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金・恋愛・幸福・生活 [ヴィアたん ナナネ]

店 : (店。
店 : (ちょびっと露出度の高い女性店員が居る。
店 : (酒屋。
店 : (お隣さんやお隣のお隣さんは
店 : (USA民が出没する店と言われているが
店 : (とりあえずこの店は普通の…酒屋?いや。居酒屋。
店 : (バー…という雰囲気じゃない。
店 : (なんか居酒屋。雑い。
店 : (そんな店。
ヴィアたん : …。
ナナネ : (小さな隅のテーブル席に向かい合って座る2人
ナナネ : (それぞれにドリンクを注文し、運ばれてきた後
ヴィアたん : USA民??の店しか知らなかったけど…やっぱり流石に違うなって思って…その…
ヴィアたん : なんか入ったんだけど…えっと…
ヴィアたん : ここで良かった…?(恐る恐る
ナナネ : …いんじゃない?普通にお酒飲めそうだし。…ぼったくりでもなさそーだし。
ヴィアたん : うん…普通の店…のはず…。
ナナネ : なんか店員の露出高いけど…気にしなきゃいいでしょ。
ヴィアたん : キットルじゃ日常茶飯事…。(店員見ながら
ナナネ : …あんまり思い出したくないなー。店の中に入ったコトあんま無かったけど…。
ナナネ : ま、それじゃ。(ハイボール片手に
ナナネ : …えーっと。色々お疲れ?(グラス持ち上げて
ヴィアたん : うん。(マングースブラッドオレンジカクテル
ヴィアたん : お疲れ様…。(グラス持ち上げて
ナナネ : 乾杯―。(ゆるくグラスを鳴らす
ヴィアたん : …乾杯。
ヴィアたん : …。
ヴィアたん : ナナネさ。
ナナネ : (ハイボールをきゅっと飲んで)…。ん?何?
ヴィアたん : なんで…将棋っていう知的な世界に行けたのに…その…えっと…
ヴィアたん : プロファイターなんて野蛮な仕事に来ちゃったの?
ナナネ : ぁー。確かに? …んー…
ナナネ : まー…理由は色々あるけどね。将棋ってまあ知的っぽくはあるんだけど、その分間口狭いトコあって。
ヴィアたん : 競技人口…とか…。
ナナネ : 対局だけずっとしてる事もできるけど…「布教」の仕事の方にはまだ鉱脈が広がってそうだなーって。
ヴィアたん : あ。
ヴィアたん : そっか…。
ヴィアたん : 二刀流…だもんね。
ナナネ : そしたらなんか丁度アナログゲーマーを探してるベリオさんとか言う人がいて。渡りに船っていうか。
ヴィアたん : そっか。確かに。そっか…。
ヴィアたん : うん。それなら、良いね。(カクテルちびちび飲んで
ナナネ : まー、そんな感じ。…それならヴィアちゃんは?
