シドリー : (シドリー
シドリー : (オフィス街
心奈 : もしかして…
心奈 : 魔法少女プリプリプリン姫さんが良かれと思って、フォーデンのスイパラに変更したけれど、
心奈 : ЯiKU様はシドリーのAEに向かっていたかもしれません。
心奈 : (びゅーーーんとビルの間を飛んで、
心奈 : (しゅたっと、路地裏に降り立つ
創止 : あ゛?
創止 : (降り立った場所で、
創止 : (若い男子を嬲り倒す地獄の使者の姿
創止 : (炎の幕が揺れて、痛々しい情景が映し出されている
心奈 : ーーーえ?
創止 : ンだよ。人がせっかく気持ちよく喰ってる時によお?
創止 : (抜け殻のようになった男子を投げ捨てる
心奈 : ЯiKUさま・・・?
??? : ――――
??? : (返事は無い。ただの・・・
心奈 : (その抜け殻こそ、探し求めていたスーパーアイドル…だったものに違いない
心奈 : (だった…はずなのだ。
創止 : あぁ??良い絶望顔をするじゃねえか鳥娘。(ニタリと笑み
創止 : 彼氏か?憧れのセンパイか?なんだか知らねえがソイツはもう抜け殻だ!
創止 : このオレが魂を喰らってやったんだよぉ!!
心奈 : ЯiKUさまっ!?(倒れた男子に向かって飛んで
創止 : 馬鹿がっ!!(男子へ飛んできた心奈へ大鎌を振るう
創止 : (抜け殻を投げ捨てたのは撒き餌。我を失って飛んでくる絶望鳥娘を美味しく掻っ捌く為
創止 : (大鎌の刃が心奈の首をーーー
??? : ――――
??? : (虹色に輝く、不思議な色の両目が創止を見て
??? : (振るわれた大鎌が消え失せる
創止 : ああ゛??
??? : ……。…。 …。
心奈 : ЯiKUさ…ま!?(男子の抜け殻に触れる。生気を感じない。まさに抜け殻。
心奈 : (自分が探しに来たキラキラなアイドルと同じだった者とは到底思えない
サクヤ : ……どういう事。(ポツリと呟く
創止 : ぁ?どうもこうもあるかよ。
サクヤ : …、……(学生服姿の少年。咄嗟に目の前の凶行を止めたものの、現実に認識が追い付かない
サクヤ : ……あれは、…城崎?
心奈 : っ、危険ですっ!!(遅れてサクヤに気づいて
サクヤ : (抜け殻のような何かと、揺れる炎の幕を視界に入れる
創止 : 食後の運動だ。(手元に大鎌を再度呼び出して
創止 : もう一食しても良いけどなあ?(大鎌の刃を見せつけるように舐める
サクヤ : ………(心奈の声も、地獄人の明らかな宣戦布告も、どこか届いていない様子だ
心奈 : っっ、(立ち上がってドラのバチを構える
心奈 : っ…、…。…あれ?
心奈 : (地獄人が背後に背負う
心奈 : (炎の幕
サクヤ : (そう。視線は地獄人の作り出した炎の幕を――……
心奈 : (ただの炎だと思っていたけれど、
心奈 : (何か人物と光景が映し出されている
サクヤ : (炎の幕に映った、サクヤと誰かの姿を見ている。
創止 : はっ?なんだなんだテメエら?
創止 : 自分の命よりもこんなスクリーンが気になるのかぁ?
サクヤ : (顔面が血塗れになった痛々しい情景。『ЯiKU様』に良く似た、『ЯiKU様』とは思えないような下卑た笑い声
創止 : あ~?よく見りゃテメェ…映ってるじゃあねえか!この幕に!
心奈 : え?え…?何。え?
創止 : 揃いも揃ってこの抜け殻の知り合いかよ!運が無えな雑魚ども!!
サクヤ : ……。(あれ。コレって、もしかして――……
創止 : オレの「記憶の点火<イグナイト・メモリーズ>」は対象の罪の記憶を炙り出す!
創止 : この幕に映ってる情景はテメェらが体感した過去だ!
サクヤ : ……
サクヤ : (好機<チャンス>なんじゃないか?(思わず、ポケットの携帯に片手が伸びる
心奈 : 記憶の…え?
心奈 : え。じゃあЯiKU様…あれが、あの姿がこの…ЯiKUさま・・・??
