アットウィキロゴ

VRAEーDC 個別練習03 anxious [たかみ そよか]

AE : (AEゲームス本社
AE : (高層階の広い窓から
AE : (大都市シドリ―の夜景を一望する
たかみ : …。
たかみ : (屋上には入れないので、さながらPVのように…ではないが
たかみ : (…。『VRAE』。
たかみ : (そよちゃんは… いつからこの画を描いていたんだろう?
そよか : ぁ。
そよか : みーちゃんじゃん!(噂をすれば小走りで駆け寄ってくる
たかみ : あら。そよちゃん?(声に横目に気付いて
そよか : うんっ。今日は…なんだろ、いろいろお疲れ様!
そよか : まだ本社に残ってたんだね。何してたの?こんな所で。
たかみ : いくらでもやる事はあるからねぇ。残ってたんだけど…
たかみ : 今はちょっと…休憩。
そよか : そっか。そうだよねー。リーダーはやる事山積みだよね。
たかみ : 忙しいのは全員だけどね。(あはは、と)そよちゃんだってそうでしょ?
そよか : ぁはは…まーね! でもやりがいあって楽しいよ!
そよか : ずっとやりたかった事がやっと形になるんだもん。忙しくても嬉しいくらいかも。
たかみ : …うん。
たかみ : 本当は…『ビタ5』のみんなでこれをやりたかったんだよね。
そよか : …うん。そう。 ホントは全員声掛けたんだけどね…
そよか : 乗ってくれたのはみーちゃんだけだったよ。
たかみ : …そうだよねぇ。
たかみ : 実はさ、わたしも「ビタ5」が解散…っていうか、空中分解しちゃってから、皆に声掛けに行ったんだよ。
そよか : ぇ。そうだったの…!?
たかみ : うん。チームや会社は無くなっちゃっても、何かの形でまたやれないかなって思ったから。
たかみ : でも…やっぱり、あんまり上手く行かなかったなぁ。(あはは、と
そよか : …そっかぁ。 そうだったんだね。
そよか : 結構びっくりかも。…だって、
そよか : みーちゃん、私が声掛けた時も結構躊躇ってたっていうか…うおー!やるぞー!って感じじゃなかったよね?
たかみ : それは… …そうだね。確かに。
たかみ : わたしは…「またやりたい」とは思ってたけど、結構ふわっとしててさ。
たかみ : 仲良くやってた人達と、また仲良くやれたらいいな、って。それだけだったから。
そよか : …そっか。
たかみ : だから…そよちゃんは凄いよね。
たかみ : 新しい会社に入って、『VRE』自体を復活させようだなんて、考えもしなかった。
そよか : …うん。それはなんだろ……意地って感じ!
そよか : 悔しくってさ。このままで終わるの、絶対嫌だったから。
たかみ : …。
そよか : …でもさ、そこまで頑張っても、私だけじゃどうにもならないと思ってて…
そよか : だから、みーちゃんがAEに入ってくれて、本当に良かった。
たかみ : …(いくら座組を整えても、矢面に立ってゲームをプレイする役者が居ない事には計画は成り立たない。
たかみ : (…そういう事なんだろう。)…ううん、どういたしまして。
たかみ : (それが分かったから、わたしもこの話を受けた。
たかみ : …そよちゃんが喜んでくれるなら、わたしも嬉しいよ。
そよか : うん!私、めっちゃ喜んでる!
そよか : ……ぃよーし! ますますやる気になってきたかも!
そよか : 『Virtual Real Advance Equip』ドラフトチームチャンピオンシップ!絶対盛り上げなくっちゃね!(突然フルで言い出して
そよか : 皆のサポート頑張るぞー!(おー!
たかみ : ふふ。やる気十分だねぇ。
そよか : うん!…よーし、そうと決まればちゃんと練習しとかないと!
そよか : 久しぶりだから感覚鈍ってるだろうしねー…
たかみ : …え?(血相を変えて
たかみ : …。 そよちゃん?
そよか : あれ。(その反応にちょっと目を丸くして
そよか : あー…そっか。やっぱみーちゃんは心配しちゃうよね。
たかみ : やっぱりっていうか……そんな言い方するって事は本当にそうなんだね?
たかみ : ……そよちゃん、diveするつもりなの?
そよか : あはは。だって『VRE』の経験者ってみーちゃんと私しかいないんだよ?(笑って
そよか : みーちゃんのチームは大丈夫だろうけど、ゲーム自体に慣れてない選手もいるだろうしさ。サポート役が必要だって!
たかみ : …、…そういう問題じゃないよね?
そよか : ぁれ。・・・
そよか : ……みーちゃん。怒ってる?
たかみ : うん。…ちょっとだけ。
