シドリ― : (シドリ―
シドリ― : (の
シドリ― : (カフェ。
シドリ― : (シドリ―にこんな所あるんかって感じのアンティークでクラシカルなカフェ。おまけに個室だ。
シドリ― : (隠れ家…というか会員制っぽい。
シドリ― : (ともあれそんな場所に
天辺 : (二人。
天辺 : …。本日は、
天辺 : 見学お疲れ様でした。鍵奈殿。
鍵奈 : いえいえ。特訓お疲れ様でした。天辺さん。
鍵奈 : (7人+1武器精霊+1匹+1見学人の集まった訓練会
鍵奈 : (勝負事に真面目な皆様は特訓後に飲み会もせず健康的に解散致しました。
鍵奈 : VRAEでは傷跡は残らないとはいえ…だいぶ、疲れたのではありませんか?
天辺 : そうですね。負傷と回復を繰り返しての連戦でしたから。
天辺 : 流石に疲れました。(否定せず、素直に答える 表情は変わらないが
鍵奈 : えぇ。スパルタすぎるスケジュールでしたよ。
天辺 : まあ、逃せぬ機会でしたから。期間中に全員集まれる機会はそうそう無いでしょうからね。
鍵奈 : ええ。皆様よくお集まり頂きました。
鍵奈 : でも間の休息も大事な時間です。しっかりとお休み致しましょう?
天辺 : ええ。運も良かったですが、皆さん練習熱心で何よりです。…(鍵奈の言葉に
天辺 : そうですね。休息は大事です。 鍵奈殿もお付き合い頂きありがとう。
鍵奈 : いいえ。全然…所でココは何処ですか?天辺さん。
鍵奈 : 随分と…素敵なお店ですけれども…?(店内見渡し
天辺 : 何処というと…カフェですね。
天辺 : 打ち合わせ用に会員登録している物の一つですが。
鍵奈 : そうだったのですね…流石は天辺さん。色んな場所を知っておりますね?
鍵奈 : それではココで一休み。リフレッシュと致しましょうか。(ニコニコと
天辺 : それ程でも。(謙遜でもなく) まあ…、
天辺 : 気に入って頂けると幸いですが。
天辺 : (そうこう言ってる内になんだか高級そうな茶器に乗ったデザートプレートとティーが運ばれてくる
鍵奈 : はいっ。素敵な場所です。 私…まあ。(高級そうなティーセット!
鍵奈 : ふふ。私、こんな贅沢なティーを頂けるのは初めてですよ?
天辺 : そうでしたか。口に合うと良いですが。…
鍵奈 : 楽しみです。それでは…(そう言って、
鍵奈 : (遠慮無くなのか。頂く側の立ち振る舞いなのか。
鍵奈 : (特訓で疲れ切ったはずのリーダーをも差し置いて、先にティーを頂くアイドル候補生
鍵奈 : ………ん、ふふ。美味しいです。天辺さん。(微笑む
天辺 : そうですか。それは良かった。(ナチュラルに奢る側で振る舞う側のつもりで、特に何の説明もしなかった人
天辺 : (鍵奈に続いてティーを口にする
鍵奈 : (ニコニコと天辺を見ている
天辺 : …そういえば鍵奈殿。(ふと顔を上げて
鍵奈 : はい。なんでしょう天辺さん?(ニコニコ
天辺 : 心奈殿が暫し活動を休止されると聞きました。
鍵奈 : ………。あら。耳が早いですね。(笑顔が無くなり
鍵奈 : そうですよ。心奈自身が悩んで決めた事です。
天辺 : そうですね。心奈殿も大変な目に遭いましたでしょうから。
鍵奈 : AEの高度な治療技術…そして皆様の献身的な励ましによって、
鍵奈 : 体の方も…心の傷も…暫く休まなくっちゃ行けないほどの怪我を負ったわけではないんです。
天辺 : そうなのですか。(少し意外そうに
鍵奈 : はい。でも…地獄でもお伝えした通り、心奈はアイドルオタクですから。
天辺 : それでも休止を選んだのには、また別の理由があるのですね。
鍵奈 : 自分と同じ「アイドルのファン」から敵意を向けられ続ける事に…心が疲れてしまったんです。
