地獄 : ーーーーー
地獄 : ーーーー
地獄 : ーーー
地獄 : ーー
地獄 : ー
星鬘処様 : おやおや。
星鬘処様 : 地獄ツアー御一行ももうお終いですか。
星鬘処様 : どうやらリムジンに乗ってお帰りのご様子。
星鬘処様 : 「ふっふっふ。」あの闇手品師…随分と便利な技を沢山お持ちのご様子ですわね。
星鬘処様 : 別の地獄に落とされた男女も回収して回る予定ですわ。
星鬘処様 : しかし…
星鬘処様 : もう1人、お仲間が紛れ込んでいる事には気づかれなかったようで…
星鬘処様 : 残念ですわね? 赤薔薇万合恵さま?
まりえ : はぁ…はぁ…あらあら…置いてけぼりになってしまいますか…
まりえ : (息を荒げて壁に手をつき
星鬘処様 : それはそうでしょう?
星鬘処様 : 貴女の“存在”には誰も気づかない。
星鬘処様 : そういうチカラですもの。
星鬘処様 : (まりえと話す地獄人…顔は瓜二つ。
星鬘処様 : (まりえ…ではなく、その妹の百合恵によく似ている地獄人
まりえ : その割には…アッサリとわたくしに気づいたご様子でしたが…?
星鬘処様 : 勿論ですとも!
星鬘処様 : 最強議論では常に「絶好調」同士で闘わせる理論値バトルですが、現実はそうも行きません。
星鬘処様 : 戦闘経験の少なさゆえあなたの能力は精彩を欠いている。
星鬘処様 : いえ。挫折経験の少なさから。ですわね。(微笑み
まりえ : ・・・。
星鬘処様 : 貴女という存在を周りに気付かせまいと能力を使っても、
星鬘処様 : 貴女が踏み、落ちた落とし穴…「地獄」という存在に貴女は認知されてしまった。
星鬘処様 : 加えて、わたくしのこの顔を見て、更に動揺したのでしょう?(頬に触れて
星鬘処様 : そんな事では「EX」ランクを名乗れませんわよ。逃げ上手の若君。
まりえ : 全く…人が気にしている事ばかり…
まりえ : やはり貴女も地獄人ですわね。人が悪い。
星鬘処様 : 貴族の立場も苦しむ妹達も全て捨てて、都合の良い時だけ富豪パーティする貴女様に何を言われましても…ふふふ。
まりえ : ・・・。たしかにですわ…。
星鬘処様 : 貴族ガールなのに口喧嘩も弱いのですか?そんな事では生きて帰れませんわよ?
まりえ : ご心配なく。わたくし。
まりえ : 「勝つ」事は苦手でも。「逃げる」事は超得意でございますから!
星鬘処様 : それは…どうかしら?
まりえ : 心奈様の闘いが終わったのであればもう用はありません。帰りますわ!
まりえ : 『この世界で未来永劫不可視の孤独』<インビジブル・ロンリネス・オブ・ヴァース・エターニティー>!
星鬘処様 : この地獄の“存在感”を底上げして、わたくし達を窮地に追い込んだ真犯人はあなた。
星鬘処様 : 弱々しい女の子1人を痛めつけるのは私の趣味趣向ではありませんが…容赦致しませんわ。
星鬘処様 : 『幸あれ! 記憶の流星群!』<インフィニティ・ラヴ・オブ・ヴァース・エナジー・アンリミテッド>!!!
星鬘処様 : (まりえ様の超えるべきライバルは間違いなく白薔薇百合恵様!
星鬘処様 : (この無間星鬘処自身が白薔薇百合恵に成る!それこそ最大の試練!
しもべ : (地獄の空間を埋め尽くす百合恵顔のしもべ
まりえ : なっっ!?
星鬘処様 : どんなに素晴らしい能力を持っていても関係ございません!
星鬘処様 : 心が折れてしまえば!人間は闘う事が出来ないのですから!
星鬘処様 : この地獄…
星鬘処様 : いえ、否!、すなわちこの世界ノ全テにおいて!最強は!
星鬘処様 : 無間星鬘処<白薔薇百合恵>ーすなわちわたくしなのですわ!!
まりえ : (ゆりえ顔しもべsに両腕を捕まえられる
星鬘処様 : 少し、手荒く。
しもべ : (両耳のイアリングを耳たぶごと引き千切る
まりえ : 痛っぁ!!
星鬘処様 : 貴女さまが紅椿家から護身用に拝借した小型爆弾の事も勿論存じておりますわよ?
星鬘処様 : 地獄人は餌の記憶を読み取り、生き地獄を現世に再現する者。
星鬘処様 : 貴女さまがいくら“存在感”を消して人々の認識を弄ろうとも、わたくしとの概念バトルに上書きされてしまうのですわ!
まりえ : っ…攻撃されて血を流すなんて初めてよ…(耳から血を流して
星鬘処様 : それは貴女が闘いから逃げ続けてきたからですわ。決して”強かった“からではない!
