって言ってたけど…
サクヤ : …。
サクヤ : アイツ、ちょっとヤバい奴だと思う。
冬青 : …ん?
冬青 : (…そらそうだろうけど?みたいな要領の掴めなさ
サクヤ : …ぁー、…えっとな。そういう意味じゃなくって。
サクヤ : …少なくとも人間じゃない。…多分魔物とか厄い…レイダーとか、それ系。
冬青 : …は…?
冬青 : …ど、どういう事。こんな街中に襲撃者が現れたって事…?
冬青 : …ぇ、、じゃあ残った2人もやばくない?
サクヤ : …二人とも相当強いから大丈夫だと思うけど…。まー…心配ではあるよな。
冬青 : …。…。まー…私ら戻っても足手纏いか。
サクヤ : ……。…そうだな。無暗に戦場に戻るよりは、誰かに助けを――…
ジュウイチ : はああああああ!!???
冬青 : ―――ひえ!!?(不意に飛び込んでくるクソデカボイスにビックリ
サクヤ : ――は。今度は何だよ…?
ジュウイチ : おい!! おまえ! そこの! お前ェ!!!
ジュウイチ : (廊下で立つ二人にずかずか歩み寄ってくる
ジュウイチ : (スキンヘッドにキャップを被り、ダボTにダボズボン 見た目はチャラくさいが挙動不審な男
冬青 : お、お前…? …私?(自分指さして
冬青 : ど、、どちら様で……
ジュウイチ : お前だよお前!お前に決まってんだろ!!
ジュウイチ : お前…… アイレクスたんだろ!!!
冬青 : げっ。。。
ジュウイチ : お面のオンオフがあろうがこの俺には判る!画面越しでも!魂の色とかリスナーの勘とかそういうのでな!
冬青 : ヒェ・・・(嫌だーーーーー私の方にも強火リスナー来たーーーーーー
サクヤ : …(ジュウイチを視界に入れ、
サクヤ : …コイツもレイダーだ。隙見て逃げて。(冬青を庇うように前に出る擦れ違い際、小声で囁く
冬青 : ―…ぇ。
サクヤ : …あの。何の用ですか。(冬青の前に出て、ジュウイチを見上げて
ジュウイチ : はああああああ!?!?!????
ジュウイチ : 何の用も何も無いが!? 見せつけやがって!!ナイト君か!??
サクヤ : …え。何コイツ…
ジュウイチ : こんなとこで2人きりで!おてて繋いでよぉ!
ジュウイチ : お前ら二人で仲良くゲーセンデートしてたんだるぉ!?!?
冬青 : …ぇ。ちゃ、ちゃいます……
冬青 : 別に全然デートとかじゃないし…友達になったのも最近っていうか…(ボソボソ
サクヤ : おい…まともに相手すんな…話がややこしくなるだろ…
ジュウイチ : バッッックレてんじゃねーーーーよ!俺ぁ見てたんだよさっきの仲良しこよしを!
サクヤ : …いや、あれアンタの仲間から逃げてただけだけど。
冬青 : そっちも反論してんじゃん…!
ジュウイチ : うるっせええええ!!!!
ジュウイチ : ふざけるなよ!アイレクスたんがよぉ、ゆるキャラのガワ被ってよぉ、性別も関係無くゲームは平等~みたいな雰囲気出しといてよぉ!
ジュウイチ : やっぱり裏では男と遊んでやがったんだ!ファンを裏切りやがって!!!
冬青 : は? ころすぞ・・・?
ジュウイチ : あーーー燃える!燃え滾ってくるぜ!怒りが!許せねぇよぉ!!
サクヤ : …おい。落ち着けって。
サクヤ : …コイツちょっと普通に話通じない。レイダーとか最早関係無く。(ていうか頼む。逃げてくれ。
サクヤ : 自分の中の思い込みを事実化して勝手に噴き上がるタイプだ。ブロックが板だな。
冬青 : それはさーーー……そうなんだけどさーーー……・・・
冬青 : インターネットそういう奴多すぎじゃない?????
サクヤ : そりゃそこにしか居場所が無いからさ……
ジュウイチ : さっきから何をゴチャゴチャイチャイチャしてやがる!??