サクヤ : (どう考えても命の危機下にも関わらず、真っ先にそんな事が頭を過ぎる。
サクヤ : …うん。(戸惑う心奈に頷く
創止 : (炎のスクリーンに映し出されたЯiKU様と同じように。下卑た笑い声をあげる地獄人
心奈 : あれがЯiKU様の過去で…貴方はあの画面の…?(サクヤを恐る恐る見上げて
サクヤ : …生き証人、此処に居るから。(映像<しんじつ>を世に晒して――復讐を果たすまたとない好機。
創止 : なんだぁ?絶望とは違った表情だなァガキ。
サクヤ : …今は隠してるけど。(片手で前髪を掻き揚げると
サクヤ : (守護の力でも治りきらない、痛々しい破壊の痕が残っているのが分かる
心奈 : ・・・っっっ!!(息を呑む
創止 : ハハハハハ!!!なるほど!なるほどなぁ!!?
創止 : (抜け殻のЯiKUの肩に大鎌を振り下ろし
心奈 : あ!
創止 : (ЯiKUだった抜け殻の肉体を鎌で吊り上げてサクヤの前に見せつける
創止 : 好きにしろよ?
創止 : 復讐のチャンスだぜ?
サクヤ : …! ……、(吊り上げられた抜け殻を見上げて
創止 : どうした?やられた事をいくらでもやり返せるぜ?今なら。
創止 : オレが手助けしてやろうか?可哀想なお前をよ?
サクヤ : ――(何をしてもいい。…肉体を同じ目に遭わせたっていい。
サクヤ : (映像<しんじつ>を晒して、世界からの評価を地に叩き落してもいい。
サクヤ : (俺はそれだけの事をされたし、こいつはそれだけの事をした。 …―この瞳を手に入れたのだって―…
心奈 : ダメ!ダメですよ!!?(必死に声を張り上げ
創止 : あ?
創止 : 部外者は引っ込んでろよ彼女面。
サクヤ : っ、、(我に返って
創止 : この少年が可哀想だとは思わねえのかぁ?
創止 : あの怪我が見えねえのかよ。あの表情が。あの苦悩が!
創止 : テメエみたいな勘違い女が崇拝する虚構の偶像を見かけるたびに脳を過ぎる暗い記憶がよ!
創止 : ハハハハハ!!!救ってあげねえと可哀想すぎるよなあ?
心奈 : なっ…、、ぁ…
サクヤ : ――……(なんでコイツは、まるで見てきたように、思ってきた事を言うんだ。
創止 : 「昔の事だ。もう忘れよう。」
創止 : 「あんな奴がどこで活躍しようが関係ない。」「自分には自分の人生がある。」
創止 : 「でも。」「もし機会があるなら。」
創止 : 「アイツをーーー
創止 : ………ククククク。どうした少年?(サクヤを見て笑みを浮かべる
サクヤ : …!(許せない。許したくない。何か一つ上手く行かない度に「アイツ」の像が過ぎる。
サクヤ : (「もし、あの時の、あの経験さえ無ければ――……」
サクヤ : ………俺は、、、、
創止 : (ニタニタと笑み、サクヤを見る。
サクヤ : ……城崎凛久也の事を許せない。
サクヤ : …ソイツを愛する視線まるごと、この世界から消えればいいのに、って思ってる。
心奈 : りく、や…(ЯiKU様の、本名…?!
サクヤ : ………、……だから……、
創止 : あぁ。良い決意だ。最高のスパイスだな?
サクヤ : (両手で前髪を抑えて、両目を見えるように掻き揚げて
サクヤ : …同じレベルには落ちたくない。(視線の先の鎌を消し、凛久也の肉体を地面に落とす
サクヤ : …… 暴力、嫌いなんだよな。
創止 : あ?
心奈 : …!