天辺 : 敵意。 …。ああ。(遅れて諸々繋がった様子で
鍵奈 : 「ЯiKU様のファン」から…ですね。諸々の不運を考えれば、誰かに当たり散らしたくなる原理は…残念ながらわかってしまいますけれど…。
鍵奈 : …。……こちらの理由は内緒にしてくださいね? 心奈の為に。(口元に指を立てて
天辺 : 国民的アイドルとペアを組む事となり――公にはされていませんがほぼ確定的、という所で、
天辺 : 当人に不幸が起こり、その鬱憤の捌け口とされてしまった訳ですか。ままなりませんね、大衆の心理という物は。
天辺 : ええ。言いませんよ。広めるメリットがありませんからね。
鍵奈 : 仕方ない事です。オカルトに信心が低い人でも、
鍵奈 : あんな事が起きれば不幸を運ぶ黒い鳥の事を思い浮かべます。
鍵奈 : 私たち姉妹の羽根は、そのような“伝承”の文脈に載せるには丁度良いみたいですね。(哀しそうに羽根を広げて
天辺 : 伝承ですか。こじつけに近いように思えますが…
天辺 : それは僕達が主催側だからそう思えるのかもしれませんね。
鍵奈 : ともかく…。(笑顔無く
鍵奈 : 心奈は疲れてしまったので暫くお休みを頂きます。
鍵奈 : AEの皆様に相談無く決めてしまって申し訳ありません。
天辺 : いえ。心奈殿の調子が最も肝要ですからね。
天辺 : ですが、そうなると。
天辺 : 三人組アイドルユニットとしてのデビューも先送りになりますでしょうから、
鍵奈 : ふふ。
鍵奈 : 天辺さんは…。
鍵奈 : 弟か妹はおりますか?
天辺 : 居りますよ。弟が二人。
鍵奈 : …そうですか。それならお話しが早いですね。
鍵奈 : 私は今、心奈の事が心配です。
鍵奈 : …自分の今後の事は、あまり考えてないのです。
鍵奈 : (天辺が言いかけていた何かを遮って、先に伝える。
天辺 : …。成程。(先回りしたような言葉だ
天辺 : そう言われてしまっては、僕も何も聞けませんね。
鍵奈 : ふふ。天辺さんは聡明で冷静な人ですから。
鍵奈 : すぐに「次」を考え続けるのでしょうけれど。
鍵奈 : …私は、そこまで大人では無いので。
鍵奈 : ………未来の「神託」が聴こえるまで時間がかかってしまいますね。(小さく微笑みを見せて
天辺 : …。そうでしたか。
天辺 : (自分のような人間は、「次」の無い、先が見えない状況の方が居心地が悪いと思ってしまう。
天辺 : すみません。差し出がましい介入でした。
鍵奈 : いえいえ。天辺さんも、心配してくれているだけですから。
鍵奈 : 謝る必要なんてありませんよ?
天辺 : そうでしょうか。 …いえ、何でしょうね。
天辺 : 金銭的な援助や仕事の口利きをする事は可能だと思うのですが、
天辺 : 恐らくそういう事では無いのだろうなと、…難しいですね。
鍵奈 : あぁっ・・・、もうっ。(呆れて笑って
鍵奈 : 愛を教える…というより、デリカシーから…でしょうか?(困ったように
天辺 : …。あ、はい。(なんか居住まい正して
天辺 : デリカシー………ですか。(あんまりピンと来ていない 多分本当にわかっていない
鍵奈 : 治療費は全額AEが持ってくれましたし、実家もお姉ちゃんもAEもあるので…
鍵奈 : 援助が必要な程は生活に困っておりませんよ?
天辺 : それは…そうですよね。鍵奈殿も元々金銭に困っている訳では無いでしょうし。
鍵奈 : それは勿論…こんな…素敵なティーパーティを開ける程のお財布は無いですけれど…(お茶を飲んで
天辺 : ただ、鍵奈殿は…
天辺 : 暫く仕事が無い事になりますでしょうから…(デリカシー・・・!