冬青 : クソが・・・言う事全部腹立って来た・・・
サクヤ : (…拙い。地雷踏まれて普通にあったまってる。レイダーだって言ってんのに…
ジュウイチ : とにかく俺は許せねぇ!このゆるキャラ詐欺女を燃やし尽くさない事には気が済まねぇんだ!
ジュウイチ : 受けよ!!!俺の怒りを!!!(二人に向け両手を翳し
サクヤ : 、――
ジュウイチ : 炎 上 さ せ て や る ! ! ! !
サクヤ : ――――(両の瞳がジュウイチを見る
冬青 : げ、 ・ ・ ・
ジュウイチ : ―― ・・・
ジュウイチ : (何も起こらない
サクヤ : …
サクヤ : …。炎上が何だって?
ジュウイチ : ――な、何故だ!?
ジュウイチ : 俺の怒りが景気良く着火する!…筈なのに!?
ジュウイチ : 貴様…何かしたのか!?
サクヤ : いや……知らないけど。 スランプじゃない…?
ジュウイチ : んな訳あるかー!! 地獄人舐めんじゃねぇ!!!
サクヤ : ぁー…地獄人か。
冬青 : ぇ、地獄人って… 魂を刈り取りに来るとかいう…?(このチャラくさい挙動不審な異常リスナーが・・・?
ジュウイチ : そうとも!!俺は地獄…『大叫喚地獄』の門番!
ジュウイチ : 『大炎処 十一(だいえんじょ じゅういち)』!!
ジュウイチ : 地獄のノルマ達成の為…貴様ら不届きリスナーの魂を刈りに来たのだ!!
冬青 : ぇ、ぁ、コイツまさか………最近配信者を狙ってるっていう襲撃者……?
ジュウイチ : AEゲームズ所属の配信者達はどうなっているんですか!?不純異性交遊者が多すぎます!
ジュウイチ : ちゃんとコンプライアンスを守るように教育してください!
冬青 : まさかとは思いますが、この「不純異性交遊」とはあなたの想像上の関係にすぎないのではないでしょうか??
ジュウイチ : うるせええええゲーセンデート女が言っていい台詞じゃねえんだよおおお!!!
冬青 : うるせえええゲームはデートでやるもんじゃねえんだよおおおお
ジュウイチ : あー言い訳!デートじゃないとか言い訳!男女が同じコマに居たらそれはデートです!
サクヤ : 無茶苦茶だな…
ジュウイチ : よって火刑に処します!!! ――今度こそッ! 貴様を燃やす!!
サクヤ : (叫ぶジュウイチを両目で見ている
ジュウイチ : 炎上させてやるー!!!(地獄人の固有能力!周囲30Td内の可燃物を検知し発火させる…!
ジュウイチ : ・・・
サクヤ : …
ジュウイチ : な、、、何故だ・・・!?
冬青 : ・・・、…?(さっきからどういう事…?
サクヤ : ぁー…。調子悪いなら今日の所は帰ったらどうですか…?
ジュウイチ : 俺の地獄人の力が発動しないだと……!?ふ、ふざけんじゃねぇ!
ジュウイチ : こんな不届き者を目の前にしてすごすご帰れって言うのか!?
冬青 : ふ、不届き者はどっちだっつー・・・
サクヤ : …いや、魂取れないならあんたもここでぐじぐじしてるメリット無いだろ…?
ジュウイチ : 何だとぉ!? 舐めくさりやがって!(ぎろりとサクヤを睨んで
ジュウイチ : さっきからクール達観ぶりやがって!そういうスカしたのが流行ってんのかぁ!?
サクヤ : いや…お前らがあったまりすぎなだけだろ…
冬青 : 「ら」って言ったな今…!?
ジュウイチ : あまり地獄人を舐めてんじゃねぇ!―お前がさっきから何かやってんだろ!?
サクヤ : …
サクヤ : …だったら?(じ、とジュウイチを見て
ジュウイチ : あぁ!?
サクヤ : …だったらどうするんだよ。地獄人って、精神干渉の術が必殺技だったよな。
サクヤ : それが使えないのに……殺せんの?俺の事。
ジュウイチ : 殺せるか…だと?
