トランさんが入室しました
トラン->(2月14日 Ev本部 メディカルルーム内――
トラン->(特殊戦闘訓練から一夜明け、負傷者の治療も全て完了している
トラン->(―――が。
トラン->……理論の上では、君の治療は完璧に行われている。(回転椅子に腰掛け、
エグゼさんが入室しました
エグゼ->……、ァ、ァア。……解ってるよ……(同じく椅子に腰掛け、トランと対面し話をしている
エグゼ->あのさ、先生の腕を信じてねェとか、そういうワケじゃねェんだ、(俯きがちに、隠せない不安を抱えた表情で
トラン->…そうだな。解ってるよ。こっちも。
エグゼ->……ただ……
トラン->……ああいった形で、内部干渉を受けるのは初めてだったんだろう? 動揺するのも無理は無い。
エグゼ->……うん…(俯き
トラン->君は自分の射撃の精度に絶対の自信を持っていた。だが、それが狂わされて――…
トラン->……己への信頼そのものが揺らいでいる。……そういった心情か。
エグゼ->……ナンか、先生の方が言葉にすンの上手だよなァ。(はァ、と
トラン->…それは仕事柄だな。…明確にしないと何も出来ない。
トラン->…現状を脱するには、君の身体は全て元通りになっていると、射撃の腕に曇りは無いと、君自身がしっかり認識するしかない。
エグゼ->……射撃訓練室でも行ってくればいーのかな。
トラン->自信は成功体験を重ねる事で身に付く物だからな…それも悪く無いと思う。(笑って
エグゼ->……自信、かァ。
エグゼ->ナンかオレ、毎度3歩進んで自信持って、4歩後戻りしてる気がするなァ…(自嘲気味に
ナナエさんが入室しました
ナナエ->飲み物たかりに来たわよー(入り口から入ってくる少女
ナナエ->(右手にゲーム機を持ち、左手にはマグカップとチョコが一杯入ったバスケットをブラ下げる
エグゼ->、(声にビクッとして振り返る
トラン->…ああ、ナナエか。(慣れた様子で迎える
ナナエ->っはぁ? 先約が居たってワケ?(エグゼ一瞥してトラン睨み
トラン->先日の治療の一環だ。少し話をしていた。
エグゼ->…ァ、ァア。よーッす…、(引き気味に
エクセレンさんが入室しました
エクセレン->随分と今日は客人が多いね?(入り口にいつの間にかいる男
トラン->偶々でしょう。昨日の戦闘訓練もありましたし。(入口に視線遣って
ナナエ->っはぁ。全くだっての。 メディカルルームを何だと思ってるワケ?
エグゼ->…ェ、(見知らぬ誰かに驚きつつ、ナナエ見て
エグゼ->ナナエちゃんはケガかなんか…?
エクセレン->アフターケアというのは非常に重要だよ。誰しも失敗するものなのだから(ツカツカとトランに歩み寄り
ナナエ->っはぁ? アタシが怪我してるように見えるワケ?(言いながらソファーに座って
エクセレン->NoXVI。依頼していたサンプルを回収しにきたのだけれど(にこやかに
ナナエ->(バスケットとマグカップをテーブルに置き、ゲーム機を起動する
トラン->ああ、此処に(立ち上がり、テーブルの上に準備されていたデバイスを手に取り
エクセレン->ご苦労様。助かるよ(手を出す
トラン->(エクセレンに近づき手渡す
エグゼ->……。(椅子の上でなんとなしに縮こまる
エクセレン->(受け取り、トランを見てニコリ、と
エグゼ->じゃ、まァオレそろそろ行くよ。(立ち上がって
トラン->…、(いつもの生真面目な表情のまま
エグゼ->先生の言った通り…ちょっと訓練してくる。ちゃンと感覚に自信が持てるよーにさ。
エクセレン->(エグゼの方を見遣り、何かニコニコとしてる
トラン->ああ。気を付けてな。(そんなエグゼに
エグゼ->…ン、?(ニコニコするエクセレンを不思議そうに見てる
エクセレン->先の模擬戦のデータから動きを見せてもらったよ、XVIII。
エグゼ->…、ェ、ァ、 ハイ。(唐突な発言にキョトンと
エクセレン->総合成績から見れば”消極的”だったけれど、僕は高く評価するよ(歩み寄り
エクセレン->戦場ではそんなタイプが生き残り、勝つものだからね。
エグゼ->…ァ、ありがとうございます…。
エクセレン->いやだな、同じNoホルダーだろう? 畏まらなくても(微笑み
エグゼ->ッへ?