創止 : っは。じゃあ仕方ねえな。
創止 : その嫌いな暴力…その身にもう一回味わってもらうしかなくなっちまった。
創止 : ーーーーー
創止 : 暴力。
創止 : 好きとか嫌いとかは関係ねえんだ。
創止 : 力が無え奴は暴力に抗えない。(横たわるサクヤの顔を踏みつける
サクヤ : ―――………ッ、ぅ……、、
創止 : 心さえ負けてる奴は勝負にもなりゃしねえよ。(心奈の首を片手で掴んで持ち上げる
心奈 : う…心……、、
サクヤ : ……、…ぁーぁ。(地に這いつくばり、頭を地面に擦り付けられて
サクヤ : 何やってんだか……(自嘲の言葉が零れる
サクヤ : (怨敵を前にして復讐もせず、無謀な反抗を選び。…結局暴力に傷付けられ、転がされる。
創止 : 可哀想なテメェはここで死ぬ。オレに喰われてな。…だが、
創止 : 冥土の土産に綺麗な花火ぐらいは魅せてやるよ。(ニタリと笑み
サクヤ : ……、何…、?
創止 : (心奈の首を持つ腕とは逆の手から火柱が。シドリーの街の空へと打ち上がる
創止 : (街の空に広がる。
創止 : (炎の幕。スクリーン
サクヤ : ―――……!(地に倒れたまま炎を見上げる
創止 : 死ぬ前にテメェが願ってた景色を魅せてやるぜ!ハハハハハ!!
創止 : (スクリーンに映し出される。下卑た笑い声をあげる。ЯiKU様の「罪」
心奈 : ーーっっ、、!(上空に広がる光景を見上げて
サクヤ : ……、……、……――…
サクヤ : (なんでだよ。
サクヤ : (もっと胸がスッとすると思ってたのに。
サクヤ : (もっと安心できると思ってたのに。
サクヤ : (「復讐は何も生まない」なんて、本当の傷を負った事の無い奴の理屈だって、……
サクヤ : (……自分で選んでやり遂げた結果じゃないからか?…いや…
サクヤ : ……
創止 : どうだ?冥土の土産を観た気分はよ?
サクヤ : …… 代行してくれてありがとうな。地獄人。
サクヤ : 案外…
サクヤ : 碌なもんじゃなかった。
創止 : あ~??(グリグリとサクヤの顔を踏みつけ
創止 : そっりゃあ願ってもない。(更に続けて笑みを浮かべる
サクヤ : ……、、っ、
創止 : 人生賭けて恨んだ復讐劇を遂げても心が晴れない…そんな状況で死ねるなんて。
創止 : 本当に可哀想な奴だなあ!!
サクヤ : …、、ぁぁ。
サクヤ : 自分でやってしまう前に、それが解って良かったよ。
サクヤ : あんたが思ってるよりも……多分スッキリしてるぜ。(…なんて。
サクヤ : (強がりだ。抵抗できないのに相手にイキるのは変わらない癖。
サクヤ : (城崎凛久也もこういう所が気に入らなかったんだろう。
創止 : じゃあな雑魚ども。弱ぇ癖に魂の色だけはスパイスが効いてる。悪くない二食目だ。
創止 : (サクヤの眼を踏みつけて、片腕に大鎌を再度召喚する。
サクヤ : ッッ!!
サクヤ : (――じゃあな。プロビデンス。せっかく契約したのに…ちゃんと使ってやれなくて悪かったな。
創止 : 魂喰い。(大鎌をサクヤに振り下ろす
サクヤ : ――――
闇 : (無念。
闇 : (振り下ろした大鎌はサクヤの肉体を真っ二つに切断した
創止 : あ?
創止 : (違え…魂喰いはオレの捕食行動。鎌の先端を突き刺し魂を抜き出す…
サクヤ : ――――(体が真っ二つに分かれる
創止 : (つまりこの「動体切断」はオレの技じゃねえ…!
闇 : (真っ二つになったサクヤの体から紫の煙と共に現れる仮面の男
ムッシュ : ふっふっふ。
創止 : 誰だテメエ。食事の邪魔だ。失せろ。
ムッシュ : お言葉ですが。(地に降り立つ
ムッシュ : このシドリーという高度で多忙で窮屈な街並みから「日常」を奪った貴方の方が邪魔ですよ。
ムッシュ : ご退席くださいませ。(紫の闇弾が創止に向かって発射される
創止 : 馬鹿が。(心奈の肉体を盾代わりに
ムッシュ : 「スイッチ」
ムッシュ : (盾にしたはずの心奈の肉体が、いつのまにかムッシュに入れ替わる
ムッシュ : しばし、
ムッシュ : 「この“ムッシュ”のショーをご覧くださいませ!!」(路地裏に現れた二席の劇場椅子に座らされてるサクヤと心奈
サクヤ : ……… は??