ジュウイチ : 殺すに決まってんだろ!?(サクヤに駆け寄ってきて
ジュウイチ : 物理でな!!!(顔面にグーパン
サクヤ : 、 ッ!(直撃して後ろに吹っ飛ばされる
冬青 : ―ぇ。(吹っ飛んでくサクヤを呆然と見て
サクヤ : っ、つ……(額の皮膚が裂け、流血。
サクヤ : (長い前髪を掌で掻き揚げ、血を拭いながらジュウイチを睨む
サクヤ : (殴られる前からある大きな傷。虹色の異質な輝きを放つ瞳。
ジュウイチ : っっは! ざぁーこ!!
ジュウイチ : ロクに受け身も取れてねぇじゃねぇか! お前本当に只の一般人だな!?
ジュウイチ : (吹っ飛んだサクヤにずかずか歩み寄ってきて
ジュウイチ : (襟首引っ掴んで持ち上げる
冬青 : ・・・(――嘘。うそうそ。血出てる。 え、マジで。これ。
サクヤ : …え? 何。こんなもん?(ジュウイチを怯まず見上げて
サクヤ : まだ全然死ぬ気しないんだけど。
ジュウイチ : はああああっ!?(バチンッ
ジュウイチ : (サクヤの頬を思いっきり平手で打つ
サクヤ : ッッ!!(無抵抗で頬を張られ、
ジュウイチ : 舐めんのも大概にしろよクソガキィ!!(続けざまに何度も往復ビンタを見舞う
サクヤ : 、 っ、! 、!
冬青 : ――…、 (な、なんで。これ、ヤバいよね?
冬青 : (確かに「嘘が見抜ける」とか何とか言ってたけど、、、虻川、実は戦えるとか凄い強いとかじゃないんだよね…?
冬青 : (人には逃げろとか言った癖に。。なんでわざわざ挑発するような――・・・
冬青 : …(ぁ。
冬青 : (そうか。
冬青 : (――…虻川は、「隙見て逃げろ」って言ったけど、
冬青 : (……「自分も逃げる」とは言ってない。
冬青 : ・・・
冬青 : 馬鹿…!(小声で、忌々しげに零して
サクヤ : ―――
サクヤ : (良かった。やっぱコイツ結構馬鹿だ。
サクヤ : (すぐカッとなって、すぐ視野狭窄に陥る。
ジュウイチ : てめぇみたいな!ひょろっちいガキなんてなぁ!!(サクヤに馬乗りになってボコボコに殴り付けている
ジュウイチ : 地獄の炎が無かろうが殺せんだよ!!!!
サクヤ : ッ、 ッ、、、!(顔面をボコボコに殴られ続ける
サクヤ : ッ、、、は、(…魔眼の発動条件は、対象を視界に入れる事。
サクヤ : (目の上殴られて腫れて来たし、血が目に入るし、なんか霞むし、ちょっと今はもう発動厳しいんだけど…
サクヤ : 死んでないけど…?(もうそんな事、頭にも無いだろ。
ジュウイチ : じゃあ死ね!!!
ジュウイチ : (言い捨て、振り上げるのは……ナイフ…みたいな形状のガスライター
ジュウイチ : (逆さにしても炎が上を向かない!強力そうだ!
サクヤ : ――……、、
サクヤ : … ちっさ。
サクヤ : 燃えねーだろそんなんで…
ジュウイチ : そんじゃあなあ!その良く回る口から焼いてやっからよぉ!!
ジュウイチ : 生意気なガキめ!後で泣いて謝ったって止めねえからな・・・!!(サクヤの顔面にガスライターを押し付ける
サクヤ : ―――……ッ っ、、、…!!(ジュウウウウ
サクヤ : (肉の焼ける音がする。 悲しいかな、聞くのは初めてじゃない。
サクヤ : (タバコの火押し付けられたりとかさ。…まぁ、あるじゃん。…ちょっとレべチだけど。
サクヤ : (…ようするに。無抵抗でボコボコにされる事には、ちょっとばかり慣れてて。
サクヤ : (大概な事をされても、この世界では人は簡単には死なないって事を知ってる。
サクヤ : (…『襲撃者』相手に同じ理屈は通用しない?…それはそうかも。
サクヤ : (でもまあ、似たようなもんだろう。精神的には。
サクヤ : (敵は今、俺を殺したいんじゃなく痛めつけたい。
サクヤ : (苦痛に喘ぎ、みっともなく謝罪する情けない姿を引き出したい。
ジュウイチ : おら! おらおらおら! どんどん焼けるぜぇ~!!?
