ナナエさんが入室しました
ナナエ->(Ev会議-その翌日
ナナエ->(Evメディカルルームに隣接された仮眠室
ナナエ->(休みたがらないトランを無理やり寝かしつけるため
ナナエ->(トランをベッドに叩き込み
ナナエ->(自分はソファーに座り、トランの安眠を監視・・・している予定だったが
ナナエ->………zzz
ナナエ->(監視しているつもりながら眠ってしまっていた。
ナナエ->(誰がかけたのか。毛布に包まって丸くなるナナエ
リタさんが入室しました
リタ->(自動ドアが静かに開く
リタ->……来たくないって言ったのに……(ぶつぶつぼやきながら入室する細身の女性
リタ->…、……ま、居ないんならいっか。(メディカルルームの静かな白い空間に、ヒールの音を響かせながら歩く
ナナエ->(ソファーですやすやと寝ている赤髪少女
リタ->……エーット、…(何かを探しているのか、周囲に視線を配る
リタ->、(と、ソファで眠る誰かを発見
リタ->ちょっ、、(ちょっと誰か居るんじゃん! と言いかけて止める
ナナエ->(会議に出たときの服のまま、毛布に包まって寝ている少女
リタ->、、……ぁ、この子…
リタ->(思い出す。昨夜の会議で、散々嫌味を浴びせてきた女
リタ->……メンドくさ。さっさと終わらせて出よ…(嘆息。物音を立てないように静かに動き出す
ナナエ->んっ…………………―(ソファーの少女が動き出す
リタ->ぇっと、勝手に触っていいのかな…――(背後の物音を感じ取る
ナナエ->んっ・・・・・・・・・ちょっと、(目を擦りながら起き上がる
ナナエ->トラン、ちゃんと寝てないと駄目じゃない・・・・・・・・・
リタ->……(探し物をする動きを止め、首だけ後ろを振り返る
リタ->居ないよ。(妙にハッキリとした声音で告げる
ナナエ->・・・、・・・・・・、っはぁ。(眠い目擦りながらリタと目が合う
リタ->………。(不機嫌なような無表情のような顔で、トランのデスクの前に立つ女
ナナエ->・・・っはぁ?(嫌そうな顔してリタを見る
ナナエ->っはぁ。 なんでアンタがココにいるわけ?(ソファーから降り、リタの元へ歩く
リタ->…別にィ。入りたくて入ったワケじゃないから(そこに並ぶ膨大な量のラベルを眺め
リタ->ただ、ちょっと頼まれ事。(その中の一つを選び取り抜き取る
ナナエ->っはぁ? 誰によ。探し物?(リタのそばまで歩いてくる
リタ->ピチカさん。(腕に装着されたEE機器を操作、データ転送準備
リタ->(USBを機器に差し込み、ネットワークを介して転送開始
ナナエ->こんなトコに何取りに来たっての?(作業するリタを後ろで眺めながら
リタ->…あの後、シーフォさんとヴァディックさんが模擬戦やって、
リタ->二人ともビックリなくらい全力でやっちゃって。…ま、そのケガ自体はフツーに治せたんだけど、
リタ->データ入力だっけ。処理だっけ。その為になんか、このワケわかんないのが要るんだって(話すうちに転送作業が終了、ネオン光が消える
ナナエ->シーフォとお兄様が?
リタ->うん。…ナンか意気投合してたみたいじゃん。(興味なさげに
ナナエ->それで模擬戦ね。 っはぁ…トレーニングバカばっかりね。(呆れたように
リタ->それでピチカさんに頼まれて取りに来たってワケだから。(作業が終わると機器をぱたんと閉じ
リタ->ベツにジャマしようとかそーゆーんじゃないから。誤解しなくていーよ。(抜き出したものを所定の位置に戻す
ナナエ->っはぁ!?(リタを睨んで
リタ->…(けだるそうに視線を返す
ナナエ->イラつく言い方ね。 別にアンタの事なんか気にしてないけど?
