たかみ : (地獄人。
たかみ : (地上の生命達の魂を狩るという襲撃者。
たかみ : (「ЯiKU」さんの魂を取り戻すために地獄へと訪れたわたし達は、
たかみ : (彼の魂を刈った、本命の地獄人と相対した。 ―――
たかみ : ―――コン・モート・ヴェント。(我先にと突撃していった心奈に、謎の武器?を差し向ける
創止 : ぁあ?
たかみ : (突撃する心奈の全身に淡い光と共に風が纏い、速度上昇。微弱な身体強化。
心奈 : 心を突き刺す!ハートのビート!!!
心奈 : (高速突撃で突き出したバチの先端が
心奈 : (創止の心臓を突き刺し、背中まで突き出る
たかみ : (心奈ちゃんが突き進んで行くのは止められない。それなら…
創止 : っがああは(突き刺されて、血を吐く
たかみ : (わたしがそれをサポートする。それがわたしの得意な事でもある。
心奈 : っ・・・!
創止 : おぉぇえ、、…、、(血を心奈に吐く
たかみ : …気を付けて。心奈ちゃん、地獄人は―…
創止 : 痛ぇえ…痛えなァ…? 殺す気かテメェ?
心奈 : っっ…!
たかみ : …殺しても死なないのに?(謎の武器?を創止に差し向け
創止 : 良いのかぁ?アイドルが無抵抗な奴を突き刺してもよお?
たかみ : ティロ、ヴェント。(後方から、風の弾丸を創止に次々と発射
創止 : あ?なんだテメェ。小娘の新しい彼氏が何の用っ
創止 : (風の弾丸をその身に受けて、
創止 : っ、(バチが抜けて、その場から吹き飛ばされる
たかみ : …。単純なんだね。(小さく溜息を吐き
心奈 : っっっ…!(バチが抜け、返り血を浴び
心奈 : (全身返り血塗れで佇む、鳥人アイドル
たかみ : …何の用、か。 わたし達の用事ははっきりしてるよ。(歩み寄り、心奈の隣に立って
たかみ : 「ЯiKU」様の魂を返してもらいに来たんだ。
創止 : はああああ???今カレが元カレの話してんじゃあねえぞ見苦しい!
創止 : (流血をしながらふらふらと立ち上がり
たかみ : …あなたがどう思おうが構わないけど。(みわわわん、と謎の武器?から不思議な電子音が鳴る
たかみ : 返す気が無いなら、返すしかなくなるまで……戦うだけだよ。(素振りのようにその場で何度か謎の武器を振る
心奈 : 「ЯiKU」様を返してください…。
創止 : 魂は喰ったって言ってんだろボケが! 何日も前に食ったもんをどうしろってんだ?
創止 : ひり出したクソでも投げ返せば有り難がってお帰り願えるか?
心奈 : 「ЯiKU」様を…返してください…!
たかみ : …(♪ー ?ー♪(なんとも言えない音で紡がれる旋律
創止 : 会話にならねえなアイドル狂信者のメスガキが!
たかみ : …。(予想はできていた事。…改めて詳らかにするのは残酷かもしれない。でも…
たかみ : …「ЯiKU」さんの魂は、あなたがもう喰らってしまった?
創止 : 聞こえねえのか今カレ!どうだ?これで綺麗さっぱり忘れようぜ!
創止 : テメェにとっても悪い話じゃあ無いんだろう?なぁ?
たかみ : …それが現実。か。 …?(創止の言葉を聞いて
たかみ : …何を言ってるの?
創止 : …は?
心奈 : 「ЯiKU」様を…返してください!
創止 : お前らこそ何を言ってるんだよ?!
たかみ : わたしにとっても悪い話ではない、って。…あんまり意味が分からなかったから。
創止 : ダメだダメだ。平和ボケとボケ信者じゃ話にならねえ。(指を鳴らす
たかみ : …。(まあ、襲撃者の言葉をまともに聞こうとする時点でおかしな話なのだけれど。…
創止 : 記憶の点火<イグナイト・メモリーズ>。条件はとっくに満たしてるぜ?
心奈 : あっっっ!!(心奈が全身に浴びた返り血が地獄の炎となって燃え上がる
たかみ : …!心奈ちゃん!(サクヤくんの時と同じ……記憶に干渉する必殺技…!
創止 : その血の量じゃ止めらんねえよ!さあ燃え上がりな!