トラン->……あぁ、そうか。知らなかったのか。(その様子見て
ナナエ->っはぁ? こんなウザったい奴もナンバーズなワケ?(ゲームしながら
トラン->……彼は EE=X=Λ。γチーム所属のナンバーホルダーだ。
エクセレン->まぁ前線には立ってないからね。君たちには頭が上がらないよ。
エクセレン->ともあれ、よろしく。エクセレンと呼んでくれれば良いよ。
ナナエ->っはぁ? 呼ぶワケないじゃない。(エクセレン睨み
エグゼ->は、ハイ。ヨロシクお願いしまッへ!?(ナナエに驚く
エクセレン->はは、まぁ好きにしてくれたらいいよ
ナナエ->アタシはナナエよ。 コレで自己紹介は終了ね。(ゲーム機に視線戻し
エクセレン->ともあれ、先の戦闘データを分析して、僕なりの調整や改定案は検討してある、興味があるならγ支部のラボで待ってるよ
エクセレン->お世辞じゃないよ? これは建設的な現実案だ(エグゼの肩に手を置き、微笑む
エグゼ->、、(妙に褒められて困惑中
ナナエ->っはぁ? よくもまあそんなウザったいセリフが次々と出てくるわねぇ?(エクセレン睨み
エクセレン->君も一緒だよ、NoVII。僕の案でなら例の模擬戦で最終戦まで君を残せる自信がある。
ナナエ->っはぁ!?(エクセレン睨み
ナナエ->何アンタ、アタシに喧嘩売ってるワケ?
エクセレン->売ってないよ? ただ改善案の持ち込みはしてるかな(ニコりと
ナナエ->っはぁ…? そういう態度がイラつくンだけど?(エクセレン睨み
トラン->……(あー、そういう言い方は逆に神経を、(二人を困った様子で見てる
エクセレン->まぁそう言わず、勝ちたい時に勝つための組織があり、僕が居るわけだからね。
エクセレン->いい感じに利用してくれたらと思ってるよ。それが幸福的かつ合理的だからね(エグゼのモノアイに微笑み
エグゼ->、ン
ナナエ->あぁそう! アンタの力なんか一生借りないっての…(睨み続け
エグゼ->…(な、ナンか、、気まずい……
エクセレン->重力の誤差修正。プラス、0.0009ってところかな>エグゼ
エグゼ->、
エクセレン->光学系オンリーなら問題無いけど、陽電子や荷電粒子系扱うなら訓練室で調整してみたらどうかな。
ナナエ->っはぁ? じゃあとっとと訓練室でも何でも行けばいいじゃない。
エクセレン->それで君の生存確率が1%でも上がるなら、試す価値があるというものだよ(ナナエに微笑み
エグゼ->ッ、は、ハイ!
エグゼ->アドバイスありがとーございますッ! 調整してきますッ!(言うとさっさと背を向けて
エグゼ->(自動扉の外へ
エグゼさんが退室しました
ナナエ->嫌よ。 アンタの言う事なんか絶対聞かないっての。(ゲームしながら
トラン->……(この空気に耐えられなかったか……(しみじみと
エクセレン->それじゃ、残りの件も追って連絡するよ、NoXVI(扉の方へ
トラン->ああ。頼みます。(エクセレンに
エクセレン->(二人にニコリと笑みを残し、部屋を後にする
エクセレンさんが退室しました
エクセレンさんが入室しました
エクセレン->( ―――議事録 『Ev団体模擬戦について』
エクセレン->(γオフィスにて報告書に目を通すEvナンバーの一人
エクセレン->(手元の電話端末を弄り、誰かへと連絡を取る
エクセレン->お疲れ様、No.Xだよ。 そう、例の議事の件なんだけど――
エクセレン->いや、書きなおすって訳じゃなくて――――
エクセレン->――――定量的な値が欲しいんだけど、電子分析班に―――
エクセレン->――OK。それじゃあCCにNo.XVIを付けてくれるかい?
