地獄 : ーーーーー
ナナネ : (一方。 時は暫く前に遡る。
ナナネ : ――― うっそ!?(宙に放り出され
ナナネ : は?? 何ですか!? 罠!?
天牌ロン : 侵入者を拒むトラップですか…(落とし穴に落ちながら冷静
ナナネ : ソッコー分断されて、コレじゃ戦力集めた意味・・・!
天牌ロン : 大丈夫っす。待ち構えてるエリアボスを倒して、合流しましょう。
ナナネ : はぁ…? なんでそんなに冷静――…!(ひゅるるる
天牌ロン : (落下しながら地上を見据えて
天牌ロン : 一筒<イーピン>。(地表に向けて遠くから回し蹴りの動き
天牌ロン : (脚から放たれた炎の渦が地表を筒状に焼き
天牌ロン : (花柄と模様の描かれた地表に、両足で普通に着地する。
ナナネ : あ。フツーに着地した…!(遅れて落下して
天牌ロン : はい。このぐらいの高さなら。(言いながらナナネの落下点へ移動して
ナナネ : え。 キモ。(思わず
天牌ロン : 「親方!空から女の子が!」(両腕開いて待ち構える
ナナネ : (足から落下するナナネ 待ち構えるロンにブーツの底が見える
ナナネ : っどらぁ!(ロンの顔面を片足で踏み付けて着地
天牌ロン : んっ!!?我々の業界ではご褒美です??!(意味不明な事を言って堪える
ナナネ : (ロンの顔面踏んで、後方に飛んで、離れた地面に着地。
ナナネ : ぁ、どーもー。クッションありがとうございまーす。
天牌ロン : …はい。無事に潜入出来ましたね。(突然クールキャラに戻ろうとするマイペースなオタク
ナナネ : はーい。乙でーす。
ナナネ : でもバラバラになっちゃいましたね。此処にいるのアタシ達だけですか?
天牌ロン : そうですね。3~4班ぐらいに分かれてエリアボスと闘わされるのでしょう。(周囲を見て
ナナネ : ぁー…なんか漫画っぽいですね。無限なんとか編みたいな…?
天牌ロン : お。流石に有名作品。良いですね。その考えで行きましょう。
天牌ロン : (なんか嬉しそうな漫画オタク
ナナネ : 流石に有名ですからねー。…じゃーアレですか。今から何か…
ナナネ : 出てくるんですか。敵のボスっぽいの。
天牌ロン : ええ。このフロアを任されたボスが…
天牌ロン : 我々の前に現れるはずです…!
ナナネ : (周囲を伺う 薄暗い洞窟のような空間だが、どこか乾いた空気
ナナネ : (各所に突き出た岩はひび割れており、そこから風が吹き抜けているのか
ナナネ : (ひゅうひゅうと甲高い音が鳴り続けている
天牌ロン : …(風の音を感じながら周囲を見渡す
??? : あぁ~~~!
??? : (2人の耳に届く、なんだかかわいめな声
??? : わざわざこんなトコにまでやって来たカモがいるって聞いたけどぉ、(アルトボイス 女の子の…声…?
??? : もしかしてオマエ達の事っ?(すとんっ。と天から落下し2人の目の前に着地する
??? : (ミニ法衣着物姿の…不謹慎な格好をした…緑髪セミロングの…とってもとってもかわいい子だ!
ナナネ : ぅゎぁ、ホントに出ましたねエリアボス。
ナナネ : 女の子……?(…なんでだろ。なんか違和感が…
??? : なになに~?きょーかちゃんのカワイさに見惚れちゃってるって事だな~?
天牌ロン : いや~…地獄って言うからもっとこう赤鬼っぽいのが出てくると思ったんですけど…
天牌ロン : これも時代ですかね…地獄人も萌えキャラ化の流れ…
??? : 吼々処叫華(くくしょ きょうか)! 此処「叫喚地獄」を統べる地獄人!(2人にびしっと指差して自己紹介
叫華 : なんか地上の魂共がゾロゾロ喰われに来たらしーけど…オマエ等もそうなんでしょ?