星鬘処様 : 白薔薇百合恵様が何故ソニア戦であんなに動けたと思いますか?
星鬘処様 : 千恵さまが何故家出後も死ぬ事なく生き長らえてたと思いますか?
星鬘処様 : 勿論!絶対!至極単純! 鍛錬して鍛えていたからですわ!
まりえ : もう…そんなの…知ってますわ…(ゆりえしもべsに捕まって
星鬘処様 : 知ってるだけで追従も応援もせずに逃げ続けたのが貴女様ですわ!おわかりになって?
まりえ : ・・・。
まりえ : 貴女こそ・・・。
まりえ : 愛する男女の試練を乗り越える様で味付けするんではなくって?
まりえ : 人の記憶を覗き見して、ポジショントークで痛め付けるなんて、貴女らしくないんではなくって?
星鬘処様 : む。
まりえ : お仲間がみんなやられて気が立っているのかしら?仲間想いなのですわね。
星鬘処様 : っ、口喧嘩は相手を選ぶ事ですわ!
しもべs : (洞窟中のしもべsが紅椿家の自動小銃を構える
まりえ : …っ!マズイですわ…慣れてない口喧嘩なんてするもんじゃありませんわね…
星鬘処様 : 慣れてない口喧嘩なんてするもんじゃありませんわーーセリフが被りましたわ!!
星鬘処様 : ええい!もはやなんでも良いですわ!どうせわたくしは1人きりの貴女の魂に興味はありません!
星鬘処様 : ただの報復!地獄の場所を明らかにして刺客を送り込んできた事への報復の銃弾!
まりえ : っ!!(銃弾の引き金の存在感を“無”にする
星鬘処様 : 悪あがきを!しもべの作り出した武器は自由自在ですわ!
しもべ : (自動小銃を脳波認証のEE光線銃に武装換装!
星鬘処様 : 地獄に落ちなさい!『星の煌めき達』<スターダスト・シューティング>!!
しもべ : (まりえ様に向けてEE光線銃を一斉照射!
??? : ―――
??? : (洞窟の中心で取り囲まれ、今にも銃撃を浴びんとするまりえの元に
??? : (天井のある筈の上空――から落下してくる何者かの姿
まりえ : ーーー!
??? : (白のフードマントに全身が覆われ、顔は銀装飾の仮面で隠されている
??? : (落下と共に、まりえを拘束するしもべの頭を両足で同時に蹴り飛ばし、
??? : (翻って着地。まりえの背から手を伸ばし、背中を押して伏せさせる
しもべs : !?
星鬘処様 : なっっ!?
まりえ : (光線銃が上をすり抜けて行く
??? : (飛び交う光線を低めた姿勢で避けると、まりえを抱き抱え
??? : (バック転大ジャンプでしもべの輪から抜け、地獄の端の岩の上に着地する
まりえ : だっっっ!?
星鬘処様 : 抱き抱えてますわー!!?おのれ何奴ー!!
??? : …(まりえの身体を地に立たせ降ろす 全身白銀尽くめの姿
??? : (マントの裾から伸びる両腕には、指抜きの白銀の篭手が装着されている
??? : …何奴、か。(ポツリと
??? : 一体誰なんだろうね。今のボクは。
まりえ : ・・・!(降ろされて
まりえ : (まじまじと白銀を見つめる
しもべs : (光線銃を構え直す
星鬘処様 : ななな!突然の乱入から…思わせぶりなセリフ…!
??? : …なんて。お喋りしてる場合じゃないか。(呟くと、少し前に傾くように動き出して
??? : (しもべsの元に駆け出していく
星鬘処様 : どなたか存じませんが、無間星鬘処様が成敗して差し上げますわ!
星鬘処様 : 行け!白薔薇百合恵たち!!(手を払い、しもべsに号令を飛ばす
??? : (光線銃を構えるしもべの一人に一気に詰め寄り、
??? : (白銀の篭手の鈍く重い一撃で殴り飛ばす
しもべs : !?(ぶっ飛ばされる
星鬘処様 : なんですと!?
まりえ : あの輝きは~~!!
??? : (続けて他のしもべに向かい、次々と殴り倒してゆく
しもべs : (めげずに銃を構え直し、その度に殴り飛ばされていくゆりえ型しもべs
星鬘処様 : ああ!!?わたくしのゆりえ軍団が!?
??? : (体捌きで飛び交う光線銃を躱しながら、大勢のしもべ達を捌いていく 訓練された動き
星鬘処様 : くっ!!なんという動き!あれでは並大抵のしもべでは太刀打ちなりませんわ…!
まりえ : あの身のこなし…!煌びやかな輝き…!
まりえ : まるで私の窮地を助けに来てくださった…白馬の王子様…!!
??? : (気付けば数多のしもべ達を地に倒し、中心に立つその姿
星鬘処様 : くっ…! これで勝ったと思うなよ!ですわ!
星鬘処様 : しもべsの真骨頂は体技にあらず!その数にあらず!