鍵奈 : もうっ。訓練生を仕事と名乗ってた事まで刺してますよ~?それ。
天辺 : …。そうなりますか?しかし見通しが立っているのといないのでは
天辺 : 心持ちも違うのではと、…それこそお節介になりますか。(うむむ、と
鍵奈 : む~~可愛げが無いですねえ。(ほっぺに指を当てて困って
天辺 : 可愛げ…ですか。(難解なパズルに挑む神妙さで
鍵奈 : んー……「愛を教える」と言っても答えにばかり近づいても味わいがありませんから。
鍵奈 : 「仕事の口利き」って何を紹介して頂ける予定だったんですか?
天辺 : そうですね。まず鍵奈殿がソロで芸能活動を行う気があるかどうかヒアリングしてから…(可愛げとは
鍵奈 : はぁ~~~(大きくため息をついて
天辺 : あ、はい。(居住まい正して
鍵奈 : あのですねえ。
鍵奈 : 心奈に対して不敬ですよ?(謎のフレーズとポーズ。姫
天辺 : …。
天辺 : そうなりますか。(結構本当に盲点だった様子で
鍵奈 : もうっ。
鍵奈 : 妹が居て、心配だ。って伝えたじゃないですかぁ。
天辺 : はい。…はい。
鍵奈 : 天辺さん。私と同じモノを全て好きになる必要はないのですが、
鍵奈 : 私が愛する者…例えば家族とか。そういう者を、蔑ろにしているように見えるのは。
鍵奈 : 「愛」を育むのに、良く無いですよ?
鍵奈 : (16歳に真面目に怒られている
天辺 : ……(仮に、次弟や末弟が心身を疲弊し活動を休止したとして、
天辺 : (当然心配である。が、自分が足を止めるなど選択肢にも無い。
天辺 : (ヴァース中の人間が自分と同じような感受と思考をしている訳ではない事は理解している。しているつもりではあるが、
天辺 : つまり、僕の言動や提案は、
天辺 : 心奈殿を蔑ろにしているように見えるのですね…?(本当に、心の底からピンと来ていない
天辺 : (逆にコレが本当に拙いという事は薄々分かるのだが。
鍵奈 : はい。そう思われてもおかしくないですよ?
天辺 : …そう。ですか。……。
天辺 : 一緒に立ち止まる事が「愛」なのですか?
鍵奈 : あの。
鍵奈 : …。ふぅ。
鍵奈 : (ティーを飲んで
鍵奈 : …。
天辺 : ……(本当に悪気の一片も無く聞いてるのだが
鍵奈 : おかわり。いただけますか?
天辺 : ……すみません。恐らく僕、黙った方がいいですね。
天辺 : …ええ。どうぞ。(なんかクラシカルなベルを鳴らして
鍵奈 : ………いえ。愛を教えると言ったのは私なので。
鍵奈 : …わからない事を聞くのは当然です。
天辺 : ……。(なんかクラシカルな店員が出てきて、さっとティーポットを取り換え、一杯目を注いで、去って行く
鍵奈 : ………。ありがとうございます。(礼をするが、笑顔は無い
鍵奈 : 少し、整理しましょうか。
天辺 : …はい。
鍵奈 : 天辺さんは、
鍵奈 : 今の私が…どう見えていますか?
天辺 : …。
鍵奈 : ………ちょっと難しいですかね。
鍵奈 : えーっと…それなら…もっと…簡単な質問にします。
天辺 : …はい。お願いします。
鍵奈 : 天辺さんは、私に・・・
鍵奈 : 「夢を追い続けて欲しい」ですか?
天辺 : …。夢、ですか。
鍵奈 : ………。えーっと、、
鍵奈 : ゆっくり考えても…良いです…よ…?
