鋼:(時は少し前に遡り。
鋼:(南。
鋼:――…!
鋼:(2VS1の状況で防戦を続けている
鋼:(周囲のアスファルトや建造物の大半が灼熱色に燃え上がり、薄らと橙色の光を帯びる
鋼:(着実に抵抗の手段を掌握されている状況
鋼:…!(衣装はあちこちが焼け焦げ、体力表示が減っていないのが不思議なくらい
シュウ:―はっ。なかなか粘るじゃねぇか。大したもんだぜ。
シュウ:だが…いよいよ年貢の納め時って奴だろ!(拳振り被って
シュウ:覇龍拳ッ!!(ストレートパンチと共に打ち放たれ、昇り龍が如くまっすぐ迫り来る龍気
鋼:…!!(鋼鉄のブーツで地を踏み割り、灼けたアスファルトをひっくり返して防壁に
シュウ:悪ぃな!ソレはもう俺のモンだ!(鋼の盾にしたアスファルトが橙色に輝き、龍気が錬鋼を阻害する
シュウ:吹っ飛びなッ!!(盾ごと呑み込むようにドラゴンオーラが鋼に襲い掛かる!
鋼:――…!!(龍の波動に飲み込まれる
鋼:(【2】→【1】…! 長く防ぎ続けた体力がついに減る
ナレノニア:ようやくか。よく堪えたよルーキー。
ナレノニア:そろそろオヤスミ。
ナレノニア:【暗姫創世】…【網】(闇夜から鋼に向けて振ってくる鉄網。シュウの攻撃後に測ったタイミング!
或在:牌ィーーーーー!!(戦場に叫びながら突撃してくる
鋼:――…!(龍気の余波冷めやらぬ中、上空から振る網の目
シュウ:決まりだな――……あぁん!?
或在:発!!(勢いのまま【網】に飛び蹴りして、結果的に鋼を助ける
鋼:…!(咄嗟に網の範囲から転がり抜け退避
鋼:…。新手…
ナレノニア:は?(そのまま代わりに【網】に捕まる或在
ナレノニア:来るのが速いね…とかじゃなくて…何?
或在:お待たせアルヨ!!(鉄網に捕まって地上を転がる
シュウ:ようやくお出ましかよ乱入者!だがちょっと間抜けが過ぎるんじゃねぇか!?
ナレノニア:私達の獲物を横取りしないで欲しいな。何のつもり或在?
或在:寝ぼけた事を聞くんじゃあ無いアルヨ!!
或在:白牌ッ!!(全身が光って鉄網を引き千切って脱出する
或在:全員ブッ倒しに来たに決まってるアル!!
ナレノニア:はぁ…チームプレイも何もあったもんじゃないな…(これ見よがしにため息ついて
シュウ:――…っは!随分と大きく出るじゃねぇか! 俺達を相手に!分身もナシで!
ナレノニア:あぁ。いつまでも格上を気取るんじゃあないよ或在。
シュウ:相方も分身もどこに置いて来たのか知らねぇが…いいじゃねぇか。その喧嘩買うぜ!
シュウ:ルーキーだろうが大ベテランだろうがブッ飛ばしてやるからよ!
或在:その意気やヨシね!!(シュウに向けて突進していく
ナレノニア:【鎖】(既に地表には鎖が撒かれて居る
ナレノニア:(シュウと鋼の試合をただ眺めていたわけじゃない。闇夜の街に暗器を仕込み続けた
ナレノニア:無謀な無策は尊敬できないね或在。(シュウに向かう或在の足を絡め取る鎖
或在:なんと!!?(足が捕まったアル!
ナレノニア:分身を出さないね?何処かに落としてきたのかな?
ナレノニア:相方と分身と三方向に分かれて全員倒すつもりかな…?
シュウ:その意気や良しだが…そう上手くはいかねぇぜ!(【鎖】に足止めされた或在に、龍気纏った拳を突き出し
シュウ:覇龍拳ッ!!(或在にまっすぐに伸びる龍気の龍が飛んで行く
鋼:…(新たな交戦が始まった中、
鋼:(戦地から少し離れ、熔かされ龍気の張りめぐらされたエリアを抜ける
或在:混全帯么九ッ!!(振り下ろした手刀で龍を叩き斬るアル!