叫華 : お望み通りボクが食べてあげちゃうから!イイ声聞かせなよねっ。
天牌ロン : 良い名乗り口上ですね…プロファイターなんでそういうのあるとやる気上がりますよ。
天牌ロン : ただ、落とし穴に落ちた者が常に餌になるかどうかは…闘ってみればわかりますよ。
叫華 : ふふーん。名乗りもせず襲い掛かって一生「???」で居続ける野蛮な地獄人どもとは違うんだから!
ナナネ : 中身はちゃんと地獄人みたいですね。わかりやすく敵っぽいです。
叫華 : へへーん。地獄人が人間どもの敵じゃないワケないだろ~っ?(ふわんと少し宙に浮いて
叫華 : 特にそっちのコ! ボクねぇ、女のコの悲鳴が大好物なんだ!(ナナネを指さして
ナナネ : えっ。 キモ。(思わず
叫華 : なぁんだとぉ!?
叫華 : キモくないやい!キョーカちゃんをディスるなんて生意気!
ナナネ : いや…聞いても無いのに性癖開示してくる奴はキモいでしょ…
天牌ロン : 性癖て…、、
ナナネ : 何ですか?(圧
叫華 : うるさいうるさーい!此処がどこでボクが誰だか分かっててイチャついてんのか~!?
叫華 : (両腕に緑色の風を纏い―両手元に現れる鎖鎌!
天牌ロン : イチャて…いや、戦闘っすね?
ナナネ : いやほんといちいち癪に障る敵ですね。
叫華 : (鎖の両端に鎌が付いてるタイプだ。片手でぶんぶん回して―
叫華 : オマエ等の魂――キョーカちゃんが頂いちゃうもんね!(二人の間に投擲 前方に鎌鼬を発生させながら迫り来る
天牌ロン : 二筒<リャンピン>(両手を開いて掌から炎の円を放つ
天牌ロン : (2つの炎の円が鎖鎌を防ぐ盾となる
ナナネ : ぁ~普通に戦闘始まった…!
叫華 : ぁ!(炎の盾に鎌が防がれ、二人の手前の地面に落下
叫華 : ふん、でもこんなのは序の口だもんね!(続いてもう片方の鎖鎌をブンブンして
叫華 : いっけ~!!(投擲――まっすぐではなく、傍の岩に鎖を引っ掛けるように
叫華 : (岩を軸に半円を描き、2人の後方から鎖鎌が風を纏い迫り来る
天牌ロン : 大丈夫っす。(後ろも振り向かずにナナネに声掛けすると
ナナネ : ぁ、はい。
天牌ロン : 三索<サンソー>(地面を強く踏み締めると、
天牌ロン : (地表から三本の炎柱が後方に伸びる
叫華 : ふ~ん…!なかなかやるじゃん!(炎柱が鎖鎌に当たり、これも地に落下
叫華 : (ロンとナナネを挟み、それぞれ前方、後方に繋がった鎖鎌が落ちている状態
天牌ロン : (炎の柱が鎖鎌に当たった時、
天牌ロン : 四筒<スーピン>(炎の柱の残像を踏んで、足裏で火力玉4つを炸裂させて叫華ちゃんの方へと飛ぶ
叫華 : でもでもっ。(両手に再び現れる新たな鎖鎌
叫華 : 簡単に届くなんて思わないでよねっ!(飛び来るロンを目にして…ふわっと風に乗り垂直飛行
叫華 : (風の地獄人は普通に空を飛べるのだ!
天牌ロン : ん、飛行は相手の領分か。(叫華が元いた位置に地滑り着地し
天牌ロン : それなら。(滑る勢いのままに足先で地表に大きな円を描く
叫華 : とりゃーっ!(真下の地面…ロンに鎖鎌の分銅を叩き落す!
天牌ロン : 撃ち落とすー(地表の円から4連続で空中に飛び立つ炎の柱
天牌ロン : 赤五索<アカウーソー>!!(続けて蹴り上げ、足先から放たれる太い炎
叫華 : わわわっ!?(風を纏った重い分銅だが…立て続けの火柱に逆に打ち上げられる形
叫華 : そ、それなら……(横に飛行し、火柱の攻撃を寸での所で回避して…
叫華 : むしろこうっ!!(打ち上げられた分銅が洞窟の天井に叩き付けられる ――
天牌ロン : アカウーを避けますか。案外手強いっすね。
叫華 : (――― ぐゎゎぁぁぁぁぁん ―――
叫華 : (重く―かつ甲高い音が洞窟全体に響き渡り、振動が反響する―
ナナネ : っ――!(ビリビリッ
叫華 : (音と振動によるまさかの全体スタン技! この戦績クソ雑魚地獄人!