リタ->…そう?(口の端を上げて、眉をひそめて笑う
ナナエ->っはぁ? ぜんっぜん気にしてないっての。
ナナエ->てかジャマとか何の話って感じじゃない? アタシ別にアイツと何ともないし。
リタ->…へー。意外。
ナナエ->っはぁ!?(リタを睨んで
リタ->あんなに取り乱してたのに。
ナナエ->、っはぁ・・・? いつの話よ、
リタ->アタシと、トランクィッロせんせー、が会った時。(笑みを浮かべたまま
ナナエ->―っ、うるっさいわね。(昨日を思い出しながら
ナナエ->別に? 急に知らない新人が入ってきたと思ったら司会役がだんまり決め込むもんだから、
ナナエ->あまりにずさんなアイツの会議進行にイラついただけだけど?
リタ->へー。イラついて涙まで出ちゃったんだ。
ナナエ->っ―!?(驚き、一歩下がる
ナナエ->っはぁ??? いつアタシが泣いてたってのよ、適当言ってんじゃないわよ、、
リタ->オンナはねー、オンナの機微には目ざといよ。
ナナエ->アンタほんっと煩いわね・・・
リタ->昨日のアンタほどは喋ってないと思うケド。
ナナエ->っはぁ? 昨日の仕返しのつもり?
リタ->まさか。ベツに痛めつけよーとか思ってるワケじゃないし。
ナナエ->じゃあ何よ? ちょっと昨日の仕返しにアタシに愛しの『ヘカ君』の話でもしに来たってワケ?
リタ->…そーよ。(あっさり肯定
ナナエ->っはぁ? 別にアタシ、アンタから聞きたい話なんて無いんだけど?
リタ->ナニ言ってんのー。アタシ、アンタの事応援してるんだよ??(笑ったまま
ナナエ->・・・っはぁ?
ナナエ->何を応援するっての? アタシと『ヘカ君』をくっつけるキューピッドにでもなったつもり?
リタ->素直じゃないんだからー(急にニコニコと明るい笑みを浮かべ始め
リタ->あんなにハッキリ取り乱しといて、あんなに真摯に叱っておいて、何とも無いなんて言っちゃうんだもん。
リタ->見てるこっちがじれったくなっちゃうし。
ナナエ->っはぁ!? アタシはアイツがほんっとイラつくから怒鳴ってるだけだけど?
ナナエ->仕事熱心で、自分の身も案じずに人の健康ばっか気にして、
ナナエ->無茶苦茶なスケジュールに、出来るわけない無茶振りな指令入れられても、テキパキこなすし、
ナナエ->あんだけ仕事しかしてないのに、自分に成すべきはまだ足りないとかわっけわかんないこと言うし、
ナナエ->あーいう自己犠牲にした仕事バカを見てるとね。 ほんっとイラつくっての。
リタ->……
リタ->それってノロケじゃん?(表情が急に元に戻る
ナナエ->っは、っはぁ!? アンタ何言ってんの!?
リタ->アタシはアイツのそーゆートコロが好きです、って言ってるよーにしか聞こえないんですケド
ナナエ->アタシはアイツが見てるとイラつくって言ってるの。 アンタ人の話聞いてる?
ナナエ->っはぁ!?
ナナエ->あんな奴の何処を好きになれってのよ。 元彼だからって夢見すぎなんじゃないの?
ナナエ->仕事と治療の事ばっかで他の事はちっとも興味ないし、
ナナエ->どうせアイツは、アタシが何処で何しようが気づかないし興味も無いっての。
リタ->………ふーーーん。(口尖らせて
ナナエ->っはぁ、何よ。
ナナエ->元彼の悪口ばっかり言われてまた不機嫌にでもなったっての?
リタ->まっさかぁ。アタシ、もうヘカ君の事全然好きじゃないし。
ナナエ->………ふーーーん。(やり返す
リタ->…何よソレ。マネしたつもり?
ナナエ->っはぁ? そうだけど?