創止 : (地獄のフィールドの壁面に大きく映し出される
創止 : (心奈の“罪”の記憶。
心奈 : ーーー(それは。全員が見た事ある光景。
心奈 : ーーー(「ЯiKU」と呼ばれていた男が地獄人に襲われて、
心奈 : 「私が何も出来なくって…」(泣き出して
創止 : (スクリーンに映し出されるのは、先日の創止戦。心奈が到着した所から。
創止 : はっ、見るまでも無かったな。
たかみ : っ! ―(謎の武器を心奈に振り―演奏により溜めていた「音素」を開放。
たかみ : 『パストラーレ』!(癒しの大風が巻き起こり、心奈に纏わりつく地獄の炎を吹き飛ばす
心奈 : っ…(癒しの風により炎が消える
創止 : あぁ??ただの風如きじゃあ消えねえ炎なんだがなぁ?
創止 : なんかしたか吟遊詩人?
創止 : (たかみを睨む
たかみ : …、大丈夫?(この地獄の景色に不釣り合いな、心を癒すようなのどかな旋律と共に放たれた大風。
心奈 : っ、、…。。。(フラフラとよろめき
心奈 : たかみ…さん…?(正気に返ったようにたかみを見る
たかみ : …音楽は不思議な力を持つ。それは電子の世界でも、この地獄にあっても同じ。それだけだよ。
たかみ : あなたの力は…傷を抱えた子に嫌がらせをするだけのもの?(創止をじっと見て
心奈 : それは…音楽精霊の…お姉ちゃんみたいな力…?
創止 : 良い質問だな?
創止 : そうだ!合ってるぜ!(楽しそうに笑って
たかみ : 結構…理屈は違うかな。落ち着いたらちゃんと説明するね。(ふふ、と心奈に笑って
創止 : この世界の戦闘員ってえのは、心臓にどデカい穴をぶち空けられてもしつこく闘ってきやがるからな…
たかみ : …そう。(不思議な電子音と共に、創止に謎の武器を差し向ける
たかみ : だから心から弱らせて、闘う意思から奪ってしまう。
創止 : ぁあ!その方が絶望のスパイスが効いてて美味になるぜ!テメェらの魂がな!
たかみ : …。外道だね。(心から悲しそうな表情で
創止 : そりゃあそうだろ。ここは地獄だぜ?(心から楽しそうな表情で
たかみ : …でも、良かったよ。 あなたと話ができて。あなたの言葉が聞けて。
創止 : ぁあ?
たかみ : お陰でちゃんと「倒そう」って思えるから。(レイピアの様に謎の武器を携え、創止に高速で飛び寄る
創止 : はっ!倒せると良いな!(創止の胸から大鎌が引き摺り出される
創止 : 2人とも真っ直ぐ突撃するだけか!?芸がねえなあー!!(鎌を半円に振り回すと
創止 : (創止の前に炎の幕が降りる
たかみ : 「コン・モート・ヴェント」。(全身に淡く光る風を纏い、武器の♪↑部分で突きを放つと
たかみ : (炎の幕を風と刃が突き破り、創止の顔面に迫る
たかみ : ―……魂を取り返せないなら、この戦いに意味は無い。(ぼそりと囁くように呟いて
創止 : ちっィ!!
たかみ : (風を纏った鋭い一点突が創止に迫り来る
創止 : 煩えな!(大鎌を振り回して、たかみの武器へと振るう
たかみ : 死なない相手を殺す意味も無い。…だから…(大鎌と突きが一瞬克ち合うも、すぐに武器を回転させ、
たかみ : (♪の↓部分を大鎌の側面にぶつける。―溜まっていた音素が解放され、
創止 : なんだと…!?(このオレの地獄…無限転生が見破られている…?!
たかみ : この先は全部…意趣返しだね。(見た目以上に重く、響き渡るような振動の一撃が大鎌を通して創止に伝わる
創止 : ゴチャゴチャと煩え野郎だ!(大鎌が炎に変わり、
創止 : (大鎌の質量を失い2人を巻き込む炎の渦へ変化する
たかみ : …それなりの報いは受けてもらわなきゃ、っ!(質量を失い、そのまま武器を地面に叩き下ろす形に
創止 : 何か狙ってるのが見え見えなんだよ素人が!(空いた両手で、
たかみ : あなたに傷付けられた人が浮かばれない! 『グラーヴェ』!(同じ攻撃を二度連続で放つ事で効果が上昇する!