天牌ロン : っ!?(地の利を活かしたホーム側のトリック技…!
叫華 : そうだよっ!だから此処がどこだと思ってんのさっ!(空中で勝ち誇り、地上を見下ろして
叫華 : 先にツモるのはキョーカちゃんだよ!(分銅の地上落下と共に鎖鎌を地面に投擲する
叫華 : 狙うは――ナナネ―― を、大きく横に逸れた地面。
天牌ロン : ぐっ…!(全体スタンから…落下飛び道具のコンボ攻撃…!
ナナネ : っはぁ?(手痛い一撃を覚悟したが――大きく逸れ、横の地面に突き刺さる鎖鎌
叫華 : ふふんっ。味方が調子良くて油断したなぁっ!?
叫華 : (前方、後方、そして先程刺さった隣。ナナネを△形に囲む鎖鎌
叫華 : (三点を結ぶように緑色の光の線が奔る
天牌ロン : 結界技…!
ナナネ : ぁ。 ちょ、ヤバ。これ罠――…!?
叫華 : ふふんっ♪ 今更気付いてももう遅いよ!
叫華 : ――精々イイ声聞かせなよね! 記憶の傷痍<クライング・メモリーズ>!
ナナネ : ―――うっそ…!
叫華 : (風の地獄人吼々処叫華の必殺技!
叫華 : (鎖鎌が結ぶ結界内にいる対象の…『叫び声をあげた記憶』をありありと蘇らせる!
叫華 : (歴戦の戦闘者ならば過去に受けた最大規模の痛みが。惨憺たる人生を送った者ならば、慟哭するほどの絶望が。
叫華 : (おまけに今回は叫喚地獄の大サービス!
叫華 : (この結界スクリーンに…その「記憶」の映像をバッチリ映してあげちゃうもんね!
ナナネ : ――――(両手で頭を抱えて
ナナネ : っ(膝から崩れ落ちる
ナナネ : 、 ぃ、、、、ゃ、
ナナネ : 嫌ぁあっっッ・・・!!!(まるで過去を再現するかのような、切実悲痛な叫び声が洞窟内に響き渡る
天牌ロン : ナナネさん…!!?
ナナネ : ―――
ナナネ : (ナナネを覆う結界に映し出される光景
ナナネ : (アパートの一室だろうか。薄暗く、雑然とした部屋。部屋の端には幾つもまとめたゴミ袋が置かれ、中身は空き缶だらけ
ナナネ : (薄汚れた布団の上に足を伸ばして座り込み、肩で息をしている、恐らく10歳くらいのナナネの姿
ナナネ : …(衣服の一部が破れたようにはだけ、茫然と前方を睨みつけている
ナナネ : (視界の先に映像が移る。床に倒れ、悶絶している男の姿
ナナネ : ……ふざけんな・・・
ナナネ : (のそりと布団から立ち上がり、倒れる男にふらふら歩み寄って
ナナネ : (思いッきり蹴り飛ばし、壁まで吹き飛ばす
ナナネ : ふざけんな!・・・ふざけんな! ふざけんな!
ナナネ : 死ねよ寄生虫!粗大ゴミ! 碌に金も稼げねえ癖に余計な事ばっかしやがって!!
ナナネ : 何が一発逆転だ一発も当てた事無ぇだろうが文無し! 酒と飯ばっかかっ喰らってさぁ!
ナナネ : 死ね! 死ねよお前マジで死ね!!(壁に吹っ飛んで倒れる男を何度も何度も踏み付ける
ナナネ : 自分で自分の喰い扶持も稼げない!他人の喰い扶持を浪費する!ギャンカスのアル中がよお前生きてる価値ねぇんだよ!!
ナナネ : 金と飯だけじゃ飽き足らず…お母さんだけでも飽き足らず…??
ナナネ : 何お前……死ぬ? 殺していい?
ナナネ : 私の人生にお前みてーなやつマジで要らないから。一生関わりたくないからこんなのと。
ナナネ : …殺すか?