星鬘処様 : 所有するアイテムこそが真髄ですわ!…そして!その!!アイテムを!!!
星鬘処様 : 合体すればーーー!!!
星鬘処様 : (何処からか現れたヘリ、戦闘機、ドリル戦車!それらが変形合体!
??? : …(変形合体を見上げる
まりえ : あれは…超合体ロボ…ユリエリオンですわ!!?
星鬘処様 : (コックピットに不思議な光で吸収されていく星鬘処様
星鬘処様 : おーっほっほっほっほ!!これこそがわたくしの真の力!!
星鬘処様 : (合体ロボのバックに流星が降り注ぎ、後方から飛んできた三叉槍を掴む!
??? : …。白薔薇百合恵様の再現か。
星鬘処様 : 「流星合体機神<スターダスト・ユリエリオン>」爆誕ですわ!!!
まりえ : 「流星合体機神」…!? あなた様の「スターダスト・メモリーズ」で百合恵様の能力を強化したのですわね!?
??? : …。(目の前に現れる超巨大流星合体鬼神を前に、特に反応を示すでもなく、
星鬘処様 : まぁ!なんて物分かりの良い姉なのかしら!
??? : (何も言わず、巨大ロボの方へと駆け出していく
星鬘処様 : 流石ですわね! 百合恵の実力を知って、全てを投げ出して逃げた姉らしいですわ!!
まりえ : っ・・・! あ!? 王子様!!?
星鬘処様 : 捻り潰して差し上げますわ!(拳の関節部ごと大回転!人間では出来ない機械の動き
??? : (躊躇う様子は無い。自信があるのか、それとも…
??? : (怯んだり怖気づく感情を今は持ち合わせていないのか。
星鬘処様 : (大回転した拳が振り下ろす螺旋回転の三叉槍!その突きの名は!
星鬘処様 : 穿て!「無間星空満点流星<インフィニティ・ユリエリオン>」!!!
??? : ―。(両脚に『剛氣』を集約。ソーダカラーのオーラが弾け
??? : (三叉槍が迫ると同時に大飛躍!
まりえ : 流星よりも…!美しく華やかで魅力的な…輝き!!!
??? : (巨大槍の一撃を跳び越すと、そのまま振り下ろした腕に着地し駆け上がっていく
星鬘処様 : お馬鹿な!?
星鬘処様 : しかぁし!「流星合体機神」の合体硬度は1万!!
星鬘処様 : どんな攻撃も通さない最強の機械ボディ!!!私を倒す事など絶対に出来ませんわ!!!!
??? : サイズ差に膂力に剛壁。どれも明確な脅威だけど…(腕を駆け上がり、肩まで登り、
??? : (「流星合体機神」のコックピットのガラス越しに姿を見せる
星鬘処様 : なっっ! で、ですが…! 超えれるわけありません!!
??? : どれも…人間の力で越えられる。(構えた拳、銀色の篭手にソーダカラーのオーラが集約
まりえ : ・・・王子様!!(オーラを見つめて両手を祈る
??? : それが蒼菖蒲家<ボク達>――だから。(拳をコックピットの強化ガラスに叩き付ける
星鬘処様 : 貴方様は…!まさか…!!?(その拳を見つめて
??? : (ソーダカラーのオーラ<氣>が、コックピットのガラスに浸透するように広がり
まりえ : 氣の力は…!万物を貫きますわ!!
??? : (ガラスに大穴を明け、粉々に粉砕する
星鬘処様 : なっ!? な!! なあああ!!!?(粉砕
??? : (飛び散った破片と風圧で――……フードが外れ、銀の仮面が飛んで行く
「ЯiKU」? : (爽やかな水色の髪 琥珀色の瞳 たれ目童顔の可愛い系超絶イケメン
「ЯiKU」? : (それは、ヴァース内での知名度1,2を争うスーパートップアイドル、そして、
「ЯiKU」? : (他でもない、この地獄を賑わせている原因……の姿。
星鬘処様 : 馬鹿な!!?あなた様は死んだはずの!!?
まりえ : そう!やっぱり!わたくしの!王子様!!!
「ЯiKU」? : ――城埼凛久也は死んだよ。君達が殺したんだろう?(コックピットの内部に降り、星鬘処様と目と鼻の先で
星鬘処様 : っ、ええ!そうですわ!『魂の捕食』!!!
星鬘処様 : 柳の神が守護で守るこの世界でも通じる…絶対的生態系のルール!!
星鬘処様 : 「ЯiKU」の魂はあの時、確かに、地獄人によって喰われたのですわ!
「ЯiKU」? : どうやら君は勘違いをしてるようだ。
「ЯiKU」? : (片手を伸ばし、星鬘処様の胸倉を掴んで引っ張って
星鬘処様 : っっ!?