たかみ : (地面を大きく叩き――中心に振動と大風が発生。炎の渦ごと周囲を大きく吹き飛ばす
創止 : うぜえっ!(たかみに掴みかかる直前、大風に吹き飛ばされる
創止 : (上空に吹き飛ばされて、洞窟のような壁に着弾
たかみ : 「ティロ・ヴェント」!(吹き飛んだ創止を次々に狙い撃つ風射撃
創止 : 舐めんなよ!!(壁から大量の炎が噴き出て風弾と相殺
創止 : ココはオレの地獄だ!掻き消された炎もすぐに転生する!
創止 : 転生炎陣!(たかみの周囲に、消えたはずの炎の渦と炎の幕が復活する
たかみ : …そうだね。あなたはさっきからずっと炎を当てる機会を狙っている。(全身に淡く光る風を纏う
たかみ : 最初に心奈ちゃんが嵌められた時点で、それは分かってるんだよ。(炎の渦と幕を吹き飛ばすように風が螺旋を描き
たかみ : ……芸が無いのはどっちだろうね?
心奈 : 返り血も…炎の渦も浴びちゃいけない…?
創止 : はっ、心底煩え。一撃も喰らわずに闘えるんなら苦労はしねえんだよ。(壁から離れて、地表に降りてくる
たかみ : …1ヒット制だね。確かに立ち回りは難しくなるけど…
たかみ : …ちゃんとやらなきゃね。競技者だもの。(呟いて
創止 : 俺も炎も死んでも蘇る。ここじゃ詰んでんだよテメェらは!(掻き消された炎が復活する
たかみ : ……。 …。 (少し、考えて
たかみ : …本当にそう思う?
創止 : あぁ?!
たかみ : わたし達が、…本当に何の策も無く地獄に乗り込んできたと思ってる?
創止 : 策だぁ…?
たかみ : …。ここに来てる仲間には、あなたを改心させて成仏させる力を持つ者が居る。
たかみ : …って言ったら?
創止 : …。…はぁ??
たかみ : その人がこの場に合流してきたら、あなたは終わり。
たかみ : …無限に戦い続けられる訳じゃないんだよ。
心奈 : お姉ちゃんの「運命の神託を受けた調和の音楽で平和をもたらす戦闘」ですねっ!
たかみ : そういう事。(………なんて。正直、ブラフに近い。 首尾良く合流してくるかもわからないし…本当は無事かどうかも。
創止 : はっはっはははは!!何を言うかと思えば!
創止 : この場に居ねえ奴の話をしてどうすんだよ!
創止 : 星鬘処の気まぐれで落とし穴にハマったテメェらこそその策が瓦解してる事にまだ気づかねえのか!?
たかみ : …そう?あなたはどれだけ時間を掛けても、いつか炎を当てればいいと思ってるけど…
たかみ : その前提が成り立たなくなるなら、詰んではいないよ。
たかみ : …0%じゃない光明があるだけで、わたし達には頑張る理由が出来る。
創止 : そうかそうか。そりゃあ良かった。(手元に大鎌を召喚して、
たかみ : …それで充分だよ。…さあ、続けましょうか。
創止 : ならよ、(洞窟の壁に大鎌を打ち付ける
創止 : (打ちつけた部分から炎が噴射
創止 : 無限転生地獄を存分に味わって行けよ!!(鎌で洞窟の壁を傷付けながら走る
たかみ : ――大丈夫。鍵奈ちゃんは来てくれる!(自分に…というより、心奈を元気づけるように声を掛けて
たかみ : (噴射する炎を避けながら創止に駆け出していく
創止 : (無限転生地獄。地獄人は即座に転生する。掻き消えた炎もその場で再点火する。
地獄 : ーーーーー
地獄 : (地獄。
地獄 : (地獄は沢山ある。
地獄 : (複数の地獄へ繋がる道が…地表に簡単に繋がったりなんかはしないが…
地獄 : (地獄の“存在感”が強化されたんだろう。多次元世界の中心地ヴァースならそういう事もある。
ムッシュ : ふっふっふ…
ムッシュ : (地獄の入り口にて、落とし穴に振り分けられた一行。
ムッシュ : (どのように別れたかは知る由もないが、ムッシュ は別の地獄に降り立った。
ムッシュ : 「スイッチ」「スイッチ」「スイッチ」「フュージョン」「スルー」「スイッチ」「スルー」
ムッシュ : (能力名“ムッシュ” 闇に在る限り“ムッシュ”のショーを魅せる
ムッシュ : (「転送」「融合」「貫通」
ムッシュ : (闇のショーを駆使して、
ムッシュ : (他のメンバーとの合流を測る
(星鬘処) : (「おかしいですわ…貴方…ではない…」)
(星鬘処) : (「わたくしの相手は貴方ではありませんわ。お帰りくださいませ。」)
ムッシュ : (見過ごした地獄人も気になるが…これだけ広大な地獄の全ての地獄人を相手にするわけにはいかない。
金銀天零 : (この穴にはお兄様達も落ちてしまっているのですから。
金銀天零 : …、
鍵奈 : んっ…(飛んでいる
ムッシュ : ーー(あれは…
天辺 : (鍵奈に抱き抱えられて空を飛んでいるお兄様
ムッシュ : (ハピハピの“鍵奈”氏?それと…お兄様…?