エクセレン->ああ、ああ。判った。追って連絡するよ(通信を切る
エクセレン->(端末を叩き、「XVI」へ通信を掛ける
エクセレン->ああ、僕だよ、No.XVI。さっきはありがとう(通信機を耳元にセットして
エクセレン->(手元の電子テーブルに指を滑らし、ファイルを展開していく
エクセレン->取り込み中かい? 可能なら一つ頼まれて欲しいんだけど(喋りながら電子データを展開、整理していく
エクセレン->今から先の模擬戦のデータを送る。内容は各位の戦闘アルゴリズム、ダメージリザルト、内面パラメータの変化etcetc
エクセレン->(電子机を指でなぞると大きな封筒が生成され、次々と掘り込んでいく
エクセレン->目的としてはフォーメーションを考えていてね。統計グラフに纏めつつ心理学的なところも欲しんだけど
エクセレン->まとめるの手伝ってくれるかな?(最後のデータをまとめて
エクセレン->例の、ナノマシンって奴の解析にも使えると思うんだ。個人要素さえ判ればって話だろう?(そのデータを放り込む
エクセレン->優先度は高いけど、最優先はメンバーのケアで頼むよ。それじゃ(通信を切る
エクセレン->(端末を操作し、別件を片付けていく
エクセレン->――(ものの数分であらかた片付ける
エクセレン->さて、(机を押し、椅子ごと後退しつつクルリと回る
エクセレン->(携帯端末を取り出し、弄り始める
イクスさんが入室しました
エクセレン->そろそろ来る頃かと思っていたよ(椅子ごと背を向けたまま携帯端末を弄っている
イクス->告知した覚えはないけれど。
エクセレン->(くるりと回り
エクセレン->それで、妙案は思いついた?(指先が触れた先から机が光り、電子ボードに
イクス->先に貴方の提案を聞いてからね。
エクセレン->OK、かけてくれるかい?(席を目配りし
エクセレン->(グラフやドキュメントデータがホログラムとして出力されていく
イクス->(席へ座る
エクセレン->前回草案で話した内容だけど、改めて話そうか(ボードを操作すると、イクスの眼下にドキュメントが展開される
エクセレン->( 議事『組織体制変更と、支援供給システムの改善について』
エクセレン->結論から言うと、今の縦割り組織を見直そうって話だよ
エクセレン->ポウフェナ戦線の結果と、先のメディカルルームで発生した襲撃の結果を見ると、どうしても後手対応でね。
エクセレン->それにイレギュラーケースも発生してる(EE=IV=Dolceの戦闘ログ、EE=XVI=Tranquilloの分析ログを表示していく
エクセレン->そこで組織体制を組み替えて、柔軟に対応できるようにしたい訳だよ。
エクセレン->(αβγのタグが付いた数字記号は表示される
エクセレン->幾つか案はあるけど、最有力はαβを混合分割して、それぞれにγチームを割り振るイメージだね。
エクセレン->(αとβのタグがついた数字記号がシャッフルされ、いくつかの小グループが形成される
エクセレン->(そこにγタグの数字記号がいくつかバラバラに配分されていく
エクセレン->どうだい? 大分現実的な落とし所だと考えているんだけど
イクス->チーム編成にメスを入れてどうしようというわけ。
イクス->二十二憐星燈や逃げ出した素体を相手取るこの混戦期に支持系統を悪戯に変更するのは良いプランとは思えないけど。
エクセレン->杞憂の一つではある認識だよ。
エクセレン->これを(ドキュメントが展開され――大砲のような武器が表示される
エクセレン->EE=キャノンバスター。君も知っての通りウチの新製品だよ。
エクセレン->通称ラインバレル。メルトキャノンを想定して作った似非品
エクセレン->こいつが例の襲撃者に奪われてる。同時に、これはウチの部門の技術で無いと防げない。
エクセレン->あとはα開発のバトルスーツも捕られてる。性能概要はウチでもわかるけど、内部構造と言われると判らない。
エクセレン->あとは、これかな(ドキュメントを展開 表示される情報の節々に抗魔金属の文字が
イクス->抗魔金属…まさかコレも奪われた武器に入っているのかしら。
エクセレン->さぁ、寧ろこれを隠蔽開発している方が問題だね。
エクセレン->一番開発が進んでるのはβ開発だよ。これが実用段階に入っていれば、ポウフェナ戦線の結果を変えることができた。
エクセレン->まぁ。過去の事は過去の事。これからの事が大事なんだよ
エクセレン->今後の組織の方向性を考えた時、内部で手を隠さないで、手を取り合うべきなんじゃないかな?
