洞窟? : (一方。その頃。
洞窟? : (オトナ魔術師達の水晶洞窟とは違った岩壁の洞窟。通路のように奥へと続いている
洞窟? : (薄暗い岩肌を魔鉱石が青みがかって照らしている
洞窟? : (一部のメンバーには、なんだか見覚えがあるような気もする景色だ
ロル : ううう…
ニカ : …、此処は……
ロル : (ココスが追ってこないか無性に不安がっている
コロン : 無事に逃げ仰た…?いや、ここ何処?全員います??
コロン : 点呼でもとりますか・・・?
エレア : なんか…見覚えある気がするね、
イリゼ : はーい。(コロンのすぐ後ろにやってきて
イリゼ : いるよぉ。
ニカ : ぁ、エレアさんもそう思います…?
ニカ : なんか前にも来た事ある気がしますよね。比較的最近…
エレア : うん……、このひんやりした感覚知ってる気がする
イリゼ : そうだねぇ。なんだか…
イリゼ : わたしもこの景色、知ってる気がする。
ニカ : ぇ。アンタまで…?(この人と同行した事なんて……ぁ。
??? : おや?
??? : (洞窟の壁面に反響して響く声と足音
ニカ : …ん?
??? : (規則的な足音が、だんだんと近付いてくる
ニカ : …ん?なんだ?この、デジャヴ……?
??? : (洞穴の暗闇の奥から、姿を現すは―――……
エレア : えーーっと、前に会った人、誰だっけ……
オレオル : おお!
ニカ : ん、あ、え?
コロン : おお?!
ニカ : オレオル……さん?
エレア : あっ、そうだ。
オレオル : あぁ、僕だとも! 覚えていてくれるとは嬉しいねぇ!(にっこー
ニカ : ぁ、ハイ。覚えてるのはいーんですけど…、、
ニカ : 今はちょっと再会を喜んでる場合じゃ無いっつーか…、オレオルさん今の状況わかってます?てかココ『知識層』の中なんスか?
ニカ : (色々混乱して矢継ぎ早に質問してしまう
オレオル : うんうん。それでは一つずつ答えるとしようか。
オレオル : まず、此処は『知識層』で間違いない。現在は105階層だよ。
エレア : 105……
ニカ : あれからまた進んだんスか。…え、なんでリー大地下から『知識層』に…
コロン : 何処がどう繋がってるんですか…!?
オレオル : うーん。それは僕にも分からないけれど…空間が分かれているとはいえ、『ルーインズ』に干渉する手段は数多あるからねぇ。
オレオル : 何かあって偶然繋がったのかもしれないね!(笑顔で
??? : (空間が歪んで
ニカ : 結構肝心な所雑っスよね…。…まぁいいか、もっと訳わからん所に繋がってたら詰んでたし…
??? : (ぬるっと男が出てくる
カザヤ : はぁ……、敵じゃなくてよかったよ
オレオル : おお。風谷くん!
ニカ : ん。なんかまた見覚えのある人…
コロン : 敵じゃなくって良かったよ…はこっちのセリフでもありますよ。
コロン : 最近ちょっと僕たち裏切られ過ぎてナーバスになってるんで…(この前まで敵に堕ちてた人)
イリゼ : うんうん。そうだねぇ。
カザヤ : 全くやれやれ、な状況みたいだけど。
カザヤ : どうして君たちはここにいる?
オレオル : おやまあ。何やら大変だったみたいだねぇ…?
ニカ : どうして…っつーと、俺達が訊きたいぐらいなんスけど…
ニカ : 2人共、今キアシスの街がやべぇ事になってるのは知ってます?
ニカ : 暴れ回るデカブツに地面割られて落ちて、敵襲から逃げて、逃げ道通ってたら……ココに着いたって感じなんスけど。
コロン : 全く間違ってないのが怖い所ですねセンパイ。
オレオル : あぁ、うん。街が大変な事になってるのは知っているよ。
カザヤ : ……ああ。僕はとっとと逃げ帰る準備をしてたところさ
オレオル : 困った事になったね。人探しどころじゃなさそうだ。
オレオル : …いや、もしかしてこれも行方不明に関係してるのかな?
ニカ : …ん、オレオルさんも誰かを探してるんスか…?
オレオル : うん。阿笠一葉くんをね!
ニカ : 知り合い…!??
コロン : あ、ぁー…、、
オレオル : そうだよ。少し用向きがあってね。会えたらと思っていたんだけれど。
オレオル : どうもしばらく前から行方が知れなくなっているそうなんだ。
ニカ : ぁー……その話は俺もどっかで聞きましたけど…
カザヤ : まったく、こんな状況で人探しっていうのは
カザヤ : なんというか君らしいけどね
ニカ : 敵の手に落ちてたらもう最悪の極みじゃねーか。詰んでね…?
オレオル : あっはっは!そう言う君もまだ街に残ってくれてるじゃないか。(風谷に笑って
エレア : ……そうだね。その可能性もあるのかな。
オレオル : しかし…、敵、か。穏やかじゃないね。
カザヤ : 僕はもう帰るだけさ。この街には特に思い入れもないしね。
コロン : 一葉センセーが敵とか…誰も勝てないんじゃないですか…?