ムッシュ : (2人も弟妹を探して飛行を…
ムッシュ : (いや…すでに1人地獄人を倒し…あれ?もしかして地表へ…?
ムッシュ : ふっふっふっふっふ…
ムッシュ : ーーーーー
たかみ : ――――
創止 : 無駄無駄ぁ!!
創止 : (転生炎陣。消えた炎が蘇る。
たかみ : っ…!(無限に再生する肉体。無限に再生する炎。
創止 : (洞窟の壁から噴射した炎は床を伝って中央へと燃え広がり、
創止 : (創止の「纏わりつく炎の幕」の範囲がどんどんと隙間なく広がってきている
たかみ : (躱し、防ぎ、散らし、なんとか凌ぎ続けているが…
創止 : 便利な風と不思議な武器だな?でもテメェと撃ち合う必要はねえ!
創止 : 全部燃やしちまえば良いんだからなあ!!
たかみ : (どんどん範囲が広くなってきてる。いつまで持つか…、…!
心奈 : くっ…!(天井からも降り注ぐ炎。空中にも逃げ場は少ない
心奈 : たかみさんっ、(たかみの近くに降り立つ
創止 : そこはもう点火済みだぜ馬鹿女ァ!!(心奈の降り立った地表が燃え上がる
たかみ : ―、心奈ちゃん…!(心奈の方に振り返って
たかみ : っ『パストラーレ』!(炎を凌ぐ為に溜めていた音素を消費し、武器を心奈に振るう 地獄の炎を吹き飛ばすヒールウィンド
心奈 : っ…たかみさん!(心奈の周辺の炎が吹き飛ばされる
創止 : はっ!雑魚に足引っ張られてんじゃあねえよ!(その隙にたかみへと走り、首を掴む
たかみ : ――、っく…!(創止に後ろ首を掴まれる
創止 : 特大スクリーンで届けてやるよ!『記憶の点火<イグナイト・メモリーズ>』!!
創止 : (たかみの体が燃え上がり…“罪”の記憶が洞窟中の炎の幕に上映される
たかみ : ――――ああっ、、!!(全身を炎に包まれ
たかみ : (―― わたしの、 罪――………
たかみ : (スクリーンに映像が映しだされる
ーーー : 『Virtual Rea Equip』
ーーー : (仮想フィールドステージ『近未来都市』内
ーーー : (---ビーーーーーーーーーーッ(様々な計測数値が画面端に映る視界の中で
ーーー : (けたたましい警報音が鳴り響く
ーーー : (ビーーーッ ビーーーッ ビーーーッ ビーーーッ ビーーーッ
ーーー : (警報音鳴り響く仮想都市内を目まぐるしく飛び駆け、移動していく FPS視点
ーーー : (やがて少し開けた場所に出て………人の姿が見える
そよか : ―――ねぇ。 ねぇ、、なんで!? ・・・なんで!?
そよか : (仮想都市の無機質な床に血だまりが広がり、倒れる人の姿。
そよか : (その傍にしゃがみこんで、必死に声を掛けている姿
たかみ : 「そよちゃん!? …どうしたの!? 何があったの?」(視点人物の声。血だまりの傍に歩み寄っていく
そよか : わ、わかんない……わかんないの。。でも全然動かなくって・・・
たかみ : 「……」(HP表示は0になっているのに退場処理がされてない。…確かに異常だ。
そよか : ――…どうしようみーちゃん。 私、、私……!