ナナネ : (ふらふらと歩きだし、キッチンに繋がる扉へと……
ナナネ : (…向かおうとした所で、血相を変えた女の声が扉の向こうから響いてきて
ナナネ : ……ぁーぁ。お母さん帰ってきちゃった。
ナナネ : 怒られんのかな。 アタシが。
ナナネ : (ナナネの立ち尽くす後姿を映して、徐々に結界画面が暗くなり、
ナナネ : (映像が終わる。
ナナネ : ――――
ナナネ : ・・・・ 最悪……
天牌ロン : ・・・
叫華 : うっわぁ~~~~~…………
叫華 : えっげつないなぁ~。キョーカちゃんもフツーに引いちゃったよぉ。
叫華 : 人間の欲望ってのは際限がないよね~。お金も食もお酒も…性欲も!
天牌ロン : ・・・
天牌ロン : ナナネさん・・・
叫華 : 地上には魑魅魍魎が溢れてるんだなぁ。巻き込まれちゃってカワイソ~。
ナナネ : ・・・
天牌ロン : 今、コイツ。どうなってるんすか?
天牌ロン : (映像を見て浮かんだ疑問を素直に聞いてしまう
ナナネ : …、(素朴な質問にふいを突かれて
ナナネ : …知らない。どっかで生きてるんじゃない。 お母さんとは別れた。
叫華 : ふぅ~ん。殺しちゃえばよかったのにねっ。
天牌ロン : おー・・・
天牌ロン : この後もぶっ殺さなかったんですね。
叫華 : こんなとんでも無いゴミクズが野放しなんて溜飲下がらないよね~(ケラケラと
ナナネ : …だって。お母さん怒るし、泣くから。
天牌ロン : でも…なんつーか…自分が言うのも変ですけど、偉い、ですね…
天牌ロン : 地獄人やマフィアくずれだったら、気に食わない奴はすぐぶっ殺しちゃうと思うんですけど…
ナナネ : …だからアタシが家を出た。
ナナネ : お母さんは離れらんなくても、アタシだけは、絶対こんな奴と関わらない人生送ってやるって思って。
ナナネ : …それでシーナまで行って、棋士になったの。
天牌ロン : そんな前向きな家出あるんだ…。
ナナネ : だってもう本当うんざりだったし…(目元拭って)
ナナネ : ていうか何でこんな事思い出させらんなきゃいけないの。思い出して腹立って来たんだけど。
叫華 : それは~、ボクが~、女のコの悲鳴が大好きだからっ?
叫華 : 貞操の危機に遭ったうら若き女のコの悲痛で切実な叫び声!イイ味してたよ~??
天牌ロン : ・・・・・・。(自身の正面に円を描くように手をなぞる
ナナネ : カス…!(叫華睨んで
叫華 : ふふん。イイ声をあげる女のコは……きっと魂も美味しいんだろうなぁ~!
叫華 : 男のはそーんなにシュミじゃないけど…ま、ついでに貰ってあげよっかな!(動きを見せるロンの方を見て
叫華 : キョーカちゃんの必殺技…一つだけだと思わないでよね!(洞窟内に吹き荒ぶ風が3人を包み
天牌ロン : ステージギミック…っすか、
叫華 : (さながら悲鳴を上げるかのような甲高い音が洞窟内に響き渡る
叫華 : イッちゃえ~! 記憶の共振<レゾナンス・メモリーズ>っ!!
天牌ロン : 結界術…記憶の呼び起こし…不協和音…この技はきっと…!
叫華 : (脳を揺らし響かすような風音と振動が、3人の記憶と感覚を「共振」させる。
叫華 : (先程『記憶の傷痍<クライング・メモリーズ>』によって呼び起こされたナナネの記憶。
叫華 : (絶望。嫌悪。不快。当時の生々しい心理状態と身体感覚が全員に共有される
天牌ロン : ーーーふっ。(ロンのほくそ笑む声が3人の脳内に響く
ナナネ : ―――っ、、、コイツ、また……!!(己の身を抱くようにして
天牌ロン : 六筒<ローピン>(記憶の中の情景…その家の壁を炎の円盤がブチ破って、
天牌ロン : (3人の脳裏に映し出される…偽りの記憶。ロン介入if
叫華 : ――っはぁ??