サクヤ : (なんか気付いたら真っ二つになったり座らされたりしている
心奈 : え?え??
サクヤ : (どっから出て来たんだこの椅子??
心奈 : “ムッシュ”さんのショーを…?え??
ムッシュ : 「フュージョン」(ムッシュの肉体に撃たれた闇弾が体に吸収されていく。
創止 : ああ゛!!?
ムッシュ : 「ペネトレイション」
ムッシュ : (動体切断マジック、入れ替えマジック、合体マジックときたら次は、貫通だ。
ムッシュ : (創止の動体を貫く抜き手
創止 : …は?
ムッシュ : 「バニッシュ」
ムッシュ : (消滅マジック。創止の動体が全て消滅する。
創止 : は……?
創止 : (手足と頭だけ空間に浮かんでる
サクヤ : …は??
心奈 : ひ、ひぇ…!
創止 : 舐めんじゃねえぞ手品野郎が!!(全身に炎の幕を纏い
創止 : (失った動体部位を炎で繋ぎ止める
ムッシュ : おや…。(創止の纏う炎を見て
創止 : (炎の幕に覆われた…消滅したはずの体が復活してる
創止 : んだよ…やっぱ手品師か。
創止 : (手元に大鎌を召喚してムッシュを斬り払う
ムッシュ : ふっふっふ。(後ろに跳んで鎌を避ける
創止 : 今度はワープしねえのか? やっぱりな。
創止 : (創止の体の周囲に炎の幕を広げていき
創止 : オレの炎はただの炎じゃねえ。テメエのチンケな手品ごっこはこれで終いにしてやるよ!
ムッシュ : ふっふっふっふっふ。
ムッシュ : (闇属性魔人「金銀天零」
ムッシュ : (能力名“ムッシュ” 闇に在る限り“ムッシュ”のショーを魅せる
創止 : (創止は火炎放射が出来ず、その炎は決して使いやすいものではないが…銀幕のようにスクリーンに投影する炎の幕の眩い光が“ムッシュ”に噛み合う
ムッシュ : ふっふっふ。(闇の球を6個具現化して
ムッシュ : (創止に向けて放つ
創止 : タネは割れてんだよ道化師が!!(眩い炎の幕を広げて
ムッシュ : (炎の幕を闇の球が貫く
創止 : ああ゛!?
ムッシュ : (続けて6弾闇の球が創止に命中
ムッシュ : ふっふっふっふっふ。
創止 : うざってぇ…!
ムッシュ : (闇属性魔人「金銀天零」
ムッシュ : (有り余る才能とキットルカーリットへの執念。KKKプロファイター“ムッシュ”への完璧の追求で。
ムッシュ : (闇属性魔人としての基礎的な戦闘能力が…普通に高い。
窓 : ―(創止の頭に小さな光が当たる 光学照準器のスコープ光
ムッシュ : (手品師のような闇を魅せつつ、格闘家としての闇で相手を屈服させる。ショーマン“ムッシュ”の戦闘の真髄。
窓 : (ビルの高層階の窓から、創止の頭を正確に撃ち抜くレーザー狙撃
創止 : テメーー!!
創止 : (頭を貫くレーザー
創止 : っっ、新手…クソ…
窓 : あ、当たったぁ…!?
ムッシュ : (狙撃の腕前に拍手する仮面の男
??? : (狙撃に続け、路地裏のすぐ傍の建物の屋根から
??? : 『ティロ・ヴェント』(緑色の――風属性の属性弾が次々と創止に放たれ
??? : (炎の幕を吹き飛ばしながら着弾する
創止 : 次々とクソカス共があああ!!
たかみ : っ、(屋根から路地裏に着地する男性
たかみ : (片腕に何やらサイバーな装備がなされ…片手には何やら変わった…武器?を持っている
創止 : っ、…(現れたたかみを睨んで
サクヤ : …増援…?
たかみ : (何とも奇妙な形状だ。♪←の棒の部分だけ伸ばしたみたいな。1Tdくらいの。
たかみ : (何だこれ… …楽器?
心奈 : (楽器みたいな…武器…?