そよか : もしかして、人を―――
たかみ : 「……落ち着いてそよちゃん。とにかく一旦ダイブを解除して、VREから出よう」
たかみ : 「詳しい事は、それから―――……」
――― : ――――
――― : (フッと画面が暗転し
――― : (再びスクリーンに映しだされる景色は、一転して白い。
――― : (無機質なフレームで組まれた簡素な世界
――― : (『Virtual Rea Equip』 プラクティスステージ
そよか : … っ ……
そよか : …、ぅ゛、、(口元を押さえ、膝から崩れ落ちる簡易装備のそよか
たかみ : …! そよちゃん。(先程と同じく計測数値が画面端に映る視界が、そよかに近付いていく
そよか : …大丈夫!…まだやれる!
たかみ : …そんな事言って。顔真っ青だよ。震えも収まらないし…
たかみ : …もういいよ。今日は休もうよ。
そよか : …いけるって!やっとdiveできるようになったんだから!
そよか : 早く復帰して勘を取り戻さないと。あんな事になって、「ビタ5」も今正念場なんだから…
そよか : だから、こんな所で、止まってる訳には、……・・・・・(ふらりと体が揺れて
そよか : (その場に倒れるそよか
たかみ : ―――…そよちゃん!
――― : ――――(再びの暗転。
――― : 『Virtual Rea Equip』
――― : (模擬戦用簡易ステージ
そよか : ……、・・・
そよか : あれ?(得意武器の双剣を構えたまま、固まって動けない
そよか : おっかしいなぁ……なんか上手く行かない・・・
そよか : ごめん、みーちゃん! もう一回お願い!
たかみ : …………
たかみ : そよちゃん。
たかみ : ……もうやめよう。
そよか : …。 …え?
そよか : で、でも!ちゃんとdiveも維持できるようになったし。これからだよ!?
そよか : むしろこっから頑張らないとじゃん!
たかみ : …それはそよちゃんが、自分を奮い立たせて無理矢理なんとかしてるだけだよ。
たかみ : …でも、それにも限界があると思う。そよちゃんの気持ちがいくら前向きでも…
たかみ : そよちゃんの心はもう、闘う事を拒絶してる。…わたしにはそう見えるよ。
そよか : … え?
そよか : な、なんでそんな事言うの?…それじゃあ私もう『VRE』できないって事じゃん!?
そよか : 「ビタ5」の活動にも今以上に支障がでちゃうし…駄目じゃんそんなの。
たかみ : …そんな周りの事なんて考えなくていいよ。
たかみ : …とにかく、今はゆっくり休んで。…お願い。
そよか : …や、やだ!考えたい!
そよか : だって。…おかしいじゃん。 あの事件で私が倒しちゃった人は、無事に回復して…
そよか : じゃあ私も、ちゃんと切り替えて、前向いて、また……
たかみ : ………
たかみ : …じゃあ、そよちゃん。
たかみ : 今からわたしと一戦やろう。
そよか : …へ?
たかみ : …わたしに勝てたらこのまま続ける。勝てなかったらわたしの言う事を聞いてもらう。…どう?
そよか : …そ、それは。 …でも…、
たかみ : このステージは広さ10Td。そよちゃんの得意距離だね。…このステージでわたしに勝てないようじゃ…
たかみ : …「ビタ5」の仕事を果たせるとは言えないよね。
そよか : …ちょ、ちょっと待ってよ。私…(武器を持つ手には力が入らず、まともに体が動かせない
そよか : (そんな状態な事は、みーちゃんだってわかってる筈で。それなら…
そよか : (………みーちゃんは、私に、引導を渡そうとしてる。
たかみ : ……良い?(少し離れて立ち、彼の所持武器……オタマトーンを片手に
そよか : …ま、 待って。
たかみ : …ごめんね。待たない。
そよか : 、、、や、やだ!(瞳が潤み、揺れて
たかみ : (首を振って、そよかにオタマトーンの刃先を差し向けて
たかみ : ……ごめんね、そよちゃん。
たかみ : 諦めて。
そよか : ――――っ、(ついに決壊して、涙が溢れ出して
そよか : ――……なんで。。。 なんで、みーちゃん、、、
そよか : なんでそんな事言うの……・・・!!
