蝋燭 : …。
蝋燭 : ・・・。
蝋燭 : (フォーデンの中心街から少し外れた
蝋燭 : (なんだかダークな店が並ぶ建物の間の
蝋燭 : (階段を降りて
蝋燭 : (蝋燭の灯った無駄に長い廊下を通った先にある
蝋燭 : (会員制の個室居酒屋
ほのか : ーーー。
ほのか : (詰めて座っても4人ぐらいしか入れなそうな狭い個室で
ほのか : (食べ物と飲み物…お酒!を机に並べて、
ほのか : (向かい合って座る選手とコーチ
ほのか : えっと。
ほのか : こんな偏屈な場所にまで呼び出して…その…
ほのか : 色々とお話ししたい事はあるのですが…
ほのか : まずは…、、、
ほのか : 春慶さん。将棋武道エキシビション2連覇。おめでとうございます。(ビールジョッキを掲げて
春慶 : ん。どうもありがとう。(冷酒のグラスを片手に
春慶 : ほのかさんも。将棋武道本戦お疲れ様でした。
ほのか : はい。お疲れ様でした。コーチとしての春慶さんも。(穏やかに笑って
春慶 : うん。ま、乾杯しようか。
ほのか : はい…。
ほのか : 乾杯です!
春慶 : 乾杯。(カチンとグラスを鳴らして
ほのか : …えっと。
ほのか : ああ。えっと。素直に言いますね。
ほのか : 結果だけ見れば1勝1敗ですけど、
ほのか : …前より勝てて喜んでいますよ。私は。
春慶 : うん。そう見えるね。機嫌良さそうだ。
ほのか : ぅ。そんなにわかりやすいですか?私…。
ほのか : 良いですけど…(ビールちびちび飲んで、焼き鳥食べて、
春慶 : 君は勝ってる時は機嫌良いよね。僕も分かるようになってきた。(返しつつ、こちらも冷酒をちびちびってる
ほのか : …あの。次からは、もう少し優しい言い方にしてくださいね。(ジト目で
ほのか : (シューマイを食べて、トマトサラダを食べて、揚げ餃子を食べて、枝豆を食べて、
春慶 : …別に悪い事じゃないと思うけど。そういう問題じゃないか。
ほのか : そういう問題じゃないのです。(もぐもぐ。
ほのか : 所で、今日もお酒飲んでくれるんですね。
ほのか : 祝い事だからですか?
春慶 : そんな感じだね。今日はまあ…いいかなって。
春慶 : 色々ひと段落付いたしね。(頬杖付いて目閉じて笑って、珍しくちょっと緩んだ感じ
ほのか : ぁ。(それ見てちょっとびっくりして。
ほのか : そうですね。ふふ。
ほのか : 短い間でしたが…長い間ありがとうございました。(不思議な日本語で感謝を述べる
春慶 : どういたしまして。…変な言い方だけど、言い得て妙って感じはするな。
ほのか : おかげさまで、血嬢さんとの試合も…シュウさんとの試合も、かなり納得の試合が出来ました。
春慶 : そうだね、どちらの試合も…、…
春慶 : 良い試合だったと思うよ。
ほのか : ぉお。(少しだけ驚いたように声が漏れて
春慶 : いや、まあ。敗けた試合を良い勝負と評すのは的確なのかっていうのはあるけどさ。それでもね。
ほのか : スパルタな春慶さんにそこまで言われるだなんて、
ほのか : なんだか気分良いですね。
春慶 : 何。何が何でも褒めない人間だとでも思ってるわけ。(半目で
春慶 : 僕は割と…正直だと思うんだけどね。…まあそれは置いといて。
ほのか : いえいえ。
ほのか : もっとこう…シンプルな話ですよ。
ほのか : 私は、春慶さんに褒められると嬉しいんです。
ほのか : それだけですよ。難しい事じゃあないでしょう?
春慶 : …どうしたの。君も珍しく正直じゃない。
ほのか : え?私はいつも正直じゃないですか。(キョトンとして
ほのか : 正直すぎて誰とでもぶつかるんですから。(ぶーってしながらビール飲んで
春慶 : 誰とでもぶつかるのは否定しないけど…そういう自己認識なのか。まあいいけどね…
ほのか : もう。なんだかなんだかですねえ。
ほのか : ~~~っっ、(ビール飲み切って2杯目のジョッキを頼む
ほのか : せっかくの日なんだから、もっともっと振り返ったり褒めたりされたいですよ私は。
春慶 : はぁ。そうだよ。喧嘩する為にこんな奥まったトコまで来た訳じゃないんだよね。
ほのか : へぇ~~? じゃあ喧嘩じゃなくって、何しに来たんですか?(ねぎま食べてる
春慶 : 慰労と反省かな。
ほのか : …はい。優しめにお願い致しますね。
春慶 : うん。 …まぁ、技術的な細かい事は後で詰めるとしてもさ、
春慶 : 君は僕の予想を…いや、期待を越えて、将棋武道を戦い抜いてくれたと思ってるよ。
ほのか : ぉ、、ぉお…???(驚いて
ほのか : あ、ありがとうございます…。。。
ほのか : (目をぱちくりさせて、箸の動きが止まっている
春慶 : …(そんな様子見て
春慶 : …褒められたがる割に褒められ慣れてないわけね。(なんか一言言わずにはいられない
ほのか : 褒められ慣れてないんだから、褒められたがるって事なんじゃあないですかぁ~???
