キアラ : っ、(大聖樹から退避し、一旦地面に着地する
??? : (すると…
【歩埠】 : キィ!(図ったように目の前に飛び出してくる小駒
キアラ : っ、おや。
キアラ : …。どうして止めるんだい?
ヴィアたん : …交戦っ!、
キアラ : 僕達があえなくあの樹や車の餌食になるよりも…逃げ遂せた方がそちらに利があると思うのだけれど。
【歩埠】 : …(じり、と黙って対峙している キアラを見つめる悪鬼
キアラ : …
キアラ : ぁぁ、そうか。
キアラ : 君達が何処に潜んでいるのか分からないけれど…もしかして。君達もあれらには手を焼いているのかな。
ヴィアたん : 潜伏勢力同士の…?
キアラ : だとしたら…狙われる的がいなくなったら困るよね。
【歩埠】 : …(答えない。悪鬼は喋れないのだ
キアラ : だとしたら今すぐ僕を殺そうとしないのも頷けるな。
ヴィアたん : 私達をデコイ(囮)にしようと…?
キアラ : …(あろう事かしゃがみこんで、悪鬼をじぃっと見つめて
キアラ : ねえ。
キアラ : 「らしくない」って思ってる?
キアラ : 戦う相手を選ぶのはそんなにおかしな事かな?
【歩埠】 : …
キアラ : 少なくともこの遊戯<ゲーム>では許されている。
キアラ : 全く手を抜いてはいないよ。ルールに合った動き方があるだけだ。君もわかっているでしょう。
キアラ : …ふふっ。
キアラ : そういう話じゃないか。(立ち上がって
【歩埠】 : …
ヴィアたん : キアラ…っ、
キアラ : きっとね、岩黒くんは、(ヴィアたんを仰ぎ見て
キアラ : 「ちゃんと殺せ」と言いたいんだ。
ヴィアたん : ……。アレを…?
ヴィアたん : (儀式魔法と元レジェンドファイターの猛攻を受けて無傷な車に乗る2人
ヴィアたん : (聖なる樹木は成長を遂げて、死に伏したドラゴンよりも遥かに巨大に成長している
キアラ : ふふっ、無茶だよね。
ヴィアたん : ごめんなさい。私の出力で手に追える相手じゃない。
ヴィアたん : 召喚術士たちの頭を撃ち抜く方が良い…
ヴィアたん : キアラ、あなたもそう思うでしょう?
キアラ : …
ヴィアたん : …え?
キアラ : そうだね。そう思うよ。試合運びとしてそれが正しい。実際にそれで上手く回っている。
ヴィアたん : ………え、それって、、
キアラ : でも…逃げる事も妨害されるならどうしようもないし…
キアラ : しょうがないから、殺すしかないよね。(手の中の僅かな影から両手に漆黒のブレードを作りだし
ヴィアたん : キアラ……!(恐ろしい者を観る目でキアラを見て
キアラ : …仕方ないでしょう。そうするしかないのだから。(ブレード両手に、遠くに見える「ナトゥーラ」に視線を向ける
ヴィアたん : それならあの2人をーー
ヴィアたん : っ!?(ヴィアたんの片足にまとわりつく木の根
キアラ : 、!
ルミ様 : つーかまえたーっ♪(頬杖ついてケタケタ笑って
ヴィアたん : キアラっっ!!(足を木の根に引っ張られて
ルミ様 : 這いつくばりなさい…『聖樹セフィロト』ッ!!(ヴィアたんを地表に叩きつける
cotori : っは、やぁっと的が来た!(遙か遠方に居る筈の『ナトゥーラ』が急加速。
ヴィアたん : ッッッ!!!(rentalの飛行能力じゃ対抗出来ない…!圧倒的な聖樹のパワー…!
cotori : (地面に墜ちたヴィアたんに猛スピードで突っ込んでくる
キアラ : ―――(けたたましい走行音の方を真顔で見据えて
ヴィアたん : っっきゃあ(【2】→【1】 地表に叩きつけられた痛みで体力を失う
キアラ : 殺す気だ。(一足で飛翔。突っ込んでくる車に一つも迷わず突っ込んでいく
ルミ様 : 終わったわね。堕天使ちゃん。(車内から眺めて呟く
キアラ : (自殺行為に見える。圧倒的な物量差で轢き飛ばされるに決まっている。
ヴィアたん : ・・・!
cotori : 雑魚が!まとめて死になッ!!!(猛然と突っ込むスーパーカー
ヴィアたん : いっしょに・・・死んでくれるんだ・・・!!
キアラ : (でも。
キアラ : (――僕が死んだら君も困るんだ。なら――…
キアラ : (彼は動く。
【角郭行】 : (■■■!!!(突進する車の、前輪の下からせり上がるように
【角郭行】 : (地面からせり出て飛び上がる大型の悪鬼
ヴィアたん : …?!
cotori : ッッ――小賢しい真似を!!(車体の前部分が持ち上がり、勢いが減衰する
【角郭行】 : ■■■――!!!(車の勢いに負けて普通にその辺に吹っ飛んで転がっていく 大駒なのに…!