「ЯiKU」? : 城埼凛久也の魂は死んだ。…でも、「ЯiKU」は偶像<アイドル>だ。(拳を握り、
「ЯiKU」? : その違いも分からないような地下人に、「ЯiKU」は殺せないよ。(星鬘処様の顔面に容赦無く拳を叩き込む
星鬘処様 : はぅっっ!!?(その拳が白薔薇百合恵の顔を消し飛ばし
星鬘処 : っ、…(星型の目をした地獄人の顔が中から現れる
まりえ : …!(「ЯiKU」は殺せない……?それじゃあ…「ЯiKU」様は今後……??
「ЯiKU」? : …ふぅん。(白薔薇百合恵にそっくり…では無かったその顔を見て
「ЯiKU」? : …皮肉なモノだね。だからと言って、ガワをそっくりに取り繕っても本物にはなれないって事を…
「ЯiKU」? : 今から証明しなくちゃいけないんだから。(星鬘処様をコックピットの狭い壁に投げ飛ばし
「ЯiKU」? : (身を翻し、回し蹴りを顔面に叩き込む
星鬘処 : わ、わたくしのお顔がああああー!!(断末魔
「ЯiKU」? : 白薔薇百合恵様じゃない。青薔薇千恵様でもない。赤薔薇万合恵様でも無い。
「ЯiKU」? : キミは一体……どこの誰なの?(追い、銀色の篭手を血に濡らしながら
「ЯiKU」? : (星鬘処の顔面を執拗に狙い殴り付ける
星鬘処 : わ…わたっ…わたくしは…
星鬘処 : 高貴なる地獄の……… (顔から全身が崩壊していく地獄人。
星鬘処 : (流星合体機神も砂粒へと崩れ去っていく。
「ЯiKU」? : … …。(流星合体機神が崩れ、コックピットが崩れ、
「ЯiKU」? : (ソーダカラーを反射する砂粒の中、空中から地上に落ちていく
まりえ : ………、、
まりえ : (一連の戦闘を眺めていた
「ЯiKU」? : (外套をふわりと浮かせて、地に着地。
「ЯiKU」? : ……(ゆっくりとまりえの方に歩いてくる
まりえ : お、…っ王子様!!
「ЯiKU」? : …。(呼ばれて、静かに首を振って
「ЯiKU」? : ボクは…
「ЯiKU」? : 「ЯiKU」を護りに来ただけだよ。…何もかも遅かったみたいだけど。
まりえ : えっ、あ、その…いえ…遅…ちが…その…えっと…
まりえ : (わたわたして「ЯiKU」?を見つめて
「ЯiKU」? : …。
まりえ : わたくしを、助けてくださいまして…ありがとうございますっ、、
「ЯiKU」? : …。どういたしまして。…いいんだよ。君には…
「ЯiKU」? : 一つ聞きたい事があったから。
まりえ : えっ!!?わた、わたくしに!?
まりえ : なっ、なにを。。(髪を手ぐしで整えっ、
「ЯiKU」? : そうだよ。赤薔薇万合恵様。
まりえ : はわわっ・・・!
「ЯiKU」? : …いろんな説明を飛ばすけど、君は「僕達」の事を知っているよね。
まりえ : ぁ、ぅあ、ぇ、、ぇぇーーとぉ、、、(目が泳ぎまくってる
「ЯiKU」? : そして、
「ЯiKU」? : あの時、「城埼凛久也」を助ける事ができた。
「ЯiKU」? : …違う?
まりえ : えっっっ、、、
まりえ : (顔面蒼白。
まりえ : えっ、あ、いえ、ぁ……ぁっ…、、、
「ЯiKU」? : …。君がどんな力や絡繰を持っているのか、ボクに全てが分かっている訳じゃないけどさ。
「ЯiKU」? : 君はいつでも「ЯiKU」を視ていた筈だから。
「ЯiKU」? : 容易にアクセスできない筈の地獄の入口を開いて、何人も人を送り込んだのも、
「ЯiKU」? : …君なんだろう?
まりえ : ふぇ、、は、、、はひぇ…(「ЯiKU」?を震えながら見つめる
まりえ : (赤薔薇万合恵。無属性魔人。
まりえ : (戦闘においては白薔薇百合恵を上回る能力を持ち
まりえ : (経済界に与える影響も白薔薇百合恵と遜色が無いとされる
まりえ : (歴代の白薔薇でもヴァース全土を相手にしても匹敵する者はほぼ居ない
まりえ : (EXランクの魔人能力者。
まりえ : っ、っ、で、あだ、、でも、そ、、その、、
まりえ : (しかし、彼女は白薔薇家の当主になっていない。
まりえ : (星鬘処様にもあのままなら負けて魂を喰われていた。
「ЯiKU」? : …ぁぁ、責める心算は無いよ。君にそんな任務<しめい>は無いだろうから。
「ЯiKU」? : ただ一つ訊きたいんだ。
まりえ : …っ、、、
「ЯiKU」? : 何故「城埼凛久也」を助けなかったの?