ーーー : (スクリーンに映る、女性の悲痛な叫びと共に、
ーーー : (映像が途切れ、洞窟の武骨な壁に戻る
創止 : あ~~~あ。
創止 : (燃え盛るたかみの首を掴みながら炎の幕の映像を見ていた
創止 : これがテメェの罪の記憶か? 随分とまあ…クックック…
心奈 : たかみ…さん…
たかみ : ――……(首を掴まれたまま、ぼうっとその情景を見ていた
創止 : なんだよ。なんか言えよ。地獄のお悩み相談所でも開設してやろうか?
たかみ : (……そっか。これがわたしの罪。
創止 : テメェの罪は、あの女に引導を渡しちまった事、そんな記憶か…?
たかみ : (…わたしはこの記憶を「罪」だと思っている。
たかみ : …つまらなそうだね。物足りなかった?
創止 : あぁ。お前が「自分を賢い」と思い込んだ馬鹿なおかげで、せっかくの素材が台無しだ。
創止 : お前の罪は「あの女に引導を渡した事」じゃねえよ。
たかみ : ……
創止 : はっ!わっかんねえかなぁ?!(たかみの顔を床に打ち付ける
たかみ : ――…(ふ、と一瞬せせら笑って……掴まれ床に打ち付けられる
創止 : 本当に気付いてないのか?気付かないようにしているのか?!
創止 : だとしたら面白え奴だぜ!(しゃがみ込んでたかみを床に押し付けたまま笑う
創止 : お前が「引導を渡した」あの女。
創止 : 今、何処で、何をしている?
創止 : 何をしていた?
たかみ : …、、何……?
創止 : テメェの記憶焼いてんだぜ!知らねえとでも思ってんのか!?はっはっはっは!!
創止 : あの女ァ、テメェが引導を渡したはずの女はなあ!
創止 : 腑抜けたテメェよりも真摯にあの後も「闘い」に向き合って、
創止 : バカどもが沢山集まるデケェお祭り事を立ち上げやがった!引退なんてしてねえってよ!!
たかみ : …………
創止 : わかんねえなら…例題を増やしてやろうか賢者くんよ。
創止 : あの女。(心奈を指差し
創止 : アイツは偶然組んだだけのアイドルの為に地獄まで潜り込む酔狂な馬鹿だが。
心奈 : っ!?
創止 : アイツは一度だって「ЯiKUの魂の奪還」を諦めて無いみたいぜ?
創止 : お前はどうだ?賢い男。
たかみ : ……
創止 : この闘いに意味は無い…とか…ククク…格好つけてほざいてたよなあ!?ハッハッハハッハ!!!
たかみ : …そうだね。わたしが思っているよりもずっと、皆は強いみたい。
創止 : そろそろわかったか?自分を賢いと思いたいだけの雑魚がよ!!
創止 : 全部テメェが諦めてる。事もあろうに諦めさせようとしてる!
創止 : テメェで勝手に詰んどけよ。頑張ってる乙女の足を引っ張るんじゃねえカスが。
たかみ : …そうだね。「傷つく姿を見たくない」なんて言うのは…
たかみ : わたしのエゴで、それが「罪」なんだろうね。
創止 : よぉくわかったじゃねえか!賢い愚者!
創止 : お前の罪は「あの女に引導を渡した事」なんかじゃねえ!
創止 : 「あの女に寄り添ってあげずに、勝手に諦めさせた」事だ!
たかみ : 分かってる。
創止 : あぁ~~~?
たかみ : …丁寧に口上を垂れ流さなくても分かってるよ。そこまで含めて、「罪」だと思っているのだもの。
創止 : そいつぁ賢いこったぁ。
たかみ : それにわたしは……全く後悔してない。
創止 : あぁ?心が無えのか?
たかみ : 時間が遡って再び選択を迫られても、また同じ行動を取るよ。
創止 : クックック…開き直った賢者は恐ろしいな…誰がそんな事を望んでるんだよ…
たかみ : …逆だよ。心があるから。
たかみ : 「傷付いてもいずれ乗り越えられるなら、傷付けさせておけばよかったのに」…なんて、
たかみ : …それこそ人の心が無いんじゃない?…地獄人に言っても仕方が無いけどね。
創止 : はっ、この状況で、一丁前に吠えやがる!
創止 : じゃあテメェにわからせてやるよ!現状を!(大鎌を召喚し、
創止 : テメェがここで死んで、どっちの女の夢も潰えるって現実をなあ!!!(大鎌を振り下ろす
たかみ : ……―――
黒い物体 : (炎の幕をブチ破って、
黒い物体 : (洞窟の岩を砕きながら突入してくる
黒い物体 : (黒塗りのリムジン
創止 : あぁ?!
