穴 : ーーーーー
ニカ : (地面を大きく割り、遥か地下へと続く穴
エレア : ……ニカっ!!!(あたりを見まわし安否を気遣う
エレア : みんなっ、大丈夫?!!
ニカ : っっ、、ってぇ……
ニカ : ……ま、思ったよか大丈夫だな。…エレアさんも無事ですか。
コロン : っ…、、絶対死んだかと思った…
ニカ : はー……でもまあ随分落ちたな。
エレア : う、うん………身体はわりと頑丈だから……(下の方に視線を落とす
ニカ : …誰が落ちたんだ?エレアさんに、コロン先輩に、…ロル先輩?
イリゼ : わたしもいるよぉ。(ふらふらっと歩いてきて
イリゼ : (コロンを改めてバックハグ
ロル : (はっ、気を失っていたぞ…
ニカ : …。ぁ、はい。そっすか…。
コロン : ずいぶん落とされましたね。人質が反乱しないか心配ですが…(バックハグを受け入れて
ニカ : ……一応訊くけど、もう味方…なんだよな?この人。(コロンに聞く
イリゼ : うん。コロンちゃん、わたしの物になったから。
イリゼ : コロンちゃんがあなたの味方なら、わたしも味方だよ。
エレア : えっ……、
エレア : それって……、
ニカ : そ、そっスか……(なんか普通に受け入れてるし…
コロン : えーっと……
フクリン : あああああ?!ちょっときょーじゅ!アタシの翼じゃ定員オーバーだってばああ!!!
フクリン : (上から追加で落ちてくる
エレア : あ、。
イオン : はいはい。じゃあ支援すればいいんでしょう??
イオン : 【浮遊】<フロート>。(淡い光にイオンとフクリンが包まれ、ゆっくりと落下してくる
コロン : あ。イオン教授達!
ニカ : え。何だあんたら……
イオン : は?(ふわっと着地して
イオン : まんまと分断されて消息不明になりかけといて何言ってるんですかぁ??
フクリン : はっ。学生のクセに強がっちゃって。
ニカ : くそ…(何も言えん…
フクリン : あの巨人クラスの敵が次々来るかもしれないのよ~?
フクリン : アンタ達じゃ雑魚すぎて瞬殺かもしれないじゃーん?
エレア : それでも…、指を咥えて待ってるなんてできない!
イリゼ : 引率の先生が来てくれたんだねぇ。良かったね~。
ニカ : んだな。こんなトコでうだうだしてる場合じゃねーよ。早速ココから動かねーと…
ニカ : …つっても何だ?ココ。…どう考えても人の手が入ってるっつーか…
ロル : (ミカエルくん…どこにいるんだろう…
イオン : 此処は大学の地下にあたりますから…学園の保有する地下施設のどこかでしょうね。
エレア : なんかあやしいね…、
イオン : とはいえ、随分深層まで広げたものですね。(ふむ、と
コロン : 興味はありますが…今は新しい推理パートをしている場合じゃないですね。
ニカ : んだな。
ニカ : エレアさんの言ってた…アリシアさん達が育った実験場を目指さねーと。
フクリン : で?次は何処に行くのよ?
フクリン : 人質組を置き去りにしてまで向かいたい場所。目星着いてるのよね?
エレア : うん…、ずいぶん離れてるって聞いたから誰か運んでくれたらいいんだけど…
エレア : 私も大まかな場所しかわからないな…
ニカ : 大まかっつーと…どの辺?
エレア : 北の……、町外れの山の方だよ。
エレア : ミヅハに昔ちょっと聞いたことがあって、。
ニカ : 北……か。
ニカ : …老グリアス公の根城があったのもキアシスの北外れだったな。
ニカ : 盆踊りさせられたからよーく覚えてるわ。
コロン : ミヌイさんの向かった方角も北だそうですね。
イリゼ : じゃあ北に行けばいいんだねぇ。
ロル : 外れのほうとなると移動手段も考えないとだねえ。
イリゼ : どうする?このまま北に進む壁とか土とか、全部たべちゃう?
フクリン : はぁ~あ?なにぃ~?またアタシの翼頼みなわけぇ~?
ロル : こ、ここはまだ大学だから食べるのは…
ロル : とりあえず地上を目指してみるのはどうだろう?
ニカ : つっても地上にはあのデカブツがいるからなぁ…
??? : 翼ならアタシにも生えてるにゃ?
??? : (突然会話に乱入してくる
ニカ : や。一人二人翼あっても… …は?