イクス->研究チーム同士が情報開示を行わずに競い合う体制にはもう限界が来たと言いたいのかしら。
エクセレン->次のステップだと言い表したいね。
エクセレン->組織、なんだろう? ならより合理的な仕組みへと更改していくべきだ。
エクセレン->ナンバーズリーダーの意見としてはどうかな?
イクス->研究チーム同士の情報公開の場を設けるのは賛成ね。
イクス->しかし、強制的に統合するのはどうかと思うわ。
イクス->かえって彼らのモチベーションや技術レベルを下げる要因にも繋がりかねない。
エクセレン->はは、なるほど。そういう子供もいるもんねぇ(ニコリと
エクセレン->そしたらもう少し落とし所をずらそうか。
エクセレン->んー、ナンバーズのチーム編成だけ組み替えるというのは?
イクス->どのように。
エクセレン->具体的な構成かい? それは今検討中だね。
エクセレン->あくまで方向性としてオーソライズしないと、
エクセレン->僕一人で進めるのが、組織じゃないだろう?(ニコっと
イクス->貴方が問題にしているのは研究チーム同士の技術秘匿と、
イクス->技術共有公開化が進んでいない事による作業の進捗遅延と、ダブルワーキングの時間浪費、
イクス->それら研究チームの問題に着目しているように見えるけれど。
エクセレン->確かに。僕の視野は技術開発面に偏っている節はあるね。
イクス->それらの問題を解決したいのであれば、研究チームへ情報公開を働きかける―いや、
イクス->α、β、γ、それぞれの研究を発表する場を与え、その場の結果で表彰式と発表後の情報交換の場を設ける。
イクス->その形を取るだけで、彼らの競争意識とプライドを傷付けず、モチベーションをより上げる事が出来るはずよ。
イクス->技術秘匿や情報公開も一時的に解消し、定例化すればより高い精度で情報共有を行えるわ。
エクセレン->なるほど。一理あるね(フム、と
エクセレン->僕が引っかかるのは、スパン次第といっても独自開発に走るという根本的な要因が解決できないこと。
エクセレン->あとは時間と費用対効果が見合ってないんじゃないかな。
エクセレン->もう一つ疑問なのは、現状チーム構成で例の戦線と同じ状況になってイイ成績が取れるのかっていうところかな?
エクセレン->どうだい、現場の意見としては。 今のチーム構成のうち何処かが、例の襲撃者と衝突したとして、もし相性が悪かったら……なんてリスクが無いかい?
エクセレン->……リスクばかりあげてしまったね。メリットを並べようか
エクセレン->(イクス眼下にドキュメント展開。共同開発による新開発や、メンバーのチーム育成等が羅列されている
エクセレン->現場を見ると保守的になるのは察するけれど、その腰を上げるメリットが明確に見えないと難しいといったところなのかな?