ナレノニア:なるほど完璧な作戦だね…(鎖を引っ張って
ナレノニア:不可能な事に目をつぶればね…!(ナレノニアの胸に開いた穴に鎖が引きずり込まれて行く
或在:ぬぁんと!!?(手刀を振り回しながらバランスを崩して転倒
シュウ:てめぇは大抵の無茶は通すだろうが…俺達相手にそう上手く行くかよ!(上空に飛び上がって
ナレノニア:【暗姫封印】…(元々は暗姫開闢用の暗器を闇の武器庫に仕舞うための登録行為。暗姫降臨.裏で穴の空いた今の私なら、或在を引き倒すぐらい強引な強制も可能
シュウ:(転倒した或在に火球の連撃 位置の優位も確保しつつ攻める
或在:良い連携アルな!?(地面に肘打ちして跳ね上がり
鋼:…錬鋼…(静かに呟き、地面に手を付く
或在:ンン〜〜!!純全帯幺九ッ!!(鎖ごと引っ張る脚力で回し蹴り!
或在:(鎖をぶつけて火球を消して、ナレノニアを吹っ飛ばして、空中のシュウと事故チューさせてやるアルね!
ナレノニア:ふっ…(なんだか邪な事を考えてる顔だな。すぐ顔に出るよ或在は。
シュウ:身一つで足掻くじゃねぇか。どこまでやれるか見物だな…!(単なる防戦じゃねぇ…反撃を考えてんな?
ナレノニア:(脚を振り上げた途端に【鎖】が消え失せる。封印で収納しようとしてるからって実物の暗器とは限らないよ?
或在:ぬ!?(振り上げた脚が大きく空振り
鋼:(シュウとの交戦の最中にも、暗姫がフィールドに仕掛けているのを見ていた
或在:ぬあー!!(攻撃後の身体に火球の連撃が襲い掛かる
鋼:(それを…素材として逆用する。
或在:まだっ…まだアル!!(【2】→【1】 身体は焼けるも鎖の拘束は解かれた
シュウ:っは!てめぇも無敵じゃねぇって事を思い知らせてやるよ!
ナレノニア:(或在は強いけど万能じゃない。実体のない飛び道具の連打には回答がない。普段なら即座に距離を詰める一足飛びで終わりだけど、暗器設置済みの私なら接近を阻害して………
鋼:(【暗姫】の武器展開には2種類ある。能力で作り出した物への干渉は不確定だが、実在の武器であれば…
鋼:―――(戦地の地面に、亀裂が奔ったように淡く鈍い光が奔る
或在:全力全開ッ!!(同刻、或在の全身が眩く発光し鋼の光を隠す
鋼:……【筵】!(アスファルトを突き破り、輝く地面から次々と鋼鉄の剣が生え出でる
鋼:(狙いは地上一帯……否!
ナレノニア:(一瞬の発光で地表を照らして私が路上に仕掛けた暗器を判別しようとしている?或在の視力なら可能だけど…違うっ!!?
鋼:(狙いの中心はナレノニア。彼女の周囲の大地が一斉に生え出で、斜めからも突き出るように狙い来る
ナレノニア:錬鋼術師っ!!?
鋼:…(【暗姫】を最速で狩るのが優勝への近道。相方の狙いを愚直に引き継ぐ。
ナレノニア:(最近の新人達は手癖が悪いな。人の愛用する武器を何だと思ってるんだ…
シュウ:何だとっ!?(これだけの規模なのに錬鋼の光が見えな…いや何か光ってたからか!?
ナレノニア:(大抵の攻撃なら地表に巻いた武器を防御に回してたけど…それを材料にされてると手数も減る…か…
ナレノニア:(仕方ない…ここまでか……
ナレノニア:……【暗姫顕現】
鋼:…!
サマンサ:「顕現!?10年選手の暗姫ーナレノニアから聞いたことない新技が!?」
ナレノニア:(鋼…と言ったか? 想定外の戦果だ。 誇っていいよ。
ナレノニア:(新技だなんてサマンサは褒め称えるだろうけど、私にとっては偶然生まれた欠陥技。 コレを出さざる負えない状況まで持ち込まれたんだからね。
ナレノニア:ーーー!(【暗姫降臨・裏】の心臓の穴に【暗姫封印】の要領で、ナレノニアの身体自体が闇に飲み込まれていく
ナレノニア:(避けきれない量の鋼の攻撃は、闇の穴に肉体ごと収納して、受ける事にする。
ナレノニア:【暗姫顕現】…私自身が暗器になる事だよ…
鋼:…!新たな技…
ナレノニア:(闇の穴から顕現する暗器
ナレノニア:「竜破壊の大剣」
シュウ:っは…!マジで引き摺り出されるたぁな!(空中から急降下してきて
サマンサ:「ナレノニア選手が…!?彼女自身が暗器に…!?そ、そ、そして、その大剣を…!!?」
シュウ:(暗姫と成ったナレノニア――「竜破壊の大剣」をキャッチし、
シュウ:(大きくぶん回し、周囲の大量の鉄剣を薙ぎ飛ばしながら急上昇
サマンサ:「パートナーのシュウ選手が装備した!!?」
サマンサ:「タイマン戦闘では絶対に見れない連携用の新技!?ここまで切り札を隠し持っていたのかチームシュウ!!」
鋼:…(周囲に鉄の残骸が散らばる
シュウ:(ま、「切り札」については聞いてたが……こっからは実質アドリブ!