叫華 : なんだよぉ!もうちょっと浸れよぉ!キョーカン力皆無な男はモテないんだぞっ!
天牌ロン : (「「ーーっはぁ??」」の声と同時に叫華ちゃんの姿も偽りの記憶に介入する。
天牌ロン : 「逆っすよ。逆。」
天牌ロン : 「没入力が高すぎるっていうか…なんか説明難しいんですけど…」
ロンif : (偽りの記憶の世界。10歳のナナネ、倒れた男、介入したロンif、介入した地獄人。
過去ナナネ : …っは? 何言って……(10歳のナナネが困惑した様子でロンifを見上げる
ロンif : 「軽度の…シュミレーテッド・リアリティ。」
天牌ロン : 「現実と妄想の区別がつかないんすよね。自分。」
天牌ロン : (呑気に喋る男の姿が偽りの記憶を侵害する
過去ナナネ : ……はぁ?
叫華いふ : えぇーい!ワケわかんない横文字はワケ分かんないけどっ!
叫華いふ : 人のフィールド<必殺技>で好き勝手するんじゃないやーい!
天牌ロン : 「現実が上手く行きすぎて妄想に見えたり、妄想を好きすぎて現実で呼び起こしたかったり…」
天牌ロン : (大銀行の次男で生活に困らず魔人能力も優秀で才能に溢れてて・・・
天牌ロン : (やたらラキスケを現実で起こるものとして女子に不用意に迫ったり、決め台詞が全て漫画の引用だったり・・・
ロンif : 最近じゃあ落ち着いてきた方ですけど。
ロンif : ダメじゃあ無いですか。オタクを妄想の世界に引き摺り込んじゃ。
ロンif : ギャンブルシティを占拠したテロリストなら小学校の頃に滅しましたよ?(暗黒微笑
過去ナナネ : …どうしよ。キメてるのにダサい……
叫華いふ : な、な、なんだよぅ!何そのつまり・・・
叫華いふ : 妄想の世界なら際限無く好き勝手しちゃうもんね~!ってコト!?
叫華いふ : そんなのアリ!?魂取られる側のやるコトじゃないよぉ!!
ロンif : 「オレの前では常に、オレが狩る側で、お前が狩られる側だ。」
ロンif : (ロンifの周囲を灼熱のオーラが纏い部屋中の空気を蜃気楼に変える
叫華いふ : んにゃっ!!? フィールドを…風を乗っ取られたぁ!?
ロンif : 「残念だったな。氷輪丸はもう使えねえよ。」
叫華いふ : 何さっきから!?呪文詠唱!?
ロンif : (ドヤ顔で関係ない武器の名前を言っている
過去ナナネ : (若干気の毒になってきた。
叫華いふ : えぇーい!うるさいうるさーい!記憶の中でも此処は叫喚地獄!叫風吹き荒ぶ世界なんだぞぉ!
叫華いふ : こんなワケ分かんないやられ方…!(手元に鎖鎌召喚して
ロンif : 「そんなの関係ねー」
ロンif : その時は…「閻魔相手に地獄の国盗りだ」
ロンif : (ロンのifの手元にも蜃気楼に紛れて…武器…が召喚されているようだ…
叫華いふ : (くっそー…メモリーズが効かないどころかよく分かんないけど超強化されてるなんて…どーしたらイイかわかんないけど…!
叫華いふ : このまま退くなんて地獄人じゃないもんね!(ロンに風纏った鎖鎌を投擲
ロンif : この武器に…オレの「死ぬ気の炎」を全て込める…!「死ぬ気の強さは!覚悟の強さだ!」
ロンif : 「弾けて、混ざれっっ!!!」(何かの武器を叫華いふへ投擲する
叫華いふ : ――!(鎖鎌と交差するように飛んでくる何かの武器
ロンif : (才気あふれる炎属性魔人がオタク妄想世界で編み出した最高にクールな爆発物!
ロンif : 「ジャスタウェイ」!!!
叫華いふ : は?(なんか夏休みの工作みたいな気の抜けた顔のロボット?が叫華ちゃんの顔面にぶつかる
ロンif : (気の抜けた顔のロボット?が…叫華ちゃんの顔面で大爆発を起こす!
叫華いふ : ぎゃーーー!!!!(ちゅどーーーん!!!