ヴィアたん : …。私は、、、
ヴィアたん : …。(何か考えて
ヴィアたん : 私、ナナネの小さい頃の事、あんまり、ちゃんと知らないから…。
ナナネ : なんか…それこそプロファイターやるぞーってカンジには見えないけど。
ヴィアたん : 勝手な物言いになる…から返事しなくても良いんだけど…(謎の前置き
ナナネ : …ん?アタシ?急だねー。
ヴィアたん : 私達って…あの地獄みたいな世界から「脱出」出来た“側”だと思ってて…
ヴィアたん : でもそのえっと、ナナネとかグリグリは本当の意味で「脱出」してて、
ヴィアたん : 私やUSA民??は…えっと…
ヴィアたん : 「生かされてる」だけで「自立」してなくて…えっと…
ヴィアたん : えっと…その…
ナナネ : …。
ヴィアたん : このまま生涯「生かされてる」だけで終わりたくないなって思って。
ヴィアたん : ベリオの罠にハマる事にしたの。
ナナネ : 企業に所属して手に職付けて、安定した食い扶持を稼ごー。
ヴィアたん : …。…。うまく説明できたかわかんないけど。うん、そう。それ。
ナナネ : ってコトね。(身も蓋も無い言い方だが
ヴィアたん : 私、その「上納金」すごい収めてたから、
ヴィアたん : 私を「買う」のなんて誰にも無理だと思ったんだけど…
ヴィアたん : …。都会の大企業はすごいね…。
ナナネ : うん、いいじゃん。アタシもヴィアちゃんの生い立ちとか全然知らないけどさ。
ナナネ : 自分の足で生きてけるんだ、って思えると身軽だよね。
ヴィアたん : …。うん。
ヴィアたん : きっと。そうだね。
ヴィアたん : そう。
ヴィアたん : 私。それが欲しかったんだと思う。
ナナネ : まー…成功も失敗も何もかも自分に圧し掛かってくるから、大変だけどさ。
ナナネ : でも、それがいーと思うよ。軽く言っちゃうけど。
ヴィアたん : …。ありがと。
ヴィアたん : なんか。…なんか上手く言えないけど。
ヴィアたん : ナナネに言われると安心する。
ナナネ : …そー?買い被りじゃないですかぁ~?
ヴィアたん : ううん。
ナナネ : …そか。ありがとね。
ヴィアたん : …。(カクテルちびちび飲んで
ヴィアたん : 鍵奈は正しいと思う。(突然
ナナネ : …。(同じくちびちびやって
ナナネ : 突然だね。どしたの。
ヴィアたん : 大金持ちの男。
ヴィアたん : 絶対近づいた方がいいよね…。
ナナネ : …ぁぁ、そこ。…てっきり強制合コン開いた事についてかと思った。
ヴィアたん : 結果的には…それも含めて…正解。
ナナネ : びっくりしたよね。鍵奈ちゃん絶対天辺リーダー自分で同じチームにしたよね。
ナナネ : まあ個人的には他人を巻き込まないで欲しかったですけど。…
ヴィアたん : …。私はあの6人の食事会なら別に良いけど。
ヴィアたん : 他の誰でも食事会できるわけじゃない…かも…
ナナネ : 食事会ならいいけどさ。やれ誰が好みだ聞かれるとダルいんだよねー…
ナナネ : 何であんな地雷物件から選ぶねん。今だから余計言いますけど。
ナナネ : びっくりした。マジで碌な男がいなかった。全員スーツ着てるのに。
ヴィアたん : んっとさ…
ナナネ : …ん。何?
ヴィアたん : ナナネは…恋愛とか…したくないの?
ナナネ : したくないとまでは思ってないけど…
ヴィアたん : あの中は別に…?
ナナネ : 誰かに強要されたり囃し立てられたりするのは違うかなー…ってカンジ?
ヴィアたん : スーツ男たち…ん。そう…。
ヴィアたん : …。
ナナネ : 三択に絞られた上で誰が良いとか知るかっつー…
ヴィアたん : 私“達”さ。今までは生きるのに必死だったけど。
ヴィアたん : 無事に脱出出来たなら…恋愛とか…趣味?とか?…なんか…
ヴィアたん : 「普通の幸せ」???
ヴィアたん : なの?かな??
ヴィアたん : そういうの…してみても…良いのかな…って、最近、思うようになった。
ヴィアたん : ナナネは、どう?