創止 : っ…(三人の連続攻撃を受けた地獄人の体が消滅していく
たかみ : …多勢に無勢みたいだね。(劇場椅子の二人を庇うように立ち、どうする?と尋ねるように地獄人を見る
創止 : っ、決まってんだろ…
創止 : 地獄から這い上がってテメェらを喰う。
創止 : オレ“達”は不死身なんだからよぉ・・・・・・
創止 : (笑みを浮かべながら体が消え去る
たかみ : ……(消滅する創止を見送り
たかみ : …はぁ。(一息
サクヤ : 何だ…… 目立ちたがりな奴で助かったな。
心奈 : みなさんが…素早く助けに来てくれたおかげです…
そよか : みんなー! 大丈夫っ!?(一行の元に駆け寄ってくる女性
ムッシュ : (路地裏に佇む仮面のショーマン
たかみ : ぁ、そよちゃん。 …どうかな、酷い怪我をしてるみたい。(椅子の2人に向き直り、そよかを見て
心奈 : な、なんとか…です…(コテンパンにやられているが、劇場の椅子に座っている奇妙な状態
そよか : えぇ?!大変!早く治療を……ってムッシュさん!?
たかみ : うん。彼がいち早く駆け付けてくれてたみたい。お陰で助かったね。
そよか : そうだったんだ……(ムッシュを見て
ムッシュ : ふっふっふっふっふ。(不敵に笑っている
心奈 : その…
心奈 : 私たちよりも…その…
心奈 : ЯiKU様が………
心奈 : (遠くに投げ捨てられてる抜け殻の肉体を弱々しく指差して
たかみ : え、『ЯiKU様』? ――…(路地裏を見渡し
そよか : どういう事?他にも負傷者が!? ―…
心奈 : はい…私っ、私が来た時にはЯiKU様がもう…、、
そよか : ・・・へ?(遠くに倒れる抜け殻を見て
サクヤ : …。
心奈 : その…(サクヤを見た後に、
たかみ : ――……!(倒れる抜け殻に駆け寄って
心奈 : ЯiKU様を助けてあげてください…(そよかにお願いする
そよか : 、ぁ、う、うん! 勿論…!
たかみ : (…もう呼吸が無い。これは、 …良くて臨死―…
たかみ : ―そよちゃん。(近づこうとするそよかを制して
たかみ : 救急と警察を呼んでくれる?…ちょっと、拙い状態かも。
そよか : 拙い、って… … ・・・
そよか : ・・・うん! 分かった! 待ってて!(路地裏を走り出して助けを呼びに行く
たかみ : うん。お願い。 ……
サクヤ : ………
サクヤ : (――こうして。
サクヤ : (多くの人間の心と魂を?き乱した地獄人の襲撃は、終息を迎えようとしていた。
ーーー : ーーーーー・・・あらまあ?
ーーー : (抜け殻の近くに立ち尽くしている女性
ーーー : (不思議と誰も気付かない。誰も認知しない。
ーーー : (シドリーの街に炎の幕が打ち上がった時
ーーー : (それを見上げて理解した。
ーーー : 「ЯiKU」が危険な状態。
ーーー : 「ЯiKU」が危険になれば、ЯiKU様も危ぶまれる。
ーーー : ''-I LOVE...-''
ーーー : 『この世界で未来永劫不可視の孤独』 <インビジブル・ロンリネス・オブ・ヴァース・エターニティー>
ーーー : ・・・。
ーーー : きっとこの力で、もしかして?
ーーー : 街の上空に浮かんだ景色を消して、
ーーー : この場所に誰にも見つからず辿り着いて、
ーーー : 襲われてた2人を地獄の者から逃して、
ーーー : この・・・
ーーー : (到着した救助隊に運ばれていく抜け殻
ーーー : 「ЯiKU」を助け出す。
ーーー : そんな事も出来た。のかも?しれませんわ。
ーーー : でも。
ーーー : そうはならなかった。
ーーー : ・・・。
ーーー : わたくし。いつも。そうなのです。
ーーー : ・・・。
ーーー : 「ЯiKU」はもうきっと助からない。
ーーー : そうしたらЯiKU様はどうなるのでしょうか?
ーーー : ・・・?
ーーー : 今すぐに会いに行ったら迷惑かしら。
ーーー : 迷惑よね?
ーーー : あれ?
ーーー : 私が目の前で、「ЯiKU」を見殺しにしたって・・・
ーーー : バレちゃーーーーーーーーーー
ーーー : ーーーーーーーーーー
ーーー : ーーーーーー
ーーー : ーーー
最終更新:2025年08月04日 10:39