リタ->っはぁ。何か文句あんの?(マネ返し
ナナエ->別に文句なんか無いっての。 トランクィッロ先生は別にアタシのもんでもないし。
ナナエ->過去アンタと付き合ってようが、今もアンタと想い合ってようがどうだっていいっての。
リタ->だから好きじゃナイって言ってんじゃん。アンタヤッパ気にしてんじゃないの?
ナナエ->ほんっともううるっさいわね・・・
ナナエ->お互いに相手の言う事聞く気も無いし信じる気もないんじゃ、会話成り立たないっての。(リタ見ながら呆れたように
リタ->………それもそーね。確かに。(視線合わせて
ナナエ->それにもし、もしよ。もし万が一ワンチャンス天文学的確立で、アタシがその・・・誰、アイツの事を、す、好きでもね、
リタ->……うん。
ナナエ->元カノのアンタに”オススメ”されると、飽きたオモチャ押し付けられてるみたいで興味失せるっての。(リタを見て笑って
リタ->……ぁー、ホントそーかもね。考えてみれば、キショい。
ナナエ->ほんっとよ。 アンタ今かなり変人よ。
ナナエ->わかったらもうアタシに”ヘカ君”の話しないことね。お互いメリット無いっての。
リタ->そーした方が良さそーね。……ぁーぁ(ズルリと適当な椅子に凭れて
ナナエ->っはぁ? アタシが思い通りに動かなくてがっかりって感じ?
リタ->ま、正直そんなカンジよ。
リタ->何が悲しくて元彼と同じ職場?正直やり辛くってしょーがないんですケド。
ナナエ->何が悲しくて職場の新人の飽きたオモチャを押し付けられなきゃいけないっての。
リタ->絶対あいつ「扱いを考えあぐねてます」みたいな態度してくるし。そーゆートコ本当鬱陶しくて……
リタ->別に飽きたとかじゃないし!(ナナエの言葉に
ナナエ->っはぁ? じゃあなんだったってのよ。
リタ->…終わったモンは終わったの。どうだってイイんでしょ。
ナナエ->そうね。 どうだっていいわ。
ナナエ->アンタも”ヘカ君にアタシの事オススメ”したり、”アタシが泣いてた”とか適当な事言い触らしたりしないでよね。
リタ->はいはい。(投げ遣りに返事
ナナエ->っじゃ。 アタシはもう行くわ。 この部屋にもう用もないしね。
リタ->アタシももう用無いし。(立ち上がり
リタ->ていうか、できる限り、二度と来たくナイんですケドこんな場所。
ナナエ->無理な話ね。 怪我したらすぐブチ込まれるわよ。
リタ->ぅゎっ……(心底嫌そう
リタ->ェ、何ソレ、全部ヘカ君が診るの?ありえなくない?
ナナエ->組織運営の悪口はアタシじゃなくてイクスねーさんに、直接お願いね。
ナナエ->「あの変態を医療室から追い出してください」って頼んでくればいいわ。
リタ->…変態ね……(苦笑して
ナナエ->じゃ。 アタシ、自分の部屋行くから。
リタ->アタシはピチカさんとこ戻るわ。(自動ドアを出、それぞれ別方向に伸びる廊下に立ち
リタ->それじゃーね。(振り返らずに歩き出す
ナナエ->じゃ。 ピチカねーさんには何も言わなくていいから。(自室の方へ歩く
リタ->寝かしつけるハズが自分が寝てたってコトとか?
ナナエ->っはぁ・・・いちいちいちいちほんっとうるっさいわね。
ナナエ->(返答もせずそのまま去っていく
ナナエさんが退室しました
リタ->……ま、ピチカさん何も言わなくてもお節介しそうだケド。
リタ->……ぁーぁ。(両腕伸ばし
リタ->妙なコトしちゃったな。ホントらしくないし。(ぼやきながら歩く
リタ->……でも、アタシ、
リタ->ホントにヘカ君のそーゆートコロが好きだったんだよ。(もう誰もいない後ろを振り返りながら
リタ->……ま、もう、どーでもイイけどね。(再び歩き出す。
リタ->もう男なんかで失敗するの、ゴメンだから。
リタさんが退室しました
最終更新:2011年12月01日 21:40