まりえ : そっ、それ、、は、、、
まりえ : (消えたい。消えたい。消えたい。逃げ出したい。逃げ出したい。逃げ出したい。
まりえ : (わたくしを、そんな、そんなふうに、、、っ、、、
まりえ : その・・・(「ЯiKU」?を見つめる瞳に涙が溢れ出す
「ЯiKU」? : ……。(涙溢れるその顔を、生気の無い無表情で見つめている
「ЯiKU」? : (…「ЯiKU」はこんな映えない顔はしないし、泣いているファンを黙って見ているだけなんてない。
まりえ : っ、りっくっ、、さま、、、っ、わたくしっ…、、(泣きながら言葉を紡ぐ
まりえ : わた…くしが………りく…を…見殺しにっ、、、
まりえ : (崩れ落ちてへたり込む
「ЯiKU」? : …………
「ЯiKU」? : …「ЯiKU」を推し続けるには、きっとあの時動くしかなかったのに。
??? : ……カンペキじゃないね。(フフッと、自嘲するように笑って
まりえ : あっ…。。。、、、
まりえ : もう…「ЯiKU」を推せない…のですか?
まりえ : (涙を流しながら地にへたり込んで、のんびりな事を言う
??? : …
??? : …真面目に答えると、難しい所だね。
まりえ : ぅっ…!
??? : …「ЯiKU」は偶像<アイドル>だから。実体を失っても存在はしばらく独り歩きして、輝き続ける。
まりえ : 偶像は…伝承に…なる…?
??? : それを望み、それをアシストしようとする人間も沢山いるだろうね。…ボクも含めて。
まりえ : 「ЯiKU」が居なくとも、「ЯiKU」の魂が無くとも…そこに「ЯiKU」が…っ、
まりえ : でもっ…でもっ…それじゃ…っ、、、それじゃ…っ
まりえ : 「ЯiKU」さまは………(???を不安そうに見つめて
??? : …でもね、ボクは思うんだ。解ってしまってるとも言える。
??? : 「城埼凛久也」の持っていたカリスマは、他人の手では再現できない。
まりえ : そんなっ!?
??? : それを分かっていて猶、虚像<アイドル>としての「ЯiKU」が生かされ続けるかどうかは…
??? : ………難しい所だね。(先程の答えを繰り返す
まりえ : わた、わたしっ、、
まりえ : わたくしならっ。。、、、
??? : …
??? : 君の扱える何やら不思議な絡繰で…カリスマアイドル「ЯiKU」を存続させる?
まりえ : あ。ぅ。(言い淀む
??? : …。大丈夫だよ。やれって言ってる訳じゃない。(疲れてるが、なんか笑って
まりえ : でも、その、わたくし…わたくしなんかじゃ………(俯く
まりえ : ・・・、、
??? : ……。
まりえ : そのえっとその、
まりえ : 「ЯiKU」………が。
まりえ : “伝承”になった場合。
まりえ : ………あなたさまは?
まりえ : (不安そうに???を見つめる
??? : ……ボクの任務<しめい>は「ЯiKU」を護る事。
??? : 「ЯiKU」が伝承になり、伝説になり、実体を失ったままヴァースを輝かせ続けるなら…
??? : ボクの役目はもう終わりだね。
まりえ : おわっ!・・・!!
??? : …ぁぁ、偶に姿を現して伝説のお膳立てをするのも良いかな。(冗談っぽく
まりえ : 稀に、姿を、現して………………いえっ!?ちが!ダメ!そんな!
まりえ : わからないですわ!どうすれば何が誰がどうなるかっわからないですわ!(頭抱えて
??? : …混乱してるね。無理もないけど。
まりえ : はいっ。。
まりえ : その、、わたくしには…きっと…“出来て”しまうんです…
まりえ : でも、実際は…何も出来ない………何も…
??? : 出来るのにできない、か。
??? : どうして?
まりえ : ・・・!
まりえ : そ、それは………
まりえ : (よろよろと立ち上がり、
まりえ : ぅ、ぅっ!!(岩から転がり落ちるように逃げ出す
??? : …君はきっと大きな力を持ってる。なのに…
??? : 完璧を目指さない理由は何?(…追い掛けはせず、逃げ出す背に投げ掛ける
まりえ : あああああ!!!(岩から転がり落ちて、へにゃへなと立ち上がり
まりえ : 白薔薇にはなれませんわ~~!!(壁の方へ走って逃げる
??? : ……(逃げ走るまりえを見ている …そもそもこの地獄、出口は上だ。
??? : (多分、自力では脱出できないんじゃないだろうか。
??? : (岩から飛び降りて、まりえを追い歩く
まりえ : ひえええ!?
??? : …本気を出したら白薔薇になれてしまう。それが理由?