ジュウイチ : アイドルみてぇな顔が台無しだなぁ!?どんどん爛れやがる!
サクヤ : … … … 、、っ、…(なら、
サクヤ : …で、いつ燃えんの俺は。 …、(俺が折れない限り、敵も満足しない。
サクヤ : 、、…もしかしてさ。あんた…
サクヤ : …能力使えなきゃ大した火力無いの?
ジュウイチ : てっめえええええええええ!!!!!!(図星である
ジュウイチ : (だって能力の無い地獄人とかいるか?そういうもんだろ地獄人って!
ジュウイチ : ふざけんなふざけんなてめぇ!言わせておけばピーチクパーチクよぉ!!
ジュウイチ : でも良かったなぁ!お陰でジワジワ炙り焼きにされる苦行を味わえるんだからよぉ
サクヤ : …、アンタもいちいち良く吠えるじゃん…、本当に煽り耐性無いんだな…
ジュウイチ : うるせぇな…!!!テメェの減らず口にはもううんざりだ!!
ジュウイチ : (サクヤの口の中に指を突っ込んで
サクヤ : ッ、、 んむ、、ぐ、(指に噛み付いて抵抗するも、
ジュウイチ : (舌を指でつまんで引っ張って
ジュウイチ : 炙りタン塩一名様分ご案内だぁ!!!!(逆の手に持ったガスライターをそこに
サクヤ : 、、、、 ……――、
水 : ―――――
水 : (どばっっっしゃあああああああああ
水 : (ジュウイチの横から放出される大量の水。
ジュウイチ : ぬわああああああああ!!!!!???(手を放し、横殴りに吹っ飛んでいく
サクヤ : ッ、 かはっ、、、(ドシャ
冬青 : ・・・こ、(両手で消火栓のホースを抱えて
冬青 : このやろおおおおおお汚物は消毒だあああああああああ(ジュウイチの吹っ飛んだ方向に
冬青 : (正確無比な放水を続ける
ジュウイチ : ぎゃあああああやめろおおおおおおおおおお(バッシャバシャに散水を食らっている
冬青 : うるせええええええええええええ(聞く耳を持たず放水を続ける
冬青 : (辺り一帯水浸しになっていくが、お構いなしだ
ジュウイチ : ぬああああ…!す、水圧が! 水圧が響くゥ!!!(放水で壁に叩き付けられ動けない
ジュウイチ : まさかこんなモノに俺がノルマなのか…!?そ、そんな、そんな訳…!!
冬青 : 何をゴチャゴチャ抜かしてやがる・・・ころすぞ・・・(両手でホースを抱えて頭部にピンポイント放水
サクヤ : ………(流石に少しぽかんとして様子を見守っている
サクヤ : …、(が、気を取り直して
サクヤ : (叩き付けられるジュウイチ…、の頭上の天井を、薄れ気味の片目で見つめる
サクヤ : ―――(『解除』。
サクヤ : (天井裏の点検口の蓋のロックが外れ、
サクヤ : (ジュウイチの脳天に落下する
ジュウイチ : ―――!(カーン!☆
ジュウイチ : (バタリ
冬青 : え!?
ジュウイチ : じ、、、地獄のノルマに………
ジュウイチ : 俺が・・・ 追加・・・・・・(倒れたまま意識が遠のき――――
ジュウイチ : (爆☆散!
冬青 : うわぁ!?(バッシャァ
冬青 : 、や、やったか!? …いやちょ、これどうs、ぅゎ、(周囲に水が飛び散りまくり、おまけに放水も止まらない
サクヤ : 、、、元栓。 回す奴、、……(言いつつ動き出せず
冬青 : そ、それ…!(消火栓の方に走ってって
冬青 : (キュイキュイキュイキュイ………
冬青 : (やがてホースからの放水が止まる
冬青 : ・・・
サクヤ : ………
冬青 : っ はぁーーー・・・………(深く長く大きな溜息を吐く
サクヤ : ……
サクヤ : …まー、…なんとかなったな。(床に転がったまま
冬青 : …
冬青 : ・・・何それ。(のろのろとサクヤの元に歩いてくる
冬青 : …(傍にしゃがんで
サクヤ : …。何って何。
冬青 : …全然なんとかなってないじゃん。(ボコボコに殴られ、火傷を負ったサクヤの顔を見下ろして
サクヤ : …。べっつに…
サクヤ : …このぐらい普通に治るって。経験済み。(なんとなく、手で視線を遮るようにして
サクヤ : シドリ―、加護強い方だし。
冬青 : ゃ、、そーゆー問題じゃなくない・・・?