そよか : ……。(あ、これ、ちょっとじゃない。多分結構怒ってる。…けど…
そよか : …大丈夫! …そんなに心配しないでよ。
そよか : こないだテストしてさ、シミュレーターにはちゃんと入れたし。それに私…
そよか : …みーちゃんや皆が頑張ってるのに、力になれる事があるのに。見てるだけなんて嫌だよ。
たかみ : …。
たかみ : …そよちゃんは今でも十分皆の力になってるよ。それが分かってないわけじゃないよね?
たかみ : …全力を出し切らないのが納得できないんだよね。昔からそう。でも……、
そよか : そう。それに!
そよか : …『あれ』があったからって、もうゲームはしません、なんて、逃げてるみたいで嫌じゃん。
そよか : そんなんじゃ・・・ずっと負けてる気がする!
たかみ : ………
そよか : …そりゃ、またストリーマーに、とか、プロにー、なんてのは現実的じゃないかもしれないけどさ。
そよか : ……できる事をしたいんだ。・・・だから止めないでよ、みーちゃん。
たかみ : ……、……
たかみ : (片手で顔を抑えて、はぁ、、、と深い溜息を吐いて
たかみ : ……言っても聞かないんでしょう?
たかみ : 本当、変わんないんだから。
そよか : …うん。 …えへへ。ごめんねおかーさん!
たかみ : も~………!(深々
そよか : …ありがとねみーちゃん。
そよか : …今更だけどこれ、みーちゃんに許してもらえなかったらやれないもんね?
たかみ : …『NDE事件』の詳細を知ってるのはわたしだけだものね。…もう。
たかみ : どさくさで秘密を守らせてくるの本当にどうかと思うよ?
そよか : あはは。でも守ってくれるの優しいよねみーちゃん。
たかみ : …あのね、一応言っておくけど、何かあったら全部池井さんに話すからね?
たかみ : …そよちゃんが『NDE事件』の当事者だって知ったら、流石に総出で止められると思うから…
そよか : 流石にその時はその時だねー…。…うん、それまで黙っててくれるだけで十分。
たかみ : …。もう。本当に、言っても仕方ないってわかってるけど…
たかみ : ……絶対に無理はしないでね
たかみ : …そよちゃんが辛い思いをするのは、わたしだってもう嫌なんだから。
そよか : ………うん。
そよか : でも本当に大丈夫だって。そんな思いっきり戦ったりはしないだろうし…
そよか : ていうかみーちゃんにそんな心配させずに済むくらいこう…克服した!って感じになりたいよねー…
たかみ : ……
たかみ : …もう。いつからそんなきかんぼうになっちゃったのかしら。(わざとらしく
そよか : 小さい頃からこうだよ!(笑って
たかみ : でしょうね?(呆れて
そよか : ふふ。てゆーかみーちゃんも自分の事色々あるんだし。私の心配なんかしてる場合じゃないよ!
たかみ : それはねそよちゃん。「どの口」って言うんだよ?
そよか : まー見ててよ!私はみーちゃんのライバル達をどんどん強化するからね!
たかみ : 全くもう。…本当に言っても仕方ないんだなぁ。
そよか : みーちゃんが心配性すぎるだけだって。…ぁ、(はっとして
そよか : やば。そろそろ行かなきゃかも。
たかみ : 絶対そんな事は無いけど… ぁら。
たかみ : ふふ。やっぱりそよちゃんも忙しいね?
そよか : うん。いきなりでごめーん…!(急ぎ足で踵返して、やっぱりまた振り返って
そよか : …みーちゃん!
そよか : お互いすっごいがんばって、絶対いい大会にしようね!(親指立てて
たかみ : …。 うん。(笑って
そよか : (再び踵返して歩いて姿が消えていく
たかみ : ……(見送って
たかみ : …(たぶん、
たかみ : (…ちゃんと止めるべきだった。止めた方が優しかった。
たかみ : (…でも、そうしたら、きっと決定的に衝突してしまうから。…
たかみ : (…「あなたの気持ちを尊重する」って、…なんだかずるい言葉だ。
たかみ : ……
たかみ : …そよちゃん。
たかみ : …無理しないでね。 …傷付かないでね。お願いだから…。
たかみ : ――――
たかみ : え?(ふと視線を戻した窓の外に
たかみ : (禍々しい炎の幕がスクリーンとなって広がっているのが見える
たかみ : …嘘。どういう事…!?(慌てて窓に近寄り、周囲の状況を確認して――
たかみ : ぁ、―――
たかみ : (鷺森たかみは、自分が感傷に浸っている場合ではない事に気付いた。

タグ:

ログ 2025Q3 VRAE
最終更新:2025年08月04日 10:38