鍵奈 : (もっと簡単な質問の方が良かったかな…、、
天辺 : …鍵奈殿の夢が何か、は…訊いても良いのでしょうか。
鍵奈 : ふふ。
鍵奈 : 一旦、この授業はおしまいにしましょうか。
天辺 : …。すみません。
鍵奈 : この場合は………
鍵奈 : …
鍵奈 : いいえ。やっぱり、またの機会で。
鍵奈 : もっと良い教材を考えておきますね。
天辺 : ……。
鍵奈 : ぅーーん。へこませちゃいましたか?
天辺 : …凹んだ。…ですか。確かに。それかもしれません。
鍵奈 : あぁ、もう。もーう。本当にへこんでしまっているじゃあないですか…。
天辺 : 明らかに勘所を外しているのは解るのに、その理由がまるで掴めないので、
天辺 : …。なんでしょう。困っています。かなり。
鍵奈 : それじゃあ気を取り直してサービス問題にしましょうよ。
鍵奈 : (私が本当に聞きたい質問も…同じ事になるかもしれない…けれど。
天辺 : …お願いします。正直答えられる自信無いですけど。
鍵奈 : 「1ヶ月間、鍵奈は天辺さんに決められた仕事をする」と仮定します。
鍵奈 : さあ。「何をさせたいですか?」
天辺 : …。鍵奈殿の希望も縛りも無く、僕が決めるんですか?
鍵奈 : ええ。はい。そうです。
天辺 : …。成程。……
天辺 : 少し、…いや、結構……考えます。(失言大将しすぎて慎重になってる…
鍵奈 : ええ………ゆっくりで、良いですよ。
天辺 : …………
天辺 : ……
鍵奈 : …。
天辺 : (…この質問、またも適切な回答をできなかったらどうなるのか?
天辺 : (さしもの鍵奈殿も「やっぱ思ってたんと違ったわ。」なのでは?
天辺 : (なんだかそんな事が頭を過り、普段は淡々と繋がる思考もうまく繋がらない
天辺 : ……
鍵奈 : …あらあら。
鍵奈 : 私にしてもらいたい事なんて…別に無いですか?
天辺 : …そうですね。僕が何かを要求する立場にあると思った事が無いので。
天辺 : 今初めて考えているのですが。
鍵奈 : はい。
鍵奈 : そこにはどんな事をしている私がイメージされたんでしょうか…?
天辺 : 事務所に籍はあるのだからAE内の職務で、デビューまで露出を控えるのなら裏方やサポートになるのだろう、とか、
天辺 : 現実の事項を加味せずに考えるのは難しいです。
天辺 : そういう事ではない、と…分かっているのですけど。
鍵奈 : ふふ。真面目ですね。こうも真面目だと私の設問が悪いのかもしれません。
鍵奈 : 天辺さんは「Happy Happy Harpieees!!!」は好きですか?
鍵奈 : きっと…まだ…そんなにハマっては無いですよね?
天辺 : ライブを一度拝見させて頂きましたが…そうですね、
天辺 : まず、「好き」や「ハマる」という感覚が本質的に理解できていないかもしれません。
鍵奈 : そうですよね。伝えるのは難しい感覚です。
鍵奈 : では、オラクル・ハーピィ=ケンナの歌や演奏は…
鍵奈 : …。…どうですか?
鍵奈 : まだ観ていたいと思えてますか?
天辺 : …。(ライブでのソロ歌唱。あの歌声や、会場の空気。
天辺 : …。そうですね。あの時のライブは…
天辺 : 聴いて日数が経った今でも、思い出す事があります。
鍵奈 : え?
鍵奈 : あれ。あら。
鍵奈 : 嬉しいです。そうだったんですね?(照れ笑いして
天辺 : あ、はい。そうですが。
天辺 : …。
天辺 : おかしな事ではない、ですよね?