キアラ : ――(…十分だ。瞬間的にでも勢いが落ちれば。(地面を蹴り、一瞬で大きく飛躍し、
キアラ : (『ナトゥーラ』のフロントガラスに張り付く
ルミ様 : はぁ~あ?
cotori : なんっ――…
キアラ : ごめんね。(掌を翳し、車内の二人の視界を奪うが如き閃光
cotori : ――(視界封じ?今更そんな真似で――…
キアラ : ――死んじゃえ。(車体の下に落ちた影から無数に生え出で、『ナトゥーラ』を貫く漆黒の槍
cotori : (『ナトゥーラ』の頑強な――…否、頑強というだけでは説明が付かないほど強固な車体。
cotori : (本人は車体のスペックのみを謳っていたが、実際は幾つもの防護術式が施されていた。
cotori : (強力な雷や炎を受けて尚無事だったのもその為だ。だが――……
キアラ : (…関係無いよ。闇とは何もかも貫くものなのだから。
cotori : ―――、(二重の防御を貫いた漆黒の槍に下から身体を串刺しにされる
ルミ様 : っっ!?(車内に同席するルミ様も串刺しにされる。
cotori : あ、――…(ごぽりと口から血が零れる 【2】→【1】
ヴィアたん : キアラ・・・!!(その攻防を目に焼き付ける
ルミ様 : (【2】→【1】聖女の血も赤い。聖女も血を吐く。緑のドレスもズタズタだ。
cotori : (・・・クソ、放心してる場合じゃ、(でも、身体が動かな、(何処から?刺された?何を?(痛痛痛
ヴィアたん : (これで車も聖樹も止まる!そうすれば私達のーーー
闇 : ふっふっふ…(闇に溶ける笑い声
ヴィアたん : あ・・・!(ーーー「ムッシュには敵わない…!」「闇のエースファイタームッシュとは闘っちゃダメ…!」「キットルカーリットで彼は最強だった…!」
ムッシュ : 「sabel」(闇夜に突然現れた半仮面の奇術師は瞬く間に地に堕ちた堕天使の体を真っ二つにして見せた。
ヴィアたん : ううんーーー変えれない運命なら予言する意味なんて・・・無い!
ヴィアたん : 光子化<フォトンナイズ>ッ!!(体が激しい聖光に包まれ、堕天使が再び天使へと還る…!!
キアラ : …―(戦闘の気配。ボンネットに立って振り返る
ヴィアたん : (ーームッシュがキットルで最強なのはあのギャンブルの街には聖女や天使が寄りつかないから!試合が屋内のステージだったから!キットルの観客がショービジネスを求めてるから!
ヴィアたん : …予言通り。(予想屋が本気で対策<rental>すれば1回ぐらい最強を防いで見せる…!
VRAE : (宵闇のハイウェイ。ナトゥーラの突っ込んで来た更に遠くから
ムッシュ : (闇の「sabel」は消え去り、ヴィアたんの前に佇む半仮面の奇術師
【飛彌車】 : (猛然と戦場に近付いてくる――車!?
ヴィアたん : (闇の奇術師ムッシュの作り出す「闇の幻影」は激しい光で消失させる事が出来る…堕天使ユニットが一度だけ出来る天使への上天で打ち消せた…!
キアラ : っ、(『ムッシュ』はペア相手がもっとも良く知り、もっとも警戒していたファイターだ。
キアラ : (機を窺っていた選手達が、次々と動き始めたという事か―…(片手を宙に向けて
ムッシュ : ふっふっふっふっふっ………
キアラ : (ヴィアたんとムッシュの周囲一帯に天からの光が降る
キアラ : (闇に対しての光。原始的な相反関係が対策に成り得る事を、ペア相手は伝えていた
cotori : ………
ムッシュ : ふっふっふっ…(振り注ぐ光で消え失せていく奇術師の体
cotori : (……戦いは進んでいる。次の段階になったものと思ってる。
ヴィアたん : デコイ…!(「sabel」消失後に新たな闇で変わり身を作り出して本体はまた闇に消えていた?!いつのまに…
cotori : ・・・(クソが。
キアラ : …、実体を表さない相手が多いね。この試合は。(ボンネットから空中に飛び上がって
cotori : …、…ミ、さん。 …ルミさん。
ルミ様 : ………(血を流して、車内に居る。緑のドレスも串刺し。
cotori : (シフトレバーに触れ、モードを弄る。もっとも串刺し状態の車が、まともに走行できると思えないが
cotori : …こんな血塗れのきったねえ廃車(スクラップ)、
cotori : …浄化しないといけなくないですか?
ルミ様 : ………あ~あ。いいの?
ルミ様 : アナタのとっておきだったのに?
cotori : (シフトレバーを「N」に。ドライバーの操作の影響を受けず、外的な力で転がる状態
cotori : 車は走るものだから。…棺桶にする趣味は無いです。…それに…
cotori : 「もう死んだ」と思われてんの、マジで死ぬ程ムカつきますよね。
ルミ様 : あっは? いいわねぇ~…アンタ本当にムカつきすぎて最高。
ルミ様 : (車の各部位から白い植物の幹が生える
ルミ様 : (ルミ様のズタズタのドレスからも白いツタが伸びて、
ルミ様 : アナタのとっておき。リサイクルして…ルミ様達のとっておきにしてアゲル
cotori : ――……(その様子を見て
ルミ様 : (聖樹セフィロトとのツタが伸びて、車やルミ様のドレスから伸びた樹と繋がっていく
cotori : …綺麗なもんですね。出所は最悪なのに。(頬杖半目で
ルミ様 : 当然よ? わたしを誰だと思って居るの?(ルミ様とcotoriの身体から吹き出した血も全て真っ白な樹に吸われて行き
ルミ様 : (全てを取り込んだ巨大で真っ白な聖樹と同化するルミ様と、その近くの木の枝に治癒された状態で座るcotori
cotori : ―――……傷が治ってる…?
ルミ様 : ルミ様の前で不浄なモノは何者も許さない。ゴミも壊れた宝物も死体も傷ついた人さえも。
ルミ様 : 『聖女ーガオケレナ』
最終更新:2026年05月16日 21:07