まりえ : ちがっ、そ、そんな、そこまで自惚れては、、そのっ、っ、、、
??? : ……。
??? : …(きっと弐棋お兄ちゃんだったら、こう思うんだろうな。
??? : (「彼女の力で、ボクが完璧な「ЯiKU」になって、「ЯiKU」を護ればいい」って。
??? : (…でも…
まりえ : ぅっ、ぅ…!(追い抜かれて、「???」を見つめて、固まってる
??? : (逃げ惑い、戸惑い、言葉に詰まるまりえの姿を見る
まりえ : あの…
まりえ : あ、あの……
??? : …(まりえを見る
まりえ : わたくし、その、、
まりえ : 地獄にさえ、来れば・・・
まりえ : …、、、
まりえ : 「りくや」が戻って、「りく」が戻って、「りくさま」が輝けると………
まりえ : …思ってました、、が、、、違いました。。。
??? : …そうだね。ボクもそう思ったけど…
??? : 間に合わなかった。地獄にもヴァースの摂理があって、「城埼凛久也」の魂は消えてしまった。
まりえ : 地獄…魂…、、、
まりえ : 間に合わなかった…、、、
まりえ : (その場にへたりこむ
まりえ : でも、その、あの、えっと、その、、、、
まりえ : その…、、、
??? : …?
まりえ : えっと、
まりえ : 「りくや」が…復活しなくても…
まりえ : 「りく」は………“伝承”に成れる…
まりえ : の?
まりえ : (混乱した思考のまま「???」に問う
まりえ : (薔薇家の分割思考どころか、1つの思考すらままならない
??? : ……。成れる、かもしれない。かな。
まりえ : 成れる、かも…しれない…?
??? : 「ЯiKU」を伝承にするための、周囲の多くの人達の働きと…
??? : ヴァースの民という不確定な大衆の心理に懸かっている。
まりえ : ヴァースの………民…の不確定な心理…
??? : …城崎凛久也は、最期に「ЯiKU」の晩節を大きく汚した。
??? : まずはソコから払拭しないといけないし…どの程度上手く行くかは分からないね。
まりえ : それ………っ、、
まりえ : いえ………(口元に手を当てて考え込む
??? : …笑っちゃうよね。「ЯiKU」の核である「城埼凛久也」自身が、
??? : 「ЯiKU」を護ろうとしていなかったんだもの。
まりえ : ………、、、(そっか、そうなる…そうなる…んだ…??
??? : …「ЯiKU」君があんなコトするワケ無いのにね。馬鹿だよね。(ふふっと
まりえ : それ…いえ…その…えっと…
まりえ : それじゃあ…
まりえ : 「りく」が今、このまま…病室で目を覚さないと…
まりえ : “伝承”になるのは…難しい…?
まりえ : (どうしよう。どうしよう。どうしよう。どうしよう………
??? : …「城埼凛久也」の問題行動の数々に、「ボク<誰か>」が後始末をして、「ЯiKU」は存在し続けていたけど…
??? : 「ЯiKU」が病室にとらわれてしまった以上…身動きが取れないしね。
まりえ : …。
まりえ : その。えっと。その
まりえ : 多分、いえ…多分おそらく…いいえ、わた、わたくし…きっと…もしかしたら…
まりえ : なの、ですけど…
まりえ : ………
??? : …。
まりえ : ……… 「りくさま」の願いを叶える事が出来ます。
??? : ……
??? : 出来るけど、出来ないんじゃないの。
まりえ : 、っ。(息を呑んで
??? : 君は大それた力を持っているけど…、世界に大きく影響を与えるほどそれを振るう事はできない。
まりえ : っ…、その…えっと…
??? : …だから「城埼凛久也」を助けなかったし、目的の地獄人を自分で倒そうともしなかった。
まりえ : わたくしが…あの場で「りくや」を助けて、「そうし」を倒せれば…あの時…
まりえ : でも、その、それは…
まりえ : それは………出来、なく、、って…
??? : …今さっきだって、傷だらけになってでも逃げようとしていたよね。
まりえ : そ、それは…その…、、
??? : ……あんまりにも完璧じゃない。…どれだけ力があったって、ソレを振るう勇気と覚悟が無くっちゃ。
まりえ : (全ての事から逃げ出してきたツケ…?
??? : …大切なモノは護れない。
まりえ : わたくしには…大切なモノは護れない、、、
??? : ……なんて。本物を護れなかった影武者が言えた口じゃないけどね。(自嘲して
まりえ : それはっ、ЯiKU様がЯiKU様だったからこそっ…!!
??? : ЯiKU<ボク>達は同時に存在できない。…そのルールを愚かにも遵守した結果がコレだ。
まりえ : っ……ЯiKU様が…ЯiKU様だったからこそ…
??? : 君に言ってる事も…もしかしたら全部鏡映しの八つ当たりなのかもしれないね。
まりえ : でも、えっと、その、、……ではっ!!
まりえ : (何かを閃いたように
まりえ : (立ち上がって「ЯiKU様?」を見つめて
??? : 護るべきモノを護れないなんて、―――家の人間として…… …
まりえ : 同時に存在できない「ЯiKU」が、「ЯiKU」様を汚す「リクヤ」が、
まりえ : この世の中から、居なくなれば、
まりえ : この世界から消えて無くなっちゃえば、
まりえ : 「ЯiKU様」は、“伝承”ではなく、今も生きる“伝説”に有り続ける…
まりえ : ………そう、なのでは、ありませんか?