鍵奈 : おかしな事では無いですよ。
天辺 : 記憶を思い返すのは、恐らく「好き」に近い思考ではないかと、
鍵奈 : ふふ。「好き」ですか。
鍵奈 : 私にとっては…とても嬉しい回答です。(微笑み
天辺 : …思うのですが。とはいえ問われなければ気づかなかった事ですが…
鍵奈 : 話は簡単なんです。
鍵奈 : 心奈が休んだら、
鍵奈 : 私が1人で音楽活動するなんて、誰も思ってない。私自身もそうです。
鍵奈 : …。でも天辺さんは、そうじゃなかった…その、言い方はその、アレでしたけど。
鍵奈 : …。私、迷ってるんです。
天辺 : …僕がソロの話を持ち出したのは、君の活動方針が本当に分からなかったからですよ。
天辺 : 僕は君の事を、そんなに多く知っている訳では無いですから。
鍵奈 : はい。私自身…私の活動方針が見えなくなっちゃってるんです。
鍵奈 : 心奈が休んでいる間は私も休むのが「愛」なのか…
鍵奈 : 心奈が休んでても、音楽に向き合う事が…音楽への「愛」なのか。
天辺 : …。
鍵奈 : 音楽神霊という種族と能力だけでやってきてるだけで…本当に私は音楽を愛せているのかな…?
鍵奈 : とか…ふふ。人に「愛」を教えるとか言っておいて、
鍵奈 : 私自身とても悩んでいたんです。
天辺 : 音楽への愛、ですか。
鍵奈 : ええ。音楽への愛です。
天辺 : …。今から愛を学ぼうという身では…非常に難しい話ですね。
鍵奈 : ここで言う「愛」は…「覚悟」の話だったのかもしれません。
鍵奈 : 私、きっと…何処かで思ってたんだと思います。
鍵奈 : 「こうやって素敵なカフェに連れてってもらって、天辺さんとゆっくりとした時をずっと過ごして…」
鍵奈 : 「いつか心奈が回復するまでは…それでいい。」って。だってそれで誰も傷つかないですもの。
天辺 : そうですね。その選択を取る事は今でも可能です。誰も困る事は無いでしょう。
天辺 : ですが、それを口にするという事は、鍵奈殿はそうはしないのでしょうね。
鍵奈 : ええ。(困ったように目を伏せて
鍵奈 : 今、申し上げたコチラの選択肢の方が…(天辺を見て
鍵奈 : 天辺さんにとっても心奈にとっても…愛に満ちた選択肢なのかも……?
鍵奈 : …。天辺さん。
天辺 : …。はい。
鍵奈 : 改めて質問します。聞かせてください。私の悩みの為に。
鍵奈 : 「ソロアイドルとしてデビューする鍵奈」…と。
鍵奈 : …。「仕事をお休みして、貴方に付き添う鍵奈」。
鍵奈 : どちらの「鍵奈」が……良いのでしょうか?
天辺 : そうですね。ここまで補助線を引いていただければ、僕も答え…いえ、希望を出せます。
天辺 : 最終的に決めるのは、あくまで鍵奈殿ですから。 …
天辺 : 音楽をやりましょう。鍵奈殿。
鍵奈 : …ふふ。
天辺 : ですが、これは今からソロ活動をするか否かは置いておいて、の話です。
鍵奈 : 良いんですか?…私はあの「プリン姫」に”選ばれなかった方“ですよ?
鍵奈 : (ドラフトでプリン姫に心奈だけ選ばれた事。
鍵奈 : (心奈が活動休止すればハピハピ自体がお休みになるだろう事。
鍵奈 : (世間の“大人”達の評価は鍵奈の耳に直接入ってこなくても、察している。
天辺 : 1人で歩き出すにしても、心奈の復帰を待ち、いずれ3人でデビューするにしても、……
天辺 : 鍵奈殿は音楽に触れて、親しみ、研鑽し、実力を高める。
天辺 : それが最も……心身共に、未来に利を齎せるのではないでしょうか。
鍵奈 : …ふふ。
鍵奈 : 素敵な提案です。励みになります。(微笑み
天辺 : …勝手でしょうか。「今」選ばれないのであれば…
天辺 : 未来に選ばれるように自らの価値を高めるしかない。
鍵奈 : 私の音楽を聴きたいと思ってくれる人が…
鍵奈 : 天辺さん。貴方のようにちゃんと居る。
鍵奈 : (天辺に近づいて
鍵奈 : その事がわかったので嬉しいです。
天辺 : …、鍵奈殿。
天辺 : …、…。(なんだか今更のように、色々気づいて、考えて、
天辺 : …それを直接伝えれば良かったのですね。
鍵奈 : …ええ。
鍵奈 : 天辺さんがまた私に、「愛」を教えてくれたんですよ?
