イザさんが入室しました
イザ->(ここは戦禍の街の中。
イザ->(ビッグタワー、屋上。シドリーでもっとも高い建築物で、その発展の象徴とされてきた。――が。
イザ->(今は根元からぽっきりと折れてしまい、惨めな瓦礫の一部と化してしまった。
イザ->(それでも流石に大きな建物。斜めに傾き、半ば地面に埋まるようにしていても、それなりの高さを保っている。
イザ->(そこから街を、見下ろすように俯瞰し―――
イザ->……彼女も、こういう景色が見たかったんでしょうね。(独り言をつぶやく。
ヴィラルさんが入室しました
ヴィラル->そうだねぇ。スポットには出来合いだったろうに。
ヴィラル->(一切の予知も予見も無く、イザの隣で座る男。
イザ->おや。(は、と隣を見て
ヴィラル->(最初から居たかのように、傾いた建物に合わせて座り、頬杖を付いている
ヴィラル->それも暫くお預けか。まいったね、いい夜景に招待すると約束してたんだけど(俯瞰しつつ
イザ->ああ、デートの約束がポシャッちゃいましたか。残念でしたねぇ
イザ->折角天気も良くて、いい月が出てるのに。
ヴィラル->ホントに、困っちゃうよね。一度機嫌を損ねたら、まるで取り繕ってくれなくて(肩を竦めて
ヴィラル->彼女の作るミートパイ欲しさに、各地のスイーツを貢ぐはめになる(軽く跳び上がるように立ち上がり
イザ->それは…日取りが悪かったですね。ご愁傷様でした。
ヴィラル->いやいや、これはこれで連れてきても良いかも知れないけどね(イザの方に近付き
イザ->へぇ、マジですか。廃墟マニアですか?
ヴィラル->どちらかというと人間讃歌かな。
ヴィラル->君に伝えてもって話にはなるけど。可能限、一般市民は逃させてもらったよ。
ヴィラル->凍結に植物に爆破によくやったもんだ。久々に骨が折れたよ(ハンドポケットのままイザの前に
イザ->…ゎー、すごいですね。でもしがない一般市民の僕に言われても、褒めるくらいしかできませんよ(しらじらしく
ヴィラル->そうかい? 【二十二憐星燈】<ゴールデンドーン> の一員なんだろ?(首を傾げ
イザ->まあ、そうですけど。
ヴィラル->ストレートな憶測だとEV壊滅を狙って、って感じなんだけど 被害がちょっとでかいなぁ、って
イザ->まぁ、皆さんそれぞれ好きなようにやってますからね。僕の知ったこっちゃありません。(夜風を受けながら
ヴィラル->ありゃ、そういう感じか、なら仕方無いね(くだけた笑いを浮かべる
イザ->それで、一般市民を助ける善人のあなたは、僕に何か用ですか?
ヴィラル->いやぁ、良いよ。責任を放棄してるなら、何言っても無意味だしねぇ(背中を向け、再び傾いた屋上で座る
イザ->いやー、物騒な組織ですよねぇ。(他人事のように。
ヴィラル->面白いとは思うんだけどね、衝突ってのは新しいものを生み出す(時折光が奔る戦場を見下ろし
イザ->へぇ、結構悪趣味なんですね。
ヴィラル->そうかい? 柳流考古学の受け売りなんだけど、やっぱり付け焼刃じゃ駄目かな。
イザ->ヤナギ流……まあ、ヴァースらしいといえば、らしいかな。(皮肉気に笑って
ヴィラル->そういう意味で言えば、この世界の神様とやらも、とんだ悪趣味だ(ハハ、と
イザ->全くです。(遠くの街で、ビーム状に伸びる光
イザ->この世界、神様からして脳筋なんですよねー……(ぼやくように
ヴィラル->神様だって、所詮は神様だろ? 色んなタイプがいるさ。
ヴィラル->……邪魔したね。今度は君の口にあう焼き菓子でも持参するよ。
イザ->いえ。お構いなく。(笑って
ヴィラル->ん、そうかい(シニカルに微笑み 次の瞬間には消えている
ヴィラルさんが退室しました
イザ->……。(神様でも色々いるならば。人間などはもっと雑多で、とても区分する事はできないのだろう
イザ->面倒ですよねぇ…(自嘲気味に