??? : …………
??? : 話を聞いてる限り、もしかしたら、君にはピンと来てないかもしれないけど……
??? : 「城埼凛久也」のカリスマは本物だった。
まりえ : …そんなっ!
??? : 彼自身がどれだけ素行不良で、「ЯiKU」の存在を危ぶませる事ばかりしていても…
まりえ : 「ЯiKU様」は違うとおっしゃるんですか!?
??? : …。
??? : 本当は知ってるでしょう。万合恵様。
まりえ : ぅ、
??? : ボクは「ЯiKU」じゃないよ。 蒼菖蒲陸蕗だ。
陸蕗 : …………自分でこんな事を口にする日が来るなんて思わなかったけど。
陸蕗 : でも……
陸蕗 : 「ЯiKU」…「凛久也」と、「陸蕗」は…違う。
まりえ : 違くっても……「ЯiKU様」は
まりえ : 「ЯiKU様」の輝きは…「ЯiKU様」の輝きですっ…!
まりえ : 俗世を捨てたわたくしが、ЯiKU様の光に吸い寄せられた羽虫のように、生き汚く貴族界に舞い戻ってきた。
まりえ : 貴方様の“せい”で、わたくしは、帰ってきてしまったのですっ、
まりえ : だから、えっとその、えっと……「ЯiKU様」は輝いてますっ、、、
陸蕗 : ……。舞台裏を直接伝えられても尚、ボクをその名で呼ぶんだね。
陸蕗 : …妄信的だね。狂信とも言えるかもしれない。
まりえ : はい。ですが、「ЯiKU様」もおっしゃっていました。
まりえ : 「りくや」は「ЯiKU」を汚したと。
まりえ : それならば。(地獄に堕ちてから、初めて、微笑みを浮かべて。
まりえ : 「城埼凛久也」をこの世界から消し去ってしまえば良いのではありませんか?
陸蕗 : ……。(既にこの世に居なくなった人間をなお、「この世界から消す」と言う。それは……
陸蕗 : …「城埼凛久也」に魅せられた人々の心から、その存在を消すつもり?
まりえ : っ、そのっ…「ЯiKU」は…、っ、、えっと。。。
まりえ : 「ЯiKU様」の信じる「ЯiKU」は遺して、、
まりえ : えっと…
まりえ : 「城埼凛久也」だけ…消し去ります、、
陸蕗 : ……
まりえ : …、……。
まりえ : わた、私の、
まりえ : 『この世界で未来永劫不可視の孤独』…は…
まりえ : “存在感”を操る力……でもっでも、、わたくし、
まりえ : 目立たせるよりも消し去るほうが得意なんですっ、
まりえ : ЯiKU様がЯiKU様で有り続ける為に、邪魔なモノがあるなら、
まりえ : それが「城埼凛久也」だとしても消し去りますわ!
陸蕗 : …存在感。
陸蕗 : 唯一無二の、選ばれた才能…か。(ポツリと呟くように
まりえ : ぅっ…!「ЯiKU様」…!
陸蕗 : 「ЯiKU」が「ЯiKU」である為に、完璧じゃないモノを取り除けるのなら……
陸蕗 : それは、ボクの使命を果たす為にも、願っても無い話になる。 …。……
まりえ : っ!それなら!!(目を輝かせて
陸蕗 : けどね、万合恵様。
まりえ : 、
陸蕗 : 「城崎凛久也」にも両親がいて、友人や知人がいて、彼を愛する―恐らくボクよりももっとずっと多くの人達がいて―
陸蕗 : 16年間積み重ねた人生があった。
陸蕗 : 人間一人を完全に無かった事にするんだ。 その人生を君は背負える?
まりえ : そんなの…そんな…そんな事…
陸蕗 : …ボクは出来るよ。その為に今まで育てられていたんだから。
陸蕗 : けど、君はどうなのかな。大貴族の娘として生まれ育って…
まりえ : 何不自由無い暮らしをして参りましたわ…!
まりえ : なので、ですから、自由極まりないわたくしなら!
まりえ : 人間1人が、どうなろうと…!っ、消え去ろうと…!!
まりえ : 「ЯiKU様」の伝説の為なら関係ありませんわっ!!!
陸蕗 : そんな力があるなら、どんな事からも逃げ遂せて来ただろうけど…
陸蕗 : 自分の罪からは逃げられないよ。
陸蕗 : ちゃんと抱えられる?君は。
まりえ : っ、罪…! 何がっ、その、、一体…!
まりえ : わた、わたくしは「ЯiKU様」の伝説の為に…
まりえ : ”邪魔なモノ“を消し去るだけ…「罪」な・・・んて・・・・・・・・・
陸蕗 : ……
まりえ : 「ЯiKU様」…、、、
まりえ : その…えっと…ぅ…
陸蕗 : …ボクの中では、 存在を殺すのは、魂を殺すよりも残酷だ。
まりえ : 残酷…、
陸蕗 : ……君には背負いきれないと思うよ。
まりえ : それは…わたくしが………責任から逃げ出す人生を送っているから…?