ヴィアたん : (不思議な間で、悩みながら、聞いてくる。
ナナネ : へー…。んー、どうだろなーアタシは。
ナナネ : …ほら、アタシの場合恋愛のモデルケース「親」になっちゃうからさ。
ナナネ : シングル出産した上にギャンカスに入れ込んだ人間だから。「ああはなりたくない」が勝っちゃうよね。
ヴィアたん : ぁー………。
ナナネ : 恋愛って生活を脅かしてまでするもんじゃないでしょ。ってゆー…
ヴィアたん : そっか。そうだね。そうかも…。
ナナネ : まー、言った通り恋愛する気が無いって程でも無いんだけどさ。
ナナネ : ヴィアちゃんの方は…なんか思ったより健全…いや、前向きだなって思った。
ヴィアたん : うん…。そうかも…。最近ね。ようやく。
ヴィアたん : (お酒ちびちびと飲んで。
ヴィアたん : 理由はわからないけど…薄らと嫌いな人が居て…
ヴィアたん : 気になるようになって…話すようになって…わからなくなって…
ナナネ : …。
ヴィアたん : 一緒に死ぬならこの人でも良いなって思ったら…突き放されて。
ヴィアたん : よくわかんない。
ナナネ : 急に死ぬとか言い出した。 …。えーっと。
ヴィアたん : 「恋愛」も「普通の幸せ」も私にはまだ難しい。
ナナネ : アビー君の事だよね。ソレ。 …実際どーなの。
ナナネ : 「好き」とか「恋愛」みたいな感じ…なの?
ヴィアたん : ナナネが彼と幸せになってくれるならそれで良いと思ってたのに。
ヴィアたん : ナナネに全然そんな気がないんだもの。(なんか人のせいにしながら酒を飲み干す
ナナネ : ぇ。やめてよマジで。巻き込まないで。(真顔
ヴィアたん : もっと飲も?(お酒の追加注文にナナネを巻き込んで
ナナネ : あんたが気になってる男と勝手にくっつけられそうになってるのマジで怖いんですけど。巻き込まないで。(二回目
ヴィアたん : ナナネにその気が無いんならもう辞めるよ。
ヴィアたん : ナナネにも幸せになってほしいから。
ナナネ : うん。飲むけど。(普通に了承してメニュー見て
ナナネ : …うん。止めよ。…一応言っとくけど…
ナナネ : 内弟子入った頃からだから10年くらい付き合いあるけど、マジで一度もそういう感じになった事無いから。
ナナネ : 10年何も無かったら流石になんも無いよ。 じゃーアタシジントニック。
ヴィアたん : 10年。長いね。(ジントニックとマングースブラッドオレンジカクテルを注文
ヴィアたん : じゃあさ。
ヴィアたん : 私がキアラさんと恋愛したいって言ったら応援してくれる?
ナナネ : うーん。今日のアレで逆に「ホントにコイツでいいの?」ってなったけど…
ヴィアたん : そうだよね。
ヴィアたん : 非道いよね。
ヴィアたん : 何なの。
ヴィアたん : あんな人なの。
ヴィアたん : どうしてああなったの?
ヴィアたん : (流石に思う所があったのかいっぱい聞いてくる!
ナナネ : いやー……(ぅーん、と振り返って
ナナネ : 実は人間嫌いだよな。とは薄々思ってたけど… あんな言い方するのは初めて見たねー…
ナナネ : なんなんだろうね。なんか種族も生まれ育ちもちょっと複雑みたいだけど。
ヴィアたん : 種族…。
ヴィアたん : …。
ヴィアたん : 聞いても良いのかな?ナナネが知ってれば…だけど…。
ヴィアたん : 人間嫌いの理由もそこなのかな…。
ナナネ : ぁぁ、言ってもいいでしょ。本人公開してるし。
ナナネ : 天使と悪魔両方の血を引いてんだってさ。孤児院育ちで詳しい事は分かんないらしいけど。
ヴィアたん : 天使なんだ………だから…。
ヴィアたん : 悪魔のハーフで孤児院。
ヴィアたん : え。
ヴィアたん : 悪魔のハーフで…施設育ちって…。なんか…。
ヴィアたん : 運命感じちゃうね?
ナナネ : 共通点があ… …運命。そう来たか。
ヴィアたん : …。
ヴィアたん : ナナネはなんで運命感じないの?(お酒を啄みながら
ヴィアたん : 10年も一緒にいるのに。
ナナネ : ぇぇ…。。
ヴィアたん : 天使と悪魔で孤児院とか…安定したスーツの…逆?