イクス->そうではないわ。
ナナエ->っはぁー・・・ウザったい連中だったわ・・・
トラン->……お前、あんまり焦らせるなよ。(ふぅ、と息吐いて
ナナエ->っはぁ? アタシがアンタになんかしたっての?(トラン睨み
トラン->…まー、お前はそれがいつも通りだな。(諦めたように
トラン->――ん、(端末に通信反応
トラン->――X。如何しました?(通信用のマイクに
トラン->……(ナナエをチラ見して
トラン->――いいえ。用件は何でしょう?
ナナエ->っはぁ。 どんだけよ・・・(ゲーム機プレイを続行する
トラン->――(モニタを操作 受信したデータが次々と表示されていく
ナナエ->(バスケットの中から袋チョコクッキー取り出し
ナナエ->(開けて食べ始める
トラン->了解しました。協力します。(膨大な量のデータを全て受信し終え
ナナエ->(バスケットの中から板チョコ取り出し
ナナエ->(開けて食べる
トラン->――(ピ、と
トラン->(先程のデータをモニタ一面に表示し、
トラン->(椅子を回転させ席を立つ
トラン->悪いな。(ナナエの傍に寄り、バスケットからチョコクッキーを一つ拝借しながら
ナナエ->(トランの手からクッキーを叩き落とす
ナナエ->っはぁ? 何勝手に食べようとしてるワケ?
トラン->……へぇ? なら、一人バレンタイン?(皮肉っぽく笑って
ナナエ->っはぁ? 勝手に貰おうとする奴に言われたかないわよ(トラン見上げて
トラン->…ぁーぁ。せっかく飲み物の一つでも入れてやろうと思ったのに。(肩竦めて
ナナエ->っはぁ? 入れてもらうに決まってるでしょ?(トランへマグカップぶん投げる
トラン->、(パシッとキャッチ
トラン->それが人に物を頼む時の態度か?
ナナエ->何よ、いつになくつっかかってくるじゃない?(トラン睨み
トラン->偶にはお前に合わせてみようかと思ってな。(マグカップテーブルに置いて
トラン->ま、そんな調子なら良いさ。こっちも仕事があるしな。(言って自分のデスクに戻る
ナナエ->っはぁ・・・?
ナナエ->っはぁ・・・?
ナナエ->っはぁ・・・? ちょっと・・・それで、おしまい?(歯切れ悪く
トラン->そこに居る分には構わない。(カチ、カチ、と
ナナエ->っはぁ・・・?
トラン->………。(カチ、 カチ、
ナナエ->ちょっと・・・早く注ぎなさいよ・・・(マグカップ持ち上げ
トラン->仕事がある、と言った筈だが。(カチ、カチ、
ナナエ->っはぁ? 知ってるわよ、
トラン->……このパラメータは、(わざとらしく呟きながら
ナナエ->っはぁ? すっごい忙しそうねー・・・
ナナエ->アタシのお茶酌みなんかしてらんないって感じー?
トラン->折角最初の一杯くらい恵んでやろうかと思ったのに。(カチ、カチ、
ナナエ->ユリエから貰ったクッキーがそんなに食べたかったワケ?
トラン->はぁ?(ナナエの方向いて
トラン->……ぁー、何だ、そういう事。(再びモニタに向き直る
ナナエ->っはぁ!? 何勝手に納得してんのよ!(再び向き直った背に叫ぶ
トラン->お前態度がぐっちゃぐちゃだな、(吐き捨てるように言い
ナナエ->・・・・・・・・っはぁ!? アタシが!?(叫び問う
トラン->お前以外に誰が居るんだよ(カチ、
ナナエ->何勝手にイラついてんのよ、アタシに文句があんならちゃんと言いなさいっての!
トラン->……お前だってイラついてんじゃないのか。(カチ、 カチ、
ナナエ->えぇイラついてますとも! すっげぇイラついてるっての!
トラン->そうだな。 俺もだ。
ナナエ->っはぁ? いつも冷静なせんせーが今日はずいぶん突っかかってくるじゃない?