天辺 : …。そう、なんですね?
鍵奈 : …ええ。(間に色々と…失礼は…ありましたけれど…。)
天辺 : 僕の方が鍵奈殿に、教えて頂いてばかりですが…、…・・・
天辺 : …鍵奈殿。
天辺 : …僕は、鍵奈殿の音楽を聴きたいですよ。どんな形でも。
天辺 : (明確に、言葉にして伝える。何度も丁寧に教えられ、やっと学んだ事。
鍵奈 : ふふ。(微笑み
鍵奈 : (椅子に座る天辺に身を寄せて
鍵奈 : (覆い被さるように羽根で包む
天辺 : 、…
鍵奈 : …。…良いですか?(椅子に座る天辺に抱き付いて、耳元で囁く
鍵奈 : …どんな形でも?(何か企むように微笑み
天辺 : え。(抱き着かれて、不意の声が出る
天辺 : ・・・ …鍵奈殿?
天辺 : (固まってる どういう反応をしたらいいのか分からない
鍵奈 : …。ふふ。
鍵奈 : 今日の天辺さんのおかげで…、
鍵奈 : “色々と”。決心が着きました、から。
天辺 : 色々と。…。ですか。
鍵奈 : ええ。ありがとうございます。天辺さんのおかげです。
天辺 : いえ。その、何をどう決心したのか、僕にはまるで判然としないのですが、
天辺 : 鍵奈殿が前を向けたのでしたら、…それは、どういたしまして。ですね。
鍵奈 : …。…ええ。(離れて
鍵奈 : (天辺の横に座って
天辺 : …。…。…。
鍵奈 : これからも“鍵奈”を推してくださいね。(天辺に笑顔を見せる
天辺 : ええ。勿論。(実にあっさりとした返答
天辺 : (淡白に聞こえるが、当たり前にそうするという事でもある
鍵奈 : 私も…
鍵奈 : あなたに、「愛」を教え続けるので……
鍵奈 : (少し恥ずかしそうにその台詞を言って、
鍵奈 : (美味しいティーへと目線を移す
天辺 : …。はい。…(…だから抱き着いたんだろうか?…などとは流石に。流石に聞けない
鍵奈 : …。(それにしても。
鍵奈 : …。。。(最近は、少し、抱き着きすぎかもしれない。。。
天辺 : …その。相変わらず、何かと不手際も多いのですが…
天辺 : …よろしくお願いしますね。(こちらもなんだか言葉少なになりながら伝える
天辺 : (流石に今回、色々と拙かった事は自覚してる……ようだ。
鍵奈 : ええ。…いつもありがとうございます。
鍵奈 : (不手際が多い部分は特に否定せず…
鍵奈 : (感謝の笑みを見せる
鍵奈 : ーーーーー
鍵奈 : (勿論…今日も1Gも払っていない。
鍵奈 : (倍近い年齢差や収入差。広義の先輩後輩でもあるが…
鍵奈 : (奢られ慣れないように自分を律する必要が………あると思ってたけど、
鍵奈 : (それ、所じゃ。無いね。
鍵奈 : (ーーー…。
鍵奈 : (神託を。聞き届けました。
鍵奈 : (地獄の果てで見た一度切りの夢。
鍵奈 : (「お金持ちのおじさんから支援を受けて豪華なステージをする新人アイドル」
鍵奈 : (あの地獄を、今世に甦らせる。
鍵奈 : (「…僕は、鍵奈殿の音楽を聴きたいですよ。どんな形でも。」
鍵奈 : (………本当に?
鍵奈 : (選ばれなかった鍵奈、選ばれていてもトップアイドルに並べない心奈、妹が休んだら一緒に休むと思ってる私自身。
鍵奈 : (…全部超えましょう。音楽と愛と…お金の力で。
鍵奈 : この世界が調和に満ちますように。
最終更新:2025年10月18日 23:52