或在:イチャついてるアル!!
シュウ:(10年やってて初披露の【暗姫顕現】が出る事態なんてそうそう無ぇからな…!)は??何だって!?
或在:新技の切れ味!試してやるアルネ!!
シュウ:ちょ、ちょちょっとペアで連携したぐらいでそんな浮ついてる訳ねぇだろ!!(効いてる
或在:(ギラギラに輝いた或在がぶっ飛んできて、
或在:混一色ッ!!(高速両足飛び蹴りアル!!
シュウ:くそっ!来いやカプ厨!(正直俺の剣技は素人に毛が生えた程度だ。だが、剣を握る膂力は十分。それに――
シュウ:(空中での龍気ブーストを前提に動けば――それなりの大立ち回りはできるぜ!
シュウ:おらよっ!!(ブンッと大剣を振り回し、飛び蹴りに克ち合わせる
或在:(足と剣がぶつかり合って、衝突の瞬間激しく光る
或在:へし折れないアルな!?
シュウ:そんなにヤワじゃねぇよコイツは!(身体が橙色の光を纏い、竜破壊の大剣にも伝っていく
或在:なんかそっちも光ってるアル!?(剣を蹴って、上空に飛び上がる!
或在:それならもう一度、勝負アルネ!!(空中でくるくる回って全身が白一色になるほど光を帯びる
シュウ:っは、相変わらず器用に飛んでやがるようだが…!
シュウ:敢えて言わせてもらうぜ!空中戦は俺の本分だってな!
シュウ:(上空の或在に龍気纏った剣を振り上げながら急上昇
鋼:…(例え砕かれようとも再構築して利用できる。それが「錬鋼術」の強み…
鋼:(鉄剣の残骸の中心で、地面に手で触れる
或在:六飜役!(大技!
或在:清一色ッッ!!(脚を突きだして急降下してくる
ナレノニア:「……竜破壊の大剣は、」
ナレノニア:「龍気を纏った分だけ攻撃力をアップさせる。」
ナレノニア:(暗器から聞こえるナレノニアの声
シュウ:――…へぇ!なら……
シュウ:勝ってやんよ!!!(龍気を燦々と纏った大剣を振り翳し、或在の大技と正面衝突
鋼:――錬鋼。(大技同士の激突。ぶつかったその瞬間が狙い時。
或在:破ーーーっ!!!
鋼:…(周囲の鉄剣の残骸が鋼を中心に、一点に集束してゆき――
鋼:――【塔】!(さながら竹が成長するように、細く高い鉄塔が遙か空中へと聳え立ってゆく
シュウ:うおりゃああああ!!!(両足と刃先がぶつかり合い、激しく光を散らす
ナレノニア:…(シュウの持つ刃と或在の大技と正面からぶつかり合う………盤上の策士はどうした?空中機動力で勝つんじゃあなかったのか?
ナレノニア:………(まぁ……嫌いじゃないけどね。そういう熱い所も。
或在:或ッ!!!?
或在:(或在の脚が大剣に破壊される!!
或在:(!!??!?或在の技が正面から!!?
シュウ:(俺の力でコイツが強くなる――…そんなん聞いちまったら……
シュウ:(そりゃあ……勝ちてぇだろ! 俺達で!
或在:やる…アルネ!!
或在:(シュウに笑顔を向けて、
或在:(光に包まれて身体が消えていく【1】→【0】
シュウ:―――っし……!(直後、真下から迫り来る攻撃の気配
シュウ:(クソ、こいつを捌いてる余裕は無ぇか…
鋼:―…【錘】!(聳え立つ鉄塔が針状に伸び、シュウの身体へと迫る
シュウ:(仕方ねぇ、その執念に免じて一撃喰らってやるよ…!
シュウ:っぐ!!(鉄塔がシュウの身体に突き刺さる 【2】→【1】!