チハルさんが入室しました
チハル->、 、、、(瓦礫の一部がガシャ、と崩れ、中から誰かが這い出てくる
チハル->ぅぐっ…………(這う這うの体のリーマン風スーツ男
イザ->おやおや。(それを見
イザ->ヒイラギチハルさんじゃないですか。こんな所で何してるんです?(手も貸さず見守る
イクスさんが入室しました
チハル->ほ、本当に………とんだ災難だっぴょん………(ぐったりと
イクス->(イザに突っ込んでくる無人バイク
イザ->おやおや、大丈夫ですか?超しんどそうですけど(はねられ身体がぐしゃっと
チハル->っぇ?(目の前で轢死
イクス->(チハルの首に鞭が巻き付けられ背後に引っ張られる
チハル->っっっぐは、、、、、(なすがまま
イクス->(遠方で鞭を引き寄せるライダースーツの女性
チハル->、っげほ、、おいおいいきなり―――…ん、?(引き寄せられ、顔を上げる
イクス->(チハルの体を引っ張り上げイクスの後ろに落とす
イザ->(轢かれぐっしゃぐしゃに。服のあちこちから黄緑色の肉がはみ出る
チハル->っへ(わけもわからぬまま
イクス->誰だか知らないけど巻き込まれぬ前に逃げなさい。
イクス->(振り向かず後ろに伝える。 チハルには聞き覚えのある声
チハル->ぇ、、ぁ?ぃゃー……?(突然の出来事に何がなんだか
イクス->誰だか知らないけどココにいると不幸になるわよ。
チハル->ぇ、、ぇ?ぇ? いや、俺だって好きでココに居た訳じゃぁ……
イクス->なら避難なさい。 誰だか知らないけど、こんな戦場で死なせるわけにはいかないわ。
チハル->……ん、?(怪訝そうに
チハル->君、もしかしたらどこかであった事が……?
イクス->(バチンッと頬を鞭で引っぱたく
チハル->っぐは!
イクス->誰だか知らないけど同じ事を二回言わせる無能は嫌いよ。
イクス->避難なさい。 誰だか知らないけど、貴方にも家族が居るでしょう。
チハル->――……家族、?(額押さえて
イクス->居ないわけじゃなあないでしょう。
チハル->ん、、んー?……まぁ、多分……(いまいち煮え切らない返事
イクス->(バチンッと頬を鞭で引っぱたく
チハル->ぅぐぁっ!!
チハル->、、……(頬押さえてよたっと
イクス->避難なさい。 早く。
チハル->……は、はひ…。
チハル->(よろよろとどっかに行く
チハルさんが退室しました
イザ->いやー、どうしようもない人ですね。(平然と見送っている
イクス->(イザから視線を離さずも距離を保つ
イザ->それで、あのー、いきなり人の事轢くとか酷くないですか?(薄笑いでイクスを見る
イクス->貴方を人だと思った事はないけれど。
イザ->それ本当に酷くないですか?傷付きますよ。
イクス->隊員の報告では貴方は傷つかないと聞いているのだけれど。
イザ->マジレスですか?凹みますよ。
イクス->このぐらいでへこむのなら苦労しないで済むわね。
イザ->ハートはガラスでできてるんです。あんまり苛めないでくださいよ。
イクス->無敵スライム唯一の突破法は精神攻撃かしら。
イクス->(粉塵を巻き上げ鞭を手元に引き寄せる
イザ->……さぁ。多分どうにかすれば死ぬんじゃないですか?(ゆるゆるとイクスから離れながら
イクス->死ぬのが怖いのかしら。
イザ->貴方に殺されるのは癪ですね。
イクス->貴方、私ごときに殺されちゃうほどなのかしら。
イザ->貴方に殺されるかはわかりませんけど…
イザ->貴方のお兄さんには殺されちゃうほどですね。
イクス->何を言っているの。
イクス->私の兄に殺される…? 貴方が?
イザ->ええ。さっきなんかフラフラしてましたけど。
イザ->あの人マジチートなんですよね。一応こっちのメンバーなんですけど。
イクス->何を言っているの貴方は。
イクス->誰か人違いをしているのではなくて。
イザ->あれ、信じられませんか?