ヴィアたん : それでキアラさんを好みじゃないの?(酔いが回ってきたのか質問が雑になってきてる
ナナネ : まー最初は直感的にいけ好かないなって思ったりはしたけど… 多分種族的なアレだし…
ヴィアたん : うん…天使ハーフ…。
ナナネ : それからは割と当たり障り無いっていうか…基本将棋の話しかしないし…(うーん…
ナナネ : ……本当に何も無く10年過ごしてるね。
ヴィアたん : そうなんだね…。
ヴィアたん : うーん…。
ナナネ : …いやー、なんでピンと来ないのって言われると難しいけどピンと来ないな。
ヴィアたん : 仲が悪いようには見えないし…
ヴィアたん : 恋愛の対象じゃ無い…のかな…
ヴィアたん : 難しくてわからないけど…
ナナネ : かもねー。…
ナナネ : 逆にヴィアちゃんはどこが良いわけ?(言い方
ヴィアたん : ねえ。キアラさんってさ。
ヴィアたん : うん。そこなんだけど。
ヴィアたん : 最初はなんとなく嫌いだったし。
ヴィアたん : さっきも変な事言われて困っちゃったし。
ヴィアたん : でも…なんか…
ヴィアたん : 運命を感じる時が多いの。心がざわつくの。
ナナネ : いやー…そうだよね。
ヴィアたん : 私の事を考えてくれてるって思う。私を気にしてるって思う。
ヴィアたん : 私を好きではないとは思う。でも気にしてるんだと思うの。
ヴィアたん : 警戒されてるのかな。距離を取ろうとしてるのかな。
ヴィアたん : 私が「貴方に運命を感じました。付き合ってください。」って言っても今は絶対に上手くいかないと思う。
ナナネ : あんな言い方されてもヴィアちゃんが全然引く気無さそうで引いて…、否、驚いてるんだけど、…まー、
ナナネ : それはそんな気がするよね。別にもっと当たり障りない言い方あったと思うし。
ナナネ : 警戒…なのかな。…うーん、めんどくさいな。(ぼやき
ナナネ : じゃー…どうすんの?これから。
ヴィアたん : …。…。
ヴィアたん : どうもしない…かな…
ナナネ : そっか。…そういえば、
ナナネ : 付き合いたい訳じゃない…みたいな事言ってたっけ。
ヴィアたん : 彼だって忙しいし、私だってデビューで忙しいし…2人とも仕事違うし会わないし会えないし…
ヴィアたん : 私の気になる「普通の幸せ」って別にその
ヴィアたん : 今すぐ!ってものじゃない…ハズ…だし…わかんないケド。
ナナネ : ぁーそっちか。そだね、あるもんね。生活が。
ヴィアたん : うん。AEとベリオさんに報いなきゃ。
ナナネ : 生活頑張ってれば、なんだろ、生きていけるもんね。
ヴィアたん : うん…。生きるのが最優先だから…。
ナナネ : そーだね。(うん、と
ヴィアたん : …。
ナナネ : それじゃーま、まだまだ飲みますか。明日の生活頑張る為にもね。
ヴィアたん : うん。キアラさんに会う機会も早々多いわけじゃないし…。
ヴィアたん : まずは…生きるよ。普通に。
ナナネ : うん。いーと思う。
ナナネ : じゃ、三杯目行っちゃおうかな。ヴィアちゃん何か飲む?
ヴィアたん : 私、同じの。
ヴィアたん : 血に飢えてるから…。
ナナネ : …それで連投してたの?(ももピーチカクテルとマングースブラッドオレンジカクテル注文して
ヴィアたん : うん…。
ナナネ : へー。肉食なんだ。(軽く言って
ナナネ : アタシも人参ジュースとか頼んだ方が「ぽい」のかな…(女子2人の二次会は続いた
最終更新:2025年07月13日 10:40