陸蕗 : だからこそ余計に…だね。
陸蕗 : まあ、普通はこんな選択肢すら出てこないんだけど。才能があるっていうのはスゴいね。
陸蕗 : …ボクも倫理観と使命感を天秤に掛けなきゃいけないんだもの。
まりえ : …「ЯiKU様」に褒められてーーーいえ、ちが…
まりえ : では…
まりえ : 「あなたさま」は…えっと…
まりえ : えーーーーっと、、、
まりえ : えっと…
まりえ : 今後、どう、すれば………(心配そうに
陸蕗 : …
陸蕗 : 正直…
陸蕗 : 今この場で……ボクだけで決められる事じゃないんだろうな。(どこか遠い目をして
まりえ : ………
陸蕗 : 「「城埼凛久也」の魂を救えなかった」っていう結果を持ち帰って…
陸蕗 : …いろんな人達の、いろんな目論見を擦り合わせて…
陸蕗 : …その末に決まるんだろう。
まりえ : ……。
まりえ : ままならないものですね…。
まりえ : 身勝手に…自由に…決めれないなんて…。
陸蕗 : ボクが「伝承」となるか、もう少し尻拭いに使われるか、タダの蒼菖蒲陸蕗に戻っちゃうのか……
陸蕗 : …(まりえの言葉を聞いて
陸蕗 : 生まれてこの方自由に生きた事なんて一度も無いよ。誰かに仕えるってそういうモノじゃないかな。
まりえ : ・・・!
陸蕗 : お兄ちゃん達も皆そうだと思うし。だからソコに不満は無いけどね。
まりえ : (同じ貴族でも…生まれの覚悟の差…
まりえ : ………。
陸蕗 : ………。
陸蕗 : …万合恵様はどうする?
まりえ : え…?どう…って、、、
陸蕗 : 「ЯiKU」をどうにかしたい多くの人達の中に、君は相当な力で干渉する事ができるけど…
まりえ : …出来ませんわ。
まりえ : どうすれば良いか答えがわからない事に…
まりえ : わたくしの力で入り込んでも…答えが…近づくか遠くなるかも…わかりませんもの。
陸蕗 : ……そっか。それもそうだね。
陸蕗 : …(思ったより冷静だ。色々話した後だからかもしれないけど…
陸蕗 : …。
陸蕗 : ……じゃあ……戻ろうか。そろそろ。
まりえ : はい…いえ…いいえ…
まりえ : 「ЯiKU様」お一人でお先にお帰り下さいませ…。
陸蕗 : …。
まりえ : えっっと…今の…こんな取り乱した私が、
まりえ : 王子様にお姫様抱っこされて地上までお運びになられた際には、
まりえ : 何をしでかすかわかりません。(真面目な表情で
陸蕗 : …。そっか。
陸蕗 : ソレは分かったけど……
陸蕗 : …一人で出れるの?ココから。(素朴に、天井指差して
まりえ : はい。きっと…なんとか…なりますわ。
陸蕗 : …そう。
陸蕗 : それなら無理には連れて行かないけど…気を付けてね。また地獄人が来ないとも限らないし。
まりえ : ご心配ありがとうございますわ…。
まりえ : でも…これ以上ご迷惑をおかけするわけには…いかないですから…。
陸蕗 : ……。
陸蕗 : …うん。それじゃあね。(軽く地を踏んで、
陸蕗 : (先程の大岩に飛び移り)また―……会う時が来るかは分からないけど。
まりえ : ……はい。
まりえ : そう…ですわね…
まりえ : でも、えっと、
まりえ : 「また、お会いしましょう」「ЯiKU様」
陸蕗 : ・・・(続けて岩壁の出っ張りに飛び移り、高い場所からまりえを見下ろして
陸蕗 : うん。
ЯiKU : 『また会おうねっ! まりえちゃん!』
陸蕗 : (ソーダカラーのオーラを纏い、天井に跳び去って行く
まりえ : ………
まりえ : あああああああああ!!!
まりえ : ああああああ!!
まりえ : ………お姫様抱っこの機会が、、、
まりえ : いえ。。。そうではないですわ、それもですが、、
まりえ : 悪い現実逃避癖が…またしても…
まりえ : …
まりえ : 難しいですわ!
まりえ : わたくしには何もかもできて何もかも出来ない…!
まりえ : りくやを消し去る…違うのですわね…
まりえ : りくを休ませる…違うのですわね…
まりえ : りくをりくさまが継承する…これも違うのですか…
まりえ : 大人たち…大人たちとは…大人とはなんなのでしょう…
まりえ : わかりません…わかりませんわ…
まりえ : ……………
まりえ : 『この世界で未来永劫不可視の孤独』
まりえ : インビジブル・ロンリネス・オブ・ヴァース・エターニティー
まりえ : この地獄に私は不要です…。
まりえ : (ヴァースにわたくしが必要かなんて…考えた事もありませんがね…
まりえ : ーーー(姿が消える
最終更新:2025年10月18日 22:49