イクス->何を。
イザ->全てが信じられない、って風に見えますね。
イクス->貴方は信じてないわ。
イザ->意味の無い嘘を吐くような嘘吐きじゃありませんよ。(笑って
イクス->軽んじるべきではない。と考えているわ。
イザ->ま、この事を貴方に伝えちゃうのは、意味の無い事ですけどね。……
イザ->いやー、因果ですよねぇ。血を分けたきょうだい同士が敵。(両手広げて、若干芝居じみた口調で
イクス->狙ってそうしてるのかしら。
イザ->いやぁ、別に僕がスカウトしてる訳じゃないんで。
イザ->……只、ああ、そうだな(一人納得したように
イザ->……そういう運命なのかもしれないですよ。
イザ->(運命。そんなものを全く信じていないような男が口にするその二文字。
イクス->じゃあ貴方はどんな運命をたどるつもりなのかしら。
イザ->んー……、願望というか、予測ですけど。
イザ->誰も愛さず、誰にも愛されない。(肩竦めて笑って
イザ->なぁんて。 参考までに聞きたいんですけど、あなたは如何です?
イクス->運命かしら。
イザ->はい。
イクス->貴方達に倒される運命だけは無いわね。
イザ->なるほど。(笑って
イクス->組織として訊くけど。
イザ->はい。答えられるものなら答えますよ。
イクス->貴方達にとって今回の戦線は勝ちかしら。負けかしら。
イザ->負けでしょうね。(あっさりと
イザ->本来の目的を果たせなかったメンバーが恐らく、大半です。(他人事のように呟く。大破壊を俯瞰しながら
イクス->そう。
イザ->はい。良かったですね?
イクス->―――(それには答えない。
イザ->どうしました?(首を傾げて聞き直す
イクス->答えることじゃないわ。
イザ->残念ですね。僕も組織として、訊いておこうかなって思ったんですけど。
イザ->――(ガラ、と瓦礫の崩れる音
イザ->ん、(ふと視線を
チハルさんが入室しました
チハル->(コソコソと様子を窺っている
イザ->ぁ、チハルさんだ。
イクス->(サッと額に手を当てる―脳内NAVI№ナインの通信機能
イザ->何がしたいんでしょうかね。妹さんが気になるんですかね。(チハルの様子に気付かないフリしながら
戦闘ヘリさんが入室しました
戦闘ヘリ->バリバリバリバリ(爆音鳴らせ飛んでくる戦闘ヘリ
イクス->(鞭を振るいチハルの首に引っ掛ける
チハル->―― っはぁ!?(あっという間にブン巻かれ
チハル->―――ぇ、何だ、ぇ、 俺、…!?
戦闘ヘリ->ガラガラガラガラ(ヘリからハシゴが下ろされる
チハル->―――(ヘリを視界に収め
イザ->わあ。
チハル->(………俺、誘拐される?
イザ->――、これ、は、……(何やら少し戸惑ったような
イザ->……来ちゃうんじゃ、ないですかね?(言い、イクスやらチハルやらから離れていく
イクス->(ハシゴに飛び乗り
チハル->ちょ、ちょ、ちょままま!待ってくれ! 誤解だー! 俺は犯罪者じゃ、
チハル->な ぁ い ッ(ぶわ、と
イクス->え―――(何か悪寒を感じる
チハル->(チハルの未からナニカが広がる 取り込まれるように梯子が、ヘリが、中の人間が、
チハル->―――んだじょ~~~~~っ!!(一瞬にして砂塵と化す
イクス->なんですって…(砂塵となったハシゴから離れる
チハル->(――周囲の建物跡も一部巻き込みデタラメに だが不思議と、己とイクスは残したまま
イザ->…うわ、やっぱたまったもんじゃないですよ。
戦闘ヘリ->(砂塵となって消える
戦闘ヘリさんが退室しました
イザ->全くもう!それどうにかしてくださいね!(こちらも一目散 本当にヤバイと解っているからか
イザさんが退室しました
チハル->――…ふぅ、びっくりしたなぁ。
イクス->(チハルに背を向け鞭を手元に戻す
チハル->…って!(イクスの背見てビクッと
チハル->な、ななななんだぁ? 俺が一体何をしたって言うんだ…!?
