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ひとりごと [ナナシ]

ナナシさんが入室しました
ナナシ->(某日未明、何処かの場所
ナナシ->(周囲は一切の暗闇 その中に伏すように倒れる灰色
ナナシ->(周囲には黒の異形達が、身を案ずるように集っている
ナナシ->「、……、、」(ピクリ、と
ナナシ->「………、…」(もぞもぞと起き上がる、黒瞳
ナナシ->「……、皆…?」(周囲の影魔達を見
ナナシ->「…、此処は… ゲートの中か……」(安堵したように、息を吐く
ナナシ->「……。 …大丈夫だよ。私は」(心配そうに見守る周囲に目を遣り
ナナシ->「…だからもうお行き」(す、と手を遣り、うち1体を撫でて
ナナシ->(言葉を合図に、魔物達がぞろぞろと闇に還っていく
ナナシ->「………。」
ナナシ->「……聞こえるか。」(ポツリと
ナナシ->『……、、』
ナナシ->「……オマエに言ってるんだ。”アルト”」
ナナシ->『…、…アスティ、、』
ナナシ->「……如何して門(ココ)に?」
ナナシ->『…そ、それは……何か、良く分からなくなって…』
ナナシ->『…何も無い所に行きたかったんだ……』
ナナシ->「…それは、死という事だな。 皆道連れにして死のうと思ったのか」
ナナシ->『、、そ、そんな、事…っ』
ナナシ->「…残念だったな。彼らは私に手を出さない」
ナナシ->『………、、』
ナナシ->「……良く解らないな」
ナナシ->「…あの様子では、恐らく停止しただろうな。フェンジャンは」
ナナシ->「……オマエの希望通りに。何故自暴自棄になる?」
ナナシ->『――!』(ビクリと
ナナシ->『、見て…、いたの……?』(血の気が引いていくように、呆然と
ナナシ->「意識までシャットアウトしたつもりだったか。…相当落ちてるな、制御能力まで」
ナナシ->「……まぁ、動けはしなかったが」
ナナシ->「…私だけじゃない。 他の全員…当然ケシュイールも見ていた筈だ」
ナナシ->『――、そん、な……、、』
ナナシ->「……皆の前では、献身的な良い子でいたかったのかもしれないが」
ナナシ->「…化けの皮が剥がれたな。完全に」(淡々と
ナナシ->『――……、、……』
ナナシ->『、、……嘘、…ボクは、……』
ナナシ->『…ボクが、、ボクが悪いのっ、!?』
ナナシ->「…さあな。」
ナナシ->『、 だって、、だってアイツが…っ』
ナナシ->「……それも解らないな。如何してフェンジャンなんだ?」
ナナシ->「…流石にオマエまで解っていない訳じゃないだろう」
ナナシ->『……、…そうだね、』
ナナシ->『…知ってるよ。ケシュイールはグローリアに惹かれてる』
ナナシ->『…ボルカノンとフロウラッドは相思相愛だし、』
ナナシ->『ラスとテルマも、お互い信頼し合ってる』
ナナシ->『……アスティ。キミが、フュイユを大事に思ってるって事も』
ナナシ->『……でも、ね、ソレは仕方無いと思ってるんだ』
ナナシ->『だって……ずぅっと一緒だものね、』
ナナシ->『これからも、ずっと……』
ナナシ->「……ようするに、」
ナナシ->「…フェンジャンは籠の外の存在だと。」
ナナシ->「…だから、許せないのか。」
ナナシ->『……そう。』
ナナシ->『…だって、困るじゃない……』
ナナシ->「……」
ナナシ->「…オルタナティブ・ゼロも、じきにそうするつもりだったのか」
ナナシ->『、……』
ナナシ->『…、それ、は……』
ナナシ->「……それとも、」
ナナシ->「…あの子の方を殺す気だったか。」
ナナシ->『、…――』
ナナシ->『…… なん、で 』
ナナシ->「……。そういう奴だな、オマエは。』(溜息混じりに
ナナシ->『、ち、違うよ、……っ!』
ナナシ->『そんな事、、まだ……』
ナナシ->「………」(ふ、と息を吐き
ナナシ->『……、…ぁ…』
ナナシ->「……オマエが、悪い。」
ナナシ->『、』
ナナシ->「……まぁ、私達全員にとって、非常に都合の悪い事をしてくれただけだが」
ナナシ->「……満足の行く結果になったか?」
ナナシ->『、……、それは、、……』
ナナシ->「…協力を、仰げる状態では無くなったな」
ナナシ->「……封印、じきに解けるんだろう」
ナナシ->「……手を打たなければ、順番に死んでいく訳か。 ……」
ナナシ->『……、ッ、…なんで…』
ナナシ->『……どうして、…、独りに、なりたくなかっただけなのに…』
ナナシ->『なんで、全部ボクが悪いの、、? 、ボクの所為なの、?』
ナナシ->「……さあな。」
ナナシ->『ボクは……、結局ヒトリになっちゃうの……?」
ナナシ->『皆から、、見限られて、、見放されて…、 アスティ、キミも、っ』
ナナシ->「……。」
ナナシ->「オマエはどうしようも無い奴だと、私が一番解っている」
ナナシ->『、ッ、 ……』
ナナシ->「感情は縛れない。何もかも、オマエの思い通りにはいかない」
ナナシ->「…だから、言うぞ。私の好きなように」
ナナシ->「…とりあえず生きてみろ。……自分の足で」
ナナシ->「…ナナシや、他の精霊達と同じ位置に立って」
ナナシ->『、………』
ナナシ->『……そんな、、』
ナナシ->『怖い、よ』
ナナシ->『愛される保障もないのに………』
ナナシ->「…馬鹿か。」
ナナシ->『、、』
ナナシ->「…実際手立てが無いだろう。」
ナナシ->「……死にたくないのなら、だが」
ナナシ->『、……、そう、だね』
ナナシ->「…それに…、…安心するんだな。」
ナナシ->『…え?』
ナナシ->「……まあ、足掻かせろ」(立ち上がる
ナナシ->『、……え、何処に行くの?』
ナナシ->「着けば解る。……あまり時間が無いだろう」
ナナシ->「…救いたいひとがいる。協力しろとは言わないが…邪魔を、するなよ」
ナナシ->『、……フュイユ?』
ナナシ->「……着けば解ると言った。」
ナナシ->「…封印の脆い…今が、機会だ」(瞑目、
ナナシ->(位置を把握――…”闇”を手繰り、到達地を固定
ナナシ->(ルート確保―― 目の前に、門を形成
ナナシ->(…さぁ、どの程度負担が来るか……(観音扉を開く 零れる光
ナナシ->(某ビル25F――ガラス張りのコロシアムの中へ
ナナシさんが退室しました

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最終更新:2008年04月28日 08:30