春慶 : まあそれはそうか。(納得
ほのか : あ~あ。もっとこう素直に喜び時間を噛み締めさせてくださいよ。(やれやれとローストビーフ食べ始める
ほのか : どこがどう期待を超えてましたか? そもそも次の大会までに私が折れるかもという感じでしょうか?
春慶 : 開き直って深堀りを要求してきたか。(いいけど、と
ほのか : 全くもう。言い方の言い方の言い方の言い方オバケです。(変な事を言いながらビールを飲む酔いどれほのか
ほのか : 褒めてきた人に、どこが?って聞くのなんて普通ですからね。もう。
春慶 : そうだね。 まず将棋の話。棋力の向上度合いはコーチの僕は把握してたけど本番で力を出し切れるかはまた別の話って所で、(矢継ぎ早に話し始める
春慶 : 大舞台にも関わらず両対局共に良く手が伸びてたし、要所で冷静さを失わなかったのが良かったね。VS血嬢戦ではそれが勝ちの決め手となったと言ってもいい。
ほのか : おーーー。(にっこにこでチャーハン食べてる
ほのか : ぉー。それは、それは、ぉー。。。(語彙力の無い噛み締めタイム
春慶 : それから武道の方。天野戦のあれって初出の新技だったんだよね。あれで膠着状態を保って将棋が終局するまで粘り続けたのを見て、…
ほのか : ぁ。はい。そうです。
ほのか : 火球を【掴む】奴。
春慶 : なんか… 嬉しかったよね。上手く言えないけどさ。
ほのか : えっえ!?
ほのか : ど、どうしたんですか!?
春慶 : 「次もやる気だな」。って思えたというか。…え、何?(逆に困惑して
春慶 : ご所望の「褒め」じゃないの。これ。
ほのか : あ。ぇ。ぅ。はい。
ほのか : …ありがとうございます。(ちくわ食べて
ほのか : その…えっと…
ほのか : 「GBBほのか」の戦闘って結構…詰むんです。
ほのか : でも、なんか…せっかくここまで来たのに…ってなって…
ほのか : なんか、なんとか、なってました。
春慶 : 成程ね。魔人能力の新解釈…なのかな。(門外漢だけど、と付け足しつつ
ほのか : ぁ。うーん…詳しくはわかんないですが…
ほのか : いや、そうですね…明日以降どこかでT3のトレーナーにちゃんと聞いた方が良いとは思いますけど…
春慶 : そうだね。詳しい事は専門の人間に聞いた方が良さそうだ。
ほのか : はい。そうします。
ほのか : そうしますので、今日はもう【能力】の事を考えるのはおしまいです。(言いながら飲む
春慶 : ん。そうだね。(言って、こっちも冷酒を飲んで
春慶 : じゃ、今日は何を考えるわけ?(軽口っぽく
ほのか : …えーーー?
ほのか : お酒が美味しいなあ。春慶さんも飲んでくれてるなぁ。
ほのか : とかじゃダメですか?
春慶 : まあ…いいんじゃない?慰労だしね。
ほのか : はい。ありがとうございます。春慶さんも飲みましょう。(ご機嫌でビールを飲む
春慶 : そうだね。ちょっとはね。
春慶 : …。(ご機嫌なほのかをなんとなく見て
ほのか : …?(焼き鳥を食べる
春慶 : …ぁー、いや。(…思えば、
春慶 : (敗けたり選ばれなかったり凹んだり嘆いたり…そんな姿を見る事が多かったからだろうか。
春慶 : 君が結果出して、ご機嫌で良かったなって。それだけ。
ほのか : なんですか、それ。(笑って
ほのか : 春慶さんが、こんな私の面倒をずっと見ていてくれたおかげですよ。
ほのか : 良い試合が出来て嬉しい。勝てて嬉しい…それも勿論そうですけど。
春慶 : そうは言っても、努力するのは君だったからね。
ほのか : はい。でもそれはそれ。嬉しいのはそれだけじゃなくって。
ほのか : ずっと私を育ててくれた春慶さんが、私と労いのご飯に来てくれて、嬉しいんです。
ほのか : どうですか?ご機嫌な理由が伝わりましたか?先生。
ほのか : (ニコニコとビールを飲む
春慶 : …。本当、今日は妙に素直だね。早速お酒入ってる?
ほのか : 私はずぅーっと素直ですってば。そしてお酒も入ってます。(ビールジョッキ空にして
春慶 : はいはい。ま、今日は好きなだけ飲んだらいいんじゃない。
ほのか : はい………その
ほのか : 春慶さんが止めないと本当に朝まで飲んじゃいますよ?私きっと多分。
春慶 : それは随分ご機嫌だな。…まぁ、
春慶 : 寝るのはいいけど吐くのは止めてよね。
ほのか : 乙女に向かってなんて事言うんですかぁ?
ほのか : 大丈夫ですよ。朝まで元気に飲みますから。
春慶 : 自信満々だね。(呆れたように笑って まぁ、ようするに、
春慶 : (止めないし、朝まで付き合うつもりなのだ。
ほのか : ふふ。自信満々です。
ほのか : (朝まで付き合ってくれそうな春慶を見て嬉しそうに
ほのか : (さらにハイペースで飲みすすめ
ほのか : (外が明るくなるよりも前に
ほのか : (酔い潰れて静かに机で寝ちゃった
ほのか : (zzz…
春慶 : ――
春慶 : … 朝まで元気にー、とか言ってなかったっけ。(机に伏して眠ってるほのかに、呆れ笑いの小声で
春慶 : …ま。
春慶 : 今日はお疲れ様。 本当に。
最終更新:2025年06月26日 10:50