オレオル : この騒動を起こしている何者かが居て…一葉君はその何者かに捕まってしまった、…かもしれないのか。
ニカ : かもしれない……っスけどね。…まー、その。
ニカ : その「何者か」をに辿り着く為に…、俺達は北に向かおうとしてたんです。
ニカ : なんかこの『知識層』から上手い事ショートカットしてワープとかできないです…??
コロン : そ、そんな無茶苦茶な事できるんですか!?
ニカ : いや…なんか急にダンジョン繋がったしできねーかなって…
オレオル : あっはっは!『知識層』はそんなに便利な迷路<ダンジョン>ではないねぇ!
ニカ : ちっ……駄目か。
カザヤ : (にこっと
オレオル : けれどもしかし、(にこっとカザヤをちらっと見て
カザヤ : (普通に連れて行けるが、そんな敵がわんさかいそうなところに連れて行くのはめんどくさそうだと思って何も言わない
コロン : え?そんな便利な力が…?
オレオル : (チラッチラッ
ニカ : …ん、何、何…?(つられてカザヤを見て
カザヤ : はぁ……
カザヤ : 道をつなぐのはいいけどさ
カザヤ : すぐに僕は立ち去るからね
コロン : 出来るんですね?!
ニカ : 出来るんかい!??
オレオル : ありがとう!流石は風谷くんだよ!!(両手合わせてキラキラ笑顔
ニカ : (結構調子の良い人だな…いや、光属性すぎるだけか…?(オレオル見て
カザヤ : ……。
コロン : それじゃあ僕たちを。
コロン : 北の………、
コロン : えっと…なんて伝えれば良いですかセンパイたち。(ニカとエレアを順に見て
ニカ : え。……エレアさんが一番詳しい…??(エレア見て
カザヤ : ……。
カザヤ : (大きく深呼吸して
カザヤ : 「翠海を分かつは砂金のきざはし。」
カザヤ : 「彼方に消えた亡骸(こえ)を聞け。祖は歴を歩む者。」
カザヤ : ルーインズ。 ……『琴、一風。』
カザヤ : (金色の魚が目の前に舞い出て、
カザヤ : (亜空間を開く入り口に変化する
カザヤ : ……じゃ、行こうか。(渋い顔で
カザヤ : (亜空間の中に歩いて消えていく
ニカ : …ぉー。(静かに感嘆して
ニカ : コレ、魔法……じゃねーんだよな…
オレオル : 『ルーインズ』。僕達の故郷の遺産さ。――さ、行こうか!(学生達を振り返って
コロン : …はい! 行きましょう!!
オレオル : (亜空間に向かって歩いていく
ニカ : …渡りに船、いや魚…って奴か。
エレア : (同じく亜空間に
ニカ : …ま、…行くか!(気合入れ直して
ニカ : (亜空間に進んでいく
ロル : えっ…、あっ
ロル : (迷いもなく進む面々を見て
ロル : (急いでついていく
イリゼ : (は~い。(とことこ
星屑回廊 : (カザヤの琴一風の内部空間
星屑回廊 : (濃紺色の世界がどこまでも広がっているが、
星屑回廊 : (そのままではどこにも行きつかない
星屑回廊 : (遠くには小さな星屑のようなきらめきがちらほら見える
カザヤ : ここにはあんまりいれたくなかったけどね。
カザヤ : ……まあ、いいさ。
カザヤ : ここは"どこにでも繋がる"けど、"どこにも繋がらない"空間さ
ニカ : …え。何これ。マジで別空間…??
イリゼ : すごぉい。きれいだねぇ……
カザヤ : さて…。これをどこかに繋げるには
オレオル : (騒ぐ事も無く落ち着いている 来るのは初めてじゃないのかもしれない
カザヤ : 導きの糸が必要なんだ。
カザヤ : ……つまり、僕が出口を指定する必要があるのさ
ニカ : 導きの糸……
カザヤ : "北"というだけだと、むずかしい。
ニカ : まーつまる所…行き先指定しないとって事ですね。
カザヤ : そういうこと。なかなか話がわかるじゃないか。
ニカ : …えーっと。エレアさん、何か思い当たる施設とかある…?
ニカ : 俺は盆踊り広場ぐれーしか浮かばん…
エレア : えっと……、
エレア : その……、
エレア : (焦ってものすごく汗をかいている
エレア : ご、ごめん……みんな……
エレア : 私も話に聞いただけだから…、実験施設だっていってたけど、
エレア : どうしよう……
ニカ : …ま、マジ?
カザヤ : それじゃあムリだね。(ばっさりと言い捨てる
カザヤ : ま、僕が見たことのあるそこらへんの森にでも送ってあげるよ
カザヤ : いや、待てよ。
コロン : そ、それはいくらなんでも困りますよ!?
カザヤ : (街の様子を写すおんぼろテレビみたいなものが目の前に現れる。
カザヤ : 妙な反応があるね。(ざざ、ざざざと画面が移り変わっていく
カザヤ : ……ああ。
カザヤ : 北ってちょうどこの辺りかな。
ニカ : え。な、何だ……??(画面を見て
カザヤ : (そこでは過去にクランケ・ロレ事件が引き起こした術式が再現されていた。
オレオル : うん?一体どうしたんだろう……?
コロン : あれ……は!?
カザヤ : : (―――周囲一帯に、地図上に円を広げるように、一切の魔力反応が消えていく。幾重にも重ねられた魔術を消すための魔術。
最終更新:2025年10月27日 17:20