たかみ : ―――…!(岩を砕く轟音がする
リムジン : (そのまま創止とたかみを轢き殺す
創止 : ふざけってんじゃねえ!!(鎌でリムジンを弾き飛ばす
リムジン : (創止に吹き飛ばれ、そのまま洞窟内をドリフト走行し、
リムジン : (急静止し、リムジンの扉が開くと「たかみ」が客席から現れる
リムジン : 「スルー」「ムーブ」「カー」「ヴィジョン」「スルー」「テレポーテーション」
リムジン : (不思議な単語を並べながら運転席から降りてくる仮面の奇術師
たかみ : あら、まぁ。(リムジンの後部座席から出てくるたかみ
創止 : 出やがったな!いつぞやのインチキ手品師!
たかみ : …。…ふふっ。(色んな感情が混ざった笑みが零れて
たかみ : ……本当に間に合っちゃった。
心奈 : はいっ!! 来てくださいましたね! ムッシュさん! そして…!
車内 : 「ええ。このいつになく荒い運転のお陰ですね。」(たかみに続けて後部座席から出てくる高そうなスーツ男
車内 : (出てきたと思えば後ろに振り返って
車内 : (車内に残る唯一の人物…に手を差し伸べる
鍵奈 : (手を取り、車内から出る、鳥人アイドル見習い
心奈 : お姉ちゃん達っっ!!
たかみ : (え…??(内心戸惑っているが、戸惑っている場合ではない
創止 : ようこそ餌ども!俺の地獄へ!
創止 : (洞窟中の炎の幕が眩い輝きを放つ
創止 : タネは割れてるぜ闇の手品師。コレでテメェのチンケな手品は使えねえ。
創止 : 後ろの連中はどう見たって戦闘人じゃねえ。寄せ集めの連中で勝てんのか?餌ども!
天辺 : 成程。先程の地獄人と動揺、なかなか血気盛んな方のようですね。
鍵奈 : ・・・。
鍵奈 : ーーーたとえば、
鍵奈 : 君が。傷ついて。
鍵奈 : 挫けそう…になった…時は。
心奈 : お姉ちゃん・・・!
鍵奈 : 必ず、ボクがそばに居て。。。
鍵奈 : 支えてあげるよ。その肩を。(アカペラから一転。ショルダーキーボードの演奏が始まる。
鍵奈 : (洞窟中の炎の幕は光り輝き、ステージを盛り上げるフラッシュカーテンに!
天辺 : 戦闘人ではない。それが貴方の見立て…査定ですか。
天辺 : 成程。間違ってはいないかもしれませんね。
創止 : …は?
ムッシュ : ふっふっふっふっふ…
天辺 : 鍵奈殿は…『運命の神託を受けた調和の音楽で平和をもたらす戦闘。』の使い手ですから。
創止 : なんだぁ?それは!
心奈 : 「世界中~の」「希望乗~せて」っ!(バチを構える
たかみ : …(「味方には地獄人を改心させ成仏させる力の持ち主がいる。」そう自身もイキッ…豪語したが…
たかみ : (実際に目の当たりにすると驚くもので。…でも、そうか。そういう事。
たかみ : (オタマトーンを指揮棒のように振るい、 みわわわわ~~~ん♪
鍵奈 : (フラッシュカーテンに包まれて、ライブ演奏。弾き語りは続いていく
たかみ : (二人の歌唱と演奏に更なる電子音のハーモニーが加わる
心奈 : あなたの心を突き刺す!必殺のビート!!(創止に向けて突っ込んで行く
たかみ : (♪ー ?? ♪♪♪(即席のセッション、続く美しい演奏により、音素がみるみる溜まってゆく
創止 : あぁ!?うざってえ!!(鎌を構える
鍵奈 : 「今~未来の~扉を~開けるとき~♪」
たかみ : ――『シンフォニー』。(洞窟の岩壁に光の線が横に伸びる――……5本分。
心奈 : (音楽神霊ー鳥人キンナリー。2人に奏でられた音楽を受けた心奈の突撃は音速を超える!