サクヤ : …。そーゆー問題だろ。
サクヤ : …ロクに戦闘能力の無い俺達が、大事無く襲撃者<レイダー>を退けられた。
サクヤ : 相当上手くやったじゃん。…そーゆー事じゃないの?
冬青 : ・・・そーゆー事じゃ…無いじゃん。。。
サクヤ : …なんだよ。わかんない奴だな…
冬青 : …何なの。私が逃げて反撃の手を準備する間、自分がタコられるのは已むを得なかった。って、
冬青 : ・・・そう言いたいの?
サクヤ : …まー、誰か助けを呼んでくれたら…って思ってたから、茨木自身がなんとかしたのには驚いたけど。
サクヤ : 実際時間を稼ぐ必要はあっただろ。…何、なんでそんな……
サクヤ : …。…拗ねてんの?
冬青 : な、な、な、何その言い方ぁ…!
冬青 : 何なの!?相手レイダーだよ?魂奪うとか言ってる奴だよ?
冬青 : 虻川がなんか……ちょっと凄いチカラ持ってるのは知ってるしさ、実際相手も能力使えなくなってたみたいだったけど、、、
冬青 : それでも……どうなるかなんてわかんなかったじゃん。
サクヤ : ………
冬青 : もしかしたら死んじゃうかもしれないのにとか……、なんでそんな危ない事、、とか…
冬青 : お、思ったら・・・変なの……?(サクヤを見下ろす瞳が揺れて
冬青 : ・・・っ、(ぱっと顔を背ける
サクヤ : ……(ぁー…
サクヤ : …
サクヤ : (…きっと俺のやった事は、間違ってない。ああする以外の状況の打開方法を簡単には見つけられない。
サクヤ : (でも…… …そーゆー事じゃない。
サクヤ : (そーゆー事じゃ、無いんだよな……
サクヤ : ……悪かった。
冬青 : ……
冬青 : ・・・なんで謝るの。(顔背けたまま
サクヤ : …んっと。…
サクヤ : 無茶したし、…心配、とか。その、掛けたかなって……
冬青 : ・・・歯切れ悪…(ちょっとだけ緩んだ声で
サクヤ : …えぇ。ダメ出しすんの?満身創痍なんだけど…
サクヤ : …(俺が傷付く事に、傷付く人がいるって事。
サクヤ : (わかってないわけじゃないはずなんだけど…両親だって、兄ちゃんだってそのはずなんだけど。
冬青 : ……んーん。ちょっと面白かっただけ。。(両目擦って、
冬青 : (サクヤの方に振り返る
冬青 : …病院行こう。ちゃんと治療受けないとさ…
サクヤ : …いや、山吹達の様子見に行った方が良くない…?
冬青 : ぶっとばすぞお前???
冬青 : ぁーーいや実際それなんだけどさぁ…!なんで言った傍からさぁ・・・!(頭抱えて
サクヤ : それはその…非常事態だから……、 、(上体起こして
サクヤ : …大丈夫だって。横から茶々入れる分には俺相当強いし…
冬青 : ボコされて倒れた直後に言われても説得力無いんだよぉ・・・!
冬青 : 2人が心配なのはそりゃそうだけど、せめて――― ぁ。(2人の耳に聞こえてくる
サクヤ : (足音。
サクヤ : (ゲーセンの店員や奇人から逃れてきたゲーマー達が、騒ぎに気付いてやってきたようだ
冬青 : ぁー・・・(消火栓勝手に使って水浸し状態。
サクヤ : ぁー…
サクヤ : …先に事情説明かな。コレは……(顔面ボコボコで火傷を負いながらレイダー不在という状況。
冬青 : …。そっスね・・・。
冬青 : (・・・こうして、非戦闘民で現代人な2人の襲撃戦は、
冬青 : (現実的な後処理で幕を閉じるのだった。
最終更新:2025年04月29日 19:51