ナナエ->いったい何にイラついてんのかハッキリ言いなさいよっ!
トラン->…嫌だね。(カチ、 カチ、
ナナエ->っはぁ・・・?
ナナエ->何よ、
ナナエ->何よ・・・
ナナエ->、アタシが居るのがそんなに嫌なワケ・・・?
トラン->そんな事言ってないだろ。居る分には構わない。(カチ、
ナナエ->っはぁ・・・? でも居るからイラついてんでしょ?
トラン->……どうだろうな。(言葉少なにモニタを見つめ続け
ナナエ->なによ…
トラン->……(カチ、カチ、
トラン->お前だって、俺にイラついてるんなら…(カチ、
トラン->如何してこんな場所に足繁く通ってる?(カチ、
トラン->如何してイラつく俺の前に姿をあらわす?(カチ、
トラン->……聞きたい事が多いのはこっちの方だ。(クルリと椅子を回転させ
トラン->――答えてくれよ。ナナエ。(ナナエの目を見て、問う
ナナエ->んっ・・・(潤んだ目でトランを睨み
ナナエ->っはぁ!? きゅ、急にこっち向いてんじゃないっての!(手で目を拭って視線を逸らす
トラン->、………(黙ったまま
ナナエ->何よっ、飲み物たかりに来たって最初に言ったじゃない・・・(視線を逸らしたまま
ナナエ->そしたらアンタが・・・その、断るから・・・変な事になってるんでしょ・・・
トラン->飲み物たかる為だけに、休憩室でもなく、イラつく相手の陣地みたいな場所へ。
トラン->だとしたら相当変人だな、お前。(笑って
ナナエ->っはぁ? べ、別にいいでしょ何処で飲んだって!
トラン->そうだな(モニタに向き直り
トラン->だったら好きにすればいい。イラつかれる言われは無いけどな。
トラン->(それだけ言うと作業を再開(カチ、
ナナエ->っはぁーーーーーーー・・・・・・・(大きくため息を吐き
ナナエ->(マグカップ手に持ち立ち上がる
ナナエ->(勝手にお湯の元まで歩き
ナナエ->(棚を開け必要なものを奪い去り
トラン->……(一連を横目に見ながらカチカチと
ナナエ->(全て勝手に使ってホットアップルを作る
ナナエ->・・・・・・・
ナナエ->(トランのデスクまで近づき
トラン->……(素知らぬ顔でモニタを見ている
ナナエ->(ドンッ!と音を立てマグカップをデスクに置く
トラン->、!
ナナエ->(パーカーのポケットからなにやら取り出し
ナナエ->(マグカップの中に投げ入れると
ナナエ->(紅いホットアップルが赤茶色に変色し、甘い香りが立ち込める
トラン->……………、(唖然としてそれを眺める
ナナエ->ソレ。 アンタにやるから。(ぶっきらぼうに短く言うと
ナナエ->じゃあね。(出口へ向き、歩き出す
トラン->…………(その背を目で追い
トラン->…… 強情。(最後に背に投げかける。
ナナエ->(ゲーム機もユリエからもらったバスケットも置きっ放しのまま
ナナエ->(部屋から出て行く
ナナエさんが退室しました
トラン->………(部屋に残る甘味、彼女の好きなモノ、立ち込める甘酸っぱい匂い
トラン->………(残されたカップに手を伸ばし
トラン->……ちょっと、意地張り過ぎたか……
トラン->(その中身を眺める。単なる綺麗な紅では済まない色を持ったソレ
トラン->(――あるいは、それこそが彼女の形なのか。
トラン->……
トラン->(そっと口を付け、少しずつ、嚥下していく
トラン->―――(いつもの彼には似つかわしくない。熱さもある。
トラン->(だが、全て飲み干してしまわなければ。
トラン->(一気に中身を空にすると、手にある容器に視線を落とす
トラン->……甘いだけじゃ、無い。 か。
トランさんが退室しました
最終更新:2012年02月17日 19:33