イクス->魔人だったのね。貴方。
イクス->(背を向けたまま話す
チハル->――、ぇ?ああ?(ぽかんと
チハル->ぇ、ぃゃ、俺にはそんな力は無かったよ……。
イクス->じゃああの梯子やヘリはなんだっていうの。
チハル->ぇ?どこでも起こってるだろ? 最近物騒だしなぁ。
イクス->知らないふりかしら。
チハル->お陰でさっきもビルの崩壊に巻き込まれてぇ。散々だぞ俺
イクス->貴方達二十二憐星燈が起こしてるのでしょ。(強い口調で問う
チハル->ぇ? 二十二憐星燈? ……俺が?(ポカンと
イクス->違うのかしら。
チハル->な、何言ってんだよお姉さん。二十二憐星燈って言ったらあの、街とか襲う物騒な組織だろ?
イクス->ええ、そうよ。
チハル->どうして俺があれの一員になるんだ?
チハル->むしろアイツ等、なんか俺の仕事探しの邪魔ばっかするし……(ブツブツと
イクス->貴方は今、避難すべきよ。
チハル->……まぁ、確かに、…そうだなぁ。(周囲を見渡す。破壊され尽くした街々。
イクス->仕事を探してなんて居る場合じゃないわ。
チハル->…さもありなん。
チハル->…あの子も避難してるかなぁ(いまいち煮え切らない様子で
イクス->貴方も避難しなさい。
イクス->守りたい人がいるなら尚更ね。
チハル->……、なぁ、
チハル->おまえさんは非難しなくていいのか?
イクス->するわよ。 貴方がした後にね。
チハル->ソレって避難しない人のセリフだと思うけどなぁ…ったた、(フラッと立ち上がって
イクス->歩けるかしら。
チハル->ぁあ。大丈夫だよ。(崩壊したビルから出てきただけあって汚れているし、スーツはほつれているが
チハル->…ぅーん、なんだか思い出すなぁ。(ふらふら歩き出しながら
イクス->帰れるかしら。
チハル->まあ、歩けるしなぁ。
チハル->…なんかさ、前にもシドリーで襲撃、ってのがあっただろ?
イクス->えぇ。
チハル->その時も助けて貰ったんだよなぁ。……シルク色の髪の女の子に。
チハル->なんかさぁ、そん時の事思い出しちまったよ。
イクス->私にも、
イクス->助けて貰いたいのかしら。
チハル->ん、今、助けてくれてるんじゃないのか?
チハル->ま、、まさかさっきみたいに誘拐とかするつもりじゃぁ…、、、!(ガタガタブワッ
イクス->もう誘拐なんてしないわよ。
チハル->ん、、そ、そうか。(何かが収まった気配
イクス->ちゃんと家まで帰れるかしら。
チハル->ああ。……嫌、この様子じゃぁ、どうなんだろうな…(見渡し
イクス->独りで帰れないのなら。
イクス->義務として手伝ってあげないことも無いわ。
チハル->ぃゃぁ、家が残ってるかわからんなぁ、……と思って。
チハル->俺、こういう時てきめん運が悪いんだよなぁ……
イクス->(サッと額に手を当てる―脳内NAVI№ナインの通信機能
イクス->(遠方より荒々しい路地を荒々しい運転で
イクス->(チハルとイクスの間に現れる黒塗りオープンカー
チハル->―――っな ?
イクス->(くるっと振り向き運転席に座る
イクス->乗りなさい。
チハル->……い、いいのかい?
イクス->路頭に迷った人を家まで送るのも仕事の一部なのよ。
イクス->別に特別な事じゃないわ。
チハル->……ゎ、解った。(高そうなオープンカーにビビリつつも
チハル->(助手席のドアを恐る恐る開け、イクスの隣に座る
チハル->……、(ちらり、と横目で顔を伺う
イクス->―(前を向いたままチハルに視線を合わせようとしない
チハル->――なぁ、
チハル->…やっぱり俺達、どこかで会った事があるんじゃないか?
イクス->(無言でアクセルを踏む―急加速するオープンカー
チハル->…ぁ、いや、ぁの、口説いてるとかそういうんじゃなくてな、(まあ正直好みのタイプではあるが…ってそんな話じゃないんだ が
チハル->――…(加速に言葉を遮られる
イクス->(質問には答えず街を爆走する
チハル->――、じ、自宅前までお願いしまぁす!(オープンカー故、風に思いっきり煽られる
チハルさんが退室しました
イクスさんが退室しました
最終更新:2012年03月13日 22:56