??? : (口からはみ出た大翼と足。何か鳥のようなクリーチャーを食べてる
??? : (キアシスで、悪い意味でとても有名なお騒がせ者
イオン : うわ。(???に振り返って
ニカ : ・・・は?(改めて声の主を見て
ココス : あたいがオマエラ全員ぶっ飛ばしてやろうかにゃ??
ニカ : ココス=スカイラーク?八首の? なんでこんなトコに…!?
フクリン : 血の匂い…? アンタこの部屋の生物を食ったんじゃ…??
ココス : うまそうだから食ってやったにゃ!!
ココス : 我慢は″胃″に毒にゃあ? これからは我慢なく食いまくるにゃ!!
ニカ : …ぉ、ぉい。ちょっと待て。話が混雑するから今はよしてくれねーか??
イオン : ……ぁの。呑気に挨拶してる場合じゃないです多分。(もう勘弁してくださいって顔して
コロン : これから……? 心境の変化…突然の乱入…まさか…!
イオン : …ええ。どう考えても手遅れ。 頭やられてますよ…!
コロン : センパイ達! そのココスさんはもう敵の手に落ちてますよ!
エレア : ッ、……(炎魔法弾をココスに打ち込む
ニカ : くっそ!せっかく地下まで逃げ延びたってのに…!?
ココス : ″アンプル″超美味しいにゃー!!
ココス : 火で茹だっても味わえるにゃん!!(炎弾を口から食らう
エレア : 嘘でしょ…、?
フクリン : こんのバカ猫!肝心な時に機能しなさいよ八首ってば!!
イオン : ぁーぁーぁー……!本当ですよ…!何の為の称号ですか!?
イオン : 偉くなったらなら偉くなったなりの働きをしなさいよどなたもこなたも…!
フクリン : 【虚飾悪魔の大翼】ッ!!(大翼を広げる
ココス : にゃ?聞いたことない。旨そうな名前の部位にゃ。
エレア : 食べることしか考えてないの…?
ココス : アタイもなんか…似たような名前の凄い奴を…昔食べた気がするんだがにゃあ…
フクリン : 良い事を考えたわきょーじゅ。コイツをぶっ倒して今日からアタシが新しい八首になるってのはどう?
イリゼ : うんうん。わたしも似たような名前のすごい手をもらったよぉ。
イリゼ : (なんか呑気に一人頷いている
イオン : 3人スパイ確定で風前の灯火ですけどねぇ。いいんですかその肩書で?
コロン : レジェンダリーアーティファクターが3人も揃うかよ…!こんな場所で…!
イオン : まあ、でも……悪くない考えだと思いますよ。(ココスに向き直って
コロン : え!?イオン教授!フクリン…センパイでもない人!本気ですか!?
コロン : ココスさんは超武闘家八首!この4年間全ての戦闘で一度も負けてないバケモンなんですよ!?
イオン : ぶっ倒さなければ止まらない類の獣ですよあのバケモン!(言い草
ココス : なんだーやんのかー?今のアタイは何でも食べちゃうぞ~??
エレア : 全員ここで食べられて終わりとか、そんなの嫌だ!
イオン : おまけに主攻撃が「捕食」…つまりココで止めなければ被害甚大ですからぁ…、、、
イオン : このインフレ対決について来れない人はさっさと逃げなさい!(杖を地に付け、足元に水色の紋章光
フクリン : そうよ!さっさと行きなさい雑魚学生ども~!
ニカ : …は? 逃げるっつったって――……
ニカ : (なんだかんだ言ってると…ニカ達の背後の壁に、突然新たな穴……入口がみわんと現れる
ニカ : は!? 道? 何だコレ…!?
ココス : にゃー!?逃がす気にゃー!?
フクリン : 【認識阻害】壁→道!
コロン : うわ!え!マジですか!?
ロル : た、食べられるのはごめんだよー!(みわんと出た道を走る
イオン : 逃がすしかないでしょう…!だってその…アレですよ…あれ…。
ココス : 餌が減っちゃうにゃ!?(道へ飛びかかる
イオン : 「生徒を守るのは教員の勤め」………ですから……!――【遡行】<アンドゥ>!
イオン : (ココスの飛び掛かる軌道が逆再生されるように戻される
ココス : にゃー? 窮屈な魔法だにゃあ?
ココス : (元の位置に戻されて
コロン : っ…! 絶対また授業してくださいよ!教授!
イオン : …(正直『静清と刻の部屋<クワイエット・ルーム>』内ほどの自由度は無い。巻き戻せる時間も短い。まあそんな事言えないですけどね…!
コロン : (言い残して、道を走っていく
イオン : 絶対悪い予感がする台詞ですよそれ…! …他の皆さんも早く!