叫華いふ : じ、、、地獄のノルマにッ……!!?
叫華いふ : ボクが追加―――!!!(追い爆発
叫華いふ : (爆破の勢いで共振記憶世界も吹っ飛ぶ
天牌ロン : 「ジャスト一分だ。――悪夢(ユメ)は見れたかよ?」
過去ナナネ(?) : ―――…!!
過去ナナネ(?) : (記憶の世界が吹き飛び解放され
天牌ロン : (「現実世界」でも漫画のセリフで格好つけている男
ナナネ : (薄暗い洞窟……地獄に戻って来る
ナナネ : ……消えた。
ナナネ : …はー。一発蹴っ倒してやりたかったけど…まあいっか。爆死したし。
ナナネ : …。 …。はぁ。(一息吐いて
天牌ロン : …。秘められた力が爆発しちゃいましたね。
ナナネ : …ともあれ、ありがとうございました。助かりました。(ペコリとロンに
天牌ロン : 例には及ばない…っていうかむしろ逆ですよ。
ナナネ : …はい?
天牌ロン : オレがヘマしたせいで、ナナネさんに危害が及んで…すいません。
ナナネ : そーでしたっけ。アタシがボサッとしてただけだと思いますけど。
ナナネ : …。ま、お互い無事だったんだしいーじゃないですか。
天牌ロン : サシでケリつけなきゃならない相手だったっすよ。「プロとしてーーー」
天牌ロン : 無事……、まぁ…
ナナネ : …。
天牌ロン : うーん、いや、確かにオレはダメージゼロですけど…。
ナナネ : …。ロンさんが秘密にしてくれたら、ソレで終わりの話です。
天牌ロン : …え?
ナナネ : 過去は過去でしかないから。…大丈夫ですよ。
天牌ロン : なる…ほど…。
ナナネ : …まー、誰にも言わないでね。ってコトです。
天牌ロン : わかりました。
天牌ロン : じゃあ…2人だけの秘密ですね。(ナナネを見つめる男
ナナネ : え。言い方キモ…
天牌ロン : オレは楽様と違って、ちゃんと忘れないで覚えときますよ。
ナナネ : 何かの漫画なのは分かりますケド・・・まー、宜しくお願いしますよ。
ナナネ : ギャンカス育ちはネタに出来てもさっきのは流石にあんまりですからね。
天牌ロン : あー…ナナネさんって、子供の頃から艶っぽかったんですねぇ。
ナナネ : …は?
天牌ロン : …え?
ナナネ : や、…… ……いや、いいです。恩人補正でノーカンにしときます。(なんかぐっっっと堪えて
ナナネ : 流石に助けてもらった直後に金的とかしたくないんで……(目逸らし歩き出し
天牌ロン : いや、約束したんで、誰にも言わないっすけど、ロリナナネさんの頃から相当のモノをお持ちでっ(既に謎の釈明を始めている
ナナネ : は? もしかして狙ってます? 蹴られ待ちですか??
天牌ロン : いや!? 褒めてるだけ…ですけど?!
天牌ロン : (妄想と現実の区別がついてないとか以前にノンデリである。距離感わからないオタク君でもある。
ナナネ : デリカシー無いとかそういう次元じゃないんですけど!?てかあの過去見といてその発言飛び出すの正気…!?
ナナネ : 今までどーやって生きて来たんですか…!??
天牌ロン : え…だから…「ちゃんと忘れないで覚えときます」って…
天牌ロン : (正気ではない。が。思い返せばドン引きしてる叫華ちゃん以上にロン君の動揺やリアクションは薄めだった!
ナナネ : すいません。今から記憶って消せます?
天牌ロン : いや…「強い思いの篭ったもの」は球磨川の「大嘘吐き<オールフィクション>」でも消せないんで…
ナナネ : あ、はい。ヴァース語で大丈夫です。 ………
ナナネ : ………はぁ。。。(しみじみ篭もった溜息吐いて
ナナネ : ……行きましょ。合流先か出口見つけるかしないと。
天牌ロン : そうですね。多分「キョーカがやられたか…奴は四天王の中でも最弱…」ってなってる頃ですからね。
天牌ロン : 早く合流してハピハピを助けないと…!
最終更新:2025年10月05日 22:23