たかみ : (洞窟の壁に描かれる五線の楽譜が
創止 : ーーーあぁ?!(心奈に再び心臓を貫かれる
たかみ : (フラッシュカーテンを神々しく輝かせ……心の神性を更に高めて行く
鍵奈 : 「悲しみ」や「苦しみ」が…
心奈 : っっ!(創止の心臓を貫いたバチを振るい
創止 : あ~?それがどうした…? 不死身だって言ってんだろうが!(貫かれた心臓から血を吹き出しながら笑み
心奈 : たかみさんっ…!(吹き出した血を浴びながら
たかみ : …大丈夫。(心奈の身体が金緑に光り輝き
たかみ : (創止の血が肉体に触れる前に弾き、蒸発し揮発
鍵奈 : 「いつ~の日か…」「喜びに変わるだろう~」
創止 : なんだと!?
心奈 : コレでもう焼かれません!
心奈 : 音速を超える突きはあなたの心を必ず突き刺します!
心奈 : 平和をもたらす戦闘なら!突き刺した心臓はЯiKU様を呼び起こす魂になります!
創止 : 何を滅茶苦茶言ってやがる!?
心奈 : 私はみんなのチカラを信じますっっ!!(創止に向かって再び突撃
鍵奈 : 「I blieve in future…」
創止 : この馬鹿女どもがよぉおお!!(炎の幕を張る
たかみ : 「パストラーレ」。(五線譜から吹きつける風が炎の幕をすぐさま霧散させる
たかみ : …まだ気づいてないの?
たかみ : もうここは、あなたの領域<ステージ>じゃないよ。
鍵奈 : 「信じ~てる」(弾き語りライブを歌い切る鳥人アイドル達
たかみ : おとなしく清聴して。演者<アイドル>達の大立ち回りを見ていきなよ。
心奈 : あなたの心臓を突き刺す!!絶唱のビート!!!
創止 : ふざけやがーーっっ!!
心奈 : ーー(音速の突進が創止の心臓を抉り抜く
創止 : っ、馬鹿が…すぐに転生し…て…ーー(闇のカーテンに体が呑まれて地中に消えていく
ムッシュ : ふっふっふ…(皆の演奏に拍手している
天辺 : (パチパチパチパチパチ(同じく
心奈 : …っ……私…、、…あの地獄人に…勝った…!!
心奈 : お姉ちゃん!たかみさん!!みんなっ!!!
鍵奈 : …『運命の神託を受けた調和の音楽で平和をもたらす戦闘。』
たかみ : …。これで…終わり?
鍵奈 : その真髄は、終幕にこそ訪れます。
鍵奈 : …あなたの運命の神託を聞きいれましょう。心奈。
たかみ : 真髄…
鍵奈 : …「オラクル」(一言呟き。ショルダーキーボードで福音を鳴らす
心奈 : ・・・!(心奈のバチに突き刺さった…創止から抉り取った心臓が…
心奈 : お姉ちゃん…コレって…!!
心奈 : (不思議な光と共に…半透明な淡い人魂になる
心奈 : ЯiKU様の魂…!?
鍵奈 : ・・・。
たかみ : …、これは……(まさか、本当に―――…? でも……
鍵奈 : よく頑張りました心奈。
鍵奈 : 神託から導き出された運命が…どのような結末を迎えるかは…
たかみ : …(…見れば分かるくらい、存在が弱い。今にも消えてしまいそうだ。
鍵奈 : 地表に戻ってから、確かめましょう。(心奈に微笑む
魂? : ーーー
魂? : (心奈のバチの先の人魂が
心奈 : はいっっ!!
魂? : (風に揺られたようにして、フッと消える
魂? : ーーー
心奈 : ごわっっ!!?
心奈 : え!?えええ!?え!!?お姉ちゃん!たかみさん!え!!?ええええ!!?
鍵奈 : (調和。
たかみ : ……
鍵奈 : (調和とは何なのでしょうか。
鍵奈 : (地獄に住まう住人達にとって、魂の捕食とは、調和と相対する行為だったのでしょうか。
鍵奈 : (私達にとって、辛い過去を乗り越える事や、傷ついた妹を救い出す事は確かに、確実に、平和な世界でしょう。
鍵奈 : (住処を荒らされて、生態系を否定された現地の民にとっての平和は…運命は…一体…
鍵奈 : (「世界中の優しさで」「この地球をつつみたい」
鍵奈 : (………
心奈 : ーーー!!ーーー!!!(わんわんと大泣きしている
鍵奈 : (「悲しみや苦しみが」「いつの日か喜びに変わるだろう」
鍵奈 : (「I blieve in future… … … … …
最終更新:2025年10月05日 22:23