ニカ : …、……
エレア : っ……
エレア : (ニカの手を引っ張って、道へと走り出す
ニカ : …っ!(エレアに手を引かれて
ココス : にゃははは!死亡フラグにゃ!きょーじゅ!
ニカ : …だーもう!てめぇがそんな繊細なタマじゃねーだろ!(振り返りイオンに
ニカ : 滅茶苦茶になった最悪なキアシスで…精々事後処理に追われんだな!(言い残して、道へと走っていく
イリゼ : (いつの間にか姿が消えている
フクリン : 全く…去り際まで煩い餓鬼どもね…
イリゼ : (コロンが走って行った時に消えたんだろう…
イオン : はぁーーー………本当ですよ。なんでキアシスの生徒達は揃って口が達者なのか…
ココス : 口は食べる為にあるのににゃ?
イオン : は~~…最悪だ。どう転んでも……(心底辟易した様子でココスに向き直って
フクリン : じゃあ会話すんなバケモンめ。
フクリン : 煩い推理小僧が居なくなった所で1個訂正してあげる。
フクリン : ココス、アンタ。4年間どころか1度も負けた事無いでしょう?
イオン : より最悪な情報を足さないでください……
ココス : にゃ?それがどうかしたのかにゃ?
フクリン : 良いのよ。(これがアタシの魔法の準備。
フクリン : そんなアンタが思い描くキアシス最強…って、誰?
ココス : はにゃ?
イオン : …。
フクリン : (答えは誰でも構わない。このアタシとアイツの思い描く最強最大に賭けるしかない。
イオン : (まさか……「自分より強いモノ」のイメージが…
イオン : (無い、なんて事は……
フクリン : 「弱きは強く。小くは巨く。」…
ココス : にゃ?(真正面から一瞬で近づいてフクリンの顔面をぶん殴って吹っ飛ばす
フクリン : !??!!
イオン : …げ。 福さん…!?
ココス : なんか煩かったから殴っちゃったにゃ。あとで翼は食べるにゃ。
イオン : …、うわぁ………
フクリン : っ……「幻の籠で」……「羽ばたけ。」(倒れながら声だけ微かに聞こえる
イオン : はぁ~~~………(深々と溜息吐いて
フクリン : (地下実験室の壁が水晶洞窟のダンジョンのように造り替わっていく
フクリン : ……「ルーインズ」
フクリン : 「巨幻壁」
ココス : はぁ~~(ため息
ココス : なんか不味そうな予感にゃ…
イオン : …!(この間聞いた「古代魔器」の性能を信じるなら…
イオン : (「察するに、虚ろ事を周囲に信じ込ませるもの…と言った所ですか。」
イオン : (この水晶洞窟は幻覚によって造られたもの。実際に空間隔離が行われた訳ではない。
イオン : (…しかし、相手にそれを信じ込ませる事ができれば、真実になる。…
イオン : …掛かりましたね!(溜息吐くココスに
イオン : …今、福さんの「魔法」によって一帯は空間ごと隔絶されました。もう貴女は学生達を追う事はかないません。(淡く光る杖先を翳して
イオン : ――【現視<ヴィジョン>】。(洞窟の壁に埋め込まれたように現れる、水晶造りの大時計
イオン : (…なら。私の儀式魔術の条件である調度品を、あの見るからに単細胞な八首に「存在すると思い込ませる」事ができれば…
イオン : (『静清と刻の部屋<クワイエット・ルーム>』を此処に再現する事ができる…!
イオン : (――…筈!(続けて、時計の傍に儀式的な祭壇、オブジェ等が現れる
イオン : 貴方は既に我々の術中という訳です…!(なんとかブラフを張る …正直通じる相手とは思えないが!
フクリン : (きょーじゅ・・・!!
フクリン : そういうワケよ! 観念しなさい! 害獣八首!
ココス : うんうん。2人とも準備万端ってワケだにゃ!
イオン : えぇ。 私達の戦いはこれから…いや完全に縁起が悪い奴ですねコレ…
ココス : (ーー「そんなアンタが思い描くキアシス最強…って、誰?」
ココス : …ようやくオマエの質問の答えがわかったにゃ!
ココス : 単純な答えだったにゃん!オマエ達が色々洞窟とか部屋とか準備するからわかったにゃ!
ココス : キアシス最強は・・・ココス=スカイラーク!つまり~アタシにゃ!!
イオン : ・・・!
イオン : はぁぁぁ………こンの単細胞…!
フクリン : ~だと思ったわよ!単細胞!!
フクリン : (2人のオトナ魔術師と単細胞の闘いが始まる・・・!
